2013年5月27日月曜日

こどもに癒された一日。

今シーズン初のファーマーズマーケットに出店してきました。
ブースに立ちながら、行き交う人々を眺めるのが好き。

Farmer's Marketは地元の人たちの集いの場でもある。
スコーミッシュは、ここ数年ベイビーラッシュなだけあって、子どもがたーーーくさんいる!
今日は子ども達にたくさんパワーをもらった。

親同士の井戸端会議が始まると、子どもの時間がはじまる。
友達をみつけて、スキップしながらあちこちを駆けまわる女の子たち。
と思ったら、わたしの後ろの草むらに隠れて身をよせあって、小さく笑い合っている。

おじいちゃんのお手伝いをしている、ハニー屋さんの少年は、行き交う人の流れがとまると、通路でサッカーの足さばきの練習。

向かいのベンダーの1歳半になる女の子のお世話係は、わたしの隣のベンダーの息子(9歳くらいかな?)くん。
泣き叫ぶ女の子を、アノ手この手であやし、ベイビーカーに乗せてマーケットをグルグルと歩く。
一日の終わりに、小さな女の子は、少年の胸の中でスヤスヤと眠っていた。
その姿は、微笑ましいを通り越して、なんだか美しかったな。

天気はあいにく嵐。
晴れかと思ったら、午後には雨風が吹きすさび、気温も10ソコソコ。
手も足も冷たくなって身震いする。
そんななか、かき氷をほおばる子ども達の多いこと!

信じられない!と心の中で驚くも、小さい時自分もそうだったなと思い出して懐かしくなる。
君たち、最後には、唇が紫になって、“ママさむい~~”って言うんでしょ?!

まるで、昨日生まれたかのような姿勢のまま、お母さんのスリングで眠る赤ちゃん。
新生児もたくさん見かけたよ。

あ~~ 子どもに癒されたな~~!!

って、一日を終わろうとしていると、太陽とるなが迎えにきてくれた。
”ママー!”って最高の笑顔をくれる。幸せな瞬間。
子どもパワーすごいよ~~!

家に帰ると、家の前のCul de suc(行き止まりの広場)で、近所の子どものお誕生日会が開かれていた。
近所の子どもが、15人くらい集まって、わーわーきゃーきゃー始まった。
太陽が一番ハマったのは、あめんぼ取り!
あめんぼって、water spiderって言うんだって。はじめて知ったな~。

物からは決して得ることのできない、楽しいひととき。

今日は、こどもたちのキラキラパワーをいっぱいもらいました。
明日は、目に力が宿りそうだわ。アリガトね!

2013年5月19日日曜日

わたしの台所事情

たべるものに関していろいろな情報が溢れてます。

体にいいもの わるいもの 環境にいいもの わるいもの

みなさんは、どんなものをチョイスしていますか?

食は体にも心にも、間違いなく、大きく影響しますよね。
どこか調子が悪かったり、慢性的な不調に悩まされていたりしたら、まず食を見直すといいですよね。
かくゆうわたしも経験者。食で体調がかなり向上するのを身をもって体験しました。
命のあるものを食べていたいですね。
それと、白砂糖はヤバいです。白砂糖は万病のもとですよ~!

また、世の中の不当な格差と環境問題を産み出しているのも”食べ物”であるともいえます。
フェアトレードとか、大規模農業とか、GMOとか、養殖とかいろいろ。

”食”を掘り下げて行くと、いろんな世界がみえてきます。
”食”は人間が生命活動を続けるには、必要不可欠な行動ですから、ひとりひとりの”食”に対する世界観が変わって行くと、世の中が動く力になると思います。

とはいえ、わたしもイチ主婦。素晴らしいと思っていても値段的に手がでなかったり、体や環境に悪いとしっていても手がのびてしまう食べ物もあります。無知な部分もたくさん。
自分の中でよいバランスを見つけでHappyに食べたい!

そんなわたしの”食べ物”の気にするポイントを書いてみたいと思います。

まず、わたしのなかでベストな食べ物は、地元産もしくはBC or Washinton州産で、生産者の顔とポリシーをしっていて、なおかつ継続的に買えるリーズナブルな価格のもの。
わたしはお買い物するとき、ほぼ毎回、産地と原料をチェックしてます。

他に気にしてるポイントはこんなかんじです。

��産地チェック  なるべく地元に近いものを買う。なぜかって?その方が腐らないようにいろいろ盛られてる可能性が低いのと、輸送エネルギーや大規模農業の環境問題を考えた時、近ければ近い方がいいなと思うので。
近くても、そのような環境問題はあるかとおもうけど、遠いよりはよい。Support Local!
しかし、常に例外なのはバナナだな~

��Organic or non organic? たとえばオニオンとか、オーガニックでなくとも農薬的にはさほど気にしなくていいものは、産地が地元に近く、お財布に優しい方を選ぶ、

��White or Brown? 砂糖、小麦粉、お米など、ミネラルが損なわれていないカタチを選びたい。あっ、お米は白米多いなー。

��塩&砂糖 塩はSea Saltがいいね!砂糖はいつもOrganic Cane Sugarです。
Brown Sugar/Yellow Sugarというやつは、ある程度精製したものを着色しているという噂がある。

��GMO(遺伝子組み換え)  カナダはGMO表記がないので難しいけど、大豆製品、カノーラオイル、トウモロコシ(缶詰)はほぼ100%GMOだと思われるので買わない。

ただ、わたしは、GMOの体への影響を心配するよりも、モンサントが世界の食糧をコントロールするような時代が来てはいけないので、そういう理由で買わない。
オイルは、ココナッツオイル、オリーブオイル、ごま油、グレープシードオイルで。
 
��季節はずれの野菜 ー本来その季節にないものは、食べなくてもいいはず。高いしね!ということで買わないな。とはいえ、常に例外はあるんだけど。。。やっぱり、、、バナナとか?
夏はいろんな野菜が出そろってパラダイスですね。

��肉 ー Freshで売られてるものは、基本鶏肉しか食べない。
お財布的に買えるときはより安全(=成長促進剤Free、Free Range育ち)なものを。
それが無理なときは、頻繁に食べない。
食用の鶏は、成長に4-5ヶ月かかるところ、促進剤で40-50日で育て上げられてます。そういう鶏肉が流通している結果、子どもたちに早熟傾向がみられるそうです。
アメリカにいったとき、牛の大規模牧場を見た。そこでは牛が動物(命)として扱われていなかった。
あれから、全く、牛肉を食べる気になりません。鶏も豚も一緒のはず。

��魚 ー カナダのお魚は高いっ!なので、ゆうじの職場の余り物以外ほとんど買わない。。。
たまにどうしても食べたくなるときはフンパツします。
たまになので、そういうときは水銀とかあんまり気にしてないかな、、、いや、、やっぱり気になるかな~。揺れる心。
ところで、エビの過剰消費が環境破壊に繋がっているという話もありますね。
魚の命のサイクルにあわせてサステイナブルに食べるのがベストなんだろうな。
最近、お魚にSea Choiceの緑と黄色のラベルが貼られるようになりましたね。

��卵 ー Free Rangeで!でもFarmer's market産だと良いとわかっていても高すぎて(1ダーズ$7とか)買えない。いつか鶏を飼いたい。

��乳製品 ー 娘が乳製品にセンシティブなので、代替品でカバー。手作りおやつは乳製品なしです。
息子と大人の牛乳は、月初めはオーガニック、月の中盤以降からは財布の関係で普通の牛乳になる(笑)

��MSG(味の素)ー 基本、なし!MSGガッツリのもの食べると舌がねっとりして気持ち悪いね。
でも、正直なところ、ヨシとしてるものもある。(あらかじめ入っちゃってるもので、主におとなのもの)こないだ、”ゆかり”にも味の素が入っていてびっくりした。入れなくてもいいんじゃないかー?

��Prepared food (冷凍食品とか缶詰とかレンチンもの) ー 料理苦手なくせに、買わないでがんばってます。

��コーヒーとかの輸入品 Fair Tradeをサポートします!

��家庭菜園 いつか大きな土地を手に入れられる日を夢見て、その時のために小さなガーデンでコツコツ育ててます。今年は玉ねぎの年。玉ねぎ勉強中です。

キリがないのでここらへんで、失礼しますが、これを読んでくれているみなさんと比べてどうですか?
みなさんのおすすめとか、気をつけるといいよ~的情報があったら教えてください~!

2013年5月12日日曜日

5 Years in Squamish

4年前のいまごろ、長年住んだウィスラーからスコーミッシュに引っ越してきました。
そのときも、新緑がまぶしかった。

この時期のスコーミッシュは本当に美しい。
雨が多い街だけあって、雨が育てた森の命がいっせいに芽吹きだす。

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この街で親になり、ゆうじもこの街で仕事をはじめた。
わたしの新しい冒険は、この街を舞台にはじまったといえる。

この街のエネルギーは、優しいとか、ふんわりという感じではなくて、どこか荒々しくて、バイタリティーがあって、足が地に吸い付けられるような力強さがある。
裸足で大地を踏みならして踊っているような、言うなればグラウンディングの街!
それも、岩の影響なのかな~ なんて思う。

年々、街自体のローカルスピリットが熱くなっていて、人々もコアにアクティブなので、いい刺激をもらえるかな。

そういう意味でも、半田舎なのに、のんび~りした街ではない。

かと思えば、森がとても美しくて穏やかだったりする。
雨が育てた森は深く、びっしりと緑で覆い尽くされている。
目線を空にあげると、ハクトウワシが舞い、山々が自然の雄大さを教えてくれる。
その山を流れる水が、大きな川となり、海となり、サーモンが命を繰り返す場所となる。

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前にも書いたことがあるけれど、わたし、はじめはスコーミッシュが好きではありませんでした。
ハイウェイで通りすがるスコーミッシュは、大型店舗と開発途中の空き地が目立っていて、素敵な街にみえなかった。
そのうえわたしは、Pembertonみたいなのどかな小さな村に住みたかったので、walmartがある街なんて無理!と、半ば泣く泣く引っ越したところがあった。

そんなわたしの4年間は、
1年目 ウィスラーに未練あり 初めての出産&子育て&友達もなく凹むこと多々の日々
2年目 なんとかスコーミッシュを好きになろうと努力するも、泥棒に入られたりして心のなかで毒づいた日々
3年目 なんやかんや言ってもいいところかなあ~ スコーミッシュの美しさに気づき始める日々
4年目 町や近所の人たちとの交流が急に増えて、人も街も自然も「いいところだ~」って思えるようになった日々

結論 スコーミッシュの良さは、ハイウェイ上からはわからない!

それと、丸4年が過ぎて、家族の目線、わたし個人の目線から、
「人生のこの時期にこの街にいる意味」
「わたしがここでできること」が、わりとハッキリみえるようになってきた。

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誰もがみな、そのとき、そのタイミングで その場所にいる意味がある。

その意味を探ってみて、じぶんなりに答えが出たら、目の前のことと向き合ってゆくことが一番大事だな。
あんまり自分にコダワリをつけすぎないことも大切なのかなと思う。

Squamishは、つねに「何かをやっていたい」と思わせてくれる場所なのかもしれない。

さて5年目にはいりました。今年はどんな成長が待ってるかな?

楽しみです。

2013年5月4日土曜日

No title

こんにちは、5月になりました。
新緑が美しいSquamishです。

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気づいたら前の記事から4週間も空いてしまいました!
妊婦でつわりの時以来、はじめてかもしれません。

実はここ最近、「考える」ということができなくなってます。
これって、すっごい久しぶりの感覚!

時期的に言えばガーデニングのこととか、旬の野草だとか、家のこととかまあいろいろあるんだけど、これが全く考える気になれず。。。
他にも、本読んだり、ブログ書くのが趣味みたいなところあったんですが、文章読んだり書いたりするのも(それなりに)頭使うんで、それができない。
クラフトも、考えるのがしんどいのでできない。。。

じゃあ何してるかっていうと、なんと、夜な夜な晩酌しながらバラエティ番組を見て笑っているという、そんな日々、、大丈夫か、私?!
こんなにTVみてるの、カナダに来てから初めてですよ!

ま、でも、今までずっと、頭がパンパンで、じぶんのことや世の中のこと「考えなくちゃ、考えなくちゃ」って思ってきたけど、一回そっち側にいきすぎて、今逆サイドに振り切れちゃったっていう感じなのかなー。

それとも、電圧とワットがあわなくて、バリンっ!て割れちゃった電球みたいな感じかな。
あ、どうしよ~って。今までならヤバいヤバい早く付けなくちゃって感じだったけど、粉々になっちゃったし、元にもどんないし、今は「ま、いっか~」って感じです。

「考えない」って楽!

なんか、、、楽しい!
飽きるまで、このままで居てみようかなあと思ってます。

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会田誠さんの、「考えない人」という彫刻。


しばらくは、こんな感じでいこうとおもいます。(新しい方向性や~~!)