2011年2月1日火曜日

ハートを信じる。

ウォルドフスクールの先生とこんな話になった。

今の時代は、選択肢がありすぎるほどあり、情報量も膨大。
『何を選ぶか、何をしたいのか』しっかり軸をもっていないと、すぐに流され、いったい自分がどこへむかい、どこへたどりつくのかわからなくなってしまうよね。

ありすぎる選択肢に人々は疲れてきているけれど、
一方で「じぶんの信ずる道」がないと、簡単に迷子になってしまうし、迷子になっていることすら気づけない。

大人たちが迷子だと、子供達ももちろん迷子になる。
「これはこうなんだよ」って、お母さんやお父さんが肯定してくれたら安心する。
でも今の子供達は、日々「~したい?」『~の中からどれがいい?」選択の洪水のなかで溺れそうになっている。

小さい子供は、まだ「選ぶ基準」がないから、たくさんの質問は子供を不安にしてしまうそうだ。
おとなだって、だれかに「こうだよ」って決めてもらうと安心することあるもんね。
子供はもっとそうだよね。

そのうえ、一昔前までは身近に「先人の教え」があり、人々の暮らしの指針となっていたけれど、
核家族が増えた昨今、先人達の築いた道しるべは、コンクリートジャングルの中に埋もれてしまった。

そんな時代だからこそ、情報処理は頭にまかせて、
「自分の信ずる道」、信念をハートに刻むことが必要だ。

そして、ハートを信じる。

ウォルドフの先生は、「わたしは、新しく開かれていく時代にむけて、ハートでコミュニケーションしていくことを選ぶわ。」と言っていた。

ハートがしゃべるメッセージは、嬉しかった、感動した、悲しい、悔しいみたいにわかりやすいものあれば、そよ風が吹いた気がした、じーんとする、熱くなった、すうーっとした、ざわついたみたいな、つかみどころのないメッセージもたくさんある。
本当は、「こうしたい」って思ってるのに、プライドや照れやややこしい計算が邪魔して実行できないこともある。

そういうメッセージは、頭が吸収する情報みたいに刺激やインパクトがあるわけじゃない。
だから、よおく聞いていないと、簡単に「気のせいだ」で終わっちゃったり、情報の洪水に飲み込まれてしまう。そのうえ、時間の流れも早いから。

これから時代はますます加速化していく。
流されるんじゃなくて、流れにのっていく方がいいよね。

うっかりしてると迷子になっちゃうぞ~。
そうそう、ハートを信じるには、自分のルーツや文化を再確認することも鍵になります。
バックグラウンドは、土台。木で言ったら根っこです。
自分が踏みしめている土台がどっからきてるのか知ることは、自信に繋がる。

ハートは、愛の出入り口です。
せっかくハートをもって産まれてきたのだから、想いをラブパワーに包んで、
行きたい方向にむかって突き進んでいきましょう~!

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