2016年5月19日木曜日

Waldorf May Fair 春のお祭り

今年もMay Fairの季節がやってきましたー。
毎年WaldorfのMagical Worldに魅せられてきました。

すてきだよーーー!



Grade 1 & 2のClass


May Fair とChristmas Fairごとにお母さん達が夜なべしてクラフトやお菓子をつくります。
それがね、またかわいいんだーーー!美味しいし!

いつも買うまでに至らなかったんだけど、今回はクオリティーがとっても高くてかわいすぎたので思わずクラフト衝動買い(ルナじゃなくて、わたしが)してしまいました。

それがこちら



太陽のキンダーガーテンの先生と、クラスメイトのお母さんが作った、ブランコの少女。

他にも4つ色違いであったけど、開店売り切れ状態でした。

ルナもルンルンウキウキで、どこに飾ったらいいかあーでもないこーでもないと楽しそうでした。














もうひとつはこちら







Shell Babyでーす。

この貝やクリスタルもMay FairのアクティビティーでGetしたものです。

シルクの布も、May Fairでルナがペイントしました。































私、簡単な裁縫ならやるぜーっ!って言えるんだけど、フェルティングがどうも苦手なんですね。
イメージ通りを求めず、その時のできあがりを楽しむ的な緩さと、その中で生まれるアートセンスがないんだろうなー。
だから、この出来、このセンスには感動しちゃいます。






自然の素材でできたおもちゃは、貝や流木や石などの自然の素材と相性がほんとにいい!
”Once upon a time,,,,海の中で育った赤ちゃんがいました”なんておとぎ話が始まります。

でも、ウチに帰れば、そういう素材だけではないわけで。
娘の自主性に任せて遊ばせると、このShell Baby Worldにプラスティックでできたド紫のMy little ponyまがいの馬が現れる。
ああ〜Magical Worldがあ〜っ!と、つい思ってしまい口だしそうになる。
まあ、いいんだけどさっ。

さて、Cedar Valley Waldorf Schoolには太陽が1歳半の時、ルナは生まれたときからお世話になってきました。
公立の学校だと、太陽はGrade 1だけど、Waldorf schoolの中では2年目のキンダー生です。
まだアカデミックなことは一切やらず、基本遊んでます。
2年間キンダーってどうなのかなあとちょっとだけ思ったけど、先生のアドバイスもあって、2年間いれて本当によかったと思う。
この1年で、太陽は安全で穏やかな環境で、自分自身に自信をつけることができ、自制心や公平であること、リーダーシップを学んで成長できたのがなによりの成果です。
文字や算数といったアカデミックなことも、特に教えなくても結構勝手に学んでくるし、今は文字や算数を学びたくて仕方がないので、アカデミックなことを学ぶ準備ができたなと思います。

そして、悩みに悩んだ結果、この9月から公立の学校に行くことにしました。
9月からGrade 2になります。

仲良くなったお友達やその家族
太陽の友達を通じて私も、親として、子どもの周りにいる大人として日々成長日々学ばせてもらってます。
絆も深くなってきたところだったから、寂しくなるな。

来年はルナがお世話になります。






















2016年5月13日金曜日

森が子どもにいい理由。

子どもが赤ちゃんのときから、いつも森が近くにあった。































正直子どもは、森に散歩にいくよりも、遊具のある公園の方が好きだ。

でも、ひとたび森に離すと、リーシュを外された犬みたいに、生き生きと森を駆けまわりだす。

自分で言うのもなんだが、うちの子どもは2人とも割と運動神経がいい。
さらにいうと、軸がなかなかいい。
でも、それは体操のクラスに通ったり、サッカーや野球のチームに入れたりして育ったわけではなくて、森のおかげだと思っている。

”こうしなさい”と用意された場所で運動するよりも、根っこや石がボコボコで、起伏の富んだ森の中を走り回るだけで、習い事するよりも、運動能力は格段に育つ。(鎌田説)






































スキーやスノーボードも、フリーラン(自然の地形で遊びながら滑る)こそが上達の近道だとウィスラーで知った。
いくら圧雪バーンやパークが上手でも、それはフリーランあってこそなのだ。
子ども時代も同じだと思う。各種運動のベースはフリーランだと思う。

うちの子どもも、森に離すととりあえず走り出す。(本当に犬みたいなのだ)
彼らなりにラインをみつけて、段差で踏切り、三角とびをしたり、岩によじ上ってそこからジャンプしたり。
三点支持をしながら、足がひっかかる小さなスポットを探りながら岩にへばりついてみる。
登れそうな木にはのぼってみる。
坂道をどれだけ止まらずに、自分のラインで駆け下りられるか。
時に慎重に、時に大胆に。

もちろん転ぶ。そして立ち上がる。駆ける。

さらに、森は生き生きとしている顔もあれば、足が止まるような暗さもある。
崖にたって、リアルな高さを体験することもある。
りすが散らかした松ぼっくり、鳥の鳴き声、葉のこすれる音、大きな糞、動物の気配を感じる。
その先にいけるのか、危険はあるのかないのか、彼らなりに5感をフルに使って森を走る。








自然の地形は、子どもに無理をさせない。
できないことはできないし、のぼれないものはのぼれない。おりれないところはおりれない。
子どももそれを察するようで、そういえば、森の中で大きな怪我をしたことがない。
人工物(公園の遊具やジャンプ用のランプや家の中)では骨折に脳震盪にイロイロあったけど。











そうそう、森は、運動能力だけじゃなく、5感も育ててくれる。
石や木の枝や苔。自然の素材で、イマジネーションが膨らむ。
”そんなんじゃバランスとれなくて建たないよ。”
大人の口は、つい彼らの想像力を壊してしまいそうになる。
あぶないあぶない。






大人は広い視野で地形をみることができるので、崖とか穴とか高度とか安全を確認してやれば子どもにとってこれ以上の遊び場はないんじゃないかと思います。

森は子どもを育ててくれる。
私も森から学んでます。

しかしながら、最近、子供達は散歩よりもMTBや友達遊びの方が好きになってきた。
森に育ててもらった足腰で、自分の好きなスポーツや遊びをみつけていってほしいな。










2016年5月7日土曜日

最近の日々。

いやはやもう5月!

2ヶ月間のブログ不在中、いろんなたのしいことがあり、ひとつひとつを味わいながら消化しているうちにまた次のことがおこり、あっというまに5月になってしまいました。













こちら、30度近い日々が続いています。
野菜とお花も、すくすく育ち、昨日あたりからアヤメとポピーとバラが一斉に咲き始めた。
アヤメって英語だとアイリスなんだねえ。
花札のイメージだけど、英語にすると妖精の花みたいだな。
花につられてハミングバードが庭にやってきて、蜂も活発になってきた。

活発といえば、コヨーテが猫や小さな犬を襲っているようだ。
コヨーテにトラップをしかけるかどうかで、このコミュニティーの人は議論してる。(猫だって鳥を捕まえて殺す。コヨーテだって小動物を襲うのはあたりまえのことなのに殺すなんて!とか) なにはともあれ、外出するとき、タロウは、家の中にいれておこう。

日が長くなってきて、子供達の活動時間が増えた。
つられてわたしも外にいる時間が増えて、夜の8時にはクタクタ。
おひさまの力はすごい。

太陽は学校にいってるので、最近はルナとの時間が多い。
いわゆる女の子らしい女の子だけど、兄ちゃんのあとをおっかけて走り回っている。
うちの庭の急な斜面を毎日かけまわっているからか、なかなかの山女だ。





うちの庭、、、じゃないです。Brohm lake の森




最近は、庭中からお花やら石(化石だと本人は思っている)をみつけては持ってくる。
家の周りにどんな植物があるのか教えてくれる、生きるお花図鑑である。





これ、きょうりゅうのたまごじゃない!?


ちょっとまえにKooteneyへRoad Tripへいき、BC内側をまるっと1周してきました。

各地でそれぞれのSuper Natural BCを感じてきました。
おかげで、ここらへんの、雨が育てた森と苔の美しさに改めて気がつけました。
Lush Forestってあちこちのパンフレットで謳われてたけど、改めてLush Forestすばらしいよ。水が豊かな証拠だね。屋久島のようだ。

そんなこんなで、森にいったり、海にいったり、自転車のったり、一瞬家でまったりしたり、元気にすごしてます。
気持ちのいい季節ダーーーー!