2011年6月19日日曜日

カリフォルニアの旅 2 ~巨木の森 セコイアナショナルパーク~

わたしとゆうじは、街にでるとケンカになる。
ガス缶一個を探して、知らない街を走り回り、道に迷い、おなかがすいて、けんかになる。

ガス缶を手に入れて、森に入ると、穏やかになる。

おもしろいくらいその繰り返しだった。

セコイアナショナルパーク
世界で一番体積の大きな木を育てている森


わたしは”いい森”に入るとすぐ眠くなってしまう。
このパークも、入り口をこえたところですでに眠気がやってきた。
森のにおいや鳥の声も重なって、すでにいい気分

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不思議な写真が撮れたよ。
根っこの写真は日陰で暗かったのだけど、光がたくさん入り込んだ。
カメラが勝手に露出調整したのかもしれないし、そうじゃないかもしれない??

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やたら光が撮れる~。
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ヨセミテは触れたり歩いたりというより、絶景を楽しむっていう感じだったけど、セコイアは、触れて、かいで、歩いて、感じられてとてもよかった。人が少ないのもよかった。

かーなーりー 癒されます。
樹液の香りにさらに癒される~~。

この森大好き!!

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ドライで砂漠みたいな場所が好きだと言う人もいるけれど、
わたしは山、森、木が好き。

なぜなら、山を見上げていると謙虚でいられるから
     森を歩いていると水や太陽の大切さ、命と季節のサイクルを無意識に感じられるから
     木の温もりがすきだから。

この日は、ラッキーなことにパーク内のキャンプ場に泊まれたので(もう数ヶ月先まで予約でいっぱい!)、火をおこして、月夜をたのしんだ。

夜は暗くなったら寝るし、朝は太陽が昇れば起きる。
朝はいきなり目覚めるのではなく、夜明けに鳥達が朝を告げる歌でうつらうつら起きだす。
おひさまが昇る頃には頭も身体も起きれるようになっている。
気温の調節が難しいホテルのベットより、テントの方がよく眠れた。

この森に自生する、巨木セコイアは、最大のもので直径13m、樹齢2200年だそう。
何百年という単位の気候の変化、ドライとウエットを繰り返し、さらに山火事にあい、
その全てに順応してここまで育ったということだった。

わたしがあと5回くらい生まれ変わったら、今はまだ若いセコイヤの樹々も、巨木になっているのかもと思うと、悠久の地球の年月を想って果てない気持ちになった。

次は、「2歳児と楽しむキャンプのコツ?」を書きますね~

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