2011年7月27日水曜日

近所のおじさんにまつわる話。

近所にとても人のいいおじさんがいる。

押し付けがましくもなく、ごく自然な感じで太陽の遊び道具をじぶんちの倉庫からもってきてくれたり、”◯◯に困っていない?”などと声をかけてくれる。
ホームステイの受け入れもしてるみたい。

とりわけ深い話をするわけじゃないけど、気にかけてくれる人がいるんだなあ と心の芯がぽっと温かくなる。

わたしはまだまだ気の使い方がへたくそ。(まあ、”気を使おう”と思う時点で自然じゃないのだけど)
正直、エゴの方が勝ることもあるし、相手にとって余計なお世話かなあとか、逆にお世話になっちゃって貸しを作ったら悪いかなあと想い巡らせ、結局行動に移せないことが多々ある。

おじさんみたいに、自然に気持ちを行動に表せるようになりたいなあと思いつつ、そのレベルになるにはまだまだ心の修行が必要だわ。と実感する。

気づいてる。
”殻をなかなかやぶれないわたし”が自分のなかにいくつも存在している。
きっとその殻をやぶったら楽になるのだけど、やぶれないままでいる状態にしがみついてる。

少し前々では、気づいているなら勇気をだして行動どんどん行動に移す方がいい。って思ってた。
やぶろうよ、その殻。
年齢じゃないって思ってた。

でも、最近思う。

人は、年齢(経験)とともに熟成されていくのかも。と。
無理矢理殻をやぶるのでなくて、自然に殻が割れる時期を待つのも大事かも。と。

わたしはいま、子育てとか妊娠とかで、まず自分と家族のことでいっぱい。
金銭的にも、これから数年もっとも余裕の無い時期が続く。
それでも楽観的に暮らしてるつもりだけど、ジワジワきてるのかな?
そのひずみでユーモアボックスが小さくなっていることに気づかされる。

だからといって、この状態を打破したいかというと、「まあいいかな、今だけだし。これもわたしが通るべき道なんだ。たくさん手をだすより、目の前のことやってこ。」というところに落ち着いている。

そういう時期を経て、自分と家族のことが少し落ち着いたら、自然とユーモアボックスの容量が増えて、他人に対しても純粋に興味が湧いてくればいいなあ。

今は、妊娠、出産、幼児、海外生活。。。
周りの人のサポートあるからこそ心身ともに健康に日々おくれてます。
わたしの周り、ほんと素敵な人ばかりなんです。
申し訳ないのは、受けっぱなしで返せてない。

申し訳ないな~と思う気持ちと同時に、いつかもうちょっと余裕ができたとき、行動というエネルギーに替えて、必要としている人にそっと届けるんだ おじさんみたいに。

そのときには、自然と 言葉を越えて雰囲気で気持ちが伝わるようになってたらいいなー。(ポジティブな意味でね)そういう人と話していると気持ちがいい。

人生、常にポジティブバンザイ!右肩あがり突き抜けてけ~!じゃなくてもいいね。
色々経験して、感じて、揺れて、それをひっくるめて右肩あがりの人生なのだね~
深いね~ でもそういうの好きだな!

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