2008年4月26日土曜日

夜更けのパワースポット

今回の登場人物

ひらの夫妻・・・ウィスラーで出会った長年の友人。私たち夫婦にとって、想い出深い熱い友人。カナダで農業をするという素敵な野望とともに数年ぶりにこの街に戻ってきた。

にゃんこ・・・Miss 身軽。ちょっと見ない間に、日本と世界のアチコチにいてびっくりする。長年の飲み友達。

たか・・・日本、ウィスラーで大活躍のアーティスト(絵描き)。見た目、人当たりともにさわやか王子。

ひろ・・・引き出し多数。サーファー、釣り吉、踊る旅人、ネスターズ八百屋、アジアの香りのする謎の人。

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��年前、ウィスラーという交差点で、それぞれの人生が交わった。
その後、ある人はウィスラーを去り、またある人は残りました。
あれから6年、わたしたちはまたここで交差した!
みんなと、ウィスラーで再会することができるなんて思わなかった。
それもみんな、今はカナダの永住権が手が届くところにある。
嬉しいこと、嬉しいこと♪
というわけで、昨日は再会を祝しての宴でした。
ほろ酔い気分でいい感じなところに、誰かが”温泉にいこう!”といい出し、
そのままノリでペンバートンの温泉に行くことに。
行き先は、ウィスラーの隣町ペンバートンの先から、ダート道を40km行った山奥にある、”St Agnes”という温泉&キャンプ場。
みなさん、カナダにもちょこちょこ温泉があるのですよ~。
どれもちょっとした”秘境”にあって、行くまでにダート道を何時間も走ったり、ブッシュをかきわけて歩いたりと、アドベンチャー付きだったりします。
その中でもこの温泉は、割と設備が整っています。(バスタブと屋根がある)
効能もしっかりあって、傷が治ったり、疲れがすっかりぬけて、肌もツルツル、良いことだらけ!
川沿いの静かな山奥にひっそり佇んでいるので、温泉と自然が揃った最高の湯治場なのです。
��注:これは秋の写真です)
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夜中の12時、まさに出発しようとした時に、ひろくんから電話が。
聞いたらヒマしてるというので、急遽温泉ツアーに参加。なかなかいい嗅覚の持ち主ですな。
暗闇とデコボコ道をかけぬけて~、
まだまだ息が凍る夜更け。
星空と、温泉と、キャンドルと、仲間と。
いいお湯にあたって、”ホッ”がたーーくさん出て、疲れがすっかりさっぱり抜けました。
肌がツルツルになって、筋肉痛も治りました。
ウィスラーに住んでる人は是非行ってみてくださいね~。とってもいいお湯です。
ウィスラーから2時間くらいです。
みんなのタイミングが揃った、一期一会のギフト。
��毎日顔を合わせる相手であったとしても、その人と過ごす今という時間は二度と戻ってこないのだから、悔いのないように大切にしよう~
良い時間をありがとうございます。
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2008年4月23日水曜日

420 LOVE & PEACE!!!!

昨日をもって忙しい冬が終わりました~。
終わりをしめくくるのは、今年もMichael Franti & Spearheadのライブでありました。

前日のDE LA SOULのライブとはうって変わって、Michael Franti & Spearheadの会場は、ヒッピー風な人たちと柔らかな空気で満たされてました。

Michael Franti & Spearheadは、今世代のボブ・マーリーと言ってもいいかもしれない。
彼らの歌は、世界平和への強いメッセージがある。
自身もイラクやパレスチナ紛争地区へ足を運び、アメリカ軍兵士の前で、一般市民の前で、子供達の前で、歌を歌った。当然ながら、命がけの旅です。
この旅の模様は”I know I'm not alone”というDVDになっています。

I know I'm not alone予告

想いのこもった歌って、胸がぎゅーってなる。
ズキュン!って核心を突かれる。
Michaelの言葉には力があって、彼が伝えたいことが、伝わってくる。
それは熱くて、優しくて、強くて、儚い、バイブレーション。
バイブレーションが、水の波紋みたいに人から人へ響き渡っていく。
michael
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彼の歌を体で聞いていたら、
「人がどう言ったっていい。でもね、やっぱり愛だ、愛なんだ~~!!!」
って、叫びたくなった!
愛ってつかみどころがない。
そのうえ、でっかすぎて、よくわかんない!
掴めないのに、いつもむこうからやってきて、わたしをがっちり掴んでしまう。
そして、愛って、振動してる。って思う。
バイブレーションっていうのかな。
そのバイブレーションに触れると、わたしは”ふるい”にかけられたみたいに、揺さぶられてしまう。
バイブレーションは、心の奥の奥のほうの、手が届かないところまで到達して、
無理矢理じゃなくて、やさしく、”いいんだよ、もういいんだよ”って言って
心の奥を溶かして、そして、やさしく、揺らす。
わたしは、いらないものを大地に落とすように、音にあわせて何度もジャンプした。
そして、両手を空に伸ばして、太陽や空からふってくる ”なにかでっかいもの” をめいっぱい浴びる。
気持ちいい~~。と心が言った。
ライブの途中で、彼はボブ・マーリーの名曲「Stir it up」を歌った。
��「Stir it Up」とは、「かき回す」とか、「揺れ動く」という意味。)
そのころには、ライブもだいぶ温まってきていて、
一粒一粒のゴマが、すり鉢の中でかき回されて、やがてペーストになっていくみたいに、
国籍とか、思想とか、見た目とか、年齢とか、今日の気分とか、そんなもの全部がMelting Potの中で、
ぐちゃぐちゃにかき回されて、白も黒もなくなって、
”あなたもわたしも同じなのね。”って、”隣人はみんな愛人だったんだ!” みたいな空気で会場はひとつになっていた。
手
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Put your hands up high~~♪
Put your hands to the side~~♪
高く挙げた両手を横に。
隣の友人と肩を組んで、jump jump!!
抱き合う恋人達、たくさんの笑顔、空に伸ばした手、煙に託された想い、みんなの想い、ひとつひとつ。
歌はすごいよ~~。
歌はいつの時代も消えることがないんだよ。
人と人を愛で繋げてくれる、キューピットだよ!
武器が楽器になったら、ほんとうに素晴らしいとおもう。
世界が平和になりますように。
みんなと一緒に笑えますように。
地面を揺らした10000人のジャンプの振動が、地球の反対側にいる人たちに届きますように。
わたしは、戦争も飢餓もしらない人間だ。小娘だ。
えらそうなことは何にも言えないし、恵まれていて、甘っちょろくて、そのくせ自分の世界で精一杯だ。
願っても何も変わらないと、現実はもっと悲しくシビアだと、食べる物があって、住む場所があるわたしに、世界平和の何がわかる?と言われたとしても、でもわたしはここで感じてる。
わたしが、こうして生まれてきたことには意味がある。
世界中の、全ての人がみなそうであるように。
そして、生まれがどうであれ、世界の多くの人たちは、心の中で同じことを想っていると思う。
Love & Peace!
読んでくれてありがとうございました。

��動画:アンコールの様子)

2008年4月20日日曜日

Unidentified Flying Object

ちょっと前のある日のことでした。
日も暮れ始めた午後8時ごろ、ビレッジから”カネシa.k.aアキ”くんとブルーベリーまでお散歩しました。
トレイルは樹々が生い茂っていて、暗い。
空を見あげると、半月になりかけの月がもう昇っていました。
わたしの歩調に合わせて、お月さまが樹々の間から見えたり隠れたり。
お月さまって、キレイだなー。

月を見ながらおしゃべりしていたら、あっというまにブルーベリーに着きました。
カネッシーはそこからブルーベリーの丘を通ってお家に帰り、
わたしはブルーベリーからバスに乗るので、カネッシーとHUGしてバイバイ。
それからひとり、ハイウェイでバスを待っていました。
4月だというのに息が白くなるほど寒くて、空気は冬みたいに澄んでいました。
「両車線とも手前の信号が赤なのかな。」と思うほど、車の行き交いがパタっと止み、
自分がハイウェイに立っているのを忘れるほど静かな空気が流れていました。
ひとつ、またひとつと瞬き始めた星の光が強くなっていくさまをボンヤリ眺めている時でした。
空のはしからはしにむかって、
おっきな光の塊が、ビューンっと空を横切っているさまが目に飛び込んできました。
それは、飛行機にしては早すぎるし、流れ星にしては遅すぎる。
一瞬でもなければ、願い事を叶えられるほど悠長でもなくて。
形は、頭とおしりがしっかりある横長の大きな光の塊で、
小学校の時、頭の中で想像していたハレー彗星みたいに大きい。
なんだありゃー????
超巨大流れ星?それともいわゆる未確認飛行物体?
ぽけーっと眺めていたら、空のはしっこで、”パッ”っと消えてしまった。
��???
っと唖然としているうちに、両車線に車が行き交いはじめ、私を置いてけぼりにして、時が動き出しました。
腑に落ちるような、落ちないような。
まるで、さつきとメイちゃんが、雨の中バス停で、トトロとネコバスを見てしまった時ような気分。
お月さまは、きっと正体を知っているんだろうな~。
そしたらトトロの映画みたいに、本物のバスがやってきました。
満員のバスの中は、人々の時間が交錯して、超高速で動いているように感じます。
そんなバスに揺られていると、光の塊を見たことが、幻かのように思えてくるのです。
今年はハレー彗星の年か何かですか?
み~ちゃった、みい~ちゃった~♪
なんだかわかんないけど、みいちゃった~♪

2008年4月19日土曜日

まわるルーレット、次の行き先は?!

じゃんじゃん!

知ってる人も多いけれど~。

このたびUniearthとダンナUGは長らく良い時間を過ごさせていただいた愛する街、
ウィスラーをいったん卒業することになりました。

UniearthとUGの人生ゲーム、UGが7年ぶりにルーレットをまわします。
GO!GO! UG~!
さてさて、次はどこにとまる~?

ハワイ?
日本?
南米?
カナダ??

出た目はなんとーーー、

スイス!!!
裸足でブランコ!

意外な展開。
ご縁あって、UGは夏の間、スイスでハイキングガイドをします。
そろそろ新しい扉を開きたいねえ~。なーんて、兼ねてから2人で話していました。
とはいえ、新天地がスイスだとは思いもよらず。
嬉しそうなUGを見ていると、こちらもやはり嬉しいです♪
彼は今までずっと働いていたから、あと1ヶ月のウィスラー思いっきり遊んで欲しいなあと思う次第です。

わたしといえば、すでに観光気分です♪

そして、なんといっても、母なる地球が抱く、
私たちの星の美しさにまた一つ触れられそうで、とても楽しみ。

地球のすごさに、またきっと感動しちゃうんだろうな。

ほんとに地球ってすごい美しい要素がたーーーくさんありますよね。
氷河と砂漠というように、相反する美しいものを見事に包括してる地球。
人生をかけて、地球のありとあらゆる美しさを、この目に直に焼き付けたい。
Uniearthの密かな野望のひとつです。
その夢をひとつ叶えてくれてありがとう、UG!

UGは5末にスイスに旅立ちますが、わたしは7月に日本に帰国し、
夏を日本で過ごした後スイスに行きます。10月にはUGと日本にいる予定です。

その後の予定は、、、、未定!!

おもしろくなりそうデス!
風来坊な夫婦ですが、これからもいい風を掴んで乗っていきたいです。
いい風は、周りの人からいつも吹いてくるの!
ありがとう~みなさま!

今後ともよろしくお願いします。

2008年4月15日火曜日

目の奥の笑顔

TELUS SKI & SNOWBOARD FESTIVALの季節です。

街は連日大にぎわい。

ああ、冬が終わるんだなあ。
この祭りは、冬の終わりの合図です。
まるで、花火の最後の見せどころみたいに、わーっと盛り上がって、ぱっと散る。

Village Squareを通ったとき、CITTAのパティオで生ライブをしていた。
これが大盛り上がりで、パティオにいる人も、スクエアから見てる人も、音に合わせて体を揺らして踊っていた。

その中で、ひときわ目立って踊っていたインディアンのおじさんがいた。

なんで目立っていたかって?

おじさんは見るからにアルコール依存症で、破れそうな服に、ボロボロのリュックサックを背負いながら観光客に混じって踊っていた。
観光客がひしめくこの街で、ホームレスにも見えるおじさんの踊りは浮いていた。
そこにはまるで見えない壁があるみたいに、誰もおじさんに近づかない。
その壁がすぱっと、おじさんとわたしたちの間を分けていた。

交われそうで、交われない壁。
あっちがわと、こっちがわ。

ああ、残念。
わたしの目は、そんな風に物事を映してしまうなんて。

だけど、おじさんは、そこにいる誰よりも楽しそうに、踊っていた。
激しく足踏みをしたり、両手を思いきり広げたり、笑顔をいっぱい振りまいて踊っていた。

あたかも、音楽と自分が一体化したみたいに、
周りの目なんてこれっぽっちも気にせずに、
ほんとうに、ほんとうに、楽しそうに踊っていた。

あたりを見渡すと、みなおじさんを避けるので、おじさんの周りには自然と円が出来ていた。
たまに冷やかしにくる若者にも、笑顔を振りまいて踊るおじさん。
その姿は、美しくもあり悲しかった。

遠巻きにおじさんをみているたくさんの人の中に、

”自分もあれだけ人目を気にせずに踊れたらどんなに気持ちいいだろう!”

そう思った人もいたはずだった。
おじさんに拍手したいと思った人もいたと思う。
けれど、誰もおじさんの肩をたたくことはなかった。
わたしもその中の一人だった。

これがシュティカとか別のお祭りだったら、わたしもおじさんと一緒に踊れたかもしれない。
けれど、このお祭りは、世界中の一握りの裕福な人々(=わたしたち)のためのお祭りのような気がした。

世界にはまだまだ見えない壁がある。
交わるまであともうちょっと。

通りがけに、おじさんに微笑みかけると、
白く濁った目の奥から、ニコっと笑みが返ってきた。

BC州の先住民族の間で、お酒とドラッグの問題は日常化している。

私の中に、また一つ問いが生まれた。

2008年4月12日土曜日

隣の芝生は青い

昨日、SAVE THE EARTHをテーマとしたドキュメンタリー短編集を見に行きました。

環境問題というと、視点がシリアスになったりするけれど、昨日の短編集はどれも必ずユーモアが入っていて面白かった!

その中でも強烈だったのが、アメリカのミドルアッパー住宅地の”芝ガーデニング戦争”!

アメリカのとある地区のミドルアッパー階級の方々にとって、目下の関心ごとは”庭の手入れ”。
なぜなら、”庭の立派さ”がその家のライフスタイルと価値、さらには地域全体の価値にかかわる一大事というわけです。
ほとんどの庭には、生の芝生が植えられているのですが、
それをいかに美しく手入れし、景観を保つか、ご近所同志競い合う。
さてさて、各家の庭紹介とともに、ご自慢の芝刈り器が登場!
4WDのターボディーゼルの草刈り車を、2台も所有するお父さんも登場。
愛車をカメラにご披露してくれるのだけど、
「(庭、そんなに広くないのに。。。)」と誰もがつぶやく瞬間。
休みになるとみんなせっせと、芝を刈る。
隣の家との境界線ギリギリのところをきれーいに刈る。
そんでもって、庭の手入れを怠っている家は、市役所の人がチケットを切りにくる~。
庭の手入れを怠っていることは、地域の景観を乱すという理由で。
ここまではまだ、ブラックユーモアだなあ~と笑っていられる。
ここからが問題。
芝を保つ為に使われる水と殺虫剤の量が半端ではない。
芝は乾燥に弱いので、一日で一家庭200ガロンの水を使用する(水の使用量の70%に相当)
さらに見栄えを保つ為に巻く殺虫剤の量といったら、”子供が裸足で遊べるように芝を植えました。”なんて呑気なことは言ってられない。あんなに撒いたら、子供が病気になっちゃうよ!
さらに、殺虫剤がまんべんなく撒かれた芝に雨が降り、雨が流れて川や海が汚染されていく。。。
Ohhh Noooo!
地球の反対側には、沈みそうな国や、溶けていく氷河があるというのに。
環境が破壊される理由のひとつが、芝のお手入れ競争だなんてナンセンスすぎる!
Hey! 笑うに笑えないよー!
もちろん、この問題に注目して、芝生の管理に関する制約をだしている市もある。
こういうドキュメンタリーは誇張されるものだし、アメリカを風刺しているわけではないけれど、
人ってよく物事を複雑にしすぎて、わけわかんないことに捕われるものだなあ~。とため息が出ました。
だって、そっちの方がわけわかんないことだらけで疲れるでしょ?!
自然の流れに逆らって無理すると、どっかにひずみがくるわけで。シンプルな法則さ~。
隣の芝生は青くとも~。
自然の流れにのろう~~。
Make life simple、Take it easy~♪
こんなつぶやき日記につきあってくれてありがとう~。
今日も、ナチュラルにいきましょ~~!

2008年4月7日月曜日

足元にハートのライトを!

ここ数日の間で、元気をたくさんもらった。

地球のまんなかにむかってのびている、わたしの根っこに、みんなの元気という栄養を与えた。

根っこがそれをぐんぐん吸収し、春の太陽と光合成。
すると、枝がぎゅるるるっ~ってのびて、その先からピンクの花が、ぽんっ!っと咲いた。

やさしい桜色のピンクの花。
みんなのハートとわたしのハートが繋がったから、ピンク(ハート)の花になったんだよ~。

最近、環境問題に対して、世界の争いに対して、自分の内側の声に対して、夢にむかって、調和に溢れた地球の未来にむかって

”誰が”、じゃなくて、
”私が”、一歩踏み出そう

という言葉を立て続けに聞いた。

わたしは、こーゆーこと考えていると、ワクワクしてしまう。
シリアスというより、ワクワク!!

このワクワクは、みんながくれたギフトなんだ~。
しかしだね、前ばっかり向いてると、大切なこと見えなくなる時がある。

踏み出す一歩は、まず自分の日常にある。
”平和は足元から” みんながくれたメッセージ。

だから、あたしはピンクの花を足元においた。

足元にハートのライトを。
今の気持ちを、忘れないように。
フト下を向いた時に、ハートとハートが繋がっていることを思い出せるように。
フト不安になったとき、根っこと根っこが繋がっていることを思い出せるように。
たとえその一歩が小さいように感じても、間接的におっきな流れに繋がっていることを思い出せるように。

そうして、目を閉じると、あたまのテッペンから、はらりはらりと、白い花が舞い降りてきた。

白い花の意味は、”Integrate = 統合”

この夏はちょっとやってみたいアイディアがある。
ちょっとした方向転換になるかもしれない。ワクワク!

みんな、ありがと~~~!!!

日本のお花見がしたいよ~。

ばいちゃ!

2008年4月5日土曜日

くまのうんち

シモなタイトルでごめんなさい。

春だなあ~。ってことがいいたかったの。

最近、CREEK SIDEから我が家まで歩いています。
お散歩はサイコーに気持ちいいね!

まだまだ雪に足がとられるお散歩道だけど、少しずつ雪が溶けてきたよ~。
お散歩中の犬たちも嬉しそう。
氷が薄くなってきた湖にむかって、ボールを投げる飼い主と、喜び勇んでボールを取りにいく犬の図を横目に、さすがカナディアン。とつぶやく。

今日ね、お散歩ちゅうに、数ヶ月ぶりに雪の下から出てきた、緑のコケを見つけました。

ずっとコケ見てなかったなあ~って。
鮮やかな緑でね、すっごい生き生きしているの。おもわず手にしてしばし目を閉じてしまいました。
ふかふかなコケの感触、ひさしぶりだなあ~。

鳥たちも、ウィスラーに戻ってきたよ~。
小鳥の声ってほんとに癒される~。胸がキュンキュンしちゃうね。
小鳥はわたしたちの声で癒されたりするのかなあ?
雪と枯葉でぐちゃぐちゃにぬかるんだ土も、ちゃんと役割があるんだね。
厳しい寒さで、死んでしまった樹々や虫たちが、雪と一緒に大地に還っていって、
その栄養をもとにして、新しい命が生まれる。
死ぬことは、決してなくなることじゃないんだよね。
新しい命が、そこから生まれ変わるんだね。
ヨシここで、ひとつ詩でも書こうじゃないか。
イソイソと岩に腰をおろして、ノートを開いた。
が、ペンがない。
わたしとしたら、いっつもこう!カメラとペンを必ず忘れる。。。
気持ちよい風も、私のアホさ加減をぬぐいさってはくれなかったよ。
でもね、車に乗ろうとドアを開けたとき、2羽のハチドリが、”ズズズズズズ”って、私と車の間を駆け抜けていった。
ハチドリは、風みたいに、びゅん!っていなくなってしまう。
逃げ足の速い子供の漫画みたいなんだよ。
なんだかとっても良い予感~。ウフフフ♪
まだ温かいとはいえないウィスラーだけど、確実に春が来てるよ~~。
我が家にも春の訪れが。
冬の間に枯れてしまった我が家のジャスミンの木が、最近急に芽吹きだした。
申し訳ない事に、日が全然あたらないところに置いてたのに、
”どうしてわかったの?”ってほど絶妙なタイミングで、ぶわーって芽吹き出した。
その気配が伝染したのかな、ポトスちゃんもすっごい勢い!
めぶき

めぶき2
みんな”春”が来たの知ってるんだね!
わたしとしたら、まだ冬でいてほしいような、春がきてほしいような、卒業したくないような、でも入学したいような、そんなフクザツな乙女心。
今年の冬は特に。UGもあと少しだしなあ~ぁ。
春が来たと思ったら、冬にもどるようなどっちつかずの天気も、
ここ2、3日の間に、”春行き”に決定したらしい。
時間は前に進んでいく。だからあたしも前に進む!
みんな起き出した!!
くまのうんちを見る日ももうスグだね。

2008年4月3日木曜日

Year End Party

早いもので4月ですね~。

昨日は職場の"Year End Party"でした。早いなあ~~。

さてさて、カナディアンは仮装パーティーがお好き。
というわけで、昨日ももちろん仮装パーティー!

誰が誰だかわからない~!

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お酒と一緒に会話がぐんっと弾んだころ、スタッフ全員出演している、”Year End Video”の上映会が始まりました。
ガイド、オフィススタッフひとりひとりの滑りが、ワンショットずつ出てきたり、”懺悔の部屋”があったり面白ろかったです。ガイドはやっぱりうまいね~。
お酒もまわって生演奏でのDancing Time~♪
ほろ酔い加減がいいかんじ~。
ボスもNew Staffも関係なく、みんなで一緒にDancing~♪♪
Danceには、言葉がいらないね。
「I don't know who are you, but enjoy dancing together!」
と出会った人に言われた。
みんながどんどん近くなっていく。楽しいよ~。

なにより、みんなの楽しそうな笑顔がよかった!笑顔は、すっごいパワーがあるよね!!
今の職場には、本当に良い経験をさせてもらいました!
去年の秋、”仕事ってなんなんだろう~?”という問いが頭の中でぐるぐるまわっていました。
そう思いながらも、今の職場に出会って、そこで素敵なCo-workerに囲まれて、素敵なお客さんにも出会えて、いっぱいの笑顔を見れた。
自然と山を学べる環境にいれたことで、今までより深くウィスラー&ブラッコムを見れるようになった。
雪山の魅力をもっと知った!
そして、雪山がもっと、もっと好きになった!
今のオーナーたちが、この会社を始めたのは1970年の終わりだった。
その頃ウィスラーは、まだなーんにもない小さな村だったという。
彼らはSKI BUMで、まだ開拓されていなかったウィスラーにやってきて、ひたすら雪を楽しみながら、森の中に住んで、ヒッピー的な生活をしていたという。
そこから始まったんだな~、と思うと親近感が湧きました。
今でこそセレブな香りがするオーナー陣だけど、”雪山に対する愛情”きっと誰よりも深いんだと思う。
私はこれからもずっと、山のそばで暮らしていくと思う。
山の魅力は、本当に深い。大きくて優しくて厳しい。
こちらウィスラー、日がのびてきて、8時頃まで陽があります。いいね~。
これから夏至までの時間が一番すき!どんどん生命力が増してくる感じがする~~。