2009年9月19日土曜日

No title

先日、歯の神経治療をしに、バンクーバーまでいきました。
歯の治療やら外出時間の関係で、授乳ができません。

搾乳したものを哺乳瓶にいれて、ゆうじさんに託しました。
タイヨウくん、はじめての哺乳瓶デビューです。

「これ以上口あけてられません。あごがはずれちゃうよ!」
気力の限界、2時間に及ぶ歯の治療を終え、ようやくタイヨウくんに会える~とおもったら、
歯医者さんから、「今から24時間は授乳しないでくださいね。」と言われました。

がーん。
そんなに母乳ストックしてないし、、、。ってことは粉ミルクデビューかあ。

「タイヨウくん、お母ちゃんが歯を大事にしなかったばっかりに、母ちゃんと離ればなれになっちゃってごめんね。おっぱいも飲めなくてごめんね」

タイヨウくんのもとに向かいながら、かあちゃんがいなくて寂しかったに違いない。
いつもと違う哺乳瓶にもイヤイヤしてただろうなあ。。。

車のドアをあけて、まっさきにゆうじに聞いた。

母「どうだったタイヨウくん、寂しがってなかった?』

父「全然泣かなかったよ~。一緒にあそんでた。」

母「哺乳瓶飲めた?」

父「飲めた飲めた。上手だったよ~」

あれ??? 意外と平気なの?

嬉しいような寂しいような。

父「…どした?歯の治療いたかった?がんばったね。落ち込むなよ。まあ、しょうがないよ(高額な治療費のことで落ち込んでいると思っている父)」

母「ちがう。。。タイヨウくんに、24時間おっぱいあげられないんだって


父「…あ、そっちなの?」

その後、ミルクを買ってきて、タイヨウくんに飲ませました。
いつも飲んでる母乳と味違うけど飲めるかなあ。
という、不安というか、期待?をよそに

こきゅ、こきゅ、こきゅっ

としっかりミルクを飲み干すタイヨウ君。
なーんだ、ぜんっぜん平気なのね!

いつもは夜中の授乳のたびに、「眠いなあ~、ゆうじさんが変わってくれたらいいのに。」なんてつぶやいているくせに、いざ母乳をあげられないとなったら寂しくなるんだなあ。

おっぱいを通して、わたしから栄養や愛情を吸収してるんだろうな。とばかり思ってたけど、
おっぱいを与えることで、タイヨウ君から安らぎや愛情をもらっているのはわたしの方だったことに気づきました。

もうすぐ24時間がたって、祝!おっぱいタイムです。
やっぱり、人類はおっぱいで繋がっています。
ビバおっぱい!

それと、歯医者さんは早めにいって、しっかり治しましょう。
こちらは、日本に帰れるくらい治療費が高いです。。。


2009年9月18日金曜日

SAY NO to G.A.S (Garibaldi Ski Resort開発について)

小さなミノムシの抵抗で、ウィスラーに新しく作られたPeak to Peakのゴンドラには乗らないと決めている。
別に、そうしてどうなるってもんじゃないけど、小さな抵抗なのだ。

世の中、開発が盛んだ。
もちろん、開発によって暮らしを助けられているという事実も受け入れるべきだろう。
でも、たいていの場合、失ったらそうそうもとに戻らないものと引き換えに、開発は進む。

スコーミッシュに、スキー場とゴルフ場が併設された通年型リゾート、Garibaldi Resortの開発プランがもちあがっているそうです。

地図をみたけど、すごい広範囲で開発が予定されている。

スキー場  バーティカルライド 約1200m リフト25台
ゴルフ場  2つ
新しい道路 98km
ハウジング 5700ユニット

すぐ近くにワールドクラスのマウンンリゾート、ウィスラーがあるのに??
これだけ温暖化やら環境保護が叫ばれているのに???
冬に雨がふったり、明らかに気候がおかしくなってきてるのに?

シュティカのあるメルビンクリークが守られたと思ったら、今度はこっちでリゾート開発かあ。

開発者側のサイトをみてみた。
Sustainable Resort(継続可能な社会) と唱ってるけど、環境への配慮の詳細は「なるべく、環境に優しい配慮をする。」程度しか書かれていない。
そのかわり、地域に莫大なお金が流れ、いかに地元に還元されるか、taxが戻ってくるとかお金に関することが大々的に書かれている。

お金は大切だ。
でも、こうでもしないと、地元の経済は回らないものなのかな。
そのお金で得るものと、失うものどっちが大きいのかな。

ひとりひとりの人が大切なように、森のひとつひとつの命や仕組みも同じように大切だ。
それを破壊していくことは、わたしたち自信を壊していくことだと、わたしは思う。
最近、Sustainable という言葉が、一人歩きしている気がする。
農薬を使ったり、動物達を追いやったりすることが、”継続可能な共存”と言えるのだろうか?
そうでもしないと、人は自然を楽しめないのだろうか?
そのこと自体が、自然な流れから背を向けてはいないだろうか?
見た目じゃなくて、本当のSustainableを目指したい。

そのひずみは自分たちのもとに還ってくると思う。
というか、もうずっと学んできているはずのことなのに。

スコーミッシュ自体、すでにアウトドア天国なのだ。ある意味、ワールドクラスのリゾートだ。
ハイキング、MTB、カヤック、クライミング、ウィンドサーフィン、、、どれも道具と身さえあれば楽しめるものばかり。
だいたい、スコーミッシュの雪質はfoggy、wettyで大してよくない。
あんまりおもしろくないと思う。

大きな疑問が残る。

環境団体のサイト    http://www.greensquamish.ca/node/55
Online petition(懇願書) http://savegaribaldi.org/take-action/online-petition

開発者のサイト http://www.garibaldiatsquamish.com/about-garibaldi-squamish

2009年9月17日木曜日

No title

相方の都合で、スコーミッシュに引っ越す事になったとき、この街がスキになれる自信がなかった。

スコーミッシュっで週末一番にぎわっているのは、ティムホートン(ドーナッツ版のマクドナルド)。か、ホワイトスポット。
ウォールマートや大型スーパー、ファーストフードの大手外資チェーン店(わたしは”ブラックホール”と呼んでいる)が街をまわしてる感じで、ローカルパワーを感じられない。
ダウンタウンも勢いがなくて寂しい雰囲気。

なにより、そんな場所を選択する自分たちが嫌だった。

今回は、”旅にでちゃおっかなー”というわけにはいかず、向こう10年は、ここにいることになる。
だから余計に、スコーミッシュに引っ越すと決まった時には、
「スコーミッシュかあ、、、。はあ~~。。。」と何度もため息をついた。

だけど、暮らしてみて、わたしは表面しかみてないことに気がついた。
知らないだけで、この街には素敵なところがたくさんあった。

地元のファーマーズマーケットで、おもしろいことをしてる人たちにたくさん出会った。
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ー環境に優しい石けんやエコ洗剤を作っているハーバリスト。
ーお産の選択士を広げようと活動している助産士さんの団体
ーユニークな学校Cedar Valley Waldorf Inspired School
ー大豆食品を研究しているおばちゃん。
ー地域の自然環境を守る組織(Squamish Environmental Conservation society) 。
秋の収穫をお祝いする”Brackendale Fall Fair”では、野菜などの地元産物の品評会が行われていました。
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この地域は、本来はこんな雰囲気だったんだろうなと温かい気分になった。
近所の人たちも、気軽に声をかけてくれてファミリーフレンドリーなこの街は、
”コミュニティーに根付いて暮らす”いいファーストステップなのかも。
この街を、見る目が変わってきた。
ウィスラーやペンバートンから人々が移り住んでくる意味が、ちょっとわかった。
ここに暮らすことは、自分の理想の暮らしから、遠くなるような気がしてたけど、
なにより、どこにいても自分は自分。
どんなとこにも、どんな環境でも、必ずいいところはたくさんある。
��年前にお会いした、フィンドホーンのドロシーの言葉が、
わたしを後押しするように空から降ってきた。
”自分が好きになれない場所、真っ暗な森の闇のように恐怖を抱いてしまう場所にも
 必ず愛があります。どんな場所にいても、その場所に愛を見いだしてごらんなさい。
 簡単ではないときもあるけれど、その場所に愛を見いだせたとき、その場所を好きになることができますよ。”
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わたしは去年の夏、宇宙にむかって夢を放った。
”2009年の春までに子供を授かり、しっかり根付ける場所に移り住み、ガーデンを持ち、
家族と環境に優しい暮らしをはじめます。”
そのときは、”根付ける場所”が、スコーミッシュになるなんて全く予想してなかったけど、
ここが、宇宙の流れにのって、導かれた街なのだ。
その流れを信じる事は、自分を信じること、自分を超えた大きな力、宇宙を信じることに繋がる。
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ここをステップに、自分たちが思い描く暮らしが近い未来にやってくるんです。
今はまだ見えてないことが見えてきて、パワーアップした想いが未来に反映されるんだよ。ワクワクだ。
そのためには、今日の自分の選択を愛して、信じることが大事。
不平よりも感謝していくことが、想い描く未来を引き寄せるなによりの近道だと思いました。
森、山、川、海、岩に囲まれたこの街には、たくさんの表情があります。
自然を遊ぶには、すごくポテンシャルの高い街。
しばらくわたしたちファミリーはこの街で学ばせてもらいます。
うーん、今日もダイヤモンドヘッドがきれいだな!
どんなことが待ってるのかな、楽しみだ。
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2009年9月12日土曜日

Squmishにmidwiferyを!

妊娠中からずーっと、

sea to sky corridor (バンクーバー - ペンバートン間)に助産士さんがいたらいいのになあ。

Pembeeに住んでるときは、診察に片道3時間かかったからなー。
やっぱり、妊婦さんや出産直後の母子が、バンクーバーまで通うのは大変だよ。

と何度となく思ってました。

今日、SquamishのPublic Health Nurse(保健士)から

「Squamish General Hospitalに助産士を受け入れてもらえるようVancouver Coastal Health(保健所)や地域の人、病院がつどうフォーラムがあるから、助産士を選択したあなたの経験をシェアしてくれないか?」

という電話がありました。

「もちろん!!」

というわけで、このフォーラムに参加することにしました。

Squamish General Hospitalはナース不足を理由に、今以上出産件数を抱えることができないと、
��年間連続で助産士の受け入れを拒否しているそうです

わたしとしては、Squamishに助産士さんがいたら、次はぜひ自宅出産をしたい。
この地域に住む女性に、お産の選択肢が増えることを願います。

Bring Midwifery to Squamish!!

2009年9月9日水曜日

ダンボールコンポースト

最近、秋雨が続いております。
寒いよ~~。

前回仕込んだお味噌は、手作りらしいお豆の味がしっかりあるおいしいお味噌に仕上がりました~
気がついたらもうすぐなくなりそう!
そこで、といってもすでに取りかかるのが遅いんだけど、平野夫妻と第二回味噌作りの会を開きました~。2月頃にできるかな~。
詳細はたかしくんのブログ→→太陽と味噌と納豆をご覧アレ。うちのタイヨウマンも参加してまーす。


だいぶ前になりますが、ゆうじがダンボールコンポースト作りました。
いつも文章が蛇行しまくって長くなるので、今日は写真でお伝えしたいと思います。


ここに
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これとこれを
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こうおいて
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これらに(ピートモス、木炭、コンポースト促進するアイテム)
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こんなのもいれちゃって(鶏糞)
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こんなかんじ。
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ここへ野菜くずたちを入れてまぜまぜ。
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このまま寝かせます。
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虫にたかられたり、コンポーストの中から芽がたくさんでてきたりしたけど、
野菜くずたちはうまいこと分解されて土になりつつあります。
問題は、自分たちがだす野菜くずが多すぎて、コンポースト飽和状態になってしまったこと。
いっぱい食べてるんだなー。

以上、ゆうじのダンボールコンポーストレポートでした。



2009年9月8日火曜日

No title

カナダは移民で成り立っている国なので、重国籍(2つ以上の国籍を持つ事)が認められています。

実際、わたしの職場の人たちもカナダで暮らしながら、カナダはもちろんのことヨーロッパやアメリカのパスポートを持っている人がざらにいます。

わたしのボスは、フランスで生まれ、ドイツで育ち、13歳のときカナダに移民してきたので、3つのパスポートをもっています。
うらやましいことに、フランス語、ドイツ語、英語それぞれパーフェクト。
なおかつそれぞれの国のバックグラウンドを持っているからか、いろんな人種への偏見や垣根が低いように思います。

日本は重国籍が認められていないので、
太陽みたいにカナダで生まれた人や、カナダの市民権をとった人は、
日本かカナダ、どちらかの国籍を選ばなくてはなりません。

鎖国してた島国だからしょうがないと思ってきたけど、
EUも行き来が自由になり、国を超えて人同士が近くなっているこの時代に

ナンセンス!!

とわたしは思ってしまいます。
日本も重国籍を認めてほしーい!

��000年より、『自由な発想と個性尊重』がテーマの水瓶座の時代と言われてます。
過去の慣例や考え方を超え、自由で新しい発想と革命が訪れる時代なんだって。
「どっちか」という「選択」じゃなくて、「どっちも」という「包括」の方向にいけば地球がひとつになる日もちょっと近づくかも?!

たとえ日本の国籍を取り上げられてしまっても、どこにいても、わたしは胸をはって「日本人です!」と答えます。
それがわたしの identity、
要は、ハートだ、和心だ! って訳です。

前出のボスも、いろんな国で暮らしてきたけど、自分はフランス人であることに誇りをもっている(『I am proud to say, I am a French guy」) といってました。

と、これは性善説に基づいた考えですが。。。

世界がひとつになるには、まだまだ世界の多くの地域ではたくさんの問題を抱えているのですよね。
そして私を含めて人々の心も。

話がぶっとびますが、地球に来れるUFOや宇宙人は、国を超えたひとつの星として高度な文明をもっていて、今地球が抱えている問題はもうクリアしているそうです。
国と国が闘うための武器に技術を注いでいるうち =奪われる、踏み込まれる、権力などと恐怖が先にたってしまううち は、彼らのいう星単位の高度な文明に成長するのはまだまだなんだって。

重国籍から話がだいぶ脱線しましたが、
太陽が20歳になって、国籍を選ぶ年になったら世界はどうなってるのでしょうね~。

P.S. リンクをup dateしました。何人かのお友達のみなさん、事後報告になりますが、勝手にブログリンクはらしてもらってまーす。