2020年4月1日水曜日

ウォルドルフ式ホームスクーリング

BC州は思いの外、感染者の急増をぎりぎりコントロールしているようですが、もちろんまだまだ社会的隔離が続いています。
こりゃあ、何月何日までとかいったそういう期限のあることじゃないね、と受け止めだしたこの頃です。

そして、昨日からホームスクーリングがはじまりました〜!
ちなみに公立の息子の学校はオンラインになるみたいだけど、若干混乱中のようで、何もはじまってません。
かたや、娘のウォルドルフスクールからは1週間分のTo Doリストをもらってるし、娘は学校が大好きなのでさっそく取り掛かっています。

やりはじめてみてから、ウォルドルフ教育ってやっぱり素敵だよあ〜って思います。
今までの毎日は忙しくて、正直ウォルドルフ的じっくりゆっくりアプローチ、素材にもこだわった教育であることを、つい忘れてしまうこともあった。

でも、娘の教材を持ち帰ってみて、やっぱり豊かな教育だな、
だから惚れたんだったということを思い出した。




去年の終わりに、公立の小学校でお試し入学をさせてもらったのだけど、
その時娘に、「これをやりなさいっていうプリントばかり配られるし、絵を書くときもマーカーしかない。なんで自分で好きなように作っちゃいけないの?」と聞かれてぎくっとしたことがあった。

ウォルドルフ教育には、教科書やプリントはないので、学んだことを色鉛筆かクレヨンを使って自分のノートに表現していく。
公立に通っていたら、プリントを配られたり、マーカーを使うことも疑問にも思わないことだと思うけれど、彼女にとってはショックだったようだ。

実際、私も娘のやってることをこうやって横で見るまで、わかっているようでわかっていなかったけれど、ウォルドルフ教育は魂を育てる教育なんだなあーって感じる。
ウォルドルフ教育のアプローチの仕方や言葉遣いを模倣してみると、なぜだから心の奥がブルブルっと震えるのがわかる。



これぞウォルドルフともいえるにじみ絵。娘の心の中なんだなーと思って見ると感慨深い




今日はハンドライティングの宿題。
春に関するポエムか本の一節を選んで、ハンドライティングで書き写す。
娘は、お花の妖精の挿絵で有名な、シシリー・メアリーのお花の図鑑から春のポエムを選んで書き写すことにしました。






シシリー・メアリーのFlower Faries Collectionより



もう一つの課題は、春を描くこと。
絵やオンラインで何かを見たり、想像の春を描くのではなくて、
外へ出て、5感を使って、感じた春を描いてください。との指示だった。

何度か外と中をいったり来たりしながら、「あ、匂いどんなかかいでないや。」といって外に出ていく。

「どんな匂いしたー?」と聞くと、「フレッシュな土の匂いだったー」と娘。
「それっていい匂いなの?」って聞くと、「いい匂い!」と娘。



水仙の花がきれいに咲いた!
でも太陽の方を向いてるからこっちからは花が見えない



なんだか、癒やされるわ。

他にも算数やライティングやフレンチの宿題があって、今週はそこそこ時間を潰せそう(←親の本音だったりする。笑)。

息子はというと、ウォルドルフスタイルには全くハマらないタイプなので、彼には彼のやることを用意しないといけないけれど、まあ今のところはうまくいきそうです。

このコロナパンデミックがきっかけで、来年は娘をウォルドルフに入れてやれるかもはやわからない。
でも、今のほどに「今を生きている」こともそうそうないので、未来に気をもむよりも、今あるウォルドルフの環境を楽しませてあげたいなと思います。

さあて、あと◯週間?◯ヶ月?下手したら9月まで学校ないかもしれないので、
私の心の体力が持つか心配だけど、
こちらも「今この瞬間」にフォーカスしてホームスクーリングやっていくしかないですね!

最後に、BC州のG3-G6のママさんパパさん。
私はLiveit Earthという10週間のフリーオンラインクラスに登録してみました。
短いアクティビティーだけど、BCベースのネーチャーライフを学べるのでなかなかよさそうですよ。今週はOrca week。子供もここ2日感、楽しんでやってます。

さあ、ママさんパパさん、根詰めない程度に頑張りましょねー!

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