2010年12月21日火曜日

タイヨウマン17ヶ月になりました。~雪の森を散歩~

昨日はスコーミッシュにも雪が降りました。
朝起きて窓の外をみると真っ白でした。
いつものことだけど、雪景色は心がスーってする。
”あっ~、雪ダ”ってなんだか嬉しい。

PMSなのかな?最近ちょっとメンタル不調で、ひとりで森に入りたい気分でした。
だから今日は思いつきで、太陽が好きなソリをもってシャノンフォールズに行きました。
��ただいまカメラ修理中につき写真がなくてごめんなさい。)

わたしの中では、シャノンフォールズは神社みたいなものなんです。
なぜかというと、シャノンフォールズは、スコーミッシュを象徴する魔女岩の森から流れ出る滝ですからね。
水には龍が宿っていると言うでしょ?そういうことを感じる滝なのです。

滝を見ながら、1年前に太陽を連れてきて、森に挨拶したなあなんて思いだして。
今回も、滝を通して、わたしたちを生かしてくれている大きな存在に、ーそれがまさに滝であり、森であり、雨であるのだけどー、”ここまで無事成長しました”って挨拶してきました。

”成長しましたありがとうございます”と、ぶつぶつとつぶやいているうちに、未来はあーしたいこーしたいのでそのためにも今日がんばります 家内安全 交通安全 うんぬんかんぬん なんて始まっちゃって。

そしたら、”今ここにいることへの感謝で十分じゃないか。未来じゃなくて、今なんだよ”っていう声が内側から響いてきてハッとしました。

そうだよ~、”今元気です。ありがとう!”それだけでいいって気づけました。

こうやって振り返ってみると、行くべくして行ったんだなあなんて思えてきました。
”思いつき”って、自分にしかわからない、なにか(=キラメキ)があるんだよね。おもしろいね。

さて、タイヨウマンですが、最近、自己主張がはじまりました。
自分がやりたいことができるまで、のけぞる、泣く、怒る そういう時期のようです。
それで、うまくいかないと私に八つ当たりするんだなー。
戸惑うこともあるけれど、そういう時期そういう時期と思うようにしています。
わたしに当たるってのが、甘えの裏返しですよね~♪それもまたかわいい。

こないだはちょっとおもしろいことがありました。
わたしが山に滑りにいってるスキに、ゆうじは太陽をエルゴにいれて、またしてもMTBにまたがりアリスレイクまで連れて行ったのです!(もうっ!)
ほぼフラットとはいえ、MTB用のトレイルは砂利道でガタガタクネクネしてるし、ながーいログはあるしで、いわいるサイクリングとは別物なのです。

だもんで、昼過ぎに私がアリスレイクまで行って、太陽をピックアップして車で帰ることにしたのですが、MTBで去って行くゆうじをみて、タイヨウマンが思いがけない行動に!

泣きながら、”ボクも父ちゃんの背中に乗る!!!置いてかないで!”とちっちゃい足でゆうじの後ろ姿を追っかけていくのです。
今までは、さんざん母ちゃん母ちゃんだったのに、私のことは無視ですよ!
そのあと、”母ちゃんなんか、母ちゃんなんか、もうバカっ!”とでも言いたげに、私の手を振り払ってゆうじをおっかけていく姿にしんみり感動。

成長してるな~。 なおかつ、ゆうじDNAしっかり受け継いでるな~。
って感心しました。

あとは、手先が器用になってきました。
コンタクトケースのフタをしめたり、スプーンやスコップをつかったりできるようになりました。

あいかわらず、わたしのマネをよくします。よく見てます。
今日は、小さなスコップで雪かきの手伝いをしてくれましたよ♪

なかでも、太陽はホウキがけが好き!
なので、クリスマスプレゼントはホウキにしました。
お手伝いしてくれるし一石二鳥で、我ながら名案!と思ってるんですが、どうでしょう~?

これからも、いわいるおもちゃではなく、長くつかえるホンモノのツールをいっこづつプレゼントしたいなと思ってます。
来年はシャベルかな?!

2010年12月16日木曜日

Finally,,, midwifery comes to Squamish!!

ペンバートン to スコーミッシュにお住まいのみなさま

ついに!!
スコーミッシュホスピタルがミッドワイフの受け入れを許可しました!

お産の選択肢が広がりました!

ほんとに嬉しい~~~!

すでに活躍中の1人ミッドワイフさんがいますが、2011年に新たに2人増えるそうです。

次は自宅出産も可能だねっ!

2010年12月13日月曜日

No title

「子供へのまなざし」という本を読んでいます。
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今まで読んだ中で、5本の指に入るほど、素晴らしい本に出会ってしまいました!!

著者は児童精神医学者の佐々木正美さんという方で、
乳幼児期の子供の在り方、受容の大切さ、人と自分を信頼する力、移り行く時代と社会問題、、、
内容はそんな感じなのですが、書かれてあるこがとにかく深いんです。

印象的だった、「喜びと悲しみの感情」のくだりをちょっとだけ紹介したいと思います。

「喜びと悲しみという感情は表裏一体になったひとつの感情です。
 ささいなことで大きく喜べることは、ささいなことで悲しめるのです。
 これはとても大事なことだと思うのです。

 ですが、現代人は「喜び」と「悲しみ」の感情をどんどん失いつつあるようなのです。
 喜びと悲しみの感情を失うと、人間は自然と、「怒り」の感情をとても強くしていくのです。
 「嬉しい」という表現は、「うれしい」以上に表すことは難しいですが、
 「怒る」という表現は、「頭にくる」「腹が立つ」「キレる」「むかつく」「超むかつく」と語彙が増えていくばかりです。」

という様なことが書いてありました。(子供のまなざしより引用。これくらいならいいですかね??)

的を得ていますよね。。。

自分のティーネジャーの時(冷めてたな~。世の中に対して怒りだらけだったし。)を振り返ってみて、ギクっ!っとしました。
そーゆー言葉使ってることあるし。。。

言葉は言霊、生きていますから、自分から発するものは美しい言葉だけにした方がよいです。
みんながきれいな言葉、ーたとえ怒りや批評の表現でもー、で話しだしたら、世の中変わりますよ!
これは、自分への戒めでもありますが。

喜びと悲しみの感情を自然に育てるには、どうやら幼少時に親が子供をたくさん受け止めることがとても大切なことらしいのです。
それと、友達と遊ぶことがとても大切と。
あと、喜びや悲しみをもってもいいと、社会が受け止めてくれることも大事ですよね。

親として読んでいたつもりだったのに、
読んでいくうちに、自分の幼少の時の悲しかったこと、嬉しかったことが思い起こされ、忘れていたちいさな想いがどんどんあふれてきました。
わたしは親になったけど、もちろん子でもあったから、本に書かれていることが両方の立場としてすごく胸に響きました。

子供って、出来事をこーゆーふうに胸に溜めていくんだよ~。
親って、子供のことを考えているつもりが、いつのまにか自分のためになっちゃってたりするんだよね。 って。

うまくいえないけど、いい子を育てるにはこうした方がいいとか、そういう類いの本じゃないんです。
育児書という枠を越えて、読んでいるだけで、インナーチャイルドが癒されるというか、心の深いところにそっとプレゼントを置いてくれる一冊です。

この本をテーマにいくつか記事を書こうと思ってますんでまた次回!

子供へのまなざし ~ちっちゃいしあわせみっけ!~

ウォルドフスクールのクリスマスフェアにいってきました。

最近日本からやってきた、もうすぐ2歳になるゆめかと一緒に。
しほちゃん、まもちゃん、りさも来た。

みーんなウィスラーからの友達なのだが、いまはスコーミッシュに住んでる。
うれしいなあ~。

そんなに長居するつもりじゃなかったけど、結局3時間ちかく居てしまった。

さあてと、キッズ達もいっぱい遊んだし、そろそろ帰ろうか~。
と、外にでると、太陽とユメカは待ってましたと言わんばかりにアスレチックジムのほうにトコトコ歩いていく。

木でできた立派なアスレチックジムは、先生の手作りだそうだ。
角という角は全部削られている。根気のいる作業だっただろうな。

そのジムを囲むように、丸太の杭が地面に打ち付けられてる。
リサに手をひかれたユメカが、杭のうえをちいさな足でいっぽいっぽ歩く。

誰からともなく、うんていをしはじめた。

わたしより若いのにみんなできないんだよ~ 
え、わたし? よくぞ聞いてくれたね。わたしはできたよ~ えっへん。
足の使い方がコツね~。
なーんて ちょっと嬉しい~。

そんなみんなのやりとりをみて、太陽がキャキャキャと笑う。
わかってるのかなあ~?

こぶりだった雨が、音をたててジャケットにあたるようになった。

ユメカはまだ、ゆっくりゆっくり丸太の上を歩いている。
雨なんてこれっぽっちも気にしないで。

一周するまで見届けてあげたい。みんなそんな気持ちだっと思う。

やがてユメカはりさに手をひかれて無事丸太を一周した。

よおし、これで心おきなく家に帰れるぞ~。

ばいばーい みんな!

ちっちゃいしあわせってこういうことだね~。
ありがとう ちっちゃい人たち♪


写真なくてごめんなさい。
とりあえずこれだけですが、これ今日つくりました。キャンドルホルダーです。
アニスがいい香りです。

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P.S. 昨日紹介した本にはあんまり関係ないようであるような、、、一日でした。

2010年12月9日木曜日

ガイアシンフォニー 第七番

ガイアシンフォニーの最新作ガイアシンフォニー 第七番が上映されています。

今回のテーマは自然治癒力、それも地球そのものの自己治癒力がテーマだそう。

ウェブサイトから引用します。
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今、母なる星GAIAは悪性の肺炎に苦しんでいます。
過激化する天候異変は、自らの力で病を癒そうとするGAIAの巨大な自然治癒力の現れです。
そして、私達人類は、そのGAIAの心を荷う存在です。
「第七番」では「GAIAの自然治癒力」の健やかな発現を願って、GAIA本来の「心」とはなにか、その「心」に寄り添うために、私達人類は今、なにに気付き、なにを捨て、なにを取り戻すべきか、を問いたいと思います。
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このような映画が存在し、また目にすることができること とてもありがたいですね。

ガイアシンフォニーの撮影地に、しばしばブリティッシュコロンビア州がでてきます。

それだけ、ここは自然が豊かで、
地球の真ん中に繋がりやすい場所なのだと思います。

そんな土地で暮らせることこと 

そんなチョイスができたこと

運命の巡り合わせ 

ありがとうを忘れずにいよう。

2010年12月7日火曜日

No title

先日ひとつ年を重ねました。

自分の中では恒例の、バースデーラン今年もいってきました。

バースデーラン?
なんのこっちゃの人もいるでしょうが、わたし、レッキとしたスノーボーダーなのです。
スノーボード(スノボーって言っちゃだめですよ!)のホームゲレンデはウィスラーブラッコム。
もう8シーズン目になりますか。
スノーボードは一応、わたしの一番得意なスポーツであります。

いつも誕生日に一緒に滑ってくれている、ニャンコさんが今年もお相手してくれました。
ニャンコさんは、シングルの時から飲み、滑り、ウィスラーで遊んだ仲間です。
その後、お互い結婚し、出産し、ウィスラーからスコーミッシュに移住。
同じような軌跡をたどって今はお互いママになりました。

同じ境遇だから、お互い、こうやって山にあがれる日がどんなにスペシャルか!ってわかってます。
もう、リフトにのりながら気持ちが前にでちゃってる感じ(笑)

初滑りとは思えない、男勝りのニャンさんの滑りに刺激をうけて、わたしも集中!
おかげさまで、pushされて楽しく滑って参りました。
久しぶりの雪、スピード、風、青空、気持よかった!

ほどよく疲れてわたしは1時頃山をあがることにしたのですが、ニャンさんは「じゃあ、ハーフパイプいこうかな」などとおっしゃいます。
初滑りとは思えないコメント。
ウィスラー友のみなさん、ママとなってもニャンさん健在ですよ~~。

すっごくリフレッシュできた~~!
年々、どこそこが痛いなどといって、保守的なダラダラ滑りになってきてますが、いやいやまだまだ!
と、思わせてくれたニャンさん、ありがとう。

身内話ですいませんが、ゆうじくんも、このあいだたかしくん、イチローくん、タカ君という往年のメンバーで滑ってきてからテンションあがりっぱなしです。

山を通して繋がった友達と今もプッシュ&メローしながら、共に楽しめることって幸せなことだと改めて思いました。
遊びをとおして、わたしたちを育ててくれてるお山の懐にも感謝感謝。

ありがとう!

そうそう、毎年12月2日は快晴なんです。
今年も冬の青空が気持よかった!

今年はいい加減テケテケワンフットから脱出したい。
まだまだ向上心もっていきましょ~!
Keep on riding!

2010年12月2日木曜日

お手軽 朝食手ごねパンつくり

今朝は6時に起きました(起こされました)

朝から太陽が粘土であそびだしたので、どうせ捏ねるならパン作ったらいいんじゃん?と思い、ウォルドフスクールをまねて朝食用ののパンを作ってみました。

朝から朝食用のパンをつくるなんて手間がかかりそう~ と思いますよね?
それが、ちょー簡単 & 太陽も一緒に遊べるのでなお良しです。

ブレッドマシーンでも失敗するわたしがいうんだからほんとです。

太陽と一緒に生地を作ったら、
��0分温かいところにおいて発酵。
そのあいだに、洗濯物なんかたたんじゃったらあっというま。

そしてお次ぎは20分焼く。
それじゃー洗い物も片付けちゃえ。

そうこうしてるうちに ほおら おいしいパンのできあがり~
��時半から取りかかって、9時にできました。(生地づくりで30分くらい遊んでるんで)

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あついうちにバターをのっけて、フーフーして召し上がれ~♪



【簡単朝食パンの作り方】

もしやってみようと思う方がいたら、何の工夫もなくただ手順の通りにやればできますよ~。ただ、tea spoon と table spoonをお間違えなく!(実は間違えたけど、できました!)

1. 以下のものを用意する

温水       1cup(250ml cupを使用)
イースト     1tsp
砂糖/メープル  1tbsp
スペルとフラワー 1/4 cup

ちゃぶ台
こどもいす
ふきん

材料をまぜる。あたたかいところに20分~1時間おいておく。
※こんな風に最初にイーストを混ぜるのは初めてだったけど、ちゃんとイーストが発動しましたよ。

2. オリーブオイル/バター 2tbsp
塩           1tsp

を加えてまぜる。

3.小麦粉 2cup をまぜて、乾かない程度に足し粉をしていく。もうまざらなくなったら、捏ねはじめる。

4.最低10分以上こねる。成形したらトレイにのせ温かいところに 10-20分おいておく。チビッコ出動!一緒に捏ねよう。

5. 350Fで15-20分焼く。

【チビッコと一緒に】

1. 手を洗う。

2.生地をちょっとあげて、子供の目の前でお母さんが生地をこねる。そのときパンの歌(勝手に作曲) を歌ってみる。そのうち見よう見まねで遊びだすので、自由にしておく。捏ねるというか、さわって遊んでるだけだけどよし。

3.あそびながら、いすに座ることを覚えてもらう。

4.手をあらって焼き上がるのをまつ。
 洗濯物たたむのを手伝って(散らかして?)もらう。
 パンを待てなかったらおせんべでも与えてみる。

5.焼きたてを一緒にフーフーしてたべる。

朝から一緒に遊んだ!っていう気がしてよかったです。
ウォルドフスクールでは、この作業を毎回やっています。

いい朝だったな~。
また気が向いたらやってみようと思います。

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2010年11月29日月曜日

冬のはじまり 心と体のおおそうじ。

Benefitを使って、マッサージをうけにウィスラーにいってきました。

いままで何人かマッサージをうけてみたけど、相性がよいみたいでウィスラーのColleenのマッサージが一番好きです。

今年はラニーニャだとかで、この日は今年一番の大雪でした。
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久しぶりの生理と、突然の大雪に体がびっくりしていたのか、なんだか漠然と調子が悪い。
それも体の左半分が。

マッサージはもちろん気持よくて、とろけてしまいそうだった。
寝そうで寝ない きもちのいいところを ずっといったりきたりして、一瞬おちたような気もしたけど、それが一瞬だったのか、長い間だったのかわからないみたいにー、時間の感覚を失った。 

何度かColleenはレイキを使っていた。
ああ、レイキだ。気持ちいいなあ。
エネルギーを感じながら、意識がまたふわりふわりと遠のいていく。

��時間のセッションが終わって、”レイキ使ってたね。わたしもやるんだよ。”といったら、まるでそれもわかっていたように、”あなたの体、レイキによく反応していたわね”と言われた。
エネルギーヒーリングは人と人を言葉を越えて繋げてくれる。わたしの好きなところ。

さっきまでひきずっていた左側の頭痛もすっかりなくなって、リフレッシュ!
と思っていたら、ここからがすごかった。

ビレッジの中をウロウロしているあいだに、顔の左がサイナスになったみたいにズキズキしはじめた。
気がついたら顔中が吹き出ものだらけ。
胃もゴロゴロして、ゲップがよく出る。
なんか、毒素が詰まっているみたいな感じだった。

その後、友達の家でうたたねして起きたら、今度は目がなかなか開かなかった。
知らず知らずに溜め込んだ目の疲れが一気に吹き出したみたいだった。
左の足の付け根も、骨がずれているみたいにズキズキする。

体中が乾いていて、潤いを求めていた。

あー、浄化反応だ。
体が、毒を出そうとしているんだー。

体だけじゃなかった。
うたたねした時も、その夜も、立て続けに悪夢をみた。
もうどんな夢だったか忘れてしまったけど、心にもだいぶ溜め込んでいたみたいだ。

ばいばい。
ごめんね、わたしのなかに溜め込みすぎちゃったね。

そうだね、ここのころわたしらしくなかったよ~。
じぶんの一番気持ちいいところ ーじぶんのまんなかー に いることが少なかったかもしれない。

それは、パートナーとのささいなケンカだったり、意見の食い違いだったり、周りの目を気にする自分だったり、運動不足だったり、そういうなんだかモンモンとする気持ちを育児のせいにしていたからかもしれない。

調子の悪さは、とことん左側に現れてくる。
体の左側が象徴しているのは、家族。

これは体から心へ、わたしへのメッセージだね。

ひょえーーー。太陽ごめん。
ゆうじごめん。わたしごめん。
そして、みんなありがとう。ありがとう! だいすき!

変に力がかかりすぎて軌道からずれてしまっていた遠心力を、まんなかに、まあるく戻ってくるようにColleenは治してくれたような気がする。
たまたま時間ができて、たまたまウィスラーにいくからと思って予約したけど、Colleenに会ったのは必然だったんだな~。

ぜんぶの出来事は必然におこっているってことに、もういっかい気づけてよかった。

不思議だね、月や太陽や空や星の、自然のリズムに気がつくようになると、こういうシンクロがやってくる。
そういえば、新しい人とシンクロ的に繋がったりもした!
このあいだの嵐が、しばらく眠っていた星のかけらを目覚めさせてくれたみたいだ。

マッサージのあとは、お肌の調子もよくなったし、頭もすっきり~。
余分なものをブルブルふるいおとして、身も心も軽くなった!

でも、まだ体は浄化中みたいで、体のあちこちがモゾモゾしている。
レイキをお供に、このヒーリングプロセス、楽しみます。

こちらは大雪が降り、シーズンインしました。
マッサージの翌日、初滑りにいったのだけど、久しぶりの山や自然の大きさを体で感じた。懐かしく、そして嬉しかった!
気持ちが自然にまんなかに戻ってくる。

心も体も、シーズンの出だしは好調だあ~。

よい冬になりそうです!
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2010年11月25日木曜日

布オムツあれこれ

興味の無い人にはなんのこっちゃの話題です。
最近おめでた報告が立て続き♪、「布おむつどう?」という会話をしたのでかいてみよーと思います。
何かの参考になれば幸いです。

注:おしっこだとかうんちだとかでてくるんで食事中の方にはオススメできません。

モデルケース:かまた家 男児

使用歴:1年4ヶ月

布おむつ使用頻度:60~70%

紙おむつ使用頻度:夜、長時間外出、夫の日(10hours/week)、「なんとなく今回は紙でいいかあ」の気分(once/week)

勝手に布おむつレビュー:

1.ファジーバンズなどの海外製一体式布おむつ ★☆☆☆☆
  使っている人には申し訳ないが、わたしにとってこの布スタイルは邪道。
  6セット買って使ったけど、イマイチだな。もう買わない

2.日本のスタンダード布おむつ ポリカバー+輪のおむつ ★★★☆☆ 3.5
  飽きもこず、慣れてしまえば全然ラクチン。
  ただ、ポリカバーが蒸れて苦しそうなのと、皮膚がすれて赤くなってしまうのでカバーの素材がもうすこし快適だといいなと望むけれど、漏れない&便利と考えるとしょうがないかと妥協。よって★3.5。洗うとベルクロが取れるので縫い直さないといけないです。


3.ウールソーカー(毛糸のパンツ)★★☆☆☆
  残念ながらわたくしは馴染めなかった。
  上手に使えばよいのかもしれないけど。買うのに躊躇するお値段なので、作ってみたけど、漏れるし洗えないしで んー良さがよくわからなかった。ズボラ向きではないようだ。(使っている方、どうやって使うといいか教えてください!)
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4.布カバー+輪のおむつ ★★★★☆
 近所のリサイクルショップに18枚セットで15ドルで置いてあった。Babykinsというメーカーのもの。
 ファジーバンズの後、布オムツライフに未来をみいだせなかったのでだめもとで購入。
 これがヒット!布なのでおしっこしたらすぐに分かり、しかもびしょびしょになるほどは濡れない。
 洗濯にも強い。夏は家の中ではこれ一丁で解き放っておける。
 布カバーなんで、ちゃんと気にしてないとズボンが濡れてしまうけど、逆にいえばどれくらいでおしっこするか感覚でわかるようになるのでよい!ある意味トレパンもかねている。全サイズ対応。
★5つあげてもいいんだけど、冬に着込んでいる時に使うと手間なのと、かさばって持ち運びには不便なので★4つ。ま、仕方ないかな。
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万人向けかと言われるとわかりませんが、わたしのハートはがっちりつかまれました。

ただいま2と4を状況にあわせてヘビロテ中です。

聞かれちゃいないが、勝手に答える。布オムツ勝手にFAQにつづきます!

布おむつ あれこれ 勝手にFAQ編

さて、聞かれてないけど、、、

布オムツ かってにFAQ

やたら長くなってしまいました~。
こういう人もいるんだな~となんかの参考になれば幸いです。

布おむつ面倒じゃないですか?;
 そんなことありませんよ~。ズボラなわたしでもやってますから。
 なんせ、ウンチのあとの処理が楽でよいです。紙だとうんちが残るでしょ。わたしはそれが嫌でねえ。
 洗濯が大変と思われがちですが、別に大丈夫です。
 洗濯後、取り込んでリビングにどさっと山積みしておくと、子供がなんとなくたたむのを手伝ってくれたりして良いです。

洗濯はどうしましょうか?
 新生児の時は、バケツを2つ用意し、おしっこ用とうんち用にわけていました。おしっこ用はそのままどんどん放り込み、うんち用は水をはって洗剤か重層をいれてつけ置きにしていました。重層+tea tree oilも試したけど、量をまちがえたのか化学反応?なのかすごい臭いになったのでやめました。
 今は、うんちをトイレに流せるようになったので、バケツはひとつです。全部放り込んでます。

始めるならどの時期がよいですか?
 新生児の時は、四六時中おしっことうんちをしているので布がしんどくなる時もあったな~。
 そういう時期は紙おむつでやってました。
 新生児のときは布の折り方を工夫しないといけないのと2枚使いになるので洗濯も多かったですが、1歳くらいになると一枚で事足りるので楽になってきます。

 どの時期から始めるかについては、わたしは新生児の時から無理のない範囲でやっておくといいんじゃないかと思います。
 洗濯も最初のうちからやってれば、そういうもんだと体が覚えてくれるので、特に大変には感
じません。
 しんどくなったら紙にすればいいし、またやる気になったらすぐ戻って来れる距離に布おむつがあるのがいいと思います。
 
おむつライナーはいりますか?
 一応持ってますが、使ったことありません。結局ウンチのついた紙を処理しないといけないのが嫌で(ゴミになるし)、無い方が楽でした。

おしりふきはどうしてますか?
 最初の方は使っていましたが、今はほとんど使っていません。(
 普段は、布おむつを交換する際に、ざーっと水洗いして、そのおむつで拭いちゃっています。
 衛生的に言ったらNGなのかもしれないけど、、、、。なんせズボラなんで、、、。

 新生児の時は、便がゆるくてくっついたり、かぶれやすかったりするので、毎回しっかりきれいにしてあげないとです。私は、おむつと一緒にお湯が入った水筒とボウルを置いておき、いらない布を小さく切ったものを浸しておしりふきにしていた時期もありました。でも、その頃は市販のおしりふきも使ってたな。

オムツはずしが早いといいますが?
 これは、子供にもよりますし、ご両親にもよるので一概に布だからとはいえない気がします。
 我が家の場合、おすわりできるようになってから、おまるにすわらせたり、「はい、おしっこちーだよ」と試していたからかどうかはわかりませんが、うんちはおこさま便座(大人の便座にはめるやつ)に座って用が足せるようになりました。めちゃくちゃ楽です。
 おしっこはまだ全然やってませんが、どの時間帯に多いとか、そういうことはだいたい把握しています。

布と紙どちらがエコ&経済的でしょうか?
 おそらく布の方が経済的かつエコだと思われます。
 環境問題については、布の洗濯が、、、という意見もありますが、あの大きなゴミが土に戻るまでには果てしない時間がかかると思います。土地の疲労は相当でしょう~。(個人的には、布の光熱費と紙のゴミの問題を比較することはナンセンスだと思います)
ちなみに、洗濯しておひさまに干すと黄ばみが消えます。おひさまの殺菌パワーはすごいです。

 布と紙のお財布事情でいえば、布の方がだいーぶ経済的だと思われます。 

これから布オムツを始めようとする方へ一言(ずいぶん偉そうだな)

 えーそうですね、気負わない&こだわりすぎないのが楽しい布ライフのコツかと思います。
 オーガニックコットンのおむつとかいろいろありますけど、高いし、普通の綿の輪のおむつで十分じゃないでしょうか?
 一度ルーティーンができてくるとクセになります。やみつきです。
 「今日は疲れたから紙にしよう」とかって思うことはほとんどありません。楽しいですよ~~! 

夜の月、朝の太陽 嵐のあと

昨日は嵐でした。

吹き荒れる風で庭のゲートは倒れ、垣根は歪み、細い樹々は折れて道路に散々と横たわっていた。

夜になっても風は全くおさまらず、「停電になりそうだなー。」なんて思っていたら案の定、停電になった。

おっと~、キャンドル、キャンドル。

棚に飾っておいたキャンドル、こういう時に役に立つもんだな。
まもなく大家さんが「大丈夫?キャンドルとマッチはある?」と様子をみにきてくれた。

ひとりだったらちょっと焦ったかもしれないけど、きのうはゆうじがいたから落ち着いていた。
風がごうごう巻く中、キャンドルの灯りを頼りに、カセットコンロでお湯を沸かした。
「今夜は復活しないかもしれないねー」なんていいながら、寝袋に包まる。

風が窓に体当たりして、ガタガタと揺れる。
窓の外は真っ暗。でも、月灯りのおかげでだいたい見えた。

満月の光、明るいなあ~。おかげで家の中もなんとなく見えるよ。
おつきさまありがとう~ 

そのあと電気は復旧したけど、思いかけないキャンドルナイトがとても心地よかったので
「このままにしよう」とキャンドルを灯したままゆっくり過ごした。

月をみるのは久しぶり。
少しずつだけど、月や朝日や風や空を感じる日が増えてきた。
そうすると、内なる力、ハートの奥がムクムクと元気になってくるのを感じる。
だからかな、わたしのお月さまも戻ってきたよ。

わたしは以前に比べて、だいぶ地に足がついたと思う。
スピリチュアルな知識や情報を前よりも今は必要としなくなった。

掃除、洗濯、料理に育児。その繰り返しが、私の心を強くしているみたいだ。
ああ、腰が据わってきたな。と感じてる。
そうしてたら不思議なことに、前に恐れていたことのいくつか(例えば火とか)を、知らないうちに克服していた。

これは、スコーミッシュは”岩の町”だからかもしれない。
着実にしっかりと。そういうメッセージをビシビシ感じる。
きっと、土台を作ることを学んでるだと思う。。
物質的にも、精神的にも。
��そのかわり影を潜めてしまった要素もあるけれど。今はちょっと眠ってるだけ、そのうち、ベストなタイミングで起きてくるさ~と思ってます。)

土台とか着実とかって、わたしの苦手なテーマだから、人生のうちにちゃんとやっておかなくちゃと思ってありがたく向き合っておこう~。
そこちゃんと強くして、またいつか次のテーマがやってくるのを楽しみしよう。
��と言ってしまうあたり、苦手意識があるんだよね~。えへへ。まー焦らずだな~。)

今朝は、風もなく穏やかな朝だった。
このところ、朝がやってくるのが遅い。
太陽が山々を越えて、ようやく光を運んでくるころにはもう8時をまわっている。

夏のようなさわやかで強い朝ではなくて、
暗い中、手をこすりながらやかんに火をつけて、
お茶を飲みだした頃にようやくじわじわと朝がやってくる。

さりげない朝だけど、
嵐のあとだから、まぶしくみえました。

太陽と月、朝と夜 

おひさまと月のパワーはすごい。
嵐のあとは、おひさまと月の、当たり前に巡ってくるサイクルが新鮮に感じられました。

2010年11月22日月曜日

日本の自給自足率

輸出入品に対して一切関税をかけないTPPという連盟に日本が加入するかどうかニュースになっています。

経済のしくみなどの詳しいことは頭の良い方にお任せしますが、輸出入品の関税撤廃で何が問題視されているかというと、

日本の食料自給率が 現在の40%から なんと 14% まで落ちると見込まれているそうです。

なぜ??

わたしの足りないおつむで理解するところによると(ウンチク参照)、

現状は国産の農作物を守るため米やこんにゃくなどにものすごい高い関税(700%とか)がかけられているのですが、それが0%になるということは、つまり

外国からの農作物が輸入が大幅に増える = 耕地面積の違う海外の大規模農業に日本の農家はたちうちできない = 日本の農家の衰退の一途

農業従事者の高齢化もあり、TPPが導入されたら食料自給率14%はリアルでしょうね。
自給率の低下の背景には、お米以外の穀物をたくさん消費するようになった日本人の食文化の変化もあるようですよ。

経済効果だとかGDPだとかよくわからんのだが(こーゆーのもいかんのだろうね)、

「衣・食・住」 は人間の基本。
まあ「衣」は、国産じゃなくてもいいかもしれない。
「住」は、労働力と消費の関係はほぼ国産だろう。

でも、「食」から国産がなくなるってことは一大事!

その土地で取れた作物を食すことこそ、人間の体に一番適していて、そして環境にもベスト これは真実です。
食のサイクルと切り離された生活がますます加速すると、悪意のない無知により、人々の暮らしは地球のリズムから切り離され、果ては地球自体が悲惨な方向へと繋がっていくでしょうよ。
人々の健康 = 地球の行く末 ですよ!

真実に背いた政策は、取り返しのつかない歪みをつくってしまうと私は思う。
��最近、人間は防腐剤をたくさん摂取しているので、死後なかなか土に還らないと聞いたことがある。)

いやいやいやいや。
ないっしょ~。

ちなみに、カナダの食料自給率は150%(先進国では1位)で、エネルギー自給率もほぼ100%(タールサンドの問題はあるけど)だそうだ。
まあ日本人ほど、過去100年でカナダ人が食べているものが変化してないこともあるだろう。
でも、これは日本とは逆に国土が広く、大規模農業も可能で、人口が少ないからであり、今後人口が増加加速するので、もうすでに食料自給率の低下が懸念されているそうだ。
といっても、スーパーに並んでる野菜はほとんどカナダ国外から来ているような気がするのだけど。。。

カナダのむこう50年の食料自給率&輸入が増えた時のデメリット簡単に説明してくれてるビデオ↓


Hellmann’s - It’s Time for Real from CRUSH on Vimeo.



実際さ、タマネギにしてもLocal産とアメリカ産で価格が倍以上違ってしまうと、主婦は悩みますよやっぱり。
なるべくなるべく生産地が近いところを選ぶことや、趣味菜園が少しでも役にたっている(鎌田家には役立っているけど)ことを願いたい。

自分にできることはたいしたことじゃないけれど、、、。

若くして農業に従事もしくは、野菜を育てているお友達のみなさんに心から感謝と尊敬の意を込めて。
ありがとうございます!


☆☆☆ウンチクまとめ☆☆☆
TTPのメリット
どうやら、輸出品に対しても関税がかからないTPPとやらに入ることで、輸出からの経済効果がたくさん見込めるそうです。
国内に工場が作れるとか。また自由貿易が広がることによって各国間で紛争を抑える効果があるとも。。持ちつ持たれつってこと?
じゃあ、農作物の関税だけ守ればいいじゃないかと思うところですが、このTPPとやらに加盟するなら例外なしにぜーんぶ関税0%というのが条件なんだって。

日本の食料自給率
日本の国土の2/3は森林のため、これ以上農地を増やすということは、森林を切り開くということになる。
ちなみに、人口がひしめく日本の場合、完全自給するには1700万ヘクタール必要で、今の農地は500万ヘクタール。
日本国土は3800万ヘクタールなので、国土の半分が農地にならないと無理ってことになる。立体駐車場ならぬ、立体農地にするとか?(嘘です。)

そして、大きな問題。農家が高齢化していて、継承者がいない。

まあ、完全自給を目指すのは無理だろうけど。。。

2010年11月19日金曜日

No title

楽しい夜だった。
まもなくカナダを出発する、ゆうくんとたくちゃんが遊びにきてくれた。

もう5年になるでしょうか。
共にいい景色を見て遊び、食べ、働き、感動をシェアしてきた仲間です。

ひさしぶりにおなかがよじれるほど笑い続け、
ひさしぶりに夜中に豚キムチを食べ、
ひさしぶりに胸やけで目が覚めた。

たくちゃんがいいことを言っていた。
��0代の最初のころは、自分のうつわは実際以上に大きいと思ってた。
これくらいはあるだろうって、たかをくくって。
でも、あるとき自分の限界に気づき、自分の弱さから逃げることができなくなって、自分がちっぽけな人間だということに気づいた。
実際、うつわは、認めたくないくらい、小さくて、繊細だった。
そこから、うつわを磨くことがはじまった。
小さいうつわだけど、磨けば磨くほどそれなりに輝いていった。
でも、何もしなければそのままだった。
磨くという作業は、なにもがんばって何かを成し遂げることではなくて、
どちらかというと、自分を認めて好きになってあげることだったり、
我を押さえて人に託したり、流れに委ねることだったりする。
もちろん努力もひつようだ。
そのうち、ぶかっこうでも、傷も不純物もそれもいいんだと思えるようになるもんだ。
DSC_0570

やがてパートナーができた。
ケンカするたびに、うつわとうつわがぶつかりあった。
でも、その衝撃で角がとれて丸くなった。
割れない程度のぶつかり合いはいいことなのだ。
そんなことを話してました。
��0になって、10年前の荒さや勢いは、落ち着きへとかわっていった。
年をとるってそういうことなのかな。
この話をしてて、あー最近わたしうつわ磨きしてなかったぁ~~
って、ハートの奥がぶるっとした。
自分のことを愛してあげてるか、認めてあげているか そういうことが心の真ん中にいないとき、
求めることがおおくなって、都合良くいかないことを、人のせいにしたり、環境のせいにしたりするものだ。
そして、実際に自分が今できることが、ちゃんとわかってくると、根っこが丈夫になってくる。
根っこが強くなって、もっと枝をのばせるようになったときには、視界が広がり、空が近くなり、できることも増えているのだろう。
わたしは、じぶんのうつわがどんなものなのか、だいたいわかってきた。
でも、熱に強いのか弱いのか、割れやすいのか割れにくいのか、取り扱いがまだよくわからない部分もある。
まだまだ長い人生のなかで、わかってくるんだろう。
そんで、最後は土に戻っちゃうんだね。いいじゃん。
町に、雪がおりてきました。
山はもうまっしろです。
寒波の前に温まれてよかった~。
活字にできない話だけども、1年分くらい笑いましたな。
おかげで体がポカポカになりました。
心からあったまるからね。
良く寝れたよ。
良い夜でした。
ありがとう。
☆☆☆おまけ☆☆☆
佐々木悠くんのご紹介。
大自然を相手に滑る、ビックマウンテンスキーヤーとしてメディアでも取り上げられているウィスラーをホームに活躍している若手スキーヤー。
いつもすごいところを滑ってます。。。
鎌田家にとっては、よく一緒に滑ったり、(忙しくなっても、たまにへたくそなわたしのスキーにつきあってくれたり)MTBしたり、キャンプしたり、弟くんのような存在です。
アラスカのバックカントリースキートリップをドキュメンタリーにした"Calling"に出演しています。
きっと、山が好きなら、あなたもいつしか彼のことを耳にするかもしれません。
ブログはこちら 佐々木悠のUNLMITED

2010年11月18日木曜日

No title

家の庭の一角にガーデンスペースをもらいました。
実をつける野菜はコミュニティーガーデンに植えるとして、こちらには、ハーブを植えようと思ってます。

こまめに摘み取る&ささっと使えるものは手の届くところにあるのが、やっぱり便利!
同じドライハーブでも、自分で作ったものと買ったものでは味が違うんですよ~。

庭には立派な栗の木があり、その落ち葉が庭を黄色に埋め尽くしています。
ずーっと続いていた雨があがったこのタイミングでやるしかないと、
今日は、その落ち葉を利用して土作りをしてみました。

やり方は、
1.でっかいゴミ袋に水を十分に含んだ落ち葉を集め、油かすや鶏ふんをいれて縛り、底に2カ所はさみで切り口をあけておく。
2.日の当たる場所に袋をつんで時々ローテーションする。

というもの。

作業自体は大変じゃなかったんだけど、、、
何が大変だったかっていうと、、、大家さんの娘の犬!が大変でした。

まーまだ7ヶ月で元気がありあまっているので無理もないけど、おばかなの!

先日、ガーデン予定地を掘り起こして軽く耕してみたのですが、
今日みたらさらに20cmほど掘り返されていました。
ココ掘れワンワン!
ある意味good job!
今はいいけど、実際ガーデンしだしたら、フェンス作らなくちゃいけないね~。

それと、ドキドキすることに庭のあちこちに落ちてるんですよ~ 
ええ、踏みたくないアレが。
しかも、落ち葉に隠されてどこにあるのかわからない。

袋に落ち葉詰めてるときにご対面もする可能性もあるわけで、ちょっとドキドキです。一応、怪しい山は、入れるのをやめました。
これも、肥料になるのかな~?

なんて思っていたら、やっぱり!
一通り庭で作業をしたゆうじがお店に天かすをとりにいって、戻って来るなり、

”ねえねえ、俺、なんかくさいんだけど、、、Oh Shit!”

って、文字通りです。

しかも、ゆうじさんは、その靴を脱がずに家に入ったことが判明。
確かに、家の中に気まずい足跡が。。。

その直後の鎌田家はみなさんのご想像の通りです。

わたしが家を掃除している間、
ゆうじくんはがんばって、庭の落ち葉を全部集めて袋積みにしてくれました。

あとは、この袋たちをワンコに荒らされないことを願うのみです。。。

カンガルーのぽっけ

前回の”発熱”の記事を載せた後、いつもよりアクセスが増えていました。
心配してくれた方、どうもありがとうございました。

おかげさまで熱がさがり、今は平熱に落ち着きました。
そして、、、やっぱり、、、突発性発疹でした。
咳と鼻水もあったので、わたしの風邪がうつったのもあったようです。
わたしはたいした風邪じゃなかったけど、太陽にとっては未開のウイルスだったんですね。

太陽は4日目まで40℃の熱がありました(昼間にさがって夜あがるパターン)。
咳が苦しそうだったので、4日目に一応病院につれていきました

その先生は、「いますぐタイレノール(子供バファリン)を飲ませなさい。熱を治療してあげないといけません。MMRの予防接種はしたよね?え、してないの?ダメじゃないか。これ以上熱があがったらすぐに緊急外来に blah blah...」

と言ったあと、この親は”アンチ現代医療”で、薬をあげないかもしれないと思われたのか(そんなことないんですけどね)、
「タイレノールを今すぐのませます。解熱したのを確認するから30分外で待っててください。」
と言われました。
待合室に、みるからに風邪でヨレヨレの患者さんがいたので、「家であげます」って言ったけど、「ダメ」って。
おかげで熱は下がったので良かったんですけれどね。

今日はフォローアップでファミリードクターに診てもらいました。
おだやかな女性の先生で「咳も徐々におさまっていくから、なにもしなくて大丈夫よ。」で終わり。

ドクターの言葉って力があるので、気持ちが左右されるなあ~ って思ったできごとでした。

これからも子供が何度も熱や病気を経験して、同じ経験を繰り返していくうちに
こどもは体が強くなり、お母さんはメンタルが強くなっていくんだろうな。

忘れないようにしたいのは、
様々な療法があるけれど、基本的に、人間はみな、自然治癒力が働くようにできていること。
そのなかで、それぞれ治癒のプロセスがあるので、それをじっくりサポートしてあげること。

ネットで簡単に手に入る情報は極端になりがちです。
過敏になりすぎず、しかし、過信しすぎないようにしたいものですな。

さて、体は良くなりつつあるタイヨウマンですが、
心の方は、母ちゃんのおなかのポッケのなかでリカバリー中です。

24時間わたしにべったりで、自分で歩こうとしませんでしたが、
さきほど、6日ぶりにポッケからでてみることにしたようです。

それと一緒に、久しぶりに笑顔をみせてくれました。

体は、自分で治すことができても、心は自分で治せないときがある。
心には、愛や優しさが一番のくすりだね。
それを与えられる立場にいることは、幸せなことですね。

おまけ 【お母さん、必見!乳幼児のファーストエイド】

Wilderness First Aidを学んでいる友人から、乳幼児のファーストエイドを教えてもらいました。
知らない方はこの機会に。知っている方は、もういちどおさらいしましょう。


【心肺蘇生法】
まず911(日本は119)!

乳首と乳首のあいだを、指2本でプレス。
速さは、1分に100回のスピード。

人工呼吸は、大人の肺活量そのままでは、肺が破裂してしまうので呼気量に注意。
大人が”ぽっ” て言う程度でよい。

回数:15回プレスし、2回人工呼吸

【のどに何か詰まらせたとき】
1.子供の胴体を腹這いにに、大人の腕にのせる。このとき頭を低くする。(胴体を肘から手のひらにかけてのせる)
2.肩甲骨の間を、ドンドン叩く

こうすることで、強制的に吐かせるのと同じ効果があるそうです。
窒息はいつでも起こりえるので怖いですよね。



2010年11月15日月曜日

No title

太陽が熱を出しました。

一日目 39.7℃ 
二日目 41℃

突発性発疹かもしれないけど、んーまだわからない。

”できることなら変わってあげたい”というお母さんもいるかとおもうけど、わたしはあまりそういう風には思わない。(もちろん、子供が基本的に健康な場合に限るけれど。)

わたしは、健康な病気は、生命力を強くするための修行みたいなものと思っています。
その修行は、なるべくなら体が小さい時におわらせておいた方がよい。

多分、この考えは、私の母から受け継いだものだと思う。
というのも、”熱はわるいことじゃないよ。自分で発熱して、その熱で菌やウイルスと闘う力があるってことだから。体が強くなるよ。”としょっちゅう聞かされていたからです。
だから、太陽が熱を出したときも、わたしとしては”おっ、いよいよきたか。”という気持ち。
まあ、でもよく考えたらすごいよね、ブルブルブルと筋肉を震わせて、自ら発熱するんだから。

太陽くんは、発熱中、ずっとわたしにくっついて、ハーフーハーフーいいながらも、高熱の中よく眠っている。
太陽はその名の通り、火の玉になったみたいに熱い。
熱や炎症にはキャベツの葉(乳腺炎になりかけたときよく使っていた)がよいのだけど、冷たいのが嫌みたいで、受け付けてくれず、ただひたすらにわたしにしがみついている。
熱がこもって熱いだろうに。。。

わかった、母ちゃんずーっと抱っこしちゃる!

わたしは熱をさげることはできないけど、お母さんの手はどんな薬よりも勝るよね。
手からでる氣は(わたしはレイキをしますが)、癒しのパワーがありますからね~。

がんばれー、がんばれー

タイヨウマンの免疫チーム、かあちゃん応援してるよー!

とはいえ、昨日41℃が一晩続いたときはさすがにつらそうで、見ていて辛かった。
でも、解熱剤は最後の手段。いづれ熱はひくはずだ~もうちょっとがんばれ!
そういう親の元に産まれた太陽よ、ごめん。
母ちゃんは、なるべく彼の体の闘いを見守ってやりたい。

三日目の今日は、熱もおちついて、よく眠っています。
でも、これから夕方になるのでまたあがるかもしれませんが、今は穏やかにすーすー寝ています。
わたしは、ここぞとばかりに編み物をしたり、本を読んだりしています。
いつもあわただしいので、それはそれで貴重な時間です。

みなさまも、風邪にはお気をつけあれ。

2010年11月13日土曜日

タイヨウマン まもなく1歳4ヶ月です。 1歳4ヶ月ってどんな時期?

うちの息子くん、タイヨウマンは、まもなく1歳4ヶ月になります。
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新生児だったらまだしも、1歳4ヶ月ってどんなお年頃か想像できますか?
1歳だったらなんとなく、”立つころかな~?”とかって漠然とイメージありますが、1歳すぎてから2歳までってよくわからない。
わたしはそんな感じでした。

じゃ~1歳4ヶ月ってどんな感じ?

タイヨウマンの例でいうと、「こっちの言うことがわかり、なおかつ返事をするようになる」でしょうか。

これはねえ~~、非常に嬉しいのですよ。
いままで、ずーっっと一方通行(ではないとわかっていても)な気分で話しかけていたところ、yesかnoを言ってくれるんですから、そりゃあ、小躍りしたくもなりますわ。
この姿がかわいいもんで、同じ事なんども聞いちゃってます。
まーでも、たいてい”no!"が多いですけどね!

それと~~、おまるでうんちをしてくれるようになりました。やった~~~!!片付けがめちゃくちゃ楽よ。
うううんっ っていきみだして”トイレ行こうか?”って誘うと自分から私の手をひいてトイレいくんすよ~。かわいいよ~。

あとは、親のマネをするのが好きな年頃です。
たとえばほうきで掃除してると、ちりとり持ってウロウロしてるし、ゆうじがDIYしてると、ドライバーもってウロウロ。
洗濯たたむときも、洗濯物しまってくれたり、洗った食器を手渡してくれたりします。
これも、見て、真似て、やってみたくなる という好奇心が育っている証なんでしょうね。
この頃、コップで飲むのも上手になってきます。
これも日々、親を観察してるからでしょう。

この時期には、掃除機や電気製品ではなくて、なるべく手を円くつかう手仕事(テーブル拭きや食器拭き)をみせたり、ちりとりやほうきなど道具を使うしぐさを見せるといいそうですよ。
体を円く使うしぐさって、優雅にみえますよね~。
これを機にわたしも実践中です。

このままお手伝い好きに育ってほしいものですね~。

最後に、ここだけの話。

断乳して3週間たちますが、その後のタイヨウマンの様子はといいますと、、、

おっぱいのかわりにわたしのへそを吸いまくってます。
へそのみならず、おなかや背中にチュウチュウチュウチュウ。
今、プールに誘われても絶対行けません。ごめんなさい。

やっぱちょっと早かったんだろうな~。
気持ちのうえで卒乳してないってことですからね。

そのかわり?ものすごく食べるようになりました。
っていうと、”食べないよりいいね!”って言われますが、ほんとびっくりするぐらい食べます。
目に入る場所に食べ物だしておくとヤバいです。指差して”取れ!取れ!”って激しく主張します。

”バナナ” ”ご飯” ”せんべい” ”りんごジュース”を完璧に理解しています。ほぼ100%答えは" yes " です。
せんべいの袋をもって、椅子に座って待ってる時もあって、そんな時はおもわずリンゴジュース(あげすぎ注意のハズなのに)を差し出したくなります。

こないだは、食べ過ぎておなか痛くなって泣いてました。
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親ばかで、ほんとうに申し訳ないですが、1歳4ヶ月とは、かわいくてしかたない時期 であります。






2010年11月9日火曜日

イノチが巡る森

時計の針を1時間戻し、今日から冬時間がはじまった。

ハクトウワシが戻ってきた。

川でアザラシを見かけるようになった。

それは、鮭が森に戻ってきたサイン。

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森の入り口で、一匹の鮭を見つけた。
まさに、風前のともしび、命が絶える直前だった。

鮭は最後の力をふりしぼって水面に顔を出し、また沈むを繰り返す。
やがて、ともしびは静かに消えた。

わたしとしほちゃんは、ろうそくの煙のようなイノチの残像を、
しばらくのあいだみつめていた。

川から海へ、長い旅のあとの静かな死。

あーもう、ぬけがらになっちゃったんだ。

そこへ、かもめが音もなく飛んできた。
そのうち、ぬけがらは、カタチすら無くなるんだろう。

毎年、当たり前のように巡りゆくサイクル。
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なんで鮭は川で産まれて、わざわざ海にいかないといけないのかな?
ずっと、川にいたっていいのにね。

誰かがいってたよ。
天から雨がふるでしょう。
山は雨に育てられ、その一部が川となる。
川が海へ流れ込む。

鮭は、山のエッセンスを海へと運び、今度は海のエッセンスを川へと運ぶ。

鮭は、山と海を繋いでいるんだよ。
自然界は、ぜんぶ繋がっているんだよ。

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しぃぃぃ。
とても敏感で、神聖な時だから、静かに見守ってあげよう。
ひとつのイノチがおわり はじまるところ。

水がとても澄んでいて、冷たい。
雨の粒が、水面に完璧な円を描く。
じっとしていると手がかじかんでくる。
ピリッとする寒さに心が洗われる。

しぃぃぃ。
よくみてごらん。
熊もやってきているよ。
アタマのない鮭が地面にころがっている。
樹々は、枝を落とし、秋の終わりを告げている。
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イノチのともしび、まもなく消える。

2010年11月4日木曜日

No title

こんなにも暮らしのことを書くようになるなんて、自分でもびっくりだ。

それも、町の南に堂々とそびえたつ Cheif Rock 魔女岩 のパワーかもしれない。
そりゃあ、毎日あの岩をみていたら、少なからず足下が引き締まるのも納得がいく。
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そう考えながら、振り返ると、今度はまるで宇宙のパワーを一点に集めるがのごとく尖った、
ダイヤモンドヘッドが雲間から顔をだす。
わたしが好きなSquamishのいつもの風景。
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最近、出歩くようになって、新しい人と知り合うようになった。
今日も、新たな人に出会い、一緒にトレイルを歩いた。

恥ずかしい話ですが、長いこと住んでいるのに2人で遊ぶカナディアンの友達はほとんどおりません。
出会いはあっても、英語だと引っ込み思案になってしまい、上手に自分が出せなくて、正直ちょっと面倒だなあ~とすら思うこともありました。
こちらの人の良く言えば”independent”なところに未だに苦手意識を持っちゃっていて。

出産してからもずっとそんな調子だったから、英語力が著しく低下して、
喉元どころか肺あたりで言葉が留ったままでてこないことがしょっちゅう
そこまでいくと、まあいいや、話さなくって。となってしまっていました

でも最近話す必要にせまられることが増えて、
そして、自分でももっと人と繋がりたいと思う意欲がでてきて、英語をがんばろうと思ってます。

                努力 苦手なことをやってみる 


努力、忍耐、腰を据える、足下を見る とか、、、岩が象徴するキーワードだなあ~なんて。
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なんか、、、森や海みたいに楽しくなさそう。。。
これって、わたしの岩に対する先入観ですね。

「努力という言葉が嫌い」とかなんとかいって、自分の好きなように好きなことだけやってたな~。
井の中の蛙、大海をしらず。ってやつよ。
いや~ぬるいね。ぬるい女だったね、わたしは。

人それぞれ違うとわかっていても、カナディアンという風に一括りにみてしまったりするのもそう。
先入観にそろそろバイバイしていかなくちゃいけませんね。8年もいるんだもんね。
ラッキーなことに今そのタイミングがきてる~。

それもこれも、海だろうと、山だろうと、岩だろうと、どこだっていいさと思える土台=仲間 がいるからこそ今まで苦手なことを避けて通ってこれたんだなと気づきました。
いつもそばにあるから見えなくなってたけど、まじで、友達に支えられてここまでこれた。

ありがとう、みんな。

蛙は、海亀さんと友達になって、大海をおよぎたい。

その気持ちにズルしないように、魔女岩に見守ってもらおう。
さあ~これからはなるべく辞書ひこ!

わたしのFavorite Boy ウィルくんとタイヨウマン
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2010年11月2日火曜日

はじめてのウォルドフスクール

近所のシュタイナー学校、Cedar Valley Schoolの幼児クラスに太陽といってきました。

クラスは、先生と一緒にパンをつくることからはじまります。
先生が生地をこねながらパンの歌を歌い、
子供やわたしは、その美しい歌声と指先に誘われるまま手を動かします。

パンを焼いてる間に、子供達は部屋の中で自由に遊びます。
親は、そのあいだ手芸などの手仕事をしながら子供たちを見守ります。

先生が子供達に積極的に働きかけることはありません。
子供がやりたがったら、一緒にシルクの布をたたんだり、お皿を片付けたりします。
そのとき、”あらまあなんて可愛いの!””よくできたわ!”なんて大げさにほめたりはしません。

ただ彼女にしかできない唯一のことがあります。

それは、動作をすべて歌にすること。
布をたたむのも、パンをつくるのも、お皿を出したり、手を洗ったりするのもぜんぶが歌になるのです。

しばらくすると焼き上がったパンをみんなで食べます。
お皿もマグカップも、ハンドメイドの陶器を使います。
子供達はみんな椅子にすわってたべます。

そして、最後にストーリータイムです。
先生は、シルクの美しい布を肩からひざに掛け、そのひざのうえで、フエルトで作った人形劇をしてくれます。

これが2時間の流れでした。

この2時間の中で、大きな発見がありました。

その前日、太陽と"Little Sneakers Gym"という、町のプログラムに参加しました。
これは、1歳~3歳くらいの子供のためのもので、体育館にマットやおもちゃや滑り台が用意されていて、そこで1時間、Play Wild, 自由に遊ぶというプログラムでした。

断乳してから太陽はいくぶん人見知りになりました。
わたしにいつもべったりで、ちょっとでも離れると不安になって泣く。
今までは、おっぱいという安全地帯があったけど、それがなくなったから余計にです。

この日も、最初太陽はわたしにべったりくっついたままかたまってしまい、遊びにいきたがりません。
慣れてきて遊びだしても、人のものを欲しがって、取り合いになってばっかりでした。

その日は、帰ってきてからもなんとなく不安定でした。
寝たかと思ってベットから抜け出してもすぐにバレる。
��4時間全然離れられませんでした。

ですが、今日のCedar Valley Schoolでの太陽は、昨日とは全然ちがったのです。
いすに長いこと座っていられたし、誰かのものを欲しがったりせず、自主的に(ここが大事)自分の遊びをみつけて没頭していました。
うちにあるのと同じようなものがあったので、いつもと同じことができる安心感があったのかもしれません。

私はその間、手仕事をしていましたが、近くにいるという安心があるのか、そんなに戻ってきませんでした。
焼き上がったパンも、ちゃんと座ってきれいに食べれました。

プログラムの2時間のあいだ、太陽の情緒は安定していました。
わたしも、先生の歌声や温かい空間が気持ちがよく、気持ちが穏やかでした。

そのことを先生に話すと、

「体育館というのは、小さな子にとっては、照明も強すぎるし、空間が広すぎます。その中で、おもちゃががちゃがちゃと並べられて、子供達がわーっと遊んでいる。
そこには、秩序がない。カオスなのです。
小さな子供は、狭くて、安心できる温かい空間で、親がそばにいる安心感が大切なんですよ。」

と言っていました。

何冊かシュタイナー教育の本は読んでいたので、頭ではわかっていたけど、”安心できる温かい空間”の意味を肌で感じて、味わうことができてよかったです。

子供は、日々繰り返されるルーティーンがあることで安心するそうです。

毎朝、学校へ行く前におかあさんが髪をゆってくれたり、
夕方になってお母さんが台所でご飯を作っているだけで安心する、そんな気持ちなんだよね。
うん、その安心感知ってるよ。

家に帰ってきてからも、太陽はたまねぎをころがしたり、ちらしをくしゃくしゃにしたり、ひとりで遊んでいました。
おかげで家事が楽にできました!

そして、これを書いている今、ぐっすりお昼寝しています。

最近、太陽はわたしがパソコンをしていることが嫌いです。
表立って怒ったりしないけど、『お母さんを取られた』と思っているのを感じます。
それをわかっていて、すきあらばネットしていたことを反省。
編み物とか手芸とかほかにやることいっぱいあるんだから、そっちをやらなくちゃだよね。

来週もクラスにいくのがたのしみです。

2010年11月1日月曜日

ハロウィーン事情

あしたはハロウィーンです。

ハロウィーンといったら、コスチュームパーティー!
年に一度、クラブに踊りに行く日です。

と思っていたのは、おととしまで。

ハロウィーンは、本来子供のイベントなんですよね~。あたりまえか。
子供がおばけの仮装して、「trick or treat」(おかしくれないとイタズラするぞ~!)って家をまわるわけですが、いったいどうやったらいいのか、どこにいけばいいのか、日本育ちのボクにはよくわかりません。

という話をしていたら、今年は、職場の女の子がハロウィーンの楽しみ方を教えてくれることになってるので、明日どんなものか味わってきます。

さて、子供にあげるお菓子を用意するわけですが、
ハロウィーン用にスーパーに置いてあるお菓子は、キットカットだとか、M&Mだとかあまーいチョコレートが多く、正直、うちの子供にはあげないでくれ。と思うものばかりです。
そう思ってるお母さんは多いんじゃないかな?

で、もっとヘルシーなものをあげたいと思って、手作りしようかとも思ったのですが、世の中悪い人がいて、キャンディーにドラッグをまぜたり、りんごに針を入れる事件がアメリカであったそうです。
子供にそんなことするなんて信じられない!おかしい!!

そういうことがあってから、
 「ハロウィーンのお菓子は、パッケージにはいったもののみ」 というのがCommon sense。

そう聞いて、しぶしぶ、キットカットの詰め合わせを買ったんだけど、やっぱり納得いかない!!
��0人中7人がキットカットをあげても、わたしはせんべいをあげたい!
たとえ、子供にがっかりされたり、捨てられたとしても!
というわけで、あとでもういっかいスーパーいってきます。

それと、もうひとつ疑問だったのが、ハロウィーンの飾り付けが怖すぎること。
テーマはお化けというのは、わかるんだけど、血まみれのがいこつとか、ナイフをもった海賊とか、バッドマン、スパイダーマン。。。
子供には怖すぎるんじゃないかな~。悪夢になりそう。
ある程度の年齢になったら正義は勝つ的なストーリー展開の一貫として、恐怖を感じることも大切だと思うけど、小さい子にはもっとファンタジーでいいんじゃないかな~。

芽をつけたばかりの小さなつぼみには、きれいな水と、空気と、太陽の光だけで充分だと思うし。

そう思っていたら、近所のウォルドフスクールの先生も同じことをいってました。
ウォルドフスクールでは、ファームでキャンプファイヤーを囲んで、歌をうたったりするハロウィーンパーティーをするそうだ。

今年は、カナディアンハロウィーンを楽しんで、来年はウォルドフハロウィーンに参加しようかな~と思います。

Happy Halloween!

2010年10月26日火曜日

No title

Squamish BC

都会 to リゾート、バンクーバーとウィスラーのちょうど真ん中に位置するSquamishは、
WallmartやCanadian Tireの大型店が立ち並ぶよくある田舎町。

かつて、町の代名詞だった林業やパルプ工業は廃業寸前で、
そのかわりに、”Outdoor Capital of Canada"として生まれ変わろうとしている途上の町。

Outdoor Capital と言うからには、ラフティングツアーだとか、カイトサーフィンレッスンだとかあってもよさそうだけど、町にはひとつもツアー会社もないし、スポーツとは無縁そうな体型の人たちもたくさんいて、いったいどこが、Outdoor Capital of Canadaなんだ?

と、パッと訪ねた人は思うに違いない。
わたしだって、未だに思う。

ゆうじくんがお店を開くことになって、ここへ越してきたのは1年半前。

いいところも、まあまあのところも見えてきて、新しい人にも出会いはじめた。
いままでボンヤリしていた町の輪郭がみえてきた。

この町で悲しかった出来事は、泥棒の被害にあったこと。
同じ時期に、友達も自転車盗まれて、悲しいことが立て続いた。
責任感がないうちに子供を産んで、政府に子供を保護されたりする人が多いと、地元の女の子から聞いたりもした。(どこにでもそういうことはあるけれど。)
泥棒が多かったり、なんていうか、ちょっと町がガサガサしてるのも一つの面。

そのとき、今まで自分の都合のいいように(隣人は善人)モノゴトみてたけど、ちゃんと真実みないといけないな。
って、目を開かされた。

でも、この町で私が出会う人はみなfriendlyで、activeでhealth conciousで、いい感じな人ばっかりなのももうひとつの事実です。
そしてそのほとんどが私みたいに最近この町に越している。
みな太陽と同じくらいの子供をもったママだったりするので、太陽が学校にあがるころが楽しみ。。

そういわけで、よく”変化の町”と言われるように、この町はすでに大きな変化をとげ、更に新しく変化している最中ということを肌で感じてます。
例えるなら、元々3色だったのが7色になり、そこへまた絵の具が足されて、ちょうど混じりはじめたところって感じで、まだいい感じに馴染むまでにはもうちょっと って感じかな。

その変化を、ある人は、皮肉を込めてmini-van(バンクーバーの小さい版)と呼び、カルガリーオリンピックの影響でツーリストタウンに変遷した、Cammoreの二の舞になるという人もいる。(実際どういう経緯があったのかはよく知らないけど)
またある人は、ウィスラーやバンクーバーの暮らしに限界を感じたり、より自然に近くアクティブに暮らしたい人が移住してくることで、町に新しい風が流れ込み、Sustainableな社会をめざす町、ファミリーに優しいアクティブな暮らしやすい町へとなっていく という人もいる。

まあ、今のところ私が好きなこと、興味のあることが手の届くところにあり、おもしろそうなことを実践してる人も結構いるみたいで、
今後の町がどうなっていくのか、見届けて、そして自分も巻き込まれていくんだなあ~と楽しみにしています。

さて、なぜSquamishがOutdoor Capital of Canadaなのか?

実はここは、MTB,ロッククライミング、カイトサーフィン、リバーカヤッキングなどなどありとあらゆるアクティビティーが可能で、アクティブな人を飽きさせないほど、それぞれコースが充実してる町なのです。
ただし、
core(本気)な人/Advance or Expert/装備を持っている 

というのが条件(もちろんぶらりと来て楽しめないことないけど)で、ウィスラーみたいに、てぶらで行って日帰りで楽しむというより、よりコアな人向けな町なことは間違いないです。

わたしがいつもいってるヨガスタジオの先生(めっちゃキュート!)の彼氏で、有名なロッククライマーのソニー・トロッターが町の様子をブログに書いているので興味あったら読んでみてください。

Squamish cityがオリンピック用につくったコマーシャル、Sprit of Squamish シリーズがなかなかいいのでのっけておきます。ブラックタスクに登りたくなるよ。

雨が沢山降るから森もとても美しいよ。
ダイヤモンドヘッド、タンタラス山脈、、、山々もみごとだよ。

��Galibaldi Lakeはスコーミッシュじゃないっていう突っ込みたくなるけど、とにかくGalibaldi lakeはきれいだ~。登りたい)






☆ソニートロッターの言葉☆

No matter were we go, there will always be good people around a warm fire, there will always be a friend to share with a cold beer and there will always be a new adventure lurking somewhere over them there hills. So enjoy!

2010年10月23日土曜日

No title

あれから3日が経ちました。

おっぱいバイバイした当日はそうでもなかったのだけど、翌日のタイヨウマンはひどく落ち込んでいました。
いつもニコニコ元気マンの太陽から、笑顔が消えてしまいました。
わたしから1mと離れられないし、病気?と思うほど、意気消沈。

こんな太陽みたことない。。。かわいそうだ。

さて、わたしの設定では、「おっぱいはお花になっちゃった」だったので、おっぱいにお花の絵を描きました。
タイヨウマンは何度かひどくほしがり、そのたび洋服をめくりあげ、お花の絵をみると、ほおずりをしてそのまま洋服をさげるました。
その姿が、けなげで、、、。胸が熱くなり、切なかった。

でも、2日目の夜、ベッドに入ってから「欲しい」モードが加熱し、おっぱいをさがしては、ほおずりをし、飲ませてもらえず、仕方なくあきらめることを永遠と繰り返していました。
そして、ついに「おっぱいバイバイ ぎゃあーー(イヤー!)」と叫びだしました。

そこで、ようやく 言い聞かせてきたけどタイヨウマンはちゃんと理解してなかった。
このまま辞めたら、私の都合で無理矢理やめることになり、太陽は納得しないまま受け止めざるをえない。

ということがわかりました。

母ちゃん悩みました。

飲ませるべきか、飲ませないべきか。

断乳について調べていると、「どんなに泣いても叫んでもあげないこと」というのが主流で、可愛そうだからとあげてしまうといつまでたっても断乳できない。
それは子供にとって余計かわいそうであり、お母さんにとっても大変。

経験していない人にはわかりずらいですが、たくさんでているおっぱいを急に止めるというのは、赤ちゃんだけじゃなく、お母さんもとーーーーっても大変なんです。
というのも、でどこを失ったおっぱいが溜まって、そりゃあもう痛い痛い!寝れません!
強いて言うなら、、、生理痛と陣痛の間くらい痛いです。
がんばっている子供に100%全力でかまってあげたいけど、寝不足&痛すぎて抱っこしてあげられないのです。2日目が一番つらいと言われています。

いちばんしんどい一日を乗り越えたのに、もう一度あげるのかあ~。。。

はっ!!!
わたし、自分の都合ばっか考えてる。

お母ちゃんは、太陽にもちゃん納得できるバイバイがしたいんだ。

いいじゃん、失敗しても。
飲みたかったらもう一度飲ませてあげようよ。
太陽は、「おっぱいバイバイ」がどういうことか、わかってなかったんだよ。
そして、母ちゃんもわかってなかったよ。
断乳まで何日かかってもいいじゃないか。

そして、夜が明けた今日。
お昼頃外から帰って来ると、さっそく太陽は洋服をめくりあげパクッとしようとします。
ダメだとわかると、号泣。

決意しました。あげよう。

「おっぱい大好きだよね。これが最後のおっぱいだよ。ゆっくりたくさん飲んでいいよ。
 飲みたかったんだよね。こないだのが最後だなんてわからなかったんだよね。ごめんね。」

と、言うと、あきらめのような、なにかを決意したような表情で、静かにおっぱいを飲みました。

「これでおっぱいお花になれるね。今まで仲良くしてくれてありがとうって言おうね。
 太陽もおかあちゃんに素敵な想い出をつくってくれてありがとうね。バイバイだね。」

と、言いながら、私の方が泣いてしまいました。

しばらくして、飲み終えるといつもみたいにおもちゃ箱をあさりにスタスタ歩き出しました。
洋服をめくる事はなくなりましたが、それいじょうにたーくさんハグハグ。
その後一緒に昼寝をしたあと、私は仕事だったので、夜はゆうじさんに交代。

わたしは、”断乳”っていう言葉の響きが嫌いでした。
お母さんならみんな、できれば自然卒乳したいというのが自然な考えだと思います。

でも”断乳”というカタチでも、親も子も成長できることがわかりました。
今まで、おっぱいを通して繋がっていた絆が、目に見えない絆にかわるのです。
愛って目にみえないでしょう?
愛とか歌とか目にみえないものって、大切でホンモノで、永遠に続いていくもの。
”絆”もそう。
断乳にせよ、自然卒乳にせよ、おっぱい卒業って、ホンモノの絆への最初のステップなのかもしれません。

その過程で、いい意味で、お互いが寂しいとか辛いという経験を通るのが断乳なのかな。
なんて言うと聞こえがいいけど、私の忍耐があれば自然卒乳できるのだけどね。
それが、できなかった、というだけのことでもありますが。

このままバイバイできたらいいなあと思うけど、もしそうじゃなくても
なんにしてもこの3日間は、私と太陽にとって成長するきっかけになったと思っています。

ゆうじさんもたくさんサポートしてくれました。
断乳はパートナーのサポートなしにはできません。
パートナーにとっても、子供のことを考えるいい機会になるのではと思います。

今はスヤスヤ4時間ぶっ通しで眠っています。
どうだろう、これで峠を越えたかな?
明日はどんな一日になるでしょうか?
わたしの痛みは3日目にしてだいぶ引いてきて、今日は昨日よりは眠れそうです。


長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます!

2010年10月21日木曜日

太陽と母ちゃんのはじめての卒業式 その1

突然ですが、本日をもちまして太陽くんはおっぱい卒業(仮)致しました。

一昔とは違い、今では2歳まで授乳を推奨する世の中になりまして、
わたしの子育てブログを読んでくださっている方々は、「ゆいちゃんは自然卒乳するんでしょ~?」と思ってくださっているフシがありますが、わたくし”断乳”を選択したことをここに発表いたします。(おおげさ)

おっぱいバイバイを告げてから6時間。
今日は昼間も夕方も公園でたくさん遊んだので、エネルギーをだいぶ消耗した模様。
先ほど、我が愛する息子タイヨウマンは、おっぱいを求めて今まで見たことのないほど泣きわめき、
その後、泣きつかれて抱っこ紐のなかで本日初めてのお昼寝。

泣きつかれて眠るタイヨウマンをだっこしてる時、
おっぱいをやめようと思った理由はいろいろあったけど、
その全部が吹っ飛ぶくらい、我が子がかわいそうで愛おしくなった。

同時に、わたしも泣きそうになったけど、太陽が一番がんばってるもんね。
子供って親が泣いてる姿を見るのいやだもんね。
だから、母ちゃんもがんばる。泣かないよ!

昼寝から起きてしばらくすると、ゴキゲンになってくれたので、普段の倍、一緒に遊びました。
やっぱり、不安でとまどっているんだろうな。
私にべったりくっついて離れません。
健気で可愛すぎる。。。母ちゃん、胸が痛いよ。

良かったこともありました。
おっぱいのかわりになるかな~と思って買ったストローマグが大成功!
どこいくにもそのマグを片手に持って、しょっちゅうチュウチュウしてます。
少しは気がまぎれてるといいな。
夜は、カモミールティー効果?!、午後11時にちょっとぐずるぐらいで寝てくれました。

タイヨウマンを知っている人はご存知の通り、彼はものすごいオッパイマンです。

ブレンズでコーヒーを注文してる最中も、
まだシングルの殿方とお話している最中も、
まさにanytime anywhere 24/7 いつでもどこでも服をぺろ~んとまくりあげてまさぐるタイヨウマン。

まあ、これくらいのことはカナダだし、いっかと思ってたのですが、

なんだか最近は、おっぱいをあげることがしんどくなってしまい(1日10回以上は授乳してる)、それが故で太陽と衝突することもあったりして、自己嫌悪になるし、でもその気持ちを押さえていられないこともあって。
それと、授乳が生理的に嫌になるときがあって、こんな想いであげていていいのだろうかと悩んでいました。

断乳は秋がいいと聞いていたので、「よし、絶対やるぞ!」というよりは、「本当にやるかわからないけど、いい聞かせ(◯日におっぱいばいばいだよーと2週間前からいいはじめる)してみよう」という気持ちではじめました。

その間も、何度か心が揺れたけれど、言い聞かせしながらちょっとづつ私も気持ちの準備ができて今日を迎える事ができました。
でも、「卒業(仮)」としているのは、「お互いつらくなったら、また仕切り直してやったっていいいじゃないか」っていう意味を込めて(仮)としています。
私が絶対にやる!という意志ももちろん大切だけど、オッパイマンの太陽の気持ちも汲んで、お互いが、無理なく折り合いがつくっていうのも大切だと思うから。

明日はどうなるかな。。。

しかし、おっぱいがめちゃくちゃ痛い!!!!
断乳はお母さんが大変と聞いていたけどまさに。。。
出産直後みたいにガチガチになってます。
今日、寝れるかな~?

明日もタイヨウマン一緒にがんばろうね!!

おやすみなさーい!

2010年10月19日火曜日

冬支度

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りんごがたくさん並ぶようになりました。
ガーデンをやりはじめてから、スーパーの野菜棚に旬を感じるようになった。





こもれびに深みがでてきて、庭の栗みたいな木(でも栗じゃないの)は実を落としはじめました。
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もう気温が急にあがることはないよ と何度も風が告げにくるので、夏物をしまいました。
いまのうち、いまのうち、と思って太陽を公園に連れて行くと、みんなおんなじことを考えているのか、公園はいつも子供でいっぱい。

のどがイガイガするなあ~。
季節の変わり目、初もの もらっちゃったかなあ~。

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はちみつ&しょうが&レモン のストックを作りました。
飲みたい時にお湯足せばいいだけの簡単ドリンク。
しょうが入れたから、太陽はのんでくれない。
次はしょうが抜きでつくらなくちゃ。








ほら、もう聞こえるよ。
足音はすぐそこに。
シュティカにはスピリットはもう戻って来ただろうか?

これからは雨がたくさんふるよ。
雨の分だけお山は雪だ。

2010年10月9日土曜日

No title

気持ちのいい秋晴れの午後。
アウトドア的子育て?
太陽をエルゴにいれてMTBにまたがってALICE LAKEまで散策にいきました。(まねしないでね)

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ひさしぶりに森を自転車で駆け抜けた。

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うわーっ、このログながっ!
思わずブレーキ!
あっというまにユウジさんは見えなくなり。
えっ、わたし???そりゃあもちろん、、、、歩いて渡りました。










P1000111ここからプロビンシャルパーク。
急に、走りやすくなった。
さすがよく整備されています。
湖まで、ワクワクとドキドキの中間くらいの下りが続く。
しばらく山を走ってなかったから、すっかり乗り方を忘れてしまった。
ひさしぶりにアドレナリン感じちゃった。
母ちゃんであることを忘れるひととき。





さあて、ほどよく体が温まったところで、湖にておにぎり休憩。
最近、太陽君は人にオススメする(押し付ける?)ことを覚えました。
こんな感じ ↓↓

P1000150 「まあ、飲みなさいよ。」









P1000145 「じゃ、僕もいただきますか」











午後のおひさまが、夕暮れを運んで来るまえに出発。
ゆうじさんは難しい方のtrailに行くと言うので、
帰りはわたしが太陽を背負ってJack's Trailというeasy trailで帰りました。
このtrailが素敵で、「秋の好きなところ」が詰まったトレイルだった。


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「秋の好きなところ」

空が高くて真っ青なところ

ひだまりがポカポカ気持ちのいいところ

人がまばらで静かなところ

熟成された温かい色でいっぱいになるところ

風がカサカサと落ち葉を揺らすところ

熱いコーヒーがのみたくなるところ


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P1000170
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今日の森からのメッセージ。
見えますか?
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ら~ぶ
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おやすみなさい。良き秋を!

2010年10月6日水曜日

No title

ことばをつむぐ

人によっては、”言葉を紡ぐ”とは、文章を書くことであり、歌を歌うことであり、話すことでもあるだろう。
でも、単に”書く””歌う””話す”というのと”紡ぐ”では、言葉の含みと奥ゆきが違う。

”言葉”を扱うことは当たり前のようでとても難しい。
想いを言葉に表すことは、ハートを翻訳することだと思う。
しかし、これがなかなか難しくて、想いを言葉にした瞬間に、”四角四面の箱に入った既製品”のような響きにかわってしまうことがよくある。
それは外国語圏で、想いを上手に現地語にできないもどかしさにも似ている。
ボキャブラリーの少なさも致命的だ。

わたしにとっての紡ぐという行為は、

想いや目に見えないものを拾い上げて繋いでいくこと。

シルクのような手触りで、するするっと美しく繋がっていくような、
なおかつ、ハンドメイドで個性が光るような
光の角度によって、七色に映るような 

もっといえば
経験や出会いを一本一本の糸に例えて
それを自分の手で織りなし、ひとつの芸術品を創りあげること

だと解釈してる。

そういう意味で、ことばつむぎが上手な方の歌や話や本に出会うと感動する。
本は気軽に手に取れて、なおかつ、ことばつむぎの宝庫だ。

これからも素敵な”ことばつむぎ”に触れ、探していくことは、
わたしの好きなことであり、ライフワークだな。

2010年10月4日月曜日

Earth Dance ~Pray for world peace 1~

少し前のことになりますが、9月18日にバンクーバーでEarth Danceというイベントがありました。

のっけから、こんなこというのもなんだけど、
Peace,Love,One Worldそういう言葉をキーワードに開かれるイベントはたくさんある。
でも、たくさんある割に、その想いやバイブレーションが伝わらないものも多かったりする。

たぶんそれは、わたしが森で音楽をガンガンならして、たくさんの人と踊るよりこと=平和を表現することが、いまいちしっくりこないでいるからかもしれない。
もちろん、踊ることじたいは楽しいから好きだけど。

でも、Earth Danceはピンときた。
昼間のイベントで、子連れでもいいのもよかった。

Earth Danceのサイトにはこうかいてあった。

"Earth Dance Global Festival for Peace"

Earthdance was conceived in 1996 by event producer/musician Chris Deckker, with a vision to unite the whole world in peace through the universal platform of dance and music. Earthdance is now the largest global synchronized music and peace event in the world

"Earthdance is now the largest global synchronized music and peace event in the world"
だって。ワクワクするね。

だけど当日の朝は、降水確率70%の曇り空。
空は、いまにも泣き出しそうだった。

どうか晴れますように。
レイキ仲間のしほちゃんと、その日たまたまお休み(偶然なんてないけど!)だった、ワーホリのふみちゃんをかっさらって、車を南へと走らせた。

南へ走るにつれて、わかった。
空は泣いたあとだったんだ。
雲がどんどん晴れて、空が青くなっていく。

会場のStanley Parkに着いたときには気持ちのいい青空がひろがっていた。

ながくなったので続く

No title

午後4時。
音が止み、”手を繋いで円になりましょう”とアナウンスがあった。
これからが、Earthdanceの本髄らしかった。

IMG_0307

みんなが手を繋ぐと、野球場の1.5倍くらいの大きな円ができた。

EARTHDANCE3




















ラコタ族の首長が"One world”のスピーチとともに、東西南北の方角に祈りを捧げた。
セドナにいったときに見た儀式とおなじだった。

続いて、これから行うSpiral Danceの説明があった。
手を繋いだまま、首長を先頭に中心にむかって右巻きの渦を巻くように歩き、渦の中心まできたら、こんどは外にむかって左巻き渦を描きながら歩く。

円の中心にむかうほどspiralのエネルギーが強くなる。
その強いspiralのエネルギーに平和への想いを乗せて、天に捧げポジティブな波動を高める。
だから、繋いだ手を離してはいけない。

ざっと、そんなことを言っていたと思う。

そして円が動き出した。
はじめは中心に向かってゆっくり歩くほどのスピードだった。

中心に近づいた時、急に強い遠心力がかかった。
同時に、スピードが加速する!
両手がひっぱられて手がちぎれそう!

スパイラルの中心はすごい力だった。
今、ポジティブなエネルギーが天に昇っているんだ。
最近、”どんどん光のスピードが加速してる”という話を聞く。
それは、螺旋に回転しながら上昇しているらしい。
いまのうちに、ネガティブを手放していかないと、これからどんどん上昇する光のスピードについていけなくなってしまうと。
そのためには、光にむかっていくという強い意志が必要だと。

右巻きは「集まる」エネルギー みなの想いを中心に集め
左巻きは「拡がる」エネルギー 宇宙に放っていく 
このダンスは理にかなっているなと思った。

難しいことはよくわからないけど、ネガティブって重くて沈むエネルギーみたい。
もっと軽くなっていったほうがいいみたい。

まあいいや!
それより、肩が抜けて手がちぎれそう!
純粋にただただ楽しくて、自然にわらってしまう。
子供にもどったみたいな楽しさ!


気づいたら、わたしだけじゃない、みんなみんな 笑顔だった。
すごいね。
みんなを笑顔にしちゃうんだから。これはほんものだよ。

IMG_0312












スパイラルダンスがはじまるまえに、太陽をカートにのせて森の散歩にいった。
確かに音楽がガンガンかかっているけれど、樹々はそのエネルギーを楽しんでいるように感じた。
自然からはいつも与えてもらってばかりだと思っていた。
人が森に元気を与えることもできるんだな。

Spiral Danceのあと、またそれぞれ踊りだした。
みんなもっと自由になったみたいだった。
とてもナチュラルだなと思った。

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わたしの隣で手を繋いでいた女の子が言っていた。

「Earthdanceの日が雨だったことは一度もないのよ」

その理由が、わかる気がした。

来年も楽しみだな。
光にむかっていくぞっ!

2010年9月26日日曜日

No title

気持ちのいい秋晴れの空の下、5回目となる手作り味噌を仕込みました。
��家族で始めた味噌作りも、今や4家族になりました。

お味噌を作る最後の行程に、「大豆団子を作って容器に思いっきり投げつけて空気を抜く」という工程があります。
「投げつける」という行為に、つい「こんちくしょー!」という気持ちを乗っけたくなります。
でもそこは、「こんちくしょー!」じゃなくて、
「美味しくなってくれてありがとうー!」とか「大好き!」にしようねーって話して、
容器の底にむかってポジティブワードを「入魂」しています。

そのおかげか、存在を忘れたころに出来上がる手作りのお味噌は本当においしい。
市販のお味噌を食べるとその違いが歴然デス。
手作りのお味噌はまあるいお味がします。

さて、太陽も1歳2ヶ月になり、大人のご飯を取り分けて食べるようになりました。
太陽は離乳食がはじまったときから、我が家手作りの味噌を食べています。

そのおかげでしょうか、タイヨウマンは味噌を入れたおかゆやお味噌汁が大好き!
食がすすまなくても、お味噌をいれるとたいてい食べてくれます。
知ってました?朝にお味噌汁を飲むと、その日一日の元気度が違います。
日本でウーフしてた時の農家さんが教えてくれたのだけど、ほんとに違うよ。

P1000015













��年前に始めた味噌作りを、ふとふりかえってみると、
数年前のわたしの中には「手作り味噌」というキーワードがなかったなあ。

太陽を身ごもった年は、ウーフしたりして「衣食住」の「食」を心で感じとれた年でした。
「食」は「人の繋がり」=「大地の繋がり」=「感謝」 だったんだ~。って。

そのことに気づけてから、というか、気づいた日にタイヨウマンはやってきてくれました。
その日は友達の畑に種を撒いた日であり、わたしたちの未来が広がった日でもありました。

太陽という名前も、ゆうじくんが「男だったら太陽にきまってる」というので、「ああそうか。」位にしか考えてませんでした。(女の子だとばかり思っていたから、女の子の名前しか考えてなかった)
でも、フト思い返せば、わたしたち夫婦が食を通して「太陽の恵み」を感じとれた年だったから、その名前が直感でやってきたのかもしれないな。
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お味噌ひとつにしたって、こうして出来事がどんどん繋がっていく。
全ては必然なんだな~~~。 
って心地よいため息がでる。

人に誇れるような育児はしていないけれど、
太陽を手作りのお味噌で育てられてることはわたしの小さな誇りです。

その味と、奥に広がるみんなの想いを美味しくいただける日々に感謝。ありがとう。

2010年9月17日金曜日

かみさまのゆりかご

懇意にしている友人カップルからのおめでたニュースが続きました。
結婚や妊娠のニュースはほんとに嬉しいです。

ダークなこともたくさんある世の中だけどね、
”あなたたち素敵です!”と言える人たちの2世が産まれてくるっていうんだから、
楽観的かもしれないけど、今より明るい未来になるだろうな って思っちゃいます。

妊婦さんは、”神様のゆりかご”。
人生の中でも数回しかない体験だから、いい時間を過ごしてほしいな~と思います。

さて、”いい時間”ってどんな時間でしょう?

ゆったりした時間、心が穏やかで、胎児の成長も順調で、健康な食事と適度な運動、充分な睡眠と理解ある旦那様、、、?

なんていうのは理想ですが、そうもいかないのが現実です。
つわりがしんどい、ゆっくりしたいが仕事をしなければいけない、ささいなことで不安になる、旦那の理解が足りない、ストレスで食事が乱れる、、、。

そういうことだってあるでしょう。
誰だってそんな妊婦生活をおくりたいわけじゃない。

ママ1年生のわたしですが、あの時を振り返ってみると
”それでもいいんだよ。どんな体験が待っていようと、あとから思い返せばいい時間になる”って思います。

これは、お産も同じですね。
こういうお産がしたいっていう理想、妊婦さんなら誰でも思い描くと思います。
でも、お産はアタマですることじゃないんですよね~。
理想ってのは、たいして役に立たないなって経験して分かりました。

でも、軸は大事です。
軸というのは、自分を信じる力の事です。
経膣分娩がしたいなら、それができると信じること。信じて、準備すること。
出産するのは自分であり、お医者さんや助産婦さんがどうにかしてくれることじゃない。
自分がやる。やるしかない。 "I" do. "I" have to Do.

そして、はじめてのお産、不安ですよね。
でも、大丈夫。だいじょーぶ、だいじょーぶ。女性にはできてしまうんです。
女性には、ミラクルな力が備わっているのです。
そうとしか言えないけど、そこは強く信じていきましょう。

もうひとつ、赤ちゃんもがんばってます。
そこを通るなんて不可能!と思える程暗くて狭い産道を通る旅をしています。
母と子が出会うための最初の難関。
でも、すごいことにこれができちゃうんだからミラクルだわ。
(痛さの比喩じゃなくて「お産は、鼻からスイカがでるくらいミラクルなこと」って解釈してもらいたいわ~。)

さて、わたしのお産はおかげさまで満足のいくもので、とてもよい体験でした。
また、そう言える様サポートしてくれた人に出会えてよかったです。

お産に満足いくかいかないかで、その後の子供との絆の作り方や母乳に影響すると言われていますが、わたしも感覚的に「その通りだな」と思います。
わたしの出産直後は、生まれてはじめてのことなのに、赤ちゃんがスムースに自分のなかに入ってきましたね~。
そこへ泉からこんこんと母性が溢れ出て、心臓の鼓動にのって体中が母性で満たされるような、温かく神聖な時間でした。

でも、経膣分娩が良くて帝王切開が悪いとか、エピドラルするなとか、アンチ医学とかそういうんじゃなくて、どういう選択/結果になっても、自分が納得して満足できるかどうかが大切っていうコトでね。

そこで、わたしの”満足のいくお産とは?”をあげてみました~。

【1】好きな体位で産むこと
でも、好きな体位ってなに?って思いますよね。
それはその時になってみないとわからないのです。
勝手に体がそういう体勢を取るので、それに任せるしかない。

でも、仰向けはないかな。
試しに仰向けになってみたら、陣痛が強烈で耐えられないって思いました。
重力にさからっているし、赤ちゃんもつらいんじゃないかなあ。

【2】何が起こるかわからないけど、自分を信じてやれるだけやってみること。
   あまりに高い理想/こだわりをもたないこと。
   理想があるなら、体力作りとか自分なりに準備すること。

【3】もし経膣分娩だったら、産んだらすぐに赤ちゃんを抱けること

【4】妊婦中にどんな体験をしても深く受け止めすぎないこと

【5】信頼できる介添人がいること (お医者さん、助産婦さん、家族、友人など)

【6】楽観的になること

これはもちろん、赤ちゃんもお母さんも健康で体力もあることが条件です。

わたしが産まれた時代は、医療者主体のお産だったので、
母も子も潜在的にバーストラウマのある人もおおいでしょう。

でも、今はお母さんの選択肢が増えて来ていますね。
母子ともに健康で、その人なりに満足のいくお産ができますよう祈ってます☆

お産はほんとにミラクルだな~~

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2010年9月12日日曜日

Mamoru & Risa Vegan "祭" Wedding !

9月8日はまもちゃんとリサの結婚式でした。
ヴィーガンで、料理上手で、妖精みたいに飛んでいっちゃいそうなリサ。
笑いの神様が宿ってる、オモシロディジュリジュ吹きなマモちゃん。

「”祭”をテーマにしたい」と、2人に打ち明けられたのは2ヶ月前のことでした。

わたしの担当はディスプレイ。
素材は、庭にわんさか自生しているIVYや緑さんとまつぼっくりに、赤タマネギの皮で染めたシーツ。
流木で組んだアーチに、数枚のレースとリボン。
自然の素材でホッとする雰囲気に。

料理は、みんなの手作りのヴィーガンフード。
これがとってもおいしくて、野菜だけと思えない程の味とボリュームでした。
ケーキも豆腐クリームでできていて、ヴィーガンのリサでも食べれるようになってました!
ヴィーガンフードは太陽も食べれるから母ちゃんも嬉しい~。

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DSC_0131ブーケはゆきかちゃんの手作り。
なんとカリフラワーと庭で採れたバジルとトマトでできています。
なんという斬新なアイディア!(かかったコストはカリフラワーだけだそう!)







笑いの祭りは、マツケンサンバにドリフのショーでした!
ひさしぶりに、はらがよじれて涙がでるほど笑いましたよ~~。
オモシロすぎて写真が撮れませんでした。
笑うって気持ちいいね~!
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屋台の祭りは、たこ焼きとお好み焼き!
作ってくれたのは関西人のなみちゃんとえみ&モットンでした。
関西人のたこ焼きとお好み焼きはほんとにおいしい!!幸せ~~!



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祭りと言えば、お囃子。祭りに楽器も欠かせませんよね。
音の祭りは、楽器をもちよりみんなでセッション。

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まもちゃん&リサ、出席したみんなをシアワセにしてくれてありがとう!
とてもいい時間だった~。
そんな2人にはシアワセ無限大で還ってくるね。
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カナダに来て、素敵な人たちに囲まれて幸せだなあと改めて感じました!
ありがとう!!
お幸せに!