2013年2月26日火曜日

Natural Dyeでいろあつめ その3 ~赤系にチャレンジ~

前にも記事にしましたがにしましたが、森で赤系の色味を出す素材に出会えなかったので、MadderとLACというナチュラル染料をバンクーバーでゲットしてきました。
染料には、素材によって光に強かったり、洗濯に強かったりいろいろ個性があります。
MadderとLACはコットンでもまあまあ洗濯にも強めということでなおよし。

目指す色は、桜色のようなやさしいピンク!

Madderは茜、LACはカイガラムシをパウダー状にしたもので、両方とも加減がうまくいけばきれいなピンクに染まるらしい。

早速トライ!

まずはLACから。

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きれいな藤色になりました。
しかし、ピンクと呼ぶにはキビシいかな?
ちなみに一番濃く染まっている布は、先に玉ねぎで染めたものです。

ググってみるとLACでも美しいピンクを出している人はいっぱいいる。
ピンク系にしたいなら、お酢をいれたり先媒染した方がよかったみたい。

お料理のスパイスのように、草木染めも素材に合ったスパイスがたくさんあります。

紫が強くなったのは、使っているアルミ鍋が原因かもしれない。
お水のミネラル分が原因かもしれない。
草木染めは、鉱物と植物のフュージョンアート!

お次ぎはMADDER(茜)です。


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写真の光加減でわかりにくいですが、きれいなピンクに染まりました。
濃く赤く染まっているのは玉ねぎ染めしてある布。

「茜色」ってたしか、絵の具にあったな~。
赤とオレンジのまんなかの色。
桜色とはまた違うピンクだけど、身につけていたくなる、温もりのある優しい色。

MADDERも”スパイス”と”お料理方法”によって、ブラウンっぽくなったり、黄色がでたりいろんなレシピがあるみたい。

今回の2つの染料を比べて
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染色っておもしろい。
ECO MOON PADだけじゃなくて、毛糸やショールとかいろんなものをつくってみたいな。

草木染めは、これから何年もつきあっていくような気がする。
年を重ねるとともに、色もじっくり育てていけるといいな。

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