2012年9月24日月曜日

The World Peace day

��月21日は"International Day of Peace"だって知ってましたか?

��月22日の今日は、Vancouverで”Earth Dance”がありました。
Earth Danceは世界同時多発的イベントで、World Peace- One world-をキーワードに人々が集います。
メインのスパイラルダンスは、参加する人全員が手を繋いで(1000人とか)、World Peaceにフォーカスして、スパイラルを描きます。ひとりひとりの想いがおっきな想いになって、螺旋を描いて空に昇っていく。

今回はメインのスパイラルダンスには参加出来なかったんだけど、行ってよかった!
ヘルシーでピース且つパーティーな雰囲気も味わえつつ、ファミリーフレンドリー!大好きなイベント!

写真はヨガのあと。みんなで歌を歌っているよ。
P1020486


P1020494


Earth Danceは20年ほどまえに、FREE TIBETのアピールとして始まったそうだ。
今はFREE TIBETだけに捕われず、世界平和の集まりとして定着してる。

The World Peace day, Earth Danceとくると、ここ1ヶ月のニュースと気持ちがリンクする。

同時に、数年前にウィスラーの北にある森を守っているSutikalhという場所にたびたび訪れていたことも思い出す。
美しく静かな森がスキー開発の危機にあり、地元のファーストネーション(ネイティブインディアン)のあるおじさんが、遠隔地にある森に一人で住みながら森を守っていた。
どうやらリゾート開発と同時に、政府がその土地を水源として目を付けていたようだ。
度々執拗で悪質ないやがらせを受けながらも、おじさんの精神性の強さと、その想いにひかれた世界中からの支持と祈りもあってか、今は開発の危機はほぼなくなった。
それでもおじさんは終の住処として森を選び、今もそこに住んでいる。
”最後のひと息をするまで”もしくは、”この土地を心配することがないと心から感じることができるまで”この森に一人で居るそうだ。

Sutikalhは世界中にある領土問題をはじめて身近に感じたできごとであり、言葉にできないほどたくさんのことを教えてもらった場所だった。

ちょっと話の路線は変わるのだけど、わたしはもう”アンパンマン的世界”は終わっていいんじゃないかと思う。
アンパンマンをみていると、正義という名の下だったら、殴ったり、破壊してもいいのか?と思ってしまう。弱い子の気持ちを代弁してくれるとか、悪いことしたらいけないんだという教えがあるのはわかる。でも、正義vs悪の構図が道だと子供は思ってしまわないかな?
大げさかもしれないけど、戦争を正当化しているようにも思えてしまう。
ほとんどのディズニーアニメも同じ傾向があると思う。

そのかわり、"Horton hears a who" という子供映画のメッセージの伝え方はいいなあと思う。
正義が悪を力で倒すのではなくて、”群衆が声や音をあげることで、聞く耳をもたなかった人の心を変える”というやり方。いわゆる群衆のデモということになるのかな。

”正義”とか”真実”というのは、その人が信じていることによって違い、信じていることが違いすぎることが闘いになってしまう。そういったことは日常レベルであるのだけれど。

地球というひとつの星に住む地球人が、

エゴによらず、狭量にならず、固執せず、
いままでの価値観を覆す勇気を持ち、
聞き、許し、考え、意見し、
今を生きて、ハートとハートでコミュニケーションをとれるような日がくれば、シュティカのおじさんも森を去ることができるだろうし、世の中の争いごとも減るのかもしれない。

道のりは長いかな。アマチャンかな。
苦しい気持ちを越えて、そういう風に、輪が繋がっていくことを願いたい。
すごい時代に生きているな。

P1020478


0 件のコメント:

コメントを投稿