2011年12月31日土曜日

2011年 みどりのひみつ

��011年 わたしのまわりで(自分も含めて)新しい命がたくさん誕生した年でした。
そして、まわりの人の生き方をみていて、自分もたくさん学んだ年でした。

自分のことではないのに、やきもきしたりして。
わたしがやきもきしようがしまいが、人はみな、その時、その人の人生を生きている。
わたしができることは、見守ることぐらいなんだな。
そして、”見守る”ってかなり深い。
揺れる。飲み込む。そして伝える。無力を知る。

”見守る”って大人の入り口 なんだな。無関心の裏っかわ。
これに気づいたこと、かなりの収穫です。

数年前のこのブログを読み返してみて、たった3年のあいだに、わたしはモノゴトの感じ方ががらりと変わったなと思った。
”みどり”の中に、パッと見、”黄色”と”青”を見つけられないみたいに、3、4年前のわたしと出会った人は、今のわたしは昔と違うと思うだろうな。
わたしが”みどり”だとしたら、黄色と青でできていること、わたしですら忘れてた。

黄色のわたし。
弱かったり、逃げたり、迷ったり、フラフラフワフワしてて、感受性が強かった

青のわたし。 
チャレンジしたがりで、自然界と書くことが大好きで、内側の世界にどっぷり浸かってて、外の世の中が嫌いで。

最近は そのどれも減った。
ふたつの色が混じり合っても、1+1=2じゃないのだ。
それどころか、みどりは、青と黄色を感じさせないんだから。
かすかな面影だけを残して。

まじりあってみて思ったけれど、意外と外の世の中は悪くない。

おもしろいね。

わたしは絵は描けないけど、こうやって、こころのなかで、キャンバスに色を重ねていく作業、好きだな。
人生のライフワークだ。

そんなことを考えてたら、ひざかっくんされたみたいに、体の力がガックンって抜けた。
あちゃー。かなり、力んでたわ。
ひざかっくんされても、倒れないくらい力んでたかも。
無駄にふんばってたな。ははは。

��012年、わたしはどんな色を生み出すのでしょうか。
ふふふ。お楽しみに。

来年もどうぞよろしく。

2011年12月28日水曜日

教えるよりも得ていくもの ~音の楽しみ~

最近音楽づいてます。

わたしは3歳くらいから10年ほどピアノを習っていました。
はじめは”母に習いにいかされた”習い事でしたが、気がつくととても好きになっていました。

いい先生に出会えたことも幸運でした。
決して上手とはいえないけど、先生のおかげで音を奏でる楽しみはしっかり体に染み込んでいます。
先生元気かな~~?

スコーミッシュはウィスラーとは違って山タウンではないので、いろんな人がやってきます。
今年はギターやジャンベとか音楽好きな人が集まり、その後もバイオリンの先生に出会ったりと、楽器やリズムの話をする機会がバシバシやってきました。

曲やアーティストではなくて、音楽そのものの話をしていると楽しい。
まるで、ずっと開けてなかった、大好きなオルゴールのフタを開けた気分。
頭の中でメロディーが流れ出す。メロディーは風の様に掴めない。
でもわたしの中に確実に存在して、穏やかに、時に激しく、いい気持ちにさせてくれる。

このブログでは、もはやおなじみ、わたくしのパートナーのゆうじくんですが、彼は、音楽をやったことがありません。
そんな彼と、一緒にギターやウクレレをはじめました。
しかし、彼はどうやら”拍”とか”リズムのタイミング”の感覚を得るのが難しいみたい。
わたしもがんばって説明するのですが、感覚で得たことを口で説明するのは難しい。
なんていうか、日本語を教える難しさ に似てます。

その時 身を以て感じたのです。
音楽は小さい時から親しんだ方が絶対いい!
体に刻まれたリズムは決してなくならないから。
和音とか共鳴とか肌と脳みそに響く感覚も好き。
音楽は、言葉も国籍も関係ないので、すぐ繋がれるコミュニケーションにもなるところも好き。

習わせなくても、家の中に本物の楽器があるだけでも違うだろうな。
知能教育とか全然興味ないけれど、”芸術”の分野はなるべく体験させたいな。
うまい下手は別にして、その中に純粋な楽しみをみつけてくれたらいいなと思うのです。

うちの大家さんは陶芸のアーティストで、娘の1人はハーフパイプのゴールドメダリスト、もう1人はミュージシャンです。
形は違えども、芸術家一家です。
やっぱり家庭環境なのかな~?と思わずにはいられません。

これも経験からですが、家の中の楽器のチューニングあわせておくことも大切です。
わたしは調律してないピアノで育ってしまったため、音感がイマイチです 笑

2011年12月22日木曜日

年に一度あるかないか。クリスマス並みのイベント

おととい夜中にトイレに行き、ついでに風邪でのどが痛かったので水を飲んだ。

このなんでもない動作で、最後のトリガーを引いてしまった。

ふとんにはいると寒い。
まあ、水飲んじゃったしな~ 冷えるな。

と思っていたら、全身がガタガタ震えだした。

こ、これは、、、いや、まさか。

としばらく無視していたのだけど、震えがどんどん酷くなり、ついには歯の根までカチカチ言いはじめた。間違いない。キテル!

寒い寒い寒い~~

熱が出る合図なのはわかってる。
もう、早く着火しちゃって、私の体さん!!

と体さんにお願いしてみるも、すってもすってもなかなか着かないマッチみたいに、ひとつひとつの筋肉をブルブル震わせて摩擦熱で体温を上げようとする。
なんて原始的!!
そして、ライターってなんて便利!!

夜中のいい時間なのでためらったけど、ゆうじを起こして、あったか枕と、寒気にはまさにコレ!というレメディーを取ってきてもらった。

そのレメディー、ジェルセミウムを一粒飲むと、これがほんとに不思議なことに、ガタガタガタという震えが、小さな粒子になって全身に散っていった。震えがしびれにかわった。

そしてようやく発熱。
アタマがゆでだこになるも、とりえあず寒気から解放される。
よかった~。

そのまま朝を迎え、日光で文字が読めるくらいになったところで体温を測ってみた。
「わたしおおげさだからな。37.8度くらいかなー」なんて謙虚に見積もったところ38.7度だった。
そりゃあそうだ 足下がふらつくし、熱いのに体がゾクゾクする。

その時、朝7時。
問題なのは、ゆうじが9時~4時まで仕事なのだ。

疑問:この熱で、スーバー元気BOY(2歳)と乳飲み子の面倒をどうやってみるの???

とっさにでた言葉は 「置いてかないでぇぇ~」だった。
ゆうじの答えは 「気合いだ!」だった。。。

そ、そんなぁ~~。
年に一度あるかないかのこの一大イベントを1人で味わうなんてムリムリムリ!
こんな時、世のお母様方は 気合いで乗り切っているのでしょうか?
そういう人もたくさんいるんだろうなあ。
わたしと違って「熱でちゃって大変でした」程度にまとめれちゃうんだもんな。
本当に尊敬します。

結局、ゆうじさんが近所に住むしほちゃんを呼んでくれて、しほちゃんが太陽と遊んでくれたおかげでなんとか休むことができ、2時頃には37.8度まで下がりました。
しほちゃんがいなかったら、、、と思うと恐ろしいし、家族のような友人に囲まれて生活できていることに改めて、そして心から感謝しました。
わたしの周りのみなさん、いつもありがとう。

風邪もひきたくないし、熱はだしたくないけど、幼児2人もいるとそうもいかないものなんだなあ。
今回の風邪の発端は太陽。そういえば、彼も39度出してました。
子供がもらってくる風邪に対しては徐々に免疫が強くなってくると聞くので、免疫が強くなるまで母ちゃんもがんばります。

喉からはじまって今は咳をひきづっていて、これは”しゃべらなくてもよい”というメッセージなんだなと自分の内側を観察していたら、書きたいことがいくつか思い浮かびました。
たくさんまどろんだから夢もたくさんみました。
今度はもう少しメッセージのある記事をアップします 笑

これから忙しくも楽しい2週間です。体調崩しちゃもったいないですね。
健康の秘訣は”頭寒足熱”。その逆がまさに、熱をだしてる状態だと身を以て体験しました。

風邪にはお気をつけくださいね。
ひいてしまったときは、”体を休めなさい”というメッセージだと思ってゆっくりするべし!

2011年12月18日日曜日

育児書にはない育児 ~母ちゃん Throws a FIT!!~

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”Finnは桃が大好き。いつもは。でも今日のFinnはなにもかも嫌いみたい。。。”

David Eliiott & Timothy B Ering " Finn throws a Fit!" より

こんなとき、育児書にはこう書いてある
”怒ったりせず、やさしくなだめるように話しかけてあげましょう。なるべく受け止めてあげましょう”

いつも思う

そんなこと、とっくに試してる。
でも要求ばかり増えてくる。聞いてあげるべき?しかるべき?
ルナもシンクロクライングしはじめて大合唱。
耳がきぃーーーん ってする。

ゆうじは仕事が忙しくて休みがない。
わたしの余裕もどんどんなくなってくる。
あっぷあっぷ 溺れそう!!
おちつけ、おちつけ、なんとかひと呼吸。ふうぅ~~。

でも、、、今日は、、、ついに、、、、

わたしがFinnになってしまった!

でもでも、寝顔をみてるとおもう。
”怒ってごめんね。。。これも今だけ。
 母ちゃんも一緒に成長だね。いい夢みてるといいな。”

2011年12月11日日曜日

大きさよりも深みを

��2月です。

ひとつ年を重ねました。
��年連続、今年も快晴でした。

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よく”人に迷惑をかけないように”なんていう言葉があるけれど、人に迷惑をかけない人生なんてない。

と、フト思っています。

振り返ってみたら、20代は奥にある気持ちに気づけず、人の好意を無駄にしたこともあるし、その逆に甘えすぎたこともある。なんといっても、受け入れたり、受け止めるのがへたくそで。
自分のこと、世の中のこと、わかっているようなつもりでいたけど、全然浅かったな。

でもでも、経験は財産

なにごとも 結果オーライ 笑って過ごせるように
年とともに、頑固さではなくて、謙虚さを足せる様に(テーマだわっ)
だけれども、大切なことを伝える勇気を持って

経験がわたしを、まあるくしていきますように。

そのためにもちょっとぐらいボケてるほうが調子いい。
わたしちょっと見すぎてしまうので、たまには見てみぬフリをする柔軟性も持てたらなおよし。

矛盾だらけで、不完全なのが人間だ。
産まれたてはピッカピカだけど使っていくうちに曇ったりもするし、ひびはいったりもする。
だからこそ愛おしくもあり、個性がうまれるとも言える。
この不完全さをら~~ぶで埋められますように。

なんでしょう この日記は。
誕生日の抱負ということになるんでしょうか。

みなさまとの出会いに感謝して。
ことしも、永遠の28歳のはじまりです。

��そういえば、28は人にとってサターンリターンだから、気づきの多い試練の年齢なんだよなー。
毎年サターンリターン。あえて、そういう気持ちで参りましょうか。)

こちらのブログもひきつづき宜しくお願いします!!

ちっちゃくてもでっかい愛

るな 3ヶ月になりました。

��人目は泣きっぱなしで放っておかれたり、抱っこまでの時間がかかったり、写真が少なかったりとかわいそうなところはあるけれど、そのかわりたくさん”愛されてる”気がする。

日々忙しさに追われているけれど、
わたしもゆうじも、2人目の余裕がでてきたので、
るなの表情や、肌の弾力や、重み、温もりなんかをじっくり受け止めることができるようになったかな。
赤ちゃんって、こんなに癒されるんだなあ~ って新鮮です。
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そして、るなは、太陽からもいっぱい愛されてます。

るなが泣いてると、”るな、たいようがいるから だいじょぶ だよ”
って手を握ってあげているの。
オーマイゴット!小さい王子にドキュンです~

それで、駆けっていってハグしてたりするし、お友達がるなのおもちゃで遊んでると、”それ、るなの!ダメ!”って守ろうとする。夜もるなと一緒に寝たがります。

タイヨウマンは今のところ、赤ちゃん返りとか、嫉妬とかそういうのは全くありません。
ただ、わたしにべったりになったかな~。
��母は、”ママじゃなきゃいや!”ブーム+2歳児反抗期+ゆうじ休み無し のため壊れかけてます。この話はまた今度)

わたしはひとりっこだからそんな2人の関係がとても新鮮で、そしてまた、兄妹がほしかったから憧れてきた光景でした。
親の私たちが太陽やるなに抱く愛情は当然自然なものだけれど、
あんなに小さい太陽にも自分以外の人への”愛情”が自然に宿っているってことに感動しました。

るなはどうなのかなあ~~。
太陽のことわかってるのかな?
おーい、るなさん 愛されてるぜ~~~!

親の心子知らずというけど、兄妹も一緒かもしれませんね。
周りみてると下の子の方がのんびり屋で自由きままな感じがする。
それも、上の子達から目をかけられてる安心感みたいなものがあるのかな。
大きくなったらそれぞれなんでしょうけれど。

将来どんな兄妹になるのかわからないけれど この貴重な時期を毎日みれるってことは幸せなことだなあ~ とフト思う日々です。(毎日てんてこまいで大変だけど!)