2016年10月3日月曜日

ギターの秋。

9月に入り、子供達2人とも学校にいくようになったので(yay!!)、念願のギターレッスン始めました。

子育ての合間、リフレッシュのために、時に現実逃避のために、ちょこちょこ触わりながらなんだかんだで7年目。
たいしてうまくないけど、譜面に書いてあるコード弾きでジャカジャカやるだけじゃ、ギターの醍醐味、面白さと深さ、全然到達できないってことに気づきました。

かといって、ギターの仕組みを理解するのに、独学じゃ挫折しそうだったのでレッスンin!




いやはや。
目からウロコです。
頭の上で電気がピカーンってついたような衝撃。

全然知らなかったわ!がたくさんで、嬉しい。

私、ピアノのバックグラウンドがあるので、音楽理論的なことはある程度わかるかなと思ったんだけども、ギターとピアノは違うね!(当然っちゃ当然だが)
今、久しぶりに音楽理論で《音階とは》 とか、《メジャースケール》だとか#や♭がどうとかこうとか、やってまして、頭がこんがらがってます。

しかも、ドレミが染み付いてしまったため、CDE で言われても、瞬時に反応できない。
ドレミ=CDE変換にダイヤルアップ並みに時間かかるため、ついていけないの!

そんなこんなもウキウキしちゃうくらい楽しいです。

先生曰く、この理論は、ギター界でのUniversal Languageだから、これを理解できればあとのことが楽になるとのこと。
うん、なんだかそんな気がしてる。
もっとしりたい、ギターのこと♡

そう、音楽にはUniversal Languageがある。
言葉で人を分けない。
誰にでも伝えることができるし、繋がることができる。

音楽の一番好きなところだな。

いつの日か、ボサノバ ソロギター演奏会を開けるように精進しますので、
その時はサングリア片手に参加してくださいね! なんつって。


P.S.あ、そうそうこれから子どもにピアノやら楽器を教える時は、ドレミよりもCDEで教えた方がいいですよ〜。あとあと音楽的な話と理解度が加速するよ。





Taylor GS mini Mahogany
小ぶりで優しい音がする。
この子のいいところを
引き出せる演奏ができるようになりますように。

















2016年9月9日金曜日

晩夏にて 2016。

もうすっかり、秋の気配。


今年の夏は、あっというま だったなあー。




太陽の学校の校庭から mini yosemiteみたい




Britannia Beachに引っ越してから、海が近くなった。


Britannia Beach BC






2016年は海の年なんだなあ。
海をみてると、心が開いてくのを感じる。
ふわーーーって力が抜けていく感じがする。
海が流れと波の音で、あたまのなかが空っぽになる。
これぞ、海パワー!

子どもも海でたくさん遊んだ。
海にtideがあること、tideは月と関係していることを学んだ。
波があるから風ができるのか、風があるから波ができるのかどっちだったけなあー。
なんて、海と惑星に思いを馳せてると不思議な気持ちになるわ。
Experience based outdoor lesson.  自然は寛大だわー。

そうそう、Squamishの入り江、Howe Soundにたまにオルカ、クジラ、イルカが戻って来るようになった。
海にいくたび、目を凝らすけれどまだ遭遇できず。

できたら今年、来年か、Howe Soundでオルカに会いたい!!!
子供達と、Britannia Beachの浜辺で遊んでいたらオルカに会えるイメージして、
”オルカさん、いつか私たちに顔をみせてね”って、子どもと一緒に、海にお願いしました。
いつか叶いますように。


夏の真ん中は、Beach to another beach。
Squamish to Port Renfrew BC.

ビクトリアの西の端。
West Coast Trailの始まりであり、終わりである小さな村。






Botanical Beach, Port Renfrew



ここの森には、不思議なぐるぐるTreeがたくさんあった。
磁場というのだろうか、森に満ちている氣が濃いというか、なんというか。
自分が、スピリチュアルな存在であることを思い出した。
満月の夜に、なにかが起こりそうな場所。
また行きたいな。


残りの夏は、Squamish近郊で過ごしました。



Britannia Beach River






Near Mamquam River Squamish




Squamish Estuary 


地元Squamishの私のHappy spot。
子どもが一緒だから、森の中で座ってじっくり静かになるような時間はないのだけど、
それぞれの森で流れるエネルギーがちがう。

SquamishはDiversity  of Nature (多種多様な自然形態)と言われていて、
海あり、岩あり、森あり、川あり、山あり。ほんとうにおもしろい。
”今日はどういうエネルギーに触れたいかな、どこ散歩しようかな?”って選べる幸せ。
贅沢なことだなあって思う。

ここ1年程でSquamishの街の成長が急すぎて、気持ちがザワザワしていたのだけど、
この夏を通して、わたしの気持ちが落ち着いてきた。
やっぱり、ここ好きだな!
たくさんのSpritにあえる街だなって思う。
今、ここにいれていることに感謝。

夏の終わりを告げる区切りのように、8月の最後の週に寒い雨が降りました。

そして、今日からまた晴れ。
それなりに暑いけど、樹木が熟成した色が空に映るようになった。
季節は秋にかわったみたいです。

ああ、楽しい夏だったなあーーー。


おまけ。
下のyoutubeは50頭のオルカがGaliano Island海峡(バンクーバー近郊の海)にやってきた動画です。赤ちゃん連れのオルカファミリーもいるし、3:50あたりからオルカが遊んでる姿がSo amazingだからぜひみてみてください。
BCらしい海の姿を感じれます。
こんなオルカ達みれたおばちゃん達超ラッキーだね。







こちらはSquamisのHowe Soundに現れたオルカファミリーと狙われたあざらしの物語。
オルカに囲まれて船に助ける求めるアザラシと、予期せぬ遭遇に冷静を装いながら興奮して、Fukin'とsihtを連発するおじさん達の、ある意味、チャーミング?!な動画です。











2016年9月8日木曜日

布ナプはひとつの愛のカタチ。

草木染めの布ナプキン、ECO MOON PADを続けて、4年になりました。

使い心地がとっても気持ちいいよっていうコメントを頂くことが多くて、
私も嬉しいかぎりです。

さて、ちまたでは”布ナプにするとこんな効果が!” という謳い文句の中に

ー不快な症状の軽減(ムレ、かぶれなど)
ー生理痛の緩和
ー経血コントロール
ー生理周期の安定
ー生理の期間が短くなる

なんてことが書かれていますが、実際の布ナプユーザーのみなさんの感想はいかがでしょうか?

例えば、物理的に、使い捨てナプキンよりも通気性がよいので、ムレやかぶれが軽減されることは利に叶っている思います。
また、私個人としては、上にあげた効果は、全てにおいて効果があったと実感しています。生理の質はかなり改善しました。

しかし、それでもたまに生理痛に見舞われることもあるし、経血コントロールなんてたいして意識してないしってな感じです。

布ナプに限らず、”健康なことをやっているはずなのに、そんなに改善がみられない”時に、
なんでだろう?と自分を責めてしまう方がいらっしゃいます。
真面目な方ほどなおさらです。

ーちゃんとやってるのに、生理痛がなくならない
ー経血コントロールするような体にならない
ームレ、かぶれはなくなったけど、やっぱり不快だ

それならそれで、自分の体と心の反応を、受け止めてあげて欲しいなと思います。

そもそも、慢性的なことを改善するのに、たった1つやり方を変えただけでは、
多少の改善はみられても、問題がなくなるなんてことは難しいと思います。

当然ながら、人は日々の暮らしで、バイオリズムがあります。
体は心と密接に関係しているし、食べ物とも関係しています。
ストレスが多い時には、体もそのように反応するでしょう。
ジャンクなもの食べていても、心がハッピーな時は、体も順調でしょう。
ある一面においては、かなり健康だけれど、別の面においては健康とはいえない。そんなこともあるでしょう。

癒しがおこる、不調が改善されるときは、少しづついろんな方向からのアプローチで、時に長い時間をかけて、徐々に癒しが起こるものだと思います。
短期間での劇的な改善も、その後の地道なメインテナンスが大事だと思いますし、癒やされたと思ったのに、ぶりかえすこともあるでしょう。

そこで、布ナプを愛してやまない私からの希望ですが、布ナプを使い続けるためにも、
あまり”効果”に囚われず、その優しい使用感をまず好きになってほしいなと思います。

使い捨てやタンポンと併用していてもいいんです。
でも、布ナプが、心と体が気持ちのいい、at home的存在でいてくれたらいいなと思ってます。
布ナプが自分自身を観察するツールであってほしい。
At homeのようにほっとする場所では、自分に嘘つかないでしょ?

生理を好きになって、自分自身を好きになるきっかけであってほしい。

布ナプは、あなたをまるごと受け入れるひとつのサポート、愛のカタチ。

私はそんな風に感じてます。

もしみなさんもそういう風に思ってくれたら、作り手としてそれ以上の喜びはありません💕


子供達が2人とも学校がはじまります。
今よりもキャパシティー広がるので、もう少し活動の幅をひろげてゆきたいなー。

ECO MOON PAD WEBSITE→ ECO MOON PAD WEBSITE & ONLINE STORE

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2016年8月20日土曜日

電子レンジなしで、すっきり生活。

電子レンジの弊害。

いろいろ言われてますよね。
電磁波とか、栄養素壊すとかって。
あの、独特の”ぶいーーーーーん”って音がそのからくりを物語ってる気がします。

とはいえ、前の家には備え付けであったので、そこそこ使ってました。
使う時は”よけろー!”とかって言って。

1年半前に引っ越しした今の家には電子レンジがありません。
買わないといけないのと、置く場所ないのと、あまり好きでなかったのとが、重なって、いらないね、ってことになりました。
なきゃないで、全然大丈夫!なものですね。

電磁波問題もあるだろうけれど、電子レンジ無し生活の一番の恩恵は、無駄とゴミが減ることだなあと日々感じてます。

残ってもチンするからいいかという気持ちで作ってないので、おかわりもなく、腹八分目にもなる。(ユウジは、俺は腹6分目だ!って言うかもしれないけど笑)
無駄無く食べきる方が、後片付けも楽だし、気持ち的にスッキリするので調子いいです。

それと、料理をシンプルに考えられるようになった気がします。
時短とかできないけど、それでいいじゃないって。
冷たいものは、鍋か蒸し器で温めればいいじゃないって。

電子レンジで時短できるのは確かに事実だけれど、省かれた手間と一緒に、野菜や食べ物の尊厳を省いてしまっているような気がして。。。
若い子とか、”火にかける”ことと”電子レンジを使う”ことが同等になってしまったり(電子レンジでお湯作るとか)しないかなあと、主婦心から心配になったりします。

かくゆうわたしも、前は電子レンジがあるからって、多めに作ったり、冷凍する分も見越して作ってました。
でも、そういう食べ物って冷凍庫にしまったっきり結局食べなかったり、
数ヶ月ごとの冷凍庫掃除で捨てられちゃったりしてて。うちだけかな?

電子レンジがなくなって、そういうことがかなり減りました。

Squamishのゴミ処理場はあと数年でキャパオーバーになるとのこと。
ゴミの中で一番多いのは、Food Wasteだそう。
これは、Squamishに限ったことではなく、世界的に見てもそういう傾向があると思います。

電子レンジなし生活は、残飯を減らす効果絶大です。
まず、電子レンジを使わないことで、電気代節約、電磁波被害軽減、食物の栄養素と尊厳が守られ、そして残飯が減る。
残飯が減るということは、ゴミが減る、環境負荷が減る、無駄買いも減る、食べ過ぎ抑制、シンプル思考になるという、一石三鳥以上のメリットがあります。

どうでしょう!?

電子レンジなし生活オススメです!

2016年8月14日日曜日

子供に英語(reading)を教える。その2

太陽に文字を教えていて気づいた、最高にして最大の難しさは、
文字を知らない子どもは、耳から聞く”ことば”と、”文字”が一致しているという発想がない。
太陽は一応、ひらがなが読める。けれど、”ことば”としてすぐに理解できない。
文字を覚えたての子どもには、文章を読めても、意味の繋がらない音を羅列しているようにしか感じられない。大人の世界で言ったら読経みたいなものだろうか。(この方の記事が一番ピンとくる。)

だから、"am"という文字が、”I am"の"am"だということがなかなか理解できない。
何度言っても"and"と”an"と"am"の区別がつかない。
私もイライラして、”だからさ、何度も言ってるじゃん!”って怒ってしまった。
ハイ、ダメなパターンです。
そして、太陽の目からこらえていた涙が溢れ出した。

これまでも1週間に2、3回、1時間ほど”プリントタイム”を作ってきた。
今まで何も教えてこなかった反動か、ひらがなや足し算引き算は喜んで学びたがった。
”わかる楽しさ”が新鮮で、ワクワクに繋がっていた。
わからなくても投げ出さず、がんばって考えた。
”学校は勉強するところ”ということばをポジティブに捉えていた。

だけど、今日、わからないことがつらすぎて、くやしくて、太陽は号泣した。
自分が、新しいクラスメイトよりもできてないだろうこともわかってしまった。
学校というところは、こんな”勉強”を1日5時間もするところだと知ってしまった。

彼の中で、勉強する楽しさやワクワク、学校への期待が壊れてしまっただろうか。。。

そうしてしまったのは、わたしだ。

”おかあさんが、むりやりやらせるからいやだった。”と太陽は言った。
ごめん。そうだよね

でもさ、学校ってさ、やりたくてもやりたくなくても、好きでも苦手でも、やらないといけない時があるんだよう、太陽。

そりゃ、海に放り投げてもいつか勝手に泳ぎだすのは分かってる。
でも、泳ぎ方を少しでも教えてやりたいと思うのが母心なんだなあ。

逆にいうと、今までほとんどそういうこともなく、自由に、心と体の成長だけにフォーカスして、遊んでこれた7年間はかけがえがなかったんだなあ。

7年間、文字を知らず、5感とイマジネーションをたよりに、物事を観察し、考え、感じることできたのは、貴重なことだった。
同時に、社会性と自信を育ててもらった。
ありがとう、Cedar Valley Waldorf School。

と思うと、Waldorf schoolがとてもとても恋しくなるのでありますが、
それよりもなりよりも、”いつまでもかわいいちびっ子太陽くん”が、
すっかり少年の仲間入りを果たしたことを痛感し、
誇りと寂しさを感じる、ある晩夏の午後でありました。

親のそばにいて、かわいい時期はほんの少し。

なんだね。

さて、明日も夏期講習は続きます。
明日は、”楽しく!”をモットーに!?できるかなー。



近所の河原。癒される〜






オーバーヒートした頭をリフレッシュしにきました。
がんばれー息子!







子供に英語(reading)を教える。その1

気がつけば8月も半ば。
80日もあった長い夏休みもあと3週間となりました。
日本みたいに、宿題がないのでなるべく絵日記をつけるくらいで、夏休みのほとんどを遊んで過ごしてきました。























そろそろ秋の気配も漂い、あちこちで"Back to school sale"が始まってきた今日この頃。

太陽はこの9月から公立小学校に移動し、グレード2(小学校2年生)になります。

太陽はWaldorf Schoolで2年制のキンダーにいったため、公立でいうグレード1のカリキュラムを全くやっていません。
そのうえ、左脳と右脳が連動しはじめる7歳まではゼロアカデミックのWaldorfにいて、私もユウジもその方針に賛成だったので、今まで何も教えずにきました。

9月からいきなりグレード2になるけど、たいていのクラスはG1/G2合同のスプリットクラスだし、子どもの頭やわらかいし、親達も”学校いっても遊んでるだけ。”なんて話をよく聞くので、なんもしなくても追いつくっしょー。くらいに、つい最近まで考えていました。

でも、周りの反応を見ていると、
”え、いきなりグレード2なの?そうか、大変ね。。。”とか、
”グレード2でも読み書きにstruggleしてる子もいるから、簡単な単語だけ分かっていたらいいと思うわ”
みたいな反応が多い。
あれ、なんかヤバいかな???と思いだし、、、。

遅ばせながら、新しい学校の校長先生にオススメされたテキストブックを取り寄せ、
母ちゃんの夏期集中講座を開催することにしました。

ええ、8月の中旬にして、今さらなんですけれど!

で、Grade1の英語くらい、教えられるっしょ。 なーんて、たかをくくっていたら、、、
とんでもない!!

日本の記憶にあてはめて(注:30年前 笑)、小学校1年生で”あいうえお”習うわけだから、Grade1の始まりはabcが読めてちょっと単語分かってたらいいっかー。なんて思ってたんだけど、キンダーの時点でabcはもう履修していて、Grade1の終わりにはちょっとした絵本は読めるし、ベーシクな文法で文章を組み立てることができている。

80日も夏休みあったのに、今からスタートなんてアリとキリギリスだったわ。
いくら子どもの頭は柔らかいとはいえ、こっちの都合で違う環境に放り込むわけで、この差は太陽本人がつらいだろうな〜。と、気づいた。

と、付け焼き刃的にGrade1向けの教材を試すも、太陽の反応をみていると、何を言われてるのか、何の話をしているのか理解できていない模様。
しかも、こちらも母国語でない言葉を教えるという壁にぶつかる。

日本語だったら、ひらがなが読めれば、”いす”、”はな”など文字通り読めば単語が浮かび上がってくる。
しかし、英語は例えば、catをシーエーティーと読んでもキャットに結びつかない。
だから、"cat"と暗記するか、ca-tと分けて文字から音をguessするしかない。


ならば、と思い、4歳向けの教材を用意して、超シンプル且つ重要ワードを一緒にやった。

"a"、 "an"、"are"、"I"、"am", ”and"とかそういうやつ。


言葉覚える初心者 x 言葉教える初心者

いい気配がしない。。。



そして、予想通り、というか、
残念ながら、というか、太陽を号泣させてしまう結果に。。。。つづく。


秋の気配


2016年8月1日月曜日

7歳の誕生日

太陽が7歳になりました。

7年前のあの日、今でもよく覚えてる。

私を親にさせてくれたあの日。

私がいろんなコダワリを捨てるのに、時間がかかったばっかりに、

彼のことを大きな心で包んであげられてなかったな、と反省することばかり。
一番上の子で産まれてくる子供達は、偉いね!
娘だった女が、母親になっていく成長を、一緒に受け止めてくれるんだものね。

あんまり大きな声で他の人には言ったことないんだけど、たまには親バカ記事を遺しておこうと思う。


太陽、いつもありがとう。
母ちゃん、先生にもいつもほめられるんだよ。
あまりにいいことばかり聞くから、
”本当ですか?何か気をつけた方いいところないですか?”って聞いても、
”ないですよ。太陽は平等でリーダーシップがあるからクラスの子からみんな好かれているんですよ。出来すぎた話に聞こえるかもしれないけど、本当よ。”って言ってくれる。
こっそり、Taiyoとplaydateしたいって言ってくる女の子もいたり。かわいいよ。

7歳のお祝いに、小さな誕生日会を開いた。

ギフトなしの、ビーチで遊んでケーキを食べるささやかな誕生日会。
本当は誕生日会でお友達みんなからプレゼントがもらいたかったんだよね。

”友達の誕生日会にはプレゼント持っていくのに、なんで僕はもらえないの?”
その一言を、母ちゃんに言わなかったね。
母ちゃんのこだわりが強いせいで、寂しい想いをさせているよね。。。
もっと甘やかしてやればいいんだろうにね、なかなかできない母ちゃんでごめんね。

太陽が、明るい性格で人を選ばないおかげで、助けてもらっていることがたくさんある。

その1つは、カナダ暮らしの中で、なかなか拭えなかった劣等感をかなり緩和させてくれたこと。
太陽と太陽の友達のおかげで、子どもは、人種や言葉の差で人を差別しないってことを理解した。
今まで、日本人である私は、カナダに”いさせてもらっている”という気持ちでいた。
だから、カナダ人と対等に話せなくて、いつも聞き役にまわっていた。
私の意見や想いを、うまく発言できる自信もなければ、発言することで不快にさせてしまったらどうしようと考えすぎていた。

でも。

子どもを見ていると、カナダで育った子も、日本で育った子も、子どもはほぼ同じ成長過程を通るし、親もまた、同じようなことで喜び、悩むことを知った。
多くはないけど、気の合うママ友もできてきた。
そこには、国籍の差なんてなかった。

そうやって、物事をみれるようになってから、世界は違ってみえる。

人との距離がぐっと縮まった。

永住権をとってから10年。

時間かかったけど、子供達が加速的に私の成長を助けてくれた。

最近、太陽は、家庭よりも友達との世界が楽しくて、そっちに行きたい気持ちが芽生えてきた。

とても自然なこと。
でもね、母ちゃんは心配性で、家庭外で、いろんな(悪い)影響を受けやしないかと勘ぐってしまう。
そういうことも全部ひっくるめて少しづつ太陽に自由の幅を増やしていけるよう、母ちゃんももっと自分と太陽を信頼できるようにがんばらないと。

これからの10年は、いままでみたいに母ちゃん父ちゃん大好き!って純粋に言ってくれるのとはまた違う10年になるんだろう。


9月からは新しい学校に通うことになる。新しい友達、新しい先生。

うまくいきますように。って、応援してるよ。
もし、うまくいかなくてもそばにいるよ。

私の元に産まれてきてくれてありがとう。