2010年11月29日月曜日

冬のはじまり 心と体のおおそうじ。

Benefitを使って、マッサージをうけにウィスラーにいってきました。

いままで何人かマッサージをうけてみたけど、相性がよいみたいでウィスラーのColleenのマッサージが一番好きです。

今年はラニーニャだとかで、この日は今年一番の大雪でした。
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久しぶりの生理と、突然の大雪に体がびっくりしていたのか、なんだか漠然と調子が悪い。
それも体の左半分が。

マッサージはもちろん気持よくて、とろけてしまいそうだった。
寝そうで寝ない きもちのいいところを ずっといったりきたりして、一瞬おちたような気もしたけど、それが一瞬だったのか、長い間だったのかわからないみたいにー、時間の感覚を失った。 

何度かColleenはレイキを使っていた。
ああ、レイキだ。気持ちいいなあ。
エネルギーを感じながら、意識がまたふわりふわりと遠のいていく。

��時間のセッションが終わって、”レイキ使ってたね。わたしもやるんだよ。”といったら、まるでそれもわかっていたように、”あなたの体、レイキによく反応していたわね”と言われた。
エネルギーヒーリングは人と人を言葉を越えて繋げてくれる。わたしの好きなところ。

さっきまでひきずっていた左側の頭痛もすっかりなくなって、リフレッシュ!
と思っていたら、ここからがすごかった。

ビレッジの中をウロウロしているあいだに、顔の左がサイナスになったみたいにズキズキしはじめた。
気がついたら顔中が吹き出ものだらけ。
胃もゴロゴロして、ゲップがよく出る。
なんか、毒素が詰まっているみたいな感じだった。

その後、友達の家でうたたねして起きたら、今度は目がなかなか開かなかった。
知らず知らずに溜め込んだ目の疲れが一気に吹き出したみたいだった。
左の足の付け根も、骨がずれているみたいにズキズキする。

体中が乾いていて、潤いを求めていた。

あー、浄化反応だ。
体が、毒を出そうとしているんだー。

体だけじゃなかった。
うたたねした時も、その夜も、立て続けに悪夢をみた。
もうどんな夢だったか忘れてしまったけど、心にもだいぶ溜め込んでいたみたいだ。

ばいばい。
ごめんね、わたしのなかに溜め込みすぎちゃったね。

そうだね、ここのころわたしらしくなかったよ~。
じぶんの一番気持ちいいところ ーじぶんのまんなかー に いることが少なかったかもしれない。

それは、パートナーとのささいなケンカだったり、意見の食い違いだったり、周りの目を気にする自分だったり、運動不足だったり、そういうなんだかモンモンとする気持ちを育児のせいにしていたからかもしれない。

調子の悪さは、とことん左側に現れてくる。
体の左側が象徴しているのは、家族。

これは体から心へ、わたしへのメッセージだね。

ひょえーーー。太陽ごめん。
ゆうじごめん。わたしごめん。
そして、みんなありがとう。ありがとう! だいすき!

変に力がかかりすぎて軌道からずれてしまっていた遠心力を、まんなかに、まあるく戻ってくるようにColleenは治してくれたような気がする。
たまたま時間ができて、たまたまウィスラーにいくからと思って予約したけど、Colleenに会ったのは必然だったんだな~。

ぜんぶの出来事は必然におこっているってことに、もういっかい気づけてよかった。

不思議だね、月や太陽や空や星の、自然のリズムに気がつくようになると、こういうシンクロがやってくる。
そういえば、新しい人とシンクロ的に繋がったりもした!
このあいだの嵐が、しばらく眠っていた星のかけらを目覚めさせてくれたみたいだ。

マッサージのあとは、お肌の調子もよくなったし、頭もすっきり~。
余分なものをブルブルふるいおとして、身も心も軽くなった!

でも、まだ体は浄化中みたいで、体のあちこちがモゾモゾしている。
レイキをお供に、このヒーリングプロセス、楽しみます。

こちらは大雪が降り、シーズンインしました。
マッサージの翌日、初滑りにいったのだけど、久しぶりの山や自然の大きさを体で感じた。懐かしく、そして嬉しかった!
気持ちが自然にまんなかに戻ってくる。

心も体も、シーズンの出だしは好調だあ~。

よい冬になりそうです!
taiyosori


2010年11月25日木曜日

布オムツあれこれ

興味の無い人にはなんのこっちゃの話題です。
最近おめでた報告が立て続き♪、「布おむつどう?」という会話をしたのでかいてみよーと思います。
何かの参考になれば幸いです。

注:おしっこだとかうんちだとかでてくるんで食事中の方にはオススメできません。

モデルケース:かまた家 男児

使用歴:1年4ヶ月

布おむつ使用頻度:60~70%

紙おむつ使用頻度:夜、長時間外出、夫の日(10hours/week)、「なんとなく今回は紙でいいかあ」の気分(once/week)

勝手に布おむつレビュー:

1.ファジーバンズなどの海外製一体式布おむつ ★☆☆☆☆
  使っている人には申し訳ないが、わたしにとってこの布スタイルは邪道。
  6セット買って使ったけど、イマイチだな。もう買わない

2.日本のスタンダード布おむつ ポリカバー+輪のおむつ ★★★☆☆ 3.5
  飽きもこず、慣れてしまえば全然ラクチン。
  ただ、ポリカバーが蒸れて苦しそうなのと、皮膚がすれて赤くなってしまうのでカバーの素材がもうすこし快適だといいなと望むけれど、漏れない&便利と考えるとしょうがないかと妥協。よって★3.5。洗うとベルクロが取れるので縫い直さないといけないです。


3.ウールソーカー(毛糸のパンツ)★★☆☆☆
  残念ながらわたくしは馴染めなかった。
  上手に使えばよいのかもしれないけど。買うのに躊躇するお値段なので、作ってみたけど、漏れるし洗えないしで んー良さがよくわからなかった。ズボラ向きではないようだ。(使っている方、どうやって使うといいか教えてください!)
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4.布カバー+輪のおむつ ★★★★☆
 近所のリサイクルショップに18枚セットで15ドルで置いてあった。Babykinsというメーカーのもの。
 ファジーバンズの後、布オムツライフに未来をみいだせなかったのでだめもとで購入。
 これがヒット!布なのでおしっこしたらすぐに分かり、しかもびしょびしょになるほどは濡れない。
 洗濯にも強い。夏は家の中ではこれ一丁で解き放っておける。
 布カバーなんで、ちゃんと気にしてないとズボンが濡れてしまうけど、逆にいえばどれくらいでおしっこするか感覚でわかるようになるのでよい!ある意味トレパンもかねている。全サイズ対応。
★5つあげてもいいんだけど、冬に着込んでいる時に使うと手間なのと、かさばって持ち運びには不便なので★4つ。ま、仕方ないかな。
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万人向けかと言われるとわかりませんが、わたしのハートはがっちりつかまれました。

ただいま2と4を状況にあわせてヘビロテ中です。

聞かれちゃいないが、勝手に答える。布オムツ勝手にFAQにつづきます!

布おむつ あれこれ 勝手にFAQ編

さて、聞かれてないけど、、、

布オムツ かってにFAQ

やたら長くなってしまいました~。
こういう人もいるんだな~となんかの参考になれば幸いです。

布おむつ面倒じゃないですか?;
 そんなことありませんよ~。ズボラなわたしでもやってますから。
 なんせ、ウンチのあとの処理が楽でよいです。紙だとうんちが残るでしょ。わたしはそれが嫌でねえ。
 洗濯が大変と思われがちですが、別に大丈夫です。
 洗濯後、取り込んでリビングにどさっと山積みしておくと、子供がなんとなくたたむのを手伝ってくれたりして良いです。

洗濯はどうしましょうか?
 新生児の時は、バケツを2つ用意し、おしっこ用とうんち用にわけていました。おしっこ用はそのままどんどん放り込み、うんち用は水をはって洗剤か重層をいれてつけ置きにしていました。重層+tea tree oilも試したけど、量をまちがえたのか化学反応?なのかすごい臭いになったのでやめました。
 今は、うんちをトイレに流せるようになったので、バケツはひとつです。全部放り込んでます。

始めるならどの時期がよいですか?
 新生児の時は、四六時中おしっことうんちをしているので布がしんどくなる時もあったな~。
 そういう時期は紙おむつでやってました。
 新生児のときは布の折り方を工夫しないといけないのと2枚使いになるので洗濯も多かったですが、1歳くらいになると一枚で事足りるので楽になってきます。

 どの時期から始めるかについては、わたしは新生児の時から無理のない範囲でやっておくといいんじゃないかと思います。
 洗濯も最初のうちからやってれば、そういうもんだと体が覚えてくれるので、特に大変には感
じません。
 しんどくなったら紙にすればいいし、またやる気になったらすぐ戻って来れる距離に布おむつがあるのがいいと思います。
 
おむつライナーはいりますか?
 一応持ってますが、使ったことありません。結局ウンチのついた紙を処理しないといけないのが嫌で(ゴミになるし)、無い方が楽でした。

おしりふきはどうしてますか?
 最初の方は使っていましたが、今はほとんど使っていません。(
 普段は、布おむつを交換する際に、ざーっと水洗いして、そのおむつで拭いちゃっています。
 衛生的に言ったらNGなのかもしれないけど、、、、。なんせズボラなんで、、、。

 新生児の時は、便がゆるくてくっついたり、かぶれやすかったりするので、毎回しっかりきれいにしてあげないとです。私は、おむつと一緒にお湯が入った水筒とボウルを置いておき、いらない布を小さく切ったものを浸しておしりふきにしていた時期もありました。でも、その頃は市販のおしりふきも使ってたな。

オムツはずしが早いといいますが?
 これは、子供にもよりますし、ご両親にもよるので一概に布だからとはいえない気がします。
 我が家の場合、おすわりできるようになってから、おまるにすわらせたり、「はい、おしっこちーだよ」と試していたからかどうかはわかりませんが、うんちはおこさま便座(大人の便座にはめるやつ)に座って用が足せるようになりました。めちゃくちゃ楽です。
 おしっこはまだ全然やってませんが、どの時間帯に多いとか、そういうことはだいたい把握しています。

布と紙どちらがエコ&経済的でしょうか?
 おそらく布の方が経済的かつエコだと思われます。
 環境問題については、布の洗濯が、、、という意見もありますが、あの大きなゴミが土に戻るまでには果てしない時間がかかると思います。土地の疲労は相当でしょう~。(個人的には、布の光熱費と紙のゴミの問題を比較することはナンセンスだと思います)
ちなみに、洗濯しておひさまに干すと黄ばみが消えます。おひさまの殺菌パワーはすごいです。

 布と紙のお財布事情でいえば、布の方がだいーぶ経済的だと思われます。 

これから布オムツを始めようとする方へ一言(ずいぶん偉そうだな)

 えーそうですね、気負わない&こだわりすぎないのが楽しい布ライフのコツかと思います。
 オーガニックコットンのおむつとかいろいろありますけど、高いし、普通の綿の輪のおむつで十分じゃないでしょうか?
 一度ルーティーンができてくるとクセになります。やみつきです。
 「今日は疲れたから紙にしよう」とかって思うことはほとんどありません。楽しいですよ~~! 

夜の月、朝の太陽 嵐のあと

昨日は嵐でした。

吹き荒れる風で庭のゲートは倒れ、垣根は歪み、細い樹々は折れて道路に散々と横たわっていた。

夜になっても風は全くおさまらず、「停電になりそうだなー。」なんて思っていたら案の定、停電になった。

おっと~、キャンドル、キャンドル。

棚に飾っておいたキャンドル、こういう時に役に立つもんだな。
まもなく大家さんが「大丈夫?キャンドルとマッチはある?」と様子をみにきてくれた。

ひとりだったらちょっと焦ったかもしれないけど、きのうはゆうじがいたから落ち着いていた。
風がごうごう巻く中、キャンドルの灯りを頼りに、カセットコンロでお湯を沸かした。
「今夜は復活しないかもしれないねー」なんていいながら、寝袋に包まる。

風が窓に体当たりして、ガタガタと揺れる。
窓の外は真っ暗。でも、月灯りのおかげでだいたい見えた。

満月の光、明るいなあ~。おかげで家の中もなんとなく見えるよ。
おつきさまありがとう~ 

そのあと電気は復旧したけど、思いかけないキャンドルナイトがとても心地よかったので
「このままにしよう」とキャンドルを灯したままゆっくり過ごした。

月をみるのは久しぶり。
少しずつだけど、月や朝日や風や空を感じる日が増えてきた。
そうすると、内なる力、ハートの奥がムクムクと元気になってくるのを感じる。
だからかな、わたしのお月さまも戻ってきたよ。

わたしは以前に比べて、だいぶ地に足がついたと思う。
スピリチュアルな知識や情報を前よりも今は必要としなくなった。

掃除、洗濯、料理に育児。その繰り返しが、私の心を強くしているみたいだ。
ああ、腰が据わってきたな。と感じてる。
そうしてたら不思議なことに、前に恐れていたことのいくつか(例えば火とか)を、知らないうちに克服していた。

これは、スコーミッシュは”岩の町”だからかもしれない。
着実にしっかりと。そういうメッセージをビシビシ感じる。
きっと、土台を作ることを学んでるだと思う。。
物質的にも、精神的にも。
��そのかわり影を潜めてしまった要素もあるけれど。今はちょっと眠ってるだけ、そのうち、ベストなタイミングで起きてくるさ~と思ってます。)

土台とか着実とかって、わたしの苦手なテーマだから、人生のうちにちゃんとやっておかなくちゃと思ってありがたく向き合っておこう~。
そこちゃんと強くして、またいつか次のテーマがやってくるのを楽しみしよう。
��と言ってしまうあたり、苦手意識があるんだよね~。えへへ。まー焦らずだな~。)

今朝は、風もなく穏やかな朝だった。
このところ、朝がやってくるのが遅い。
太陽が山々を越えて、ようやく光を運んでくるころにはもう8時をまわっている。

夏のようなさわやかで強い朝ではなくて、
暗い中、手をこすりながらやかんに火をつけて、
お茶を飲みだした頃にようやくじわじわと朝がやってくる。

さりげない朝だけど、
嵐のあとだから、まぶしくみえました。

太陽と月、朝と夜 

おひさまと月のパワーはすごい。
嵐のあとは、おひさまと月の、当たり前に巡ってくるサイクルが新鮮に感じられました。

2010年11月22日月曜日

日本の自給自足率

輸出入品に対して一切関税をかけないTPPという連盟に日本が加入するかどうかニュースになっています。

経済のしくみなどの詳しいことは頭の良い方にお任せしますが、輸出入品の関税撤廃で何が問題視されているかというと、

日本の食料自給率が 現在の40%から なんと 14% まで落ちると見込まれているそうです。

なぜ??

わたしの足りないおつむで理解するところによると(ウンチク参照)、

現状は国産の農作物を守るため米やこんにゃくなどにものすごい高い関税(700%とか)がかけられているのですが、それが0%になるということは、つまり

外国からの農作物が輸入が大幅に増える = 耕地面積の違う海外の大規模農業に日本の農家はたちうちできない = 日本の農家の衰退の一途

農業従事者の高齢化もあり、TPPが導入されたら食料自給率14%はリアルでしょうね。
自給率の低下の背景には、お米以外の穀物をたくさん消費するようになった日本人の食文化の変化もあるようですよ。

経済効果だとかGDPだとかよくわからんのだが(こーゆーのもいかんのだろうね)、

「衣・食・住」 は人間の基本。
まあ「衣」は、国産じゃなくてもいいかもしれない。
「住」は、労働力と消費の関係はほぼ国産だろう。

でも、「食」から国産がなくなるってことは一大事!

その土地で取れた作物を食すことこそ、人間の体に一番適していて、そして環境にもベスト これは真実です。
食のサイクルと切り離された生活がますます加速すると、悪意のない無知により、人々の暮らしは地球のリズムから切り離され、果ては地球自体が悲惨な方向へと繋がっていくでしょうよ。
人々の健康 = 地球の行く末 ですよ!

真実に背いた政策は、取り返しのつかない歪みをつくってしまうと私は思う。
��最近、人間は防腐剤をたくさん摂取しているので、死後なかなか土に還らないと聞いたことがある。)

いやいやいやいや。
ないっしょ~。

ちなみに、カナダの食料自給率は150%(先進国では1位)で、エネルギー自給率もほぼ100%(タールサンドの問題はあるけど)だそうだ。
まあ日本人ほど、過去100年でカナダ人が食べているものが変化してないこともあるだろう。
でも、これは日本とは逆に国土が広く、大規模農業も可能で、人口が少ないからであり、今後人口が増加加速するので、もうすでに食料自給率の低下が懸念されているそうだ。
といっても、スーパーに並んでる野菜はほとんどカナダ国外から来ているような気がするのだけど。。。

カナダのむこう50年の食料自給率&輸入が増えた時のデメリット簡単に説明してくれてるビデオ↓


Hellmann’s - It’s Time for Real from CRUSH on Vimeo.



実際さ、タマネギにしてもLocal産とアメリカ産で価格が倍以上違ってしまうと、主婦は悩みますよやっぱり。
なるべくなるべく生産地が近いところを選ぶことや、趣味菜園が少しでも役にたっている(鎌田家には役立っているけど)ことを願いたい。

自分にできることはたいしたことじゃないけれど、、、。

若くして農業に従事もしくは、野菜を育てているお友達のみなさんに心から感謝と尊敬の意を込めて。
ありがとうございます!


☆☆☆ウンチクまとめ☆☆☆
TTPのメリット
どうやら、輸出品に対しても関税がかからないTPPとやらに入ることで、輸出からの経済効果がたくさん見込めるそうです。
国内に工場が作れるとか。また自由貿易が広がることによって各国間で紛争を抑える効果があるとも。。持ちつ持たれつってこと?
じゃあ、農作物の関税だけ守ればいいじゃないかと思うところですが、このTPPとやらに加盟するなら例外なしにぜーんぶ関税0%というのが条件なんだって。

日本の食料自給率
日本の国土の2/3は森林のため、これ以上農地を増やすということは、森林を切り開くということになる。
ちなみに、人口がひしめく日本の場合、完全自給するには1700万ヘクタール必要で、今の農地は500万ヘクタール。
日本国土は3800万ヘクタールなので、国土の半分が農地にならないと無理ってことになる。立体駐車場ならぬ、立体農地にするとか?(嘘です。)

そして、大きな問題。農家が高齢化していて、継承者がいない。

まあ、完全自給を目指すのは無理だろうけど。。。

2010年11月19日金曜日

No title

楽しい夜だった。
まもなくカナダを出発する、ゆうくんとたくちゃんが遊びにきてくれた。

もう5年になるでしょうか。
共にいい景色を見て遊び、食べ、働き、感動をシェアしてきた仲間です。

ひさしぶりにおなかがよじれるほど笑い続け、
ひさしぶりに夜中に豚キムチを食べ、
ひさしぶりに胸やけで目が覚めた。

たくちゃんがいいことを言っていた。
��0代の最初のころは、自分のうつわは実際以上に大きいと思ってた。
これくらいはあるだろうって、たかをくくって。
でも、あるとき自分の限界に気づき、自分の弱さから逃げることができなくなって、自分がちっぽけな人間だということに気づいた。
実際、うつわは、認めたくないくらい、小さくて、繊細だった。
そこから、うつわを磨くことがはじまった。
小さいうつわだけど、磨けば磨くほどそれなりに輝いていった。
でも、何もしなければそのままだった。
磨くという作業は、なにもがんばって何かを成し遂げることではなくて、
どちらかというと、自分を認めて好きになってあげることだったり、
我を押さえて人に託したり、流れに委ねることだったりする。
もちろん努力もひつようだ。
そのうち、ぶかっこうでも、傷も不純物もそれもいいんだと思えるようになるもんだ。
DSC_0570

やがてパートナーができた。
ケンカするたびに、うつわとうつわがぶつかりあった。
でも、その衝撃で角がとれて丸くなった。
割れない程度のぶつかり合いはいいことなのだ。
そんなことを話してました。
��0になって、10年前の荒さや勢いは、落ち着きへとかわっていった。
年をとるってそういうことなのかな。
この話をしてて、あー最近わたしうつわ磨きしてなかったぁ~~
って、ハートの奥がぶるっとした。
自分のことを愛してあげてるか、認めてあげているか そういうことが心の真ん中にいないとき、
求めることがおおくなって、都合良くいかないことを、人のせいにしたり、環境のせいにしたりするものだ。
そして、実際に自分が今できることが、ちゃんとわかってくると、根っこが丈夫になってくる。
根っこが強くなって、もっと枝をのばせるようになったときには、視界が広がり、空が近くなり、できることも増えているのだろう。
わたしは、じぶんのうつわがどんなものなのか、だいたいわかってきた。
でも、熱に強いのか弱いのか、割れやすいのか割れにくいのか、取り扱いがまだよくわからない部分もある。
まだまだ長い人生のなかで、わかってくるんだろう。
そんで、最後は土に戻っちゃうんだね。いいじゃん。
町に、雪がおりてきました。
山はもうまっしろです。
寒波の前に温まれてよかった~。
活字にできない話だけども、1年分くらい笑いましたな。
おかげで体がポカポカになりました。
心からあったまるからね。
良く寝れたよ。
良い夜でした。
ありがとう。
☆☆☆おまけ☆☆☆
佐々木悠くんのご紹介。
大自然を相手に滑る、ビックマウンテンスキーヤーとしてメディアでも取り上げられているウィスラーをホームに活躍している若手スキーヤー。
いつもすごいところを滑ってます。。。
鎌田家にとっては、よく一緒に滑ったり、(忙しくなっても、たまにへたくそなわたしのスキーにつきあってくれたり)MTBしたり、キャンプしたり、弟くんのような存在です。
アラスカのバックカントリースキートリップをドキュメンタリーにした"Calling"に出演しています。
きっと、山が好きなら、あなたもいつしか彼のことを耳にするかもしれません。
ブログはこちら 佐々木悠のUNLMITED

2010年11月18日木曜日

No title

家の庭の一角にガーデンスペースをもらいました。
実をつける野菜はコミュニティーガーデンに植えるとして、こちらには、ハーブを植えようと思ってます。

こまめに摘み取る&ささっと使えるものは手の届くところにあるのが、やっぱり便利!
同じドライハーブでも、自分で作ったものと買ったものでは味が違うんですよ~。

庭には立派な栗の木があり、その落ち葉が庭を黄色に埋め尽くしています。
ずーっと続いていた雨があがったこのタイミングでやるしかないと、
今日は、その落ち葉を利用して土作りをしてみました。

やり方は、
1.でっかいゴミ袋に水を十分に含んだ落ち葉を集め、油かすや鶏ふんをいれて縛り、底に2カ所はさみで切り口をあけておく。
2.日の当たる場所に袋をつんで時々ローテーションする。

というもの。

作業自体は大変じゃなかったんだけど、、、
何が大変だったかっていうと、、、大家さんの娘の犬!が大変でした。

まーまだ7ヶ月で元気がありあまっているので無理もないけど、おばかなの!

先日、ガーデン予定地を掘り起こして軽く耕してみたのですが、
今日みたらさらに20cmほど掘り返されていました。
ココ掘れワンワン!
ある意味good job!
今はいいけど、実際ガーデンしだしたら、フェンス作らなくちゃいけないね~。

それと、ドキドキすることに庭のあちこちに落ちてるんですよ~ 
ええ、踏みたくないアレが。
しかも、落ち葉に隠されてどこにあるのかわからない。

袋に落ち葉詰めてるときにご対面もする可能性もあるわけで、ちょっとドキドキです。一応、怪しい山は、入れるのをやめました。
これも、肥料になるのかな~?

なんて思っていたら、やっぱり!
一通り庭で作業をしたゆうじがお店に天かすをとりにいって、戻って来るなり、

”ねえねえ、俺、なんかくさいんだけど、、、Oh Shit!”

って、文字通りです。

しかも、ゆうじさんは、その靴を脱がずに家に入ったことが判明。
確かに、家の中に気まずい足跡が。。。

その直後の鎌田家はみなさんのご想像の通りです。

わたしが家を掃除している間、
ゆうじくんはがんばって、庭の落ち葉を全部集めて袋積みにしてくれました。

あとは、この袋たちをワンコに荒らされないことを願うのみです。。。

カンガルーのぽっけ

前回の”発熱”の記事を載せた後、いつもよりアクセスが増えていました。
心配してくれた方、どうもありがとうございました。

おかげさまで熱がさがり、今は平熱に落ち着きました。
そして、、、やっぱり、、、突発性発疹でした。
咳と鼻水もあったので、わたしの風邪がうつったのもあったようです。
わたしはたいした風邪じゃなかったけど、太陽にとっては未開のウイルスだったんですね。

太陽は4日目まで40℃の熱がありました(昼間にさがって夜あがるパターン)。
咳が苦しそうだったので、4日目に一応病院につれていきました

その先生は、「いますぐタイレノール(子供バファリン)を飲ませなさい。熱を治療してあげないといけません。MMRの予防接種はしたよね?え、してないの?ダメじゃないか。これ以上熱があがったらすぐに緊急外来に blah blah...」

と言ったあと、この親は”アンチ現代医療”で、薬をあげないかもしれないと思われたのか(そんなことないんですけどね)、
「タイレノールを今すぐのませます。解熱したのを確認するから30分外で待っててください。」
と言われました。
待合室に、みるからに風邪でヨレヨレの患者さんがいたので、「家であげます」って言ったけど、「ダメ」って。
おかげで熱は下がったので良かったんですけれどね。

今日はフォローアップでファミリードクターに診てもらいました。
おだやかな女性の先生で「咳も徐々におさまっていくから、なにもしなくて大丈夫よ。」で終わり。

ドクターの言葉って力があるので、気持ちが左右されるなあ~ って思ったできごとでした。

これからも子供が何度も熱や病気を経験して、同じ経験を繰り返していくうちに
こどもは体が強くなり、お母さんはメンタルが強くなっていくんだろうな。

忘れないようにしたいのは、
様々な療法があるけれど、基本的に、人間はみな、自然治癒力が働くようにできていること。
そのなかで、それぞれ治癒のプロセスがあるので、それをじっくりサポートしてあげること。

ネットで簡単に手に入る情報は極端になりがちです。
過敏になりすぎず、しかし、過信しすぎないようにしたいものですな。

さて、体は良くなりつつあるタイヨウマンですが、
心の方は、母ちゃんのおなかのポッケのなかでリカバリー中です。

24時間わたしにべったりで、自分で歩こうとしませんでしたが、
さきほど、6日ぶりにポッケからでてみることにしたようです。

それと一緒に、久しぶりに笑顔をみせてくれました。

体は、自分で治すことができても、心は自分で治せないときがある。
心には、愛や優しさが一番のくすりだね。
それを与えられる立場にいることは、幸せなことですね。

おまけ 【お母さん、必見!乳幼児のファーストエイド】

Wilderness First Aidを学んでいる友人から、乳幼児のファーストエイドを教えてもらいました。
知らない方はこの機会に。知っている方は、もういちどおさらいしましょう。


【心肺蘇生法】
まず911(日本は119)!

乳首と乳首のあいだを、指2本でプレス。
速さは、1分に100回のスピード。

人工呼吸は、大人の肺活量そのままでは、肺が破裂してしまうので呼気量に注意。
大人が”ぽっ” て言う程度でよい。

回数:15回プレスし、2回人工呼吸

【のどに何か詰まらせたとき】
1.子供の胴体を腹這いにに、大人の腕にのせる。このとき頭を低くする。(胴体を肘から手のひらにかけてのせる)
2.肩甲骨の間を、ドンドン叩く

こうすることで、強制的に吐かせるのと同じ効果があるそうです。
窒息はいつでも起こりえるので怖いですよね。



2010年11月15日月曜日

No title

太陽が熱を出しました。

一日目 39.7℃ 
二日目 41℃

突発性発疹かもしれないけど、んーまだわからない。

”できることなら変わってあげたい”というお母さんもいるかとおもうけど、わたしはあまりそういう風には思わない。(もちろん、子供が基本的に健康な場合に限るけれど。)

わたしは、健康な病気は、生命力を強くするための修行みたいなものと思っています。
その修行は、なるべくなら体が小さい時におわらせておいた方がよい。

多分、この考えは、私の母から受け継いだものだと思う。
というのも、”熱はわるいことじゃないよ。自分で発熱して、その熱で菌やウイルスと闘う力があるってことだから。体が強くなるよ。”としょっちゅう聞かされていたからです。
だから、太陽が熱を出したときも、わたしとしては”おっ、いよいよきたか。”という気持ち。
まあ、でもよく考えたらすごいよね、ブルブルブルと筋肉を震わせて、自ら発熱するんだから。

太陽くんは、発熱中、ずっとわたしにくっついて、ハーフーハーフーいいながらも、高熱の中よく眠っている。
太陽はその名の通り、火の玉になったみたいに熱い。
熱や炎症にはキャベツの葉(乳腺炎になりかけたときよく使っていた)がよいのだけど、冷たいのが嫌みたいで、受け付けてくれず、ただひたすらにわたしにしがみついている。
熱がこもって熱いだろうに。。。

わかった、母ちゃんずーっと抱っこしちゃる!

わたしは熱をさげることはできないけど、お母さんの手はどんな薬よりも勝るよね。
手からでる氣は(わたしはレイキをしますが)、癒しのパワーがありますからね~。

がんばれー、がんばれー

タイヨウマンの免疫チーム、かあちゃん応援してるよー!

とはいえ、昨日41℃が一晩続いたときはさすがにつらそうで、見ていて辛かった。
でも、解熱剤は最後の手段。いづれ熱はひくはずだ~もうちょっとがんばれ!
そういう親の元に産まれた太陽よ、ごめん。
母ちゃんは、なるべく彼の体の闘いを見守ってやりたい。

三日目の今日は、熱もおちついて、よく眠っています。
でも、これから夕方になるのでまたあがるかもしれませんが、今は穏やかにすーすー寝ています。
わたしは、ここぞとばかりに編み物をしたり、本を読んだりしています。
いつもあわただしいので、それはそれで貴重な時間です。

みなさまも、風邪にはお気をつけあれ。

2010年11月13日土曜日

タイヨウマン まもなく1歳4ヶ月です。 1歳4ヶ月ってどんな時期?

うちの息子くん、タイヨウマンは、まもなく1歳4ヶ月になります。
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新生児だったらまだしも、1歳4ヶ月ってどんなお年頃か想像できますか?
1歳だったらなんとなく、”立つころかな~?”とかって漠然とイメージありますが、1歳すぎてから2歳までってよくわからない。
わたしはそんな感じでした。

じゃ~1歳4ヶ月ってどんな感じ?

タイヨウマンの例でいうと、「こっちの言うことがわかり、なおかつ返事をするようになる」でしょうか。

これはねえ~~、非常に嬉しいのですよ。
いままで、ずーっっと一方通行(ではないとわかっていても)な気分で話しかけていたところ、yesかnoを言ってくれるんですから、そりゃあ、小躍りしたくもなりますわ。
この姿がかわいいもんで、同じ事なんども聞いちゃってます。
まーでも、たいてい”no!"が多いですけどね!

それと~~、おまるでうんちをしてくれるようになりました。やった~~~!!片付けがめちゃくちゃ楽よ。
うううんっ っていきみだして”トイレ行こうか?”って誘うと自分から私の手をひいてトイレいくんすよ~。かわいいよ~。

あとは、親のマネをするのが好きな年頃です。
たとえばほうきで掃除してると、ちりとり持ってウロウロしてるし、ゆうじがDIYしてると、ドライバーもってウロウロ。
洗濯たたむときも、洗濯物しまってくれたり、洗った食器を手渡してくれたりします。
これも、見て、真似て、やってみたくなる という好奇心が育っている証なんでしょうね。
この頃、コップで飲むのも上手になってきます。
これも日々、親を観察してるからでしょう。

この時期には、掃除機や電気製品ではなくて、なるべく手を円くつかう手仕事(テーブル拭きや食器拭き)をみせたり、ちりとりやほうきなど道具を使うしぐさを見せるといいそうですよ。
体を円く使うしぐさって、優雅にみえますよね~。
これを機にわたしも実践中です。

このままお手伝い好きに育ってほしいものですね~。

最後に、ここだけの話。

断乳して3週間たちますが、その後のタイヨウマンの様子はといいますと、、、

おっぱいのかわりにわたしのへそを吸いまくってます。
へそのみならず、おなかや背中にチュウチュウチュウチュウ。
今、プールに誘われても絶対行けません。ごめんなさい。

やっぱちょっと早かったんだろうな~。
気持ちのうえで卒乳してないってことですからね。

そのかわり?ものすごく食べるようになりました。
っていうと、”食べないよりいいね!”って言われますが、ほんとびっくりするぐらい食べます。
目に入る場所に食べ物だしておくとヤバいです。指差して”取れ!取れ!”って激しく主張します。

”バナナ” ”ご飯” ”せんべい” ”りんごジュース”を完璧に理解しています。ほぼ100%答えは" yes " です。
せんべいの袋をもって、椅子に座って待ってる時もあって、そんな時はおもわずリンゴジュース(あげすぎ注意のハズなのに)を差し出したくなります。

こないだは、食べ過ぎておなか痛くなって泣いてました。
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親ばかで、ほんとうに申し訳ないですが、1歳4ヶ月とは、かわいくてしかたない時期 であります。






2010年11月9日火曜日

イノチが巡る森

時計の針を1時間戻し、今日から冬時間がはじまった。

ハクトウワシが戻ってきた。

川でアザラシを見かけるようになった。

それは、鮭が森に戻ってきたサイン。

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森の入り口で、一匹の鮭を見つけた。
まさに、風前のともしび、命が絶える直前だった。

鮭は最後の力をふりしぼって水面に顔を出し、また沈むを繰り返す。
やがて、ともしびは静かに消えた。

わたしとしほちゃんは、ろうそくの煙のようなイノチの残像を、
しばらくのあいだみつめていた。

川から海へ、長い旅のあとの静かな死。

あーもう、ぬけがらになっちゃったんだ。

そこへ、かもめが音もなく飛んできた。
そのうち、ぬけがらは、カタチすら無くなるんだろう。

毎年、当たり前のように巡りゆくサイクル。
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なんで鮭は川で産まれて、わざわざ海にいかないといけないのかな?
ずっと、川にいたっていいのにね。

誰かがいってたよ。
天から雨がふるでしょう。
山は雨に育てられ、その一部が川となる。
川が海へ流れ込む。

鮭は、山のエッセンスを海へと運び、今度は海のエッセンスを川へと運ぶ。

鮭は、山と海を繋いでいるんだよ。
自然界は、ぜんぶ繋がっているんだよ。

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しぃぃぃ。
とても敏感で、神聖な時だから、静かに見守ってあげよう。
ひとつのイノチがおわり はじまるところ。

水がとても澄んでいて、冷たい。
雨の粒が、水面に完璧な円を描く。
じっとしていると手がかじかんでくる。
ピリッとする寒さに心が洗われる。

しぃぃぃ。
よくみてごらん。
熊もやってきているよ。
アタマのない鮭が地面にころがっている。
樹々は、枝を落とし、秋の終わりを告げている。
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イノチのともしび、まもなく消える。

2010年11月4日木曜日

No title

こんなにも暮らしのことを書くようになるなんて、自分でもびっくりだ。

それも、町の南に堂々とそびえたつ Cheif Rock 魔女岩 のパワーかもしれない。
そりゃあ、毎日あの岩をみていたら、少なからず足下が引き締まるのも納得がいく。
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そう考えながら、振り返ると、今度はまるで宇宙のパワーを一点に集めるがのごとく尖った、
ダイヤモンドヘッドが雲間から顔をだす。
わたしが好きなSquamishのいつもの風景。
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最近、出歩くようになって、新しい人と知り合うようになった。
今日も、新たな人に出会い、一緒にトレイルを歩いた。

恥ずかしい話ですが、長いこと住んでいるのに2人で遊ぶカナディアンの友達はほとんどおりません。
出会いはあっても、英語だと引っ込み思案になってしまい、上手に自分が出せなくて、正直ちょっと面倒だなあ~とすら思うこともありました。
こちらの人の良く言えば”independent”なところに未だに苦手意識を持っちゃっていて。

出産してからもずっとそんな調子だったから、英語力が著しく低下して、
喉元どころか肺あたりで言葉が留ったままでてこないことがしょっちゅう
そこまでいくと、まあいいや、話さなくって。となってしまっていました

でも最近話す必要にせまられることが増えて、
そして、自分でももっと人と繋がりたいと思う意欲がでてきて、英語をがんばろうと思ってます。

                努力 苦手なことをやってみる 


努力、忍耐、腰を据える、足下を見る とか、、、岩が象徴するキーワードだなあ~なんて。
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なんか、、、森や海みたいに楽しくなさそう。。。
これって、わたしの岩に対する先入観ですね。

「努力という言葉が嫌い」とかなんとかいって、自分の好きなように好きなことだけやってたな~。
井の中の蛙、大海をしらず。ってやつよ。
いや~ぬるいね。ぬるい女だったね、わたしは。

人それぞれ違うとわかっていても、カナディアンという風に一括りにみてしまったりするのもそう。
先入観にそろそろバイバイしていかなくちゃいけませんね。8年もいるんだもんね。
ラッキーなことに今そのタイミングがきてる~。

それもこれも、海だろうと、山だろうと、岩だろうと、どこだっていいさと思える土台=仲間 がいるからこそ今まで苦手なことを避けて通ってこれたんだなと気づきました。
いつもそばにあるから見えなくなってたけど、まじで、友達に支えられてここまでこれた。

ありがとう、みんな。

蛙は、海亀さんと友達になって、大海をおよぎたい。

その気持ちにズルしないように、魔女岩に見守ってもらおう。
さあ~これからはなるべく辞書ひこ!

わたしのFavorite Boy ウィルくんとタイヨウマン
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2010年11月2日火曜日

はじめてのウォルドフスクール

近所のシュタイナー学校、Cedar Valley Schoolの幼児クラスに太陽といってきました。

クラスは、先生と一緒にパンをつくることからはじまります。
先生が生地をこねながらパンの歌を歌い、
子供やわたしは、その美しい歌声と指先に誘われるまま手を動かします。

パンを焼いてる間に、子供達は部屋の中で自由に遊びます。
親は、そのあいだ手芸などの手仕事をしながら子供たちを見守ります。

先生が子供達に積極的に働きかけることはありません。
子供がやりたがったら、一緒にシルクの布をたたんだり、お皿を片付けたりします。
そのとき、”あらまあなんて可愛いの!””よくできたわ!”なんて大げさにほめたりはしません。

ただ彼女にしかできない唯一のことがあります。

それは、動作をすべて歌にすること。
布をたたむのも、パンをつくるのも、お皿を出したり、手を洗ったりするのもぜんぶが歌になるのです。

しばらくすると焼き上がったパンをみんなで食べます。
お皿もマグカップも、ハンドメイドの陶器を使います。
子供達はみんな椅子にすわってたべます。

そして、最後にストーリータイムです。
先生は、シルクの美しい布を肩からひざに掛け、そのひざのうえで、フエルトで作った人形劇をしてくれます。

これが2時間の流れでした。

この2時間の中で、大きな発見がありました。

その前日、太陽と"Little Sneakers Gym"という、町のプログラムに参加しました。
これは、1歳~3歳くらいの子供のためのもので、体育館にマットやおもちゃや滑り台が用意されていて、そこで1時間、Play Wild, 自由に遊ぶというプログラムでした。

断乳してから太陽はいくぶん人見知りになりました。
わたしにいつもべったりで、ちょっとでも離れると不安になって泣く。
今までは、おっぱいという安全地帯があったけど、それがなくなったから余計にです。

この日も、最初太陽はわたしにべったりくっついたままかたまってしまい、遊びにいきたがりません。
慣れてきて遊びだしても、人のものを欲しがって、取り合いになってばっかりでした。

その日は、帰ってきてからもなんとなく不安定でした。
寝たかと思ってベットから抜け出してもすぐにバレる。
��4時間全然離れられませんでした。

ですが、今日のCedar Valley Schoolでの太陽は、昨日とは全然ちがったのです。
いすに長いこと座っていられたし、誰かのものを欲しがったりせず、自主的に(ここが大事)自分の遊びをみつけて没頭していました。
うちにあるのと同じようなものがあったので、いつもと同じことができる安心感があったのかもしれません。

私はその間、手仕事をしていましたが、近くにいるという安心があるのか、そんなに戻ってきませんでした。
焼き上がったパンも、ちゃんと座ってきれいに食べれました。

プログラムの2時間のあいだ、太陽の情緒は安定していました。
わたしも、先生の歌声や温かい空間が気持ちがよく、気持ちが穏やかでした。

そのことを先生に話すと、

「体育館というのは、小さな子にとっては、照明も強すぎるし、空間が広すぎます。その中で、おもちゃががちゃがちゃと並べられて、子供達がわーっと遊んでいる。
そこには、秩序がない。カオスなのです。
小さな子供は、狭くて、安心できる温かい空間で、親がそばにいる安心感が大切なんですよ。」

と言っていました。

何冊かシュタイナー教育の本は読んでいたので、頭ではわかっていたけど、”安心できる温かい空間”の意味を肌で感じて、味わうことができてよかったです。

子供は、日々繰り返されるルーティーンがあることで安心するそうです。

毎朝、学校へ行く前におかあさんが髪をゆってくれたり、
夕方になってお母さんが台所でご飯を作っているだけで安心する、そんな気持ちなんだよね。
うん、その安心感知ってるよ。

家に帰ってきてからも、太陽はたまねぎをころがしたり、ちらしをくしゃくしゃにしたり、ひとりで遊んでいました。
おかげで家事が楽にできました!

そして、これを書いている今、ぐっすりお昼寝しています。

最近、太陽はわたしがパソコンをしていることが嫌いです。
表立って怒ったりしないけど、『お母さんを取られた』と思っているのを感じます。
それをわかっていて、すきあらばネットしていたことを反省。
編み物とか手芸とかほかにやることいっぱいあるんだから、そっちをやらなくちゃだよね。

来週もクラスにいくのがたのしみです。

2010年11月1日月曜日

ハロウィーン事情

あしたはハロウィーンです。

ハロウィーンといったら、コスチュームパーティー!
年に一度、クラブに踊りに行く日です。

と思っていたのは、おととしまで。

ハロウィーンは、本来子供のイベントなんですよね~。あたりまえか。
子供がおばけの仮装して、「trick or treat」(おかしくれないとイタズラするぞ~!)って家をまわるわけですが、いったいどうやったらいいのか、どこにいけばいいのか、日本育ちのボクにはよくわかりません。

という話をしていたら、今年は、職場の女の子がハロウィーンの楽しみ方を教えてくれることになってるので、明日どんなものか味わってきます。

さて、子供にあげるお菓子を用意するわけですが、
ハロウィーン用にスーパーに置いてあるお菓子は、キットカットだとか、M&Mだとかあまーいチョコレートが多く、正直、うちの子供にはあげないでくれ。と思うものばかりです。
そう思ってるお母さんは多いんじゃないかな?

で、もっとヘルシーなものをあげたいと思って、手作りしようかとも思ったのですが、世の中悪い人がいて、キャンディーにドラッグをまぜたり、りんごに針を入れる事件がアメリカであったそうです。
子供にそんなことするなんて信じられない!おかしい!!

そういうことがあってから、
 「ハロウィーンのお菓子は、パッケージにはいったもののみ」 というのがCommon sense。

そう聞いて、しぶしぶ、キットカットの詰め合わせを買ったんだけど、やっぱり納得いかない!!
��0人中7人がキットカットをあげても、わたしはせんべいをあげたい!
たとえ、子供にがっかりされたり、捨てられたとしても!
というわけで、あとでもういっかいスーパーいってきます。

それと、もうひとつ疑問だったのが、ハロウィーンの飾り付けが怖すぎること。
テーマはお化けというのは、わかるんだけど、血まみれのがいこつとか、ナイフをもった海賊とか、バッドマン、スパイダーマン。。。
子供には怖すぎるんじゃないかな~。悪夢になりそう。
ある程度の年齢になったら正義は勝つ的なストーリー展開の一貫として、恐怖を感じることも大切だと思うけど、小さい子にはもっとファンタジーでいいんじゃないかな~。

芽をつけたばかりの小さなつぼみには、きれいな水と、空気と、太陽の光だけで充分だと思うし。

そう思っていたら、近所のウォルドフスクールの先生も同じことをいってました。
ウォルドフスクールでは、ファームでキャンプファイヤーを囲んで、歌をうたったりするハロウィーンパーティーをするそうだ。

今年は、カナディアンハロウィーンを楽しんで、来年はウォルドフハロウィーンに参加しようかな~と思います。

Happy Halloween!