2020年7月19日日曜日

Yogi is on BMX -11歳の誕生日-

息子が11歳になりました。

しばらく涼しくて雨の多い夏だったけれど、今週から夏到来。
今日もとっても気持ちのいい、風が爽やかな夏日でした。

BC州はコロナの影響も少ないのもあって、
コロナ禍でもずっと一緒にいたクラスメイトの仲良しの子たちと誕生日会をやりました。

誕生日会といっても、近所に新しくできたBMXのPump Trackで遊んで、
学校の校庭でピザを食べて、Capture the flag(缶蹴りみたいな遊び)をやるというシンプルなもの。

毎年誕生日の時が、同じ子たちをまとめて見る機会にもなっているのだけど、
年々、みんなかっこよく、面白く、そして熱い奴らになっていく。

今日のPump Trackでは正直みんなかっこよかった。

この歳になると、長い間BMXやMTBをやってる子達は、頭角を現してくるので、
でかいステップアップジャンプの急な下りのアプローチも、
果敢に鬼漕ぎしながら飛んでいく姿を見てると惚れ惚れしてしまう。

みんながみんな上手なわけではないけれど、
それぞれが「あいつやべーな!」みたいな感じで、
お互い影響を受けて、自分をプッシュしていく「男の世界」が始まっている。

そんな子供に混じって、今日のBMXトラックには、
長髪ドレッドにTattoがっちり入ってる、キレッキレのライダーがいました。
名前はYogi(本名だそうだ)

どういう流れか忘れちゃったけど、
子どもたちがちょこちょこYogiとおしゃべりをしはじめ、
やがてYogiがBMXのコツを子どもたちに披露し始め、
いつのまにかYogiの周りに全員集まり、いつのまにか一緒にセッションが始まり。





熱いっ!!

ああ、ストリートスポーツっていいわ〜〜。
「好き」という気持ちだけで、年齢も人種も見た目も全部飛び越えて繋がれるんだから。

前に息子が

「スケートパークにいるお兄ちゃんたちって、見た目怖そうだけど、みんないいやつなんだよ。スケート愛する人には悪いやつはいないんだ」

と言っていたのが脳裏に響く。

今日は、

「BMXを愛してる人に悪いやつはいないんだ」

そんな声が聞こえてくるよ。

さて、BMXを終えて、缶蹴りしにいくために移動。
自転車降りて遊んでいる時はみんなおバカで可愛い。

かれこれ5年近くお互いがお互いを知っているから、
前はシャイであんまり話してくれなかった子も
最近は私にもいろいろ話してくれるようになった。

息子を除く7人の子たち全員と付き合いたいと思うほどみんなそれぞれ良さがある。

ほんっと、みんなかわいい!男の子かわいい!!

それよりも、なによりも、そんな奴らが息子の友達でいてくれることに感謝。

それがなによりの誕生日、いや一生もののプレゼントだよ。

息子よ、お誕生日おめでとう!!




2020年7月8日水曜日

ルービックキューブと折り紙

ホームスクーリング月間が終わって、しばしの学校生活の後、長い夏休みに突入。

気がついたら息子もあと一週間で11歳になる。
9月からは6年生。
小学校6年生の息子を持つ親になると思うと感慨深い。

少なくとも去年までは、楽しいこと、アクティブに動いていることが好きな息子だったけれど、ここのところ家でダラーーっとしている時間も欲するようになった。

「I need alone time so go to shopping now!」といって、留守番をしたがるようになったのだけど、あれ、、、??I need alone time...その言葉は私のものではなかったか、、、?笑



それに加えて、「Boring....(つまんない)」が口癖になりつつある。
じゃあ何をするかというと、特にしたくない。
自転車も、散歩も、してもいいけど、別にしなくていい。
そんなお年頃のようである。


そんな息子でも、ホームスクーリング期から今まで、地味にやり続けていることがある。

ルービックキューブと折り紙。

ありがたい世の中で、この2つとも私が付き添って教えてやるほどの気力と知識がないけど、今や興味あることをささっとyoutubeで検索したら、誰かが教えてくれる。


赤じゃないのが惜しいけど、youtubeのシンボルだって、、、。


子供が成長するにつれ、子供優先であれこれ一緒にやらないと!という強い想いが少しずつ薄れている過程にある私には、たた単純にありがたい。

自分で考えることも大事だけど、情報を上手に活用していく今の時代に、
私の時代の話を当てはめてもしょうがないなーと思うこともその中のひとつ。

何もやりたくない、という
子供を放っておく自分を許すことにした。

さて、その成果として、息子はルービックキューブの全面揃えを自分で達成し、
なぜだか折り紙にえらくハマっている。

論理的で手先が器用な彼なので、そのとおりといえばそうなんだけど、
退屈退屈言いながらも、何か自分で探していくものだなあ〜と感心する。

ちょっと前まで「次はなにするの?」「その次は?」と、
空白の時間が苦手な子どもたちだったけど、
「じいっとすることもあり」が子供の選択肢に入ってきたことを嬉しく思う。

息子と2人でじいっとしていると、1日が早く過ぎる。
(娘はおうちタイムが好きなのでいいのだけど、家でちゃかちゃか動いているタイプ)


シンプソンズ漬けになりそうではあるけど。。。

冷夏の夏休み、まだまだ親の体力温存中 笑