2010年9月26日日曜日

No title

気持ちのいい秋晴れの空の下、5回目となる手作り味噌を仕込みました。
��家族で始めた味噌作りも、今や4家族になりました。

お味噌を作る最後の行程に、「大豆団子を作って容器に思いっきり投げつけて空気を抜く」という工程があります。
「投げつける」という行為に、つい「こんちくしょー!」という気持ちを乗っけたくなります。
でもそこは、「こんちくしょー!」じゃなくて、
「美味しくなってくれてありがとうー!」とか「大好き!」にしようねーって話して、
容器の底にむかってポジティブワードを「入魂」しています。

そのおかげか、存在を忘れたころに出来上がる手作りのお味噌は本当においしい。
市販のお味噌を食べるとその違いが歴然デス。
手作りのお味噌はまあるいお味がします。

さて、太陽も1歳2ヶ月になり、大人のご飯を取り分けて食べるようになりました。
太陽は離乳食がはじまったときから、我が家手作りの味噌を食べています。

そのおかげでしょうか、タイヨウマンは味噌を入れたおかゆやお味噌汁が大好き!
食がすすまなくても、お味噌をいれるとたいてい食べてくれます。
知ってました?朝にお味噌汁を飲むと、その日一日の元気度が違います。
日本でウーフしてた時の農家さんが教えてくれたのだけど、ほんとに違うよ。

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��年前に始めた味噌作りを、ふとふりかえってみると、
数年前のわたしの中には「手作り味噌」というキーワードがなかったなあ。

太陽を身ごもった年は、ウーフしたりして「衣食住」の「食」を心で感じとれた年でした。
「食」は「人の繋がり」=「大地の繋がり」=「感謝」 だったんだ~。って。

そのことに気づけてから、というか、気づいた日にタイヨウマンはやってきてくれました。
その日は友達の畑に種を撒いた日であり、わたしたちの未来が広がった日でもありました。

太陽という名前も、ゆうじくんが「男だったら太陽にきまってる」というので、「ああそうか。」位にしか考えてませんでした。(女の子だとばかり思っていたから、女の子の名前しか考えてなかった)
でも、フト思い返せば、わたしたち夫婦が食を通して「太陽の恵み」を感じとれた年だったから、その名前が直感でやってきたのかもしれないな。
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お味噌ひとつにしたって、こうして出来事がどんどん繋がっていく。
全ては必然なんだな~~~。 
って心地よいため息がでる。

人に誇れるような育児はしていないけれど、
太陽を手作りのお味噌で育てられてることはわたしの小さな誇りです。

その味と、奥に広がるみんなの想いを美味しくいただける日々に感謝。ありがとう。

2010年9月17日金曜日

かみさまのゆりかご

懇意にしている友人カップルからのおめでたニュースが続きました。
結婚や妊娠のニュースはほんとに嬉しいです。

ダークなこともたくさんある世の中だけどね、
”あなたたち素敵です!”と言える人たちの2世が産まれてくるっていうんだから、
楽観的かもしれないけど、今より明るい未来になるだろうな って思っちゃいます。

妊婦さんは、”神様のゆりかご”。
人生の中でも数回しかない体験だから、いい時間を過ごしてほしいな~と思います。

さて、”いい時間”ってどんな時間でしょう?

ゆったりした時間、心が穏やかで、胎児の成長も順調で、健康な食事と適度な運動、充分な睡眠と理解ある旦那様、、、?

なんていうのは理想ですが、そうもいかないのが現実です。
つわりがしんどい、ゆっくりしたいが仕事をしなければいけない、ささいなことで不安になる、旦那の理解が足りない、ストレスで食事が乱れる、、、。

そういうことだってあるでしょう。
誰だってそんな妊婦生活をおくりたいわけじゃない。

ママ1年生のわたしですが、あの時を振り返ってみると
”それでもいいんだよ。どんな体験が待っていようと、あとから思い返せばいい時間になる”って思います。

これは、お産も同じですね。
こういうお産がしたいっていう理想、妊婦さんなら誰でも思い描くと思います。
でも、お産はアタマですることじゃないんですよね~。
理想ってのは、たいして役に立たないなって経験して分かりました。

でも、軸は大事です。
軸というのは、自分を信じる力の事です。
経膣分娩がしたいなら、それができると信じること。信じて、準備すること。
出産するのは自分であり、お医者さんや助産婦さんがどうにかしてくれることじゃない。
自分がやる。やるしかない。 "I" do. "I" have to Do.

そして、はじめてのお産、不安ですよね。
でも、大丈夫。だいじょーぶ、だいじょーぶ。女性にはできてしまうんです。
女性には、ミラクルな力が備わっているのです。
そうとしか言えないけど、そこは強く信じていきましょう。

もうひとつ、赤ちゃんもがんばってます。
そこを通るなんて不可能!と思える程暗くて狭い産道を通る旅をしています。
母と子が出会うための最初の難関。
でも、すごいことにこれができちゃうんだからミラクルだわ。
(痛さの比喩じゃなくて「お産は、鼻からスイカがでるくらいミラクルなこと」って解釈してもらいたいわ~。)

さて、わたしのお産はおかげさまで満足のいくもので、とてもよい体験でした。
また、そう言える様サポートしてくれた人に出会えてよかったです。

お産に満足いくかいかないかで、その後の子供との絆の作り方や母乳に影響すると言われていますが、わたしも感覚的に「その通りだな」と思います。
わたしの出産直後は、生まれてはじめてのことなのに、赤ちゃんがスムースに自分のなかに入ってきましたね~。
そこへ泉からこんこんと母性が溢れ出て、心臓の鼓動にのって体中が母性で満たされるような、温かく神聖な時間でした。

でも、経膣分娩が良くて帝王切開が悪いとか、エピドラルするなとか、アンチ医学とかそういうんじゃなくて、どういう選択/結果になっても、自分が納得して満足できるかどうかが大切っていうコトでね。

そこで、わたしの”満足のいくお産とは?”をあげてみました~。

【1】好きな体位で産むこと
でも、好きな体位ってなに?って思いますよね。
それはその時になってみないとわからないのです。
勝手に体がそういう体勢を取るので、それに任せるしかない。

でも、仰向けはないかな。
試しに仰向けになってみたら、陣痛が強烈で耐えられないって思いました。
重力にさからっているし、赤ちゃんもつらいんじゃないかなあ。

【2】何が起こるかわからないけど、自分を信じてやれるだけやってみること。
   あまりに高い理想/こだわりをもたないこと。
   理想があるなら、体力作りとか自分なりに準備すること。

【3】もし経膣分娩だったら、産んだらすぐに赤ちゃんを抱けること

【4】妊婦中にどんな体験をしても深く受け止めすぎないこと

【5】信頼できる介添人がいること (お医者さん、助産婦さん、家族、友人など)

【6】楽観的になること

これはもちろん、赤ちゃんもお母さんも健康で体力もあることが条件です。

わたしが産まれた時代は、医療者主体のお産だったので、
母も子も潜在的にバーストラウマのある人もおおいでしょう。

でも、今はお母さんの選択肢が増えて来ていますね。
母子ともに健康で、その人なりに満足のいくお産ができますよう祈ってます☆

お産はほんとにミラクルだな~~

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2010年9月12日日曜日

Mamoru & Risa Vegan "祭" Wedding !

9月8日はまもちゃんとリサの結婚式でした。
ヴィーガンで、料理上手で、妖精みたいに飛んでいっちゃいそうなリサ。
笑いの神様が宿ってる、オモシロディジュリジュ吹きなマモちゃん。

「”祭”をテーマにしたい」と、2人に打ち明けられたのは2ヶ月前のことでした。

わたしの担当はディスプレイ。
素材は、庭にわんさか自生しているIVYや緑さんとまつぼっくりに、赤タマネギの皮で染めたシーツ。
流木で組んだアーチに、数枚のレースとリボン。
自然の素材でホッとする雰囲気に。

料理は、みんなの手作りのヴィーガンフード。
これがとってもおいしくて、野菜だけと思えない程の味とボリュームでした。
ケーキも豆腐クリームでできていて、ヴィーガンのリサでも食べれるようになってました!
ヴィーガンフードは太陽も食べれるから母ちゃんも嬉しい~。

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DSC_0131ブーケはゆきかちゃんの手作り。
なんとカリフラワーと庭で採れたバジルとトマトでできています。
なんという斬新なアイディア!(かかったコストはカリフラワーだけだそう!)







笑いの祭りは、マツケンサンバにドリフのショーでした!
ひさしぶりに、はらがよじれて涙がでるほど笑いましたよ~~。
オモシロすぎて写真が撮れませんでした。
笑うって気持ちいいね~!
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屋台の祭りは、たこ焼きとお好み焼き!
作ってくれたのは関西人のなみちゃんとえみ&モットンでした。
関西人のたこ焼きとお好み焼きはほんとにおいしい!!幸せ~~!



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祭りと言えば、お囃子。祭りに楽器も欠かせませんよね。
音の祭りは、楽器をもちよりみんなでセッション。

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まもちゃん&リサ、出席したみんなをシアワセにしてくれてありがとう!
とてもいい時間だった~。
そんな2人にはシアワセ無限大で還ってくるね。
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カナダに来て、素敵な人たちに囲まれて幸せだなあと改めて感じました!
ありがとう!!
お幸せに!