2010年10月26日火曜日

No title

Squamish BC

都会 to リゾート、バンクーバーとウィスラーのちょうど真ん中に位置するSquamishは、
WallmartやCanadian Tireの大型店が立ち並ぶよくある田舎町。

かつて、町の代名詞だった林業やパルプ工業は廃業寸前で、
そのかわりに、”Outdoor Capital of Canada"として生まれ変わろうとしている途上の町。

Outdoor Capital と言うからには、ラフティングツアーだとか、カイトサーフィンレッスンだとかあってもよさそうだけど、町にはひとつもツアー会社もないし、スポーツとは無縁そうな体型の人たちもたくさんいて、いったいどこが、Outdoor Capital of Canadaなんだ?

と、パッと訪ねた人は思うに違いない。
わたしだって、未だに思う。

ゆうじくんがお店を開くことになって、ここへ越してきたのは1年半前。

いいところも、まあまあのところも見えてきて、新しい人にも出会いはじめた。
いままでボンヤリしていた町の輪郭がみえてきた。

この町で悲しかった出来事は、泥棒の被害にあったこと。
同じ時期に、友達も自転車盗まれて、悲しいことが立て続いた。
責任感がないうちに子供を産んで、政府に子供を保護されたりする人が多いと、地元の女の子から聞いたりもした。(どこにでもそういうことはあるけれど。)
泥棒が多かったり、なんていうか、ちょっと町がガサガサしてるのも一つの面。

そのとき、今まで自分の都合のいいように(隣人は善人)モノゴトみてたけど、ちゃんと真実みないといけないな。
って、目を開かされた。

でも、この町で私が出会う人はみなfriendlyで、activeでhealth conciousで、いい感じな人ばっかりなのももうひとつの事実です。
そしてそのほとんどが私みたいに最近この町に越している。
みな太陽と同じくらいの子供をもったママだったりするので、太陽が学校にあがるころが楽しみ。。

そういわけで、よく”変化の町”と言われるように、この町はすでに大きな変化をとげ、更に新しく変化している最中ということを肌で感じてます。
例えるなら、元々3色だったのが7色になり、そこへまた絵の具が足されて、ちょうど混じりはじめたところって感じで、まだいい感じに馴染むまでにはもうちょっと って感じかな。

その変化を、ある人は、皮肉を込めてmini-van(バンクーバーの小さい版)と呼び、カルガリーオリンピックの影響でツーリストタウンに変遷した、Cammoreの二の舞になるという人もいる。(実際どういう経緯があったのかはよく知らないけど)
またある人は、ウィスラーやバンクーバーの暮らしに限界を感じたり、より自然に近くアクティブに暮らしたい人が移住してくることで、町に新しい風が流れ込み、Sustainableな社会をめざす町、ファミリーに優しいアクティブな暮らしやすい町へとなっていく という人もいる。

まあ、今のところ私が好きなこと、興味のあることが手の届くところにあり、おもしろそうなことを実践してる人も結構いるみたいで、
今後の町がどうなっていくのか、見届けて、そして自分も巻き込まれていくんだなあ~と楽しみにしています。

さて、なぜSquamishがOutdoor Capital of Canadaなのか?

実はここは、MTB,ロッククライミング、カイトサーフィン、リバーカヤッキングなどなどありとあらゆるアクティビティーが可能で、アクティブな人を飽きさせないほど、それぞれコースが充実してる町なのです。
ただし、
core(本気)な人/Advance or Expert/装備を持っている 

というのが条件(もちろんぶらりと来て楽しめないことないけど)で、ウィスラーみたいに、てぶらで行って日帰りで楽しむというより、よりコアな人向けな町なことは間違いないです。

わたしがいつもいってるヨガスタジオの先生(めっちゃキュート!)の彼氏で、有名なロッククライマーのソニー・トロッターが町の様子をブログに書いているので興味あったら読んでみてください。

Squamish cityがオリンピック用につくったコマーシャル、Sprit of Squamish シリーズがなかなかいいのでのっけておきます。ブラックタスクに登りたくなるよ。

雨が沢山降るから森もとても美しいよ。
ダイヤモンドヘッド、タンタラス山脈、、、山々もみごとだよ。

��Galibaldi Lakeはスコーミッシュじゃないっていう突っ込みたくなるけど、とにかくGalibaldi lakeはきれいだ~。登りたい)






☆ソニートロッターの言葉☆

No matter were we go, there will always be good people around a warm fire, there will always be a friend to share with a cold beer and there will always be a new adventure lurking somewhere over them there hills. So enjoy!

2010年10月23日土曜日

No title

あれから3日が経ちました。

おっぱいバイバイした当日はそうでもなかったのだけど、翌日のタイヨウマンはひどく落ち込んでいました。
いつもニコニコ元気マンの太陽から、笑顔が消えてしまいました。
わたしから1mと離れられないし、病気?と思うほど、意気消沈。

こんな太陽みたことない。。。かわいそうだ。

さて、わたしの設定では、「おっぱいはお花になっちゃった」だったので、おっぱいにお花の絵を描きました。
タイヨウマンは何度かひどくほしがり、そのたび洋服をめくりあげ、お花の絵をみると、ほおずりをしてそのまま洋服をさげるました。
その姿が、けなげで、、、。胸が熱くなり、切なかった。

でも、2日目の夜、ベッドに入ってから「欲しい」モードが加熱し、おっぱいをさがしては、ほおずりをし、飲ませてもらえず、仕方なくあきらめることを永遠と繰り返していました。
そして、ついに「おっぱいバイバイ ぎゃあーー(イヤー!)」と叫びだしました。

そこで、ようやく 言い聞かせてきたけどタイヨウマンはちゃんと理解してなかった。
このまま辞めたら、私の都合で無理矢理やめることになり、太陽は納得しないまま受け止めざるをえない。

ということがわかりました。

母ちゃん悩みました。

飲ませるべきか、飲ませないべきか。

断乳について調べていると、「どんなに泣いても叫んでもあげないこと」というのが主流で、可愛そうだからとあげてしまうといつまでたっても断乳できない。
それは子供にとって余計かわいそうであり、お母さんにとっても大変。

経験していない人にはわかりずらいですが、たくさんでているおっぱいを急に止めるというのは、赤ちゃんだけじゃなく、お母さんもとーーーーっても大変なんです。
というのも、でどこを失ったおっぱいが溜まって、そりゃあもう痛い痛い!寝れません!
強いて言うなら、、、生理痛と陣痛の間くらい痛いです。
がんばっている子供に100%全力でかまってあげたいけど、寝不足&痛すぎて抱っこしてあげられないのです。2日目が一番つらいと言われています。

いちばんしんどい一日を乗り越えたのに、もう一度あげるのかあ~。。。

はっ!!!
わたし、自分の都合ばっか考えてる。

お母ちゃんは、太陽にもちゃん納得できるバイバイがしたいんだ。

いいじゃん、失敗しても。
飲みたかったらもう一度飲ませてあげようよ。
太陽は、「おっぱいバイバイ」がどういうことか、わかってなかったんだよ。
そして、母ちゃんもわかってなかったよ。
断乳まで何日かかってもいいじゃないか。

そして、夜が明けた今日。
お昼頃外から帰って来ると、さっそく太陽は洋服をめくりあげパクッとしようとします。
ダメだとわかると、号泣。

決意しました。あげよう。

「おっぱい大好きだよね。これが最後のおっぱいだよ。ゆっくりたくさん飲んでいいよ。
 飲みたかったんだよね。こないだのが最後だなんてわからなかったんだよね。ごめんね。」

と、言うと、あきらめのような、なにかを決意したような表情で、静かにおっぱいを飲みました。

「これでおっぱいお花になれるね。今まで仲良くしてくれてありがとうって言おうね。
 太陽もおかあちゃんに素敵な想い出をつくってくれてありがとうね。バイバイだね。」

と、言いながら、私の方が泣いてしまいました。

しばらくして、飲み終えるといつもみたいにおもちゃ箱をあさりにスタスタ歩き出しました。
洋服をめくる事はなくなりましたが、それいじょうにたーくさんハグハグ。
その後一緒に昼寝をしたあと、私は仕事だったので、夜はゆうじさんに交代。

わたしは、”断乳”っていう言葉の響きが嫌いでした。
お母さんならみんな、できれば自然卒乳したいというのが自然な考えだと思います。

でも”断乳”というカタチでも、親も子も成長できることがわかりました。
今まで、おっぱいを通して繋がっていた絆が、目に見えない絆にかわるのです。
愛って目にみえないでしょう?
愛とか歌とか目にみえないものって、大切でホンモノで、永遠に続いていくもの。
”絆”もそう。
断乳にせよ、自然卒乳にせよ、おっぱい卒業って、ホンモノの絆への最初のステップなのかもしれません。

その過程で、いい意味で、お互いが寂しいとか辛いという経験を通るのが断乳なのかな。
なんて言うと聞こえがいいけど、私の忍耐があれば自然卒乳できるのだけどね。
それが、できなかった、というだけのことでもありますが。

このままバイバイできたらいいなあと思うけど、もしそうじゃなくても
なんにしてもこの3日間は、私と太陽にとって成長するきっかけになったと思っています。

ゆうじさんもたくさんサポートしてくれました。
断乳はパートナーのサポートなしにはできません。
パートナーにとっても、子供のことを考えるいい機会になるのではと思います。

今はスヤスヤ4時間ぶっ通しで眠っています。
どうだろう、これで峠を越えたかな?
明日はどんな一日になるでしょうか?
わたしの痛みは3日目にしてだいぶ引いてきて、今日は昨日よりは眠れそうです。


長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます!

2010年10月21日木曜日

太陽と母ちゃんのはじめての卒業式 その1

突然ですが、本日をもちまして太陽くんはおっぱい卒業(仮)致しました。

一昔とは違い、今では2歳まで授乳を推奨する世の中になりまして、
わたしの子育てブログを読んでくださっている方々は、「ゆいちゃんは自然卒乳するんでしょ~?」と思ってくださっているフシがありますが、わたくし”断乳”を選択したことをここに発表いたします。(おおげさ)

おっぱいバイバイを告げてから6時間。
今日は昼間も夕方も公園でたくさん遊んだので、エネルギーをだいぶ消耗した模様。
先ほど、我が愛する息子タイヨウマンは、おっぱいを求めて今まで見たことのないほど泣きわめき、
その後、泣きつかれて抱っこ紐のなかで本日初めてのお昼寝。

泣きつかれて眠るタイヨウマンをだっこしてる時、
おっぱいをやめようと思った理由はいろいろあったけど、
その全部が吹っ飛ぶくらい、我が子がかわいそうで愛おしくなった。

同時に、わたしも泣きそうになったけど、太陽が一番がんばってるもんね。
子供って親が泣いてる姿を見るのいやだもんね。
だから、母ちゃんもがんばる。泣かないよ!

昼寝から起きてしばらくすると、ゴキゲンになってくれたので、普段の倍、一緒に遊びました。
やっぱり、不安でとまどっているんだろうな。
私にべったりくっついて離れません。
健気で可愛すぎる。。。母ちゃん、胸が痛いよ。

良かったこともありました。
おっぱいのかわりになるかな~と思って買ったストローマグが大成功!
どこいくにもそのマグを片手に持って、しょっちゅうチュウチュウしてます。
少しは気がまぎれてるといいな。
夜は、カモミールティー効果?!、午後11時にちょっとぐずるぐらいで寝てくれました。

タイヨウマンを知っている人はご存知の通り、彼はものすごいオッパイマンです。

ブレンズでコーヒーを注文してる最中も、
まだシングルの殿方とお話している最中も、
まさにanytime anywhere 24/7 いつでもどこでも服をぺろ~んとまくりあげてまさぐるタイヨウマン。

まあ、これくらいのことはカナダだし、いっかと思ってたのですが、

なんだか最近は、おっぱいをあげることがしんどくなってしまい(1日10回以上は授乳してる)、それが故で太陽と衝突することもあったりして、自己嫌悪になるし、でもその気持ちを押さえていられないこともあって。
それと、授乳が生理的に嫌になるときがあって、こんな想いであげていていいのだろうかと悩んでいました。

断乳は秋がいいと聞いていたので、「よし、絶対やるぞ!」というよりは、「本当にやるかわからないけど、いい聞かせ(◯日におっぱいばいばいだよーと2週間前からいいはじめる)してみよう」という気持ちではじめました。

その間も、何度か心が揺れたけれど、言い聞かせしながらちょっとづつ私も気持ちの準備ができて今日を迎える事ができました。
でも、「卒業(仮)」としているのは、「お互いつらくなったら、また仕切り直してやったっていいいじゃないか」っていう意味を込めて(仮)としています。
私が絶対にやる!という意志ももちろん大切だけど、オッパイマンの太陽の気持ちも汲んで、お互いが、無理なく折り合いがつくっていうのも大切だと思うから。

明日はどうなるかな。。。

しかし、おっぱいがめちゃくちゃ痛い!!!!
断乳はお母さんが大変と聞いていたけどまさに。。。
出産直後みたいにガチガチになってます。
今日、寝れるかな~?

明日もタイヨウマン一緒にがんばろうね!!

おやすみなさーい!

2010年10月19日火曜日

冬支度

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りんごがたくさん並ぶようになりました。
ガーデンをやりはじめてから、スーパーの野菜棚に旬を感じるようになった。





こもれびに深みがでてきて、庭の栗みたいな木(でも栗じゃないの)は実を落としはじめました。
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もう気温が急にあがることはないよ と何度も風が告げにくるので、夏物をしまいました。
いまのうち、いまのうち、と思って太陽を公園に連れて行くと、みんなおんなじことを考えているのか、公園はいつも子供でいっぱい。

のどがイガイガするなあ~。
季節の変わり目、初もの もらっちゃったかなあ~。

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はちみつ&しょうが&レモン のストックを作りました。
飲みたい時にお湯足せばいいだけの簡単ドリンク。
しょうが入れたから、太陽はのんでくれない。
次はしょうが抜きでつくらなくちゃ。








ほら、もう聞こえるよ。
足音はすぐそこに。
シュティカにはスピリットはもう戻って来ただろうか?

これからは雨がたくさんふるよ。
雨の分だけお山は雪だ。

2010年10月9日土曜日

No title

気持ちのいい秋晴れの午後。
アウトドア的子育て?
太陽をエルゴにいれてMTBにまたがってALICE LAKEまで散策にいきました。(まねしないでね)

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ひさしぶりに森を自転車で駆け抜けた。

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うわーっ、このログながっ!
思わずブレーキ!
あっというまにユウジさんは見えなくなり。
えっ、わたし???そりゃあもちろん、、、、歩いて渡りました。










P1000111ここからプロビンシャルパーク。
急に、走りやすくなった。
さすがよく整備されています。
湖まで、ワクワクとドキドキの中間くらいの下りが続く。
しばらく山を走ってなかったから、すっかり乗り方を忘れてしまった。
ひさしぶりにアドレナリン感じちゃった。
母ちゃんであることを忘れるひととき。





さあて、ほどよく体が温まったところで、湖にておにぎり休憩。
最近、太陽君は人にオススメする(押し付ける?)ことを覚えました。
こんな感じ ↓↓

P1000150 「まあ、飲みなさいよ。」









P1000145 「じゃ、僕もいただきますか」











午後のおひさまが、夕暮れを運んで来るまえに出発。
ゆうじさんは難しい方のtrailに行くと言うので、
帰りはわたしが太陽を背負ってJack's Trailというeasy trailで帰りました。
このtrailが素敵で、「秋の好きなところ」が詰まったトレイルだった。


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「秋の好きなところ」

空が高くて真っ青なところ

ひだまりがポカポカ気持ちのいいところ

人がまばらで静かなところ

熟成された温かい色でいっぱいになるところ

風がカサカサと落ち葉を揺らすところ

熱いコーヒーがのみたくなるところ


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今日の森からのメッセージ。
見えますか?
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ら~ぶ
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おやすみなさい。良き秋を!

2010年10月6日水曜日

No title

ことばをつむぐ

人によっては、”言葉を紡ぐ”とは、文章を書くことであり、歌を歌うことであり、話すことでもあるだろう。
でも、単に”書く””歌う””話す”というのと”紡ぐ”では、言葉の含みと奥ゆきが違う。

”言葉”を扱うことは当たり前のようでとても難しい。
想いを言葉に表すことは、ハートを翻訳することだと思う。
しかし、これがなかなか難しくて、想いを言葉にした瞬間に、”四角四面の箱に入った既製品”のような響きにかわってしまうことがよくある。
それは外国語圏で、想いを上手に現地語にできないもどかしさにも似ている。
ボキャブラリーの少なさも致命的だ。

わたしにとっての紡ぐという行為は、

想いや目に見えないものを拾い上げて繋いでいくこと。

シルクのような手触りで、するするっと美しく繋がっていくような、
なおかつ、ハンドメイドで個性が光るような
光の角度によって、七色に映るような 

もっといえば
経験や出会いを一本一本の糸に例えて
それを自分の手で織りなし、ひとつの芸術品を創りあげること

だと解釈してる。

そういう意味で、ことばつむぎが上手な方の歌や話や本に出会うと感動する。
本は気軽に手に取れて、なおかつ、ことばつむぎの宝庫だ。

これからも素敵な”ことばつむぎ”に触れ、探していくことは、
わたしの好きなことであり、ライフワークだな。

2010年10月4日月曜日

Earth Dance ~Pray for world peace 1~

少し前のことになりますが、9月18日にバンクーバーでEarth Danceというイベントがありました。

のっけから、こんなこというのもなんだけど、
Peace,Love,One Worldそういう言葉をキーワードに開かれるイベントはたくさんある。
でも、たくさんある割に、その想いやバイブレーションが伝わらないものも多かったりする。

たぶんそれは、わたしが森で音楽をガンガンならして、たくさんの人と踊るよりこと=平和を表現することが、いまいちしっくりこないでいるからかもしれない。
もちろん、踊ることじたいは楽しいから好きだけど。

でも、Earth Danceはピンときた。
昼間のイベントで、子連れでもいいのもよかった。

Earth Danceのサイトにはこうかいてあった。

"Earth Dance Global Festival for Peace"

Earthdance was conceived in 1996 by event producer/musician Chris Deckker, with a vision to unite the whole world in peace through the universal platform of dance and music. Earthdance is now the largest global synchronized music and peace event in the world

"Earthdance is now the largest global synchronized music and peace event in the world"
だって。ワクワクするね。

だけど当日の朝は、降水確率70%の曇り空。
空は、いまにも泣き出しそうだった。

どうか晴れますように。
レイキ仲間のしほちゃんと、その日たまたまお休み(偶然なんてないけど!)だった、ワーホリのふみちゃんをかっさらって、車を南へと走らせた。

南へ走るにつれて、わかった。
空は泣いたあとだったんだ。
雲がどんどん晴れて、空が青くなっていく。

会場のStanley Parkに着いたときには気持ちのいい青空がひろがっていた。

ながくなったので続く

No title

午後4時。
音が止み、”手を繋いで円になりましょう”とアナウンスがあった。
これからが、Earthdanceの本髄らしかった。

IMG_0307

みんなが手を繋ぐと、野球場の1.5倍くらいの大きな円ができた。

EARTHDANCE3




















ラコタ族の首長が"One world”のスピーチとともに、東西南北の方角に祈りを捧げた。
セドナにいったときに見た儀式とおなじだった。

続いて、これから行うSpiral Danceの説明があった。
手を繋いだまま、首長を先頭に中心にむかって右巻きの渦を巻くように歩き、渦の中心まできたら、こんどは外にむかって左巻き渦を描きながら歩く。

円の中心にむかうほどspiralのエネルギーが強くなる。
その強いspiralのエネルギーに平和への想いを乗せて、天に捧げポジティブな波動を高める。
だから、繋いだ手を離してはいけない。

ざっと、そんなことを言っていたと思う。

そして円が動き出した。
はじめは中心に向かってゆっくり歩くほどのスピードだった。

中心に近づいた時、急に強い遠心力がかかった。
同時に、スピードが加速する!
両手がひっぱられて手がちぎれそう!

スパイラルの中心はすごい力だった。
今、ポジティブなエネルギーが天に昇っているんだ。
最近、”どんどん光のスピードが加速してる”という話を聞く。
それは、螺旋に回転しながら上昇しているらしい。
いまのうちに、ネガティブを手放していかないと、これからどんどん上昇する光のスピードについていけなくなってしまうと。
そのためには、光にむかっていくという強い意志が必要だと。

右巻きは「集まる」エネルギー みなの想いを中心に集め
左巻きは「拡がる」エネルギー 宇宙に放っていく 
このダンスは理にかなっているなと思った。

難しいことはよくわからないけど、ネガティブって重くて沈むエネルギーみたい。
もっと軽くなっていったほうがいいみたい。

まあいいや!
それより、肩が抜けて手がちぎれそう!
純粋にただただ楽しくて、自然にわらってしまう。
子供にもどったみたいな楽しさ!


気づいたら、わたしだけじゃない、みんなみんな 笑顔だった。
すごいね。
みんなを笑顔にしちゃうんだから。これはほんものだよ。

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スパイラルダンスがはじまるまえに、太陽をカートにのせて森の散歩にいった。
確かに音楽がガンガンかかっているけれど、樹々はそのエネルギーを楽しんでいるように感じた。
自然からはいつも与えてもらってばかりだと思っていた。
人が森に元気を与えることもできるんだな。

Spiral Danceのあと、またそれぞれ踊りだした。
みんなもっと自由になったみたいだった。
とてもナチュラルだなと思った。

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わたしの隣で手を繋いでいた女の子が言っていた。

「Earthdanceの日が雨だったことは一度もないのよ」

その理由が、わかる気がした。

来年も楽しみだな。
光にむかっていくぞっ!