2011年5月30日月曜日

続・旅の行き先 ~アラスカ デナリ国立公園に?!~

きんと雲が突然ひゅーっと目の前にやってきた。

パスポート切れで旅行をキャンセル。
歯がゆい思いをした4月。
それがなんと、このタイミングでゆうじが1週間休みを頂けることになった。(サムライのみなさんほんとうにありがとう~)
あのときのキャンセルが今に繋がっていた。
キャンセルしたけど、チケットはアメリカorカナダ国内で一年有効。
無理してどこかに行かなくてよかった!

今回の候補地は2カ所。
前回の予定地、カリフォルニア or  アラスカ デナリ国立公園。
マイルを使う旅なので、行き先は飛行機の空席のあるなしに委ねられている。
今のところ、両方ともオッケー。

きんと雲を足で抑えて、南風と北風、どっちにのろうかと頭をひねる。

妊婦&幼児連れで、両方ともキャンプ。
それぞれの良さを天秤にかけ、
吟味 ときどきケンカ を重ねて、2人の想いはデナリ国立公園に傾いていった。

デナリ国立公園。
車は入り口から30マイルまでしか入れず、一度入ったら3日間はキャンプステイしなければいけない。その間、車は動かしてはいけない。

公園の一番奥は、入り口から135マイル地点にあり、アクセスはシャトルバスのみ。
その地は、ワンダーレイクキャンプエリアと呼ばれ、標高6000mのマッキンリーが一番豪快に見える草原地帯になっている。
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公園内には、わかりやすいトレイルはないようで、
どこへいってもいいけれど、残していいのは最小限のフットプリント(リアルに足跡すら)のみ。
広大な大地はあくまでも野生動植物の領域で、人間は絶対に邪魔をしてはいけない。
人間は、たんなる訪問者にすぎない。 というコンセプト。

広大なツンドラで命の営みを繰り返す グリズリーやカリブー
荒野の守り神のようにそびえる Mt. マッキンリー
星野道夫さんが全身全霊をかけたアラスカ。
わたしもこの目で、足で、体験したい。
太陽と、ゆうじと、titiと、その風景をシェアできるとしたら、なんというギフトだろう!

想像するだけで、おしりからあたまのラインが、快感でブルルっと震える。

しかし、妊婦と幼児 無理のない範囲でいけるだろうか?
どうやら、荷物と太陽と大きくなったお腹をかかえてワンダーレイクまでは行けそうにない。

でも、、、、行きたい!
行ける!無理のない範囲で行けばいいさ!

空席があるのは今朝も確認済み。

いざ、マイルセンターに電話する。
すると、衝撃のひとことが。

「その日程では空きはありません。」
「さっきまであったんですけど」
「もうなくなってしまいましたね。」


ああーーーーしまった!
今朝まではあったのに!!!
おーー北風よーーー あなたはもういってしまわれたか。
デナリへ馳せていた想いがガラガラと音をたてて崩れ落ちていく~。

でもね、デナリ国立公園がどんなところか知れただけでもよかったな!
太陽とtitiが大きくなったら絶対いくぞー!
そのときまで、雄大な大自然が何一つ変わらぬよう願いつつ、今回は南風にのってヨセミテ方面に行くことになりそうです~
早くチケットとらなくちゃね!

ちゃんちゃん!

2011年5月27日金曜日

伝えてますか

平和は家族からはじまる

「ありがとう」

「愛してるよ」

「ハグ」

一昔前は、「そんなこと簡単に口に出せん!」という趣きが主流でしたが、
今は「言ってるよ~」って人の方が多いようです。
いいこっちゃ~!

愛と感謝は無限だそう。
今、この瞬間、そばにいる人を大切だと思うなら、言ったらいいなぁと思います。

態度でわかりあえるともいうけど、
せっかく口があるんだから、「愛してる」と「ありがとう」に使ったらいいよね。
きれいな言霊は放つほうも、受け取るほうも、嬉しいし温かい。

やがて愛と感謝が、家族を越えて、森羅万象に広がっていったらやばいなぁ~!
まずは一番身近なところからはじまるね。

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2011年5月22日日曜日

トイレトレーニング

「オムツなし育児」というカテゴリーをわざわざブログにつくったにもかかわらず長い事放置してしまいましたな~。

あと2ヶ月で太陽は2歳になりますが、なるべくおむつをはかせずにトイレのサインをキャッチするという、「オムツなし育児」は1歳になる前にちょこっとトライしただけで終わりました~~。
お恥ずかしい。

太陽くん、ただいま1歳と10ヶ月。
うんちだけはトイレでしてくれるようになり、さらに言葉も増えてきて、「んこ、んこ!」と教えてくれるようになりました。
まーでも自己主張がでてきた年頃だけあって、「今日はヤダ!」という日もあり一進一退。

おしっこはまだまだだなー。

Waldorf Schoolの先生は、自分の息子たちに、「3日間スパルタトイレトレーニングをして、3日でおむつ卒業したわ。」なんて言っていたけど、無理矢理やるのはかわいそうだなあ~。
そもそも、わたしにそんな根気があるかわからない。

おむつなし育児の本を読んでコレダー!と思ったときは、”はやくオムツ取れるといいな!目指せ2歳!”と思っていたけど、最近は、太陽とわたしのペースですすめていけばいいことかな。
と思い直しました。

できれば2人目が産まれる前にある程度卒業していただけるとありがたいのだけれどね。

ちなみに太陽君、まだ布と紙を併用してます。
布おむつライフも、新生児のときは2枚使いでしょっちゅう替えないといけなかった。
今は1時間に一回くらいになり、だいぶ楽になったなあ~。
そういうのもあって、自分たちのペースでいっか。って思えるようになったのかも。

自分のおもうとおりにいかない いかなくてもいいんだよ~

子育てって日々学びですな~。

2011年5月20日金曜日

Squamish 3年目。

Squamish 3年目。

3週間前のことでした。
チョットだけひきづっていたウィスラーへの未練が、シャボン玉みたいにはじけて消えた。
視野がひろくなった。

この町がどんどんすきになってきた。

この町のすきなところ
ー 薬草ピッキングや野菜づくりをはじめられるようになったこと
ー お店やコミュニティーがファミリーにやさしい
ー 気持ちのいいトレイルがあちこちにある
ー わたし好みのサービスが町の中にある(町のなかでほとんどコトがたりる)
ー 庭に洗濯物をほせる
ー 暮らしが落ち着いてる人が多いから大地に足をつけて生活できる
ー 心のおける日本人の友達がいる

��年かけてすこーしづつ知り合いが増えてきて、徐々にこの町のことがわかってきた。
「素敵だな」と思う人や場所が増えてきた。
それはこの町に暮らす人と、ーたとえ顔見知り程度だとしてもー、繋がりはじめたからだなーと思う。

今日は、コミュニティーがサポートしているFree Yogaに行ってきた。
ファミリータウンなだけあって、お母さんがヨガをしているあいだに子供を見てくれるサービスまでついてくる!ありがたいかぎりです。

今日の先生は”Warrior”という言葉がぴったりくる女性的で力強い方だった。
Shaman workshop やVision Questも行ってるLight Workerだそう。
また1人、この町の素敵な人に出会えて嬉しかった~。

今週から気温が20度まであがり、
ネトル、サーモンベリー、エルダーベリーなどなど 薬草摘みの季節がやってきた。
そこらへんにたくさん生えてるスギナは殺菌にいいみたい。
野菜もこれからぐんぐん育ちそう!

これ、ぜんぶスコーミッシュにきてから教えてもらったこと。

どこに住もうとも家族がいればそれだけでいい というのもあるけど、
どんな場所にも、人との繋がりのなかにLOVEがある。
コミュニティーの中に自分からどんどん入ってみるのはおもしろい。
その中でキラメキを発見すると、虹にであった時みたいに嬉しい。

そして何よりも、ゆうじの職場がオープンして、気の置ける日本人の友達が移動してきたことが心の大きな土台になっています。それまでは、正直心細かった~。
みんな家族がそばにいないから、「友達」という枠を越えて助け合って暮らしてます。(助けてもらってばかりだけど)みんなポジティブでクリエイティブだから気持ちがいい~。

白紙の時に、知り合いもいない土地へ飛び込んでいかなくてよかった~ ってつくづく思います。
ゆっくりと探検できるのは、いつでも安心できる場所があるからなんですよね。
わたしたちを止めてくれたのは、あの時おなかにいた太陽。
ありがとうタイヨウマン!

虹は架け橋。
これからもこの町でたくさんの虹に出会えますように~!

2011年5月16日月曜日

今年も 心と体においしい野菜づくり はじまりました

ことしも野菜作り はじまりました。

まだ苗達を室内で育てているところ。
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今年はベランダガーデンもつくったよ。
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大好きなトマト

一番花が咲きました。そろそろ畑に移した方がいいかな~
去年はほとんど実にならなかった。
この元気な苗達を畑にうつしたら、今年はちゃんと育ってくれるかな 
それともこのまま室内キープかな~
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畑の方の2年目の野菜とハーブも元気に越冬しました。
最初の収穫は ケール。
もう花が咲きそうなくらい育っててびっくり!
オリーブオイルとベーコンとレモンと塩こしょうでおいしく食べたよ。
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今年で家庭菜園3年生になりました。
お野菜育てるのいいですね。
家の中に緑が溢れて 癒されるよ。
それに、美味しい空気作ってくれてるもんね。
オーガニックだしね!
旬がわかるよ。
子供と一緒に土遊びできるのもいいね。せっかくうつした苗をほじくりかえさりたりもするけど。

うまくいかなくって「はあ~~」ってなることも多々あるけどね。
自己満足だけど、いまできることのひとつ かなあ と思いながら奮闘してます。

今年はどうかな~~

ただいま奮闘中の選手たち
トマト、ズッキーニ、レタス、ほうれん草、ケール、大根、にんじん、ビーツ、空豆、さやえんどう、いちご、ハーブもろもろ しそ お花達

Wish us a luck!

にんぷらいふ 2 ~曇りのち晴れ!今日は満月~

あっというまに23週になりました。
にんぷらいふも、あと半分。

今回のにんぷらいふは さざ波くらいはたったものの順調にすすんでます。
今回も人並み程度のつわりもあり、心のアップダウンもありました。
母親という偉大な役割を誇りに思うと同時に、妊婦もあいなって自由に動けないもどかしさにモンモンとしたり。
太陽のお世話しながらの妊婦生活の大変さも知ったし、2回目の妊娠はいい感じに気が緩むことも知った。(おかげで、食欲、体重、おなかの大きさも順調に増え続けてます。)

何よりつわりって結構パンチがあって、毎日具合が悪いと、やっぱりメンタルにも影響する。
そこへ、東日本大震災が起きて、世の中が悲しみ、希望、心配、怒りでグルグルになっていたように、わたしも、揺れる感情と情報の洪水のなかで傾きかけていた。

あれから愚痴っぽくなっていたな。
母親になって、地に足がつくようになったのだけど、うっかりすると下向き目線になっちゃう。
足は大地に、両手は空をあおいで、心には太陽、自分の目線で前むいているのがいいですよね!

心身ともに順調な妊婦生活を送っている人もたくさんいて、いいなあとも思うけれど、
喜怒哀楽感じて経験できてよかったなあ&このタイミングで妊娠していたことはギフトだなあってこのごろ思っています。
これから生まれてくる子供や未来について、真剣に、じっくり考えるようになったものね。

もうひとつのギフトは、もし妊娠生活で煮詰まっている人がいたら、一緒にお話を聞くことくらいはできるってことかな。

なんにせよ、つわり終わっちゃうとつらかったこと忘れちゃうんですよね~。
人生、どんな経験もギフトだね!

最近は、体調も良く、食欲も旺盛になって、主婦らしく?冷蔵庫にあるもので、3食作ることが当たり前になってきました。
まだ人並みとは言えないかもだけど、家庭的なことをしている自分で驚いてます。
人って、ちょっとづつかわっていけるんだね。

おなかのtitiちゃん2号も元気にグルグル動き回ってます。
太陽に、「ベイビーどこ?」っていうと、おなかをなでてくれるようになりました。
ちなみに、タイヨウマン、いまだにおっぱいのかわりにわたしのおなかを吸ってます。
きっとtitiちゃんは、わたしの皮膚を通して太陽いっぱい感じていることでしょう~。

今年は気持ちのうえで(肉体的には太陽をおっかけまわしてるけど)ゆっくりした夏を過ごせそうかな!

2011年5月14日土曜日

No title

今日は、久しぶりのFamily Day

あたり一面が、殺伐とした茶色から、生き生きとした緑一色に変わる時がきました。
歩いていても、運転していても、目に、心に、とびこんでくる芽吹きのパワーに元気いっぱいもらってます。

スキだなー この季節。
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ここんところ忙しかったゆうじと久しぶりに遊んだ太陽。
公園行くと、幼児のジムではものたりず、最近はわたしの身長よりも高いところも登るようになっちゃってヒヤヒヤして見てられない。

男の人の方が肝が据わってるので、太陽もようやくちゃんと見守ってもらえるねー。
というわけで、今日は父ちゃんといっぱい岩登りしました。
多分、15本くらい(小さな岩だけどね)登ったんじゃないかな?
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「ぼく結構 クライミング得意なんだよ~」
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��人がクライミングに夢中になってるあいだに、ほんっと久しぶりに 海をみながらぼーっとしました。

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すごくすごく貴重な時間でした。

でも、海をみてると、「こんな穏やかな海が、、、」なんてつい津波のこと考えちゃう。
BC州西海岸もなんたらプレートがあって、いつ大きな地震が来てもおかしくないって言われている。
寝る前に、そのことで頭いっぱいになるときがある。
だから、いつもは耳に心地いい波のリズムなのに、今日はゾワゾワする。

あーわたし怖いんだな。って思った。

でも人が自然にどうしようもない脅威を感じることは、当たり前のことで、むしろ、忘れちゃいけないこと。

そういう中で 生きている。生かされている。

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でも今日は、

日差しが気持ちいいなあ~
鳥がエサをついばんでるなあ~
森がきれいだなあ~

そしてなにより、そこに2人の楽しそうな背中があることが 幸せだなあ。

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