2009年4月27日月曜日

No title

日本のみなさまにとっては、「春だ~」というキーワードはもはや過去のものになったかもしれませんが、
こちらカナダでは、まだまだ言いたいフレーズであります。
なんてったって、まだたまに雪ふってます。
ウィスラーに住んでる方は、庭も雪面積のほうが多いでしょう。
湖はようやく歩けなくなったな~。溶けはじめました。
春めいてくるとこっちの人はすぐ半袖になるけど、まだ早すぎるだろう~。と思うのもいつものこと。

しかし!
もう一度言わせてもらおう。
春だ~~気持ちいいぞ~!

そんな山岳気候なもので、ウィスラーにいると種まきが遅くなりがちです。
前回は、お花&ベランダミニ菜園ともに楽しませてもらったものの、
短い夏と日照時間のタイミングがずれて、トマトもこれから!って時に寒くなってしまったりと、高地で植物を育てるのってタイミングが難しいんだな~と教訓になりました。

パンジーとスイトピーを混植してしまったのも失敗でした。
パンジーがスイトピーのツルでぐるぐるに絞められちゃったのです。パンジーさんには悪いことしたな~。
と、マメ科の植え方、植物の相性があるってことをパンジー先生から教えていただきました。

そういうわけで、今年はちょっと早く種まきしてみました。
まだずっと外には出せないので、今は室内育ちです。
さっそく、トマト、えんどうまめ、ルッコラちゃんからお芽芽が誕生~♬

新月なので、今日もズッキーニ、なす、パプリカなどなど種をまいてみました。

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そうそうわたしたち来月に、スコーミッシュにお引っ越しいたします。
今度のおうちは古いけど2Fだての一軒家で、広めのお庭付きです。
最近、ヤドカリ生活引っ越し祭りでしたが、スコーミッシュにしばらくは落ち着けそうです。
スコーミッシュはウィスラーより温かいから、ガーデニングもしやすそうです~。

落ち葉が大量におちているので、腐葉土をつくったり、
コンポーストで堆肥をつくったりしたいなーと夢をふくらませています。

土を触りたくなったら、スコーミッシュに立ち寄ったら、ぜひ我が家のガーデンで一緒にガーデニングして遊んでください~♬

2009年4月26日日曜日

No title

titiは、ゆうじとわたしの手を知っている。
titiは、ゆうじとわたしの声をわかっている。

わたしが起きると、titiもおきる。
わたしが寝てるときは、titiは、、、寝てるのかな?
かあちゃん気づいてないや。

わたしがイライラしていると、おなかがきゅーんとなる。
そんなときtitiはきっと、いっしょけんめいわたしのおなかをお掃除してくれているんだと思う。

バタバタバタ
むにゅ~~
ひっくひっく

赤ちゃんは、おなかのなかでしゃっくりや指しゃぶりを通して、呼吸の仕方をまなんでいるらしい。
バタバタぐるぐる動き回るのも、時期がきたら頭が下にできるよう動く練習をしてるんだろうな。
産まれるときは、ちゃんと頭を下にして、手足を縮こめて、
ゆっくり産道をひろげながら、回転しておりてくる。
おかあさんと自分の体を傷つけないように。

はじめてそれらを聞いたとき、「全部わかってるんだ!自然の神秘だね。すごーーい!!」と感動したけど、
実は、わたしもみんなもそうだったんだよね。

なんて思いを馳せたところで、スウェットロッジのことを思いだした。

セドナにいったとき、ネイティブインディアンのスウェットロッジに参加する機会があった。
スウェットロッジとは、まっくらな穴蔵を子宮にたとえ、そのなかをサウナみたいに熱くして、
ハーブを焚き、みんなで輪になって大自然のスピリット(Great Sprit)への感謝を伝えたり、歌をうたったり、お祈りをしたり、気づいたこと、言いたいことをシェアする儀式です。
「今日の美しい星空に感謝します」でもなんでもいいので、自分の番が来たら何かシェアします
��ラウンドだいたい20分 x 4セット行うのですが、回を重ねるごとに、まっくらで熱い子宮のなかで、自分の内側にある感情や気づきに出会います。
シェアする内容も、「今、この熱さのなかで自分のなかにある、○○に気がつきました」みたいに変わっていったりする。
そのうち熱さが苦しくて、苦しくて、早く外にでたくなる。
早く、外にでたい!この子宮から飛び出したい!
あついよ~!
やがて、母なる子宮でわたしが浄化できたころ、ドアが開かれる。
外の明るさが新鮮だ~!
風がとてもに気持ちいい。
虫の声が心地いい。
星が瞬きはじめたうす青い空に、パチパチとキャンプファイヤーの火の粉がのぼる。
解放された喜びと自由になれた感動で身も心も軽い。
身軽だ~~ばんざーい!!
スウェットロッジで生まれ変わったわたしは、羽が生えて飛んでいきそうなほど、キラキラしていたことと思います。
��0間近にして再び子宮を通り抜けて生まれ変わったUniearthですが、あの感動は、
赤ちゃんがこの世に産まれる時の気持ちともきっと、一緒なんじゃないかなと思った。
赤ちゃんは、子宮のなかで学ぶことをしっかり学んだあと、産まれたくて産まれたくて出てくる。
この世界が明るいことや、風や鳥の歌が心地いいこと、人の優しさを知るために、
この世にたくさんの明るい希望をいだいて着陸するんじゃないかな。
産まれでたこと、そこから繋がる瞬間が瞬間が嬉しいから、天使のように微笑むことができるのかな。
まさに、「 Be here now」だあ~。
いまは「ふたりでひとり」のわたしとtitiだけれど、
やがておなかを出て、この世界に着地したときのために、titiはちゃくちゃくと準備をはじめている。
titiちゃん~、かあちゃん、よくイライラしててごめんね。
でもね、そんなこんなを通って、かあちゃんもちょっとづつ準備してるんだ。
そうこうしてるうちにわたしも出産まであと3ヶ月です。すごいなあ。
今日、2ヶ月違いで妊娠していたウィスラーの友達が出産したというオメデタ報告を聞きました。
それを聞いて、ほんと感動しました。産まれるってすごいなあ!
母なる子宮とは偉大なり。
母なる地球と、その神秘的な仕組みの一部であることに感謝です。

2009年4月19日日曜日

天ぷら油で走る車 その2

バイオディーゼルキットをゴルゾー(GOLF TDI)さんに組み込んで天ぷら油をリサイクルするぞ~!と意気揚々としていた我が家でしたが、いろいろ調べた結果、ちょっぴり路線変更いたしました。

天ぷら油をバイオディーゼル燃料にする過程は、いろいろな方法があるそうです。
当初考えていたのは、バイオディーゼルタンクをトランクに積んで、ガソリンとバイオディーゼルを切り替えて使う装置を入れようと思ってました。

でも、そのキットはいろいろ含めて$3000ほどかかりそうなことがわかりました。
��3000のガソリンといったら、ゴルゾーさんの燃費で約100000km分。
一年に20000km走るとしたら、向こう5年分の燃料になる計算です。

それでも、このプロジェクトをやる価値はある!と思っていたけど、
最近、ゴルゾーさんの調子がいまひとつだったこともあって、
ゴルゾーさんでこのプロジェクトをやるべきかどうか悩んでいました。

そんな時に、もっと手軽に、天ぷら油をディーゼル燃料化できる方法を発見しました~!
正確には、この方法で作る燃料は”バイオディーゼル燃料”とは呼べないのだけど、
燃料の87%は植物油を利用することになり、総コストも安く($300くらい)
当初の目的であった、”天ぷら油を車の燃料としてre-useする”ことができるのでさっそくオーダーしました~。

お金持ちではないから、自分達の暮らしにも優しく、環境にも優しいという2つのことを満たせることが大切ですよね。
うまくいけば、1リッターあたり、12セント(12円)で動くことに~♬
お財布にも優しいぞ~!

ゆうじさんに、仕組みを説明してもらったんだけど、わたしの頭ではよく理解できなかったので、
興味がある人はこのサイトを見てみてください。
Diesel Secret Energy http://www.dieselsecret.com/index.html
我が家に、謎の液体と部品が届いてました。これがどうなるんだろうな~。

また動き出したらupしまーす!

2009年4月15日水曜日

No title

Pembertonは、雪もだいぶとけ、太陽がまぶしい季節です。

冬が長いぶん、北の国の夏はパワフルです。
これから夏至にかけて、10時頃まで明るくなります。
おひさまの軌跡も日に日に高くなっています。
サングラスなしじゃあ目を開けていられない日もあります。

虫たちも、鳥たちも忙しそうにとびまわっています。
歩いていると、キツツキがすっごい勢いで木をつつく音が風のってあちこちから聞こえます。

ハミングバード第一号もやってきた!
ハミングバードは幸せを運ぶ鳥といわれています。
ズズズズっと羽を震わせながらやってきて、びゅーん!って風のごとくいなくなってしまうけれど。

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��写真はwebsiteから引用しました)


白頭鷲も最近Pembertonでよくみかけます。
白頭鷲の凛とした姿は、地上から見ていても雄大。強いエネルギーを感じます。

こないだお散歩してたら、おっきなうんちを見つけました。熊かな~?!
熊ももうすぐ起きるね。

冬が静かなぶん、これからは動のエネルギーが一気にはじけるよ~!

今日、ガーデニングセットを買ってきました☆
ほんとうは庭でお野菜やお花を育てたいのだけど、今いる家ではお庭がありません。
今年はプランターで栽培することになるけど、楽しみだー♬

今年は、ハイキングやトリップはお預けだけど、titiやお花やお野菜の成長を見守りつつ、パワーをいっぱいもらうぞ~♬



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(Pembertonの守り神、Mt.Currie)

2009年4月13日月曜日

No title

助産婦さんにおすすめされた『Spritual Midwifery』(スピリチュアルお産学とでもいったらいいかな?)を読みはじめました。


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この本の著者Ina May Gaskinは、1970年代にパートナーや仲間とともに、60台のスクールバスでキャラバン隊を組み、アメリカを旅しました。
最終的にテネシーにて広大な農地を購入し、The Farmというコミューンを設立しました。

The Farm website : http://www.thefarmcommunity.com/

彼女はまた、当時のアメリカではまだ知られていなかった”Midwife(助産士)”として、
The Farmに暮らす女性の自然なお産を助けてきたヒッピー助産婦さんとして有名です。

読みはじめたばかりだけど、自然なお産の在り方、妊婦さんの産前産後の知識や、神聖なエネルギーを扱う助産婦の在り方、パートナーと一緒にお産をすることなどなどIna Mayの想いがたくさん詰まっています。

The Farmの女性たちは陣痛のことを、”Contraction”(陣痛/子宮の収縮)ではなくて、”Rush”と呼びます。
なぜなら陣痛は、お産のエネルギーがどっと注がれること、まさに、お産エネルギーの”ラッシュ”だからです。

きっと、ほんとにそうなんだろうな。

お産は、自分が産むという自分のエネルギーではなくて、
赤ちゃんのエネルギー、わたしたちの本能、大自然の力、魂、宇宙のエネルギーがひとつになって行われる、神聖で自然なことなんだろうなあと思います。
大きな流れに身を委ねて、その波に上手にのることがわたしがやれることなんだろう。

わたしもこれからは、陣痛のことをrushと呼ぼうとおもう。

あと、ちょっと笑えたのが、「お産に立ち会う男性へ」というパートで、
「パートナーは、家事をなるべくすること。彼女をいたわること。」という文章のなかに、
「週数が進むにつれて、彼女がどんどんラブリーに、セクシーに、そして“サイケデリック”になっていくことを口に出して伝えること」って書いてありました。

”お産は、サイケデリック” う~~ん、ヒッピーテイストいっぱい。

愛と平和、自然回帰を唱えたヒッピーカルチャーらしく、セクシャルな部分もだいぶオープン♬
陣痛中にパートナーとたくさんキスしたり、パートナーに胸をもんでもらったり、スキンシップすると良いと書いてありました。
確かに、二人の愛の結晶だもの、その出会いを祝福して、出産中に愛を高めるのはいいことなんでしょうね~。

パートナーとのスキンシップ、太陽の下で授乳をするお母さん、
写真を見てて、よぶんなものがなくていいなあ~、自然体だなあと思いました。

わたしも7ヶ月目に入りました。
妊娠期間よりもお産が近づいてきて、産むことについてよく考えるようになりました。
身の回りにある、自然のエネルギーにどんどん触れて、心配せずに大きな流れに身を委ねてゆきたいなと思います☆

これを書いている今日は満月です~。
このブログもお月さまの力を借りてるんですね。ありがとう~。

2009年4月11日土曜日

No title

満月の夜に、ねっころがって、体を楽にして、目をつむった。

からだのなかをからっぽにして、
月の光や、自然のエネルギーや、サポートしてくれているものたちのエネルギーが
通り抜けていくさまをイメージした。

満月の夜に、ねっころがりながら、いくつかのアファメーションを口にだしてみた。

titiとゆうじと3人で過ごす未来のことをおもった。
そして、ゆうじのことを思ったとき、なんだか胸が熱くなって涙がこみあげてきた。
普段はそんなことないのに。

結婚は、本当に始まりにすぎなくて、
一緒にいて5年になる今の方が、昨日より今日のほうが、彼の大切さを身にしみて感じるようになった。

まえにシュティカのリーダーにいわれた。
「きみのエネルギーは、マリッジリングから強くでているよ。
 このエネルギーはきみのパートナーからきている。彼がいつも君を守っていることを忘れてはいけないよ。」

ああ、そうだった。
ああ、もう、忘れちゃってたなあ、わたし。

最近、たくさんやつあたりもしたし、けんかもしたし、話し合いもした。
一緒にいろんな森や山を歩いて、笑って、はしゃいだ。

たくさんの満月を一緒に見上げた。

そして、これからも、ずっと。

夫婦とは、2本の木がまじわって、1本の大きな木になっていくことだと思う。

いっこいっこ絆を作って強くなる。
そして、嵐がきても、動じない大きな1本の木になる。


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結婚は素敵だ~。

ありがとう~ゆうじさん~。
ありがとう~満月さん。
ありがとう~大自然。地球。そしてみんな。

毎日のなかでこの気持ちを忘れませんように☆

2009年4月9日木曜日

ピュアな動機

最近なかなか「書くこと」に意欲を注げないでおりましたが、
気楽に、気負いなくかいてみよーと気持ちをらくーにして、2日に1度更新を目指していきたい4月です。
どうぞよろしくおねがいします☆

太陽の軌跡がMT.CURRIEの山頂を超えるようなりました。
気持ちいいぞー、太陽さん!ありがとう♬

もうすぐ冬シーズンも終わり。ということで先日、職場のスタッフパーティーがありました。
Whistler Heli Skiingで働きだしてから2シーズン。

毎日毎日英語とのたたかいでした。
山の知識、雪の知識が少ない私の自信のなさが伝わるんだろうな。
私を見るなり、他のスタッフに話しかけにいってしまうお客さんもいたし、うまく伝えられなくてもどかしいことなんてもう日常茶飯事。

今回は妊娠もしていて、雪山への興味より自分のことにいっぱいで、
「はあぁぁ~ わたしってuselessだなあ~」としょんぼりしたこともありました。
他のスタッフにフォローしてもらうたびに、おしっ、次がんばろ!と気合いを入れなおす日々。

そんな私の気持ちをよそに、スタッフみんないい人ばかりで、ほんとに救われたな~~~。
いい仲間に囲まれていたからか、つわりの時期も、しんどいときも、仕事にいくとなんだか元気がでてくるのです。

��年くらい前、「働くってなんなんだ~?」「お金ってなんなんだ~?」という問いが頭の中をぐるぐるしてて、仕事はせずにフワフワしてる時期がありました。

でも、社会で働くってことは、「人との繋がり」がどんだけパワーがあるかってことを教えてくれる場所なんだな~。
みんなの力と想いが集まって、ひとつの方向にむかっていくって、現実を創りだすすごいパワーだ!
英語も上達するしありがたいね。

山から下りてきたみんなのきらきらした笑顔をみたときに、

「そうだー、ここにいる人たちはみんな山を愛してるからこの仕事をしてるんだ~。」ってふと思い出して、
なんだか幸せな気持ちになりました。

職場のスタッフは、難関をくぐり抜けてカナダのマウンテンガイドになった人がほとんどで、Whistler Search & Rescue(山岳救助隊)に所属している人、お医者さん、 森の中にバイクトレイルを作っている人、山火事消防士などなど、冬だけじゃなくて夏もみんな山に関わる仕事をしています。

そうそう、私も山が大好きだから、この仕事に魅かれたんだよ~。
っと、ピュアな動機を再確認しました。

シーズンもまもなく終わりで、気持ちのころもがえの季節です。
この夏は、土のパワーをいただいて、お野菜を育てたいな~っと思ってます。