2015年3月22日日曜日

魂の栄養:ライブパフォーマンスアート 

この2ヶ月、久しぶりにライブパフォーマンスを生でみにいく機会ができました。

最初の舞台鑑賞は、鼓童でした。
そう、日本の太鼓芸術集団の鼓童です。
鼓童は2年に一度くらいはバンクーバー公演があり、ついにいくことができました。
今まで鼓童って、男の人がフンドシで太鼓をドーンドーンって叩く、伝統的+男的ななイメージでした。
実際、舞台の最初はとても男性的で、男性がつくりあげている日本伝統という気配がしてきたあたりで、若干フェミニスト気味の私は斜に構えてしまいましたが、、、

しかし、いい意味で違った!

女性も活躍されていて、スパイスの役割を見事に果たされていました。
太鼓+演劇+歌+伝統の融合。見せる、魅せる芸術!
パフォーマンスアートとは、このことか!
という感じで、とても感銘をうけました。
お客さんもアジア人(日本人?)15%くらいでしたが、最後はスタンディングオーベーションで大きなオペラホールに拍手が響き渡っていました。
日本人が、文化の違うこれだけのお客さんを感動させられるってすごいこと。
ああ、言葉にすると陳腐だな〜 
私の語彙力のなさのせいで、鼓童のすばらしさが伝わらないことが残念だけど、
また次のツアーのときは見に行きたいな!

そして、もうひとつは、メヒコのギターデュオ、Rodorigo y Gabriela!
こちらはおととい行ってきたばかりの、行きたてホヤホヤです。
日本から来ていた吹奏楽部の14歳の姪っ子を連れて、夜のバンクーバーへと繰り出しました。
会場は、大きくすぎず小さすぎず、近すぎず遠すぎず、音もよく、アーティストの熱量も、観客の熱量も伝わってくるいいサイズの箱でした。

熱感、パッション、迫力、熱いビート、情熱を感じたーいと思っていたところ、そのすべてが凝縮されたライブでした。超絶ギターテクニック&ハーモニー!
ギター1本(というか2本)で、あんなリズムが刻めるなんて神業!

進行も行き当たりばったりで、フリースタイルなところもあり、それもまた小さなライブハウスっぽくていいじゃない〜。
観客の口笛とヤジの飛ばしっぷりもこっちのスタイルで盛り上がる!
いやーーーー良かった!!!Bravo!!! 魂がよろこんでるよ〜〜

Rodorigoのソロの時、”Gabiがトイレに行ってるあいだに一曲歌おう”とかって、RadioheadのCreepを熱唱しはじめたり(歌はカラオケレベルだけど、Rodorigoが単純に歌いたいから歌ってると思われる。そこがいい)して、観客も一緒に熱唱したのも楽しかったな〜

アンコールは代表曲のTamacunで2階席も総立ちで盛り上がりました〜!

この2人は、その昔約13万だけ持って、ストリートバスキングが有名だというアイルランドに乗り込み、苦楽を超えて今にいたるそうです。
2人は長い間恋人関係だったのだけど、お互いのささいなことで過剰反応してケンカが絶えず、苦しい関係が続き、2年前に恋人関係を解消して今はミュージックパートナーとして活動しているそうです。
なんか、そういうのもいいなあと思ったりした。

Rodorigo y Gabrielaはバンクーバーライブ初めてだったみたいで、そんな奇跡的なタイミングで、姪っ子と見に行けてよかった。神様、ありがとう!
ライブでエネルギーを使った後は、深夜までやっているケーキ屋さんにいってエネルギー補給。
ダブルチョコレートケーキをホットチョコレートで流し込む姪っ子がなんとも微笑ましい♡

私の方はというと、胸をつき上げてくる情熱をそのままに、、、、新しいギターを買うことにしました笑


ー芸術家の使命は、人間の心の奥底に光明を与えることである。シューマン(ドイツ)

またバンクーバー来てくださいね〜 お待ちしてます!


Rodorigo y Gabriela 去年の映像 質のいい暇つぶしになりますよ〜Check it out!
               ↓  ↓  ↓  ↓  ↓





2015年3月13日金曜日

Waldorf School 来年の進路と保護者面談

太陽が通っているWaldorf Schoolにて、保護者面談がありました。
Waldorf Schoolでは、キンダーの子供達が、フィジカル、メンタル、知能の面からグレードスクールにあがれるか、キンダーをもう1年する方がいいかを見極めるGood Gameというものがあります。

ウォルドフ教育のなかで、幼い子どもは右脳と左脳がまだ連携できていないので、その状態でいわゆる”勉強”をはじめても、正しく理解できないとされてます。
たとえば、対面して握手を求めて、ちゃんと右手を返せるとか、左右前後の空間で”中心”がわかっていて、中心でバランスをとることができるとか。
それらは右脳と左脳が連携しはじめていることのサインで、文字や算数を学ぶのに準備ができたと言えるそうです。それがだいたい6−7歳頃。

それで、Good Gameの結果と次の行き先とreadiness(適性)を聞くための面談にいってまいりました。

太陽は今年6歳になるので、公立の小学校だとグレード1になります。
でもWaldorfはキンダーを2年やることが多いので、Waldorfに入れておくと公立よりも1学年遅れることになります。

私の中ではもう1年Waldorfのキンダーにいれて、勉強ゼロでかまわないので、団体生活にもまれて、手先をよく動かして、シンプルなおもちゃと自然の素材をつかって工夫して遊んで、たくさん遊んでほしいなと思ってました。

我が子をみていて、実際、うるさいくらいアイディアが次から次から湧いてくるところと、”なければ作ればいい”、”壊れたら直せばいい”という発想を自然と身につけられるようになったのはウォルドフ教育の恩恵かなあ〜。

でもねー、いろんな兼ね合いから公立かWaldorfか迷いに迷い。。。

でも、先生と実際お話ししてみて、決めました。

来年もキンダーもう1年 Waldorf Schoolにてお世話になります。

決め手は、太陽の精神面で、言葉のハンデがあることから、周りについていこうついていこうとする姿勢がみられると。
この状態でグレードスクールに進むと、勉強も友人関係も自分はいつも”Behind"という気持ちがついてまわるよという言葉でした。

今度はクラスの中で一番お兄さんになって、自分より下の子にも接して忍耐も学んでほしいなあー。

やっと心が定まってほっとしたー。


あと一年、とにかく遊べ!!

2015年3月6日金曜日

珍夜特急

行く一月、逃げる二月といいますが、ええっ?!もう3月です!

1ヶ月もブログを更新しないなんて初めてかもしれません。
読んでくれている方がいるのかも怪しいですが、久々に書き散らかそう思います。

正直この1ヶ月、自分のブログを開く間もなく、ましてや人様のブログを読んだりする間もなく、時間がスルスルと逃げていくような1ヶ月でした。

その理由のひとつに、普段は夜に洗濯機を回しにくいので、階下に住む大家さんが長期外出中に、ECO MOON PADの草木染めをやりながら、ストックを増やそうと試みていたところに、、、

1月からはじめた英語のオンラインクラスの課題が想いの他多く、子どもが寝た後は、ミシンか英語かという日々をおくっていたうえに、、、、

ここ数年来のビッグチェンジがありそうで(というほどたいしたことないけど)、いろんな考えが行ったり来たり、グーグルさんにいろいろ聞いたりしてもう、頭も心もアップアップなのに、、、

さらに、読書にドはまりしてしまうという、頭がフル回転の1ヶ月でした。

最後の読書は、現実逃避できる娯楽の位置づけなので、寝る時間を割いて、子どもをそっちのけで読みふけってしまうほどでした。
今日は、そんなに私を魅了し、時間を奪っていったニクいあいつを紹介したいと思います。

その本の名前は、、、クロサワ コウタロウ著 「珍夜特急」

おい〜〜っ!っとツッコミたくなる気持ちはわかります。というか、ツッコんでいいです。
でもね、こちらの旅行記は、かの本と匹敵する程面白い!!
この本は、当時22歳の著者が、インドのカルカッタから、ポルトガルまでユーラシア大陸をバイクで横断する旅行記です。
その旅が一通り終わると、今度はアラスカからアルゼンチンまでのアメリカ大陸をバイクで横断する旅へと続きます。

ハプニング満載の旅行記は、読んでいると旅にでたくなるし、著書を通して旅をしている気分になれる。
とりあえずひとついえるのは、マリファナは世界中で愛されてるんだなあってこと笑

その本を読んでいたら、上記の”ビックチェンジのおける心の迷い”への答えがみえてきた。

人生にとって、大切なことってなんだろうなあーーって。
まだまだ子どもと一緒に、冒険していかないとな!っと、本の影響がっつりうけて(超単純)、早くもこの夏は子どもと3人で旅にでもでるかー なんてワクワクしてきました。

では、読書が一通り落ち着いたら、またブログアップしたいと思います。
ちなみに3月は去るらしいので、みなさんウカウカしないようにね。