2008年8月2日土曜日

アキオさんの農場でイーアイイーアイオー♪ 作業編

長野県の安曇野でウーフしてきました~。

朝4時半、朝日とともに起き、まだ空が起きる前に作業を始める。

P7270270
Powered by PICS




P7270273
Powered by PICS




日によって作業はいろいろ。
りんごや桃の撤果(間引き)だったり、野菜の保護や収穫、雑草抜きだったりする。

朝の作業が終わる頃には、気持ちよい空腹が身体に広がり、
家に帰ると、もぎたての野菜と、田んぼでとれた玄米が私たちを待っていてくれる、いつもの朝食。

ランニングシャツに、プールのかばんを持った少年が、「いってきまーす!」と大きな声で、農道をかけっていく。
水疱瘡になった4歳の少女は、「みて~、ミジュボーショーになっちゃったの。」とプツプツだらけのおなかを見せにくる。
朝食を食べて、午前中の作業に出る。
午前中の2時間の作業は、しんどい。
倒れそうなほど、ものすごーく暑い。さすが、日本の夏。
特に、太陽が大好きなトマトたちの畑の作業は、厳しいったらない。
草かぶれに汗が混じって、体が痛痒い~。
暑い中での草取りや作業は、ありとあらゆる考えが交差する、瞑想の時間になった。
愚痴、不満、弱音、努力。
感謝、想い、愛情、命。
頭のなかを、考え事がぐるぐるまわる。
答えが見えず、ただただ目の前の草を抜いた。
アキオさんは、「草取りの先に、見える世界があるんです。」と言っていた。
アキオさんちの畑は、除草剤を使わないので草がボーボー。
刈っても刈っても刈りきれない。
最近は、雑草を生やしたままにしておく、自然農という方法もあるそうだ。
農薬を使わないってことは、自然なままを受け入れることであり、とても手間がかかるってことなんだな。
その手間を人は、「愛情」と呼ぶ。
その愛情がお野菜に宿り、野菜の「魂(エネルギー)」になる。
その魂を、私たちは身体に取り入れ、活力に変えていく。
午後の作業は、陽射しが弱まった午後3時からで、たいていは田んぼの草取りです。
P7210174
Powered by PICS


P7200172
Powered by PICS


一雨降ったある日、作業を終えて家路に着くと、
田んぼの端から端まで、大きな虹がダブルでかかっていた。
端から端まで見える虹なんて初めて見た。
写真なくてごめんなさい~。見せられなくて残念。
どろんこの手足と、雨が冷ましてくれた体、ヒグラシの声。
P7280282
Powered by PICS


そして、たくさんの人の手がかかった、愛情たっぷりの桃や野菜を食べる瞬間。
ありがたく、イノチをいただこう~。
P7290292
Powered by PICS


P7270267
Powered by PICS


ワンパクで天真爛漫な子供達。
ウーファーとの出会い。たくさんの笑顔。
P7300293
Powered by PICS


P7250207
Powered by PICS


北アルプスの美しい景色。
この澄んだ滝の水が、植物の命の源となる。
P7260250
Powered by PICS


P7260222
Powered by PICS


この2週間、「食と命」についてすごい勉強になりました。
カナダにたくさん持って帰るぞー!
農家の食事は野菜中心。肉も魚も食べず、すっかり草食人間になりましたが、調子いいですね。
ありがとうございます。
この言葉以外に、この気持ちを表せるものがないということは、幸せなことですね
つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿