2015年12月8日火曜日

Helping hand

クリスマスが近づいてきました。

クリスマスデコレーションされた家に灯るあかり
空気でふくらます雪だるまの人形や針金でできた鹿
ジンジャーブレッドハウス
本物のクリスマスツリーをのせたトラック
サンタクロースに託す夢
離れている家族のことを想う時間

カナダに来てからクリスマスは大好きな季節のひとつになりました。

でも、、、全ての人が有意義なクリスマスをすごしているわけではありません。

家もなく、家族もいない。
食べ物に困っている
サンタクロースがこない子ども

そういう人達ももちろんいます。

Squamishでは、Community Care Christmasといって、町中で食べ物、防寒着や寝具、おもちゃのドネーションの呼びかけをみかけます。
それが当然のことのように、FB上でもローカル新聞の中でもトピックにあがっているのをみると、この街にに属していてよかったなと思います。

話は変わりますが、カナダはシリア空爆から撤退し、人道的支援のみを行うと宣言しました。その一環で、来年の2月までに25000人のシリア難民(独身男性をのぞく)を受けいれると発表しました。

コミュニティーレベルでは、BCにやってくるシリア難民の家族のために、Squamishでも自分の家のsuiteをシリア難民の家族に提供できるように改築している人がいたり、
防寒着やおもちゃのドネーションを募りSurreyのイスラムセンターに届ける人がいたり、
太陽のクラスメイトのお父さんも、ドイツの難民キャンプを訪ねて物資や募金したお金を届けたり(難民キャンプにはデンタルテントが点在していて、デンタルケアのために資金が必要だそう)、大きな声であえていわないけど、支援している・行動に移している人の話を聞きます。

私はこの国では、日本人というマイノリティーだから、”受け入れられている”ことは大変ありがたく、そういう土台に救われてきている。
おかげで、差別されたこともないし、”多種多様の文化背景の人達を受け入れることができる”カナダかっこいい!と思ってます。

このあいだも、Tim Hortonであたりを見回すと、白人、イスラム教徒の人達、中国人、インド人、私(日本人)、フィリピーノがいて、この光景、すごいなって改めて思った。

ここに住んでいて、みんながみんな仲良しこよしするわけではないし、移民はそれなりに暮らしていくのは大変だ。ここでは、At your own risk何事も。言葉の壁はやっぱりある。

でも、”受け入れられている”という安心感のもと、それぞれがそれぞれのアイデンティティを保ちながら、融合して社会が創りあげられているのがカナダなんだなって思いました。
ここにいて、差別されたこともないし、例えば誰かを、”○○人だから運転があらい”と発言しようものなら、"extremey raicist!"と言われたります。

この国に暮らせることになったのはラッキーだったなと思う。

だから、きっとカナダに来られることになったシリアの人々も、安心して、助け合いながら暮らしていけるのではないかなと思います。

なにより、どんなことがあっても、豊かなで雄大な自然に癒される。
いいところだよ、BCは。

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