2013年8月28日水曜日

No title

短い夏 息をゆっくり吸う暇もなく毎日がめいっぱいに過ぎていく。
子どもとの日々が慌ただしく元気にすぎていき、空いた時間でクラフト作業を進めていく。頭も体も動きっぱなしで、振り子が「動」のメーターで振り切れそうになる。


短い夜の静かな時間に、ようやく深呼吸。
とっちらかっている心を落ち着かせる時間。

この夏は、静かな夜の時間に、小説をたくさん読んだ。

空いた時間の使い方。

人と会って、「今」を「生身」の人と繋ぐことでリラックスするひとがいる一方で、
本などで、「空想の世界にトリップ」して「空想のストーリーや人」に繋がることでリラックする人もいる。

最近、私はもっぱら後者を選んでいる。
現実から「少し不在」になることが、わたしの心を穏やかにする。

活字が頭の中でイマジネーションに変換され、その世界の中で浮遊することは実に楽しい。

わたしは本来、目に見える世界から少し離れた「空間」が好き。
「フィクションの世界」ほど、現実から離れていないのだけど、目に見えるほどにわかりやすくない「空間」。

母親になって、肝が座って、地に足がついてからは、前ほどスイッチが入りにくくなってしまったけど、その「空間」で実にたくさんのことを感じて、学んできたなと思う。
わたしの「空間」から、同じことを感じてる他の人の「空間」に繋がって、偶然を装って両者をツナグことが現実に起きたりする。

ピタッとくる小説を読んでいると、その感覚がフワっと蘇ってくる。
心の奥で、何かがブルブルブルっと震える。喜んでる。

「空間」とか「フワっと」とか「感覚」とか、全部曖昧なニュアンスで読んでる人には全然伝わってないかもしれないけど、、、たまにはひごりごと つぶやかせてもらいました。

さて、こちらBC州は、もう秋の気配が控えてます。
これからの1ヶ月も好きだな~~ そろそろ毛糸買お!

2013年8月15日木曜日

Waldorf Doll 作製中 その2

夏をいかがおすごしですか?
もーーー夏は怒濤のように日々がすぎていきますね。
こちらは毎日晴天続きで、子どもに川やら自転車やら公園やら日々外に連れ出され、”育児は体力!”を肌で実感中。
空いてる時間は布ナプや人形作りに追われてブログを開く暇もなく、気づいたらもう残暑!!(カナダ的にはまさに残暑だけど、日本はめちゃくちゃ暑いみたいですね)
��月30日の娘の誕生日までにwaldorf人形を完成させるべく追い込みかけました。

もしかしたら誰かの参考になるかもしれないんで、今日はその作業工程をアップしてゆきたいと思います。

この人形を作りはじめたのは今年の1月。。。オイオイもう8月だよ!
頭と胴体を作ってからながーーーい間、戸棚の中で眠ってました。。。

doll bum
おしりをつくってます。ウールのボールを2つ入れてぷっくりさせました。











doll side body
��-5歳児のイメージだったので、おなかはポッコリ気味にしました。
人形の年齢をイメージして、その年頃の子どもの体型を観察するといいそうですよ。









body and arm
まもなく腕と合体か???

と思いきや、腕はまず頭と合体します。
そういう順番間違えると2度手間、3度手間になります。というか、”なりました”。









Doll eye

��月に入って、長い間手を付けられなかった、顔の作製に入りました。
目はドールニードルといって13cmくらいある針を使って作ります。
顔のバランスを考えて、目の位置に待ち針を刺してイメージをつくります。自分が思っていたよりも目が離れている方が子どもっぽい顔になるかも。
一発勝負なんでドキドキします。目の作り方はこちらを参考にしました。





doll face
目は、ドールニードルで裏側からひと刺ししたあとは、短い針で表面を縫っていくのがやりやすかったです。


なんかオマセな雰囲気の女の子になっちゃった~。
ほおのチークは、ピンクのチョークをはたきました。
顔ができると俄然やる気がでる!!魂が入った感じがします。早く完成させてやりたい!





doll body
そして、ついにボディーが完成!
胴体と頭を繋ぎ合わせるのに引き攣れそうでドキドキしたけど、まあ適当にやっても大丈夫だった。
じゃっかん右に首かしげ気味なんだけど、それもまた個性!?













ここまでやってみて、よくできたな!と我ながら感動してしまいました。
抱いた感じがとっても気持ちいいんです。

さて、ここから難しいとされている髪の毛の取り付けです。その模様はまた次回!