2014年2月10日月曜日

ウォフドルフキンダーガーテンの説明会

早いもので、この9月から太陽のキンダーガーテンがはじまります。

キンダーは、5歳児の小学校準備クラスみたいなもので、義務教育の一環です。
2−3年前に制度がかわって、パブリックだと月ー金 9時−3時のフルタイム。
長いね〜 昼間は家にいなくなっちゃうんだもんね。
5歳という年も区切りだけども、学校が始まると思うと感慨深いものがありますね。

さてさて、ウォルドルフのキンダーガーテンの説明会にいってきました。
その内容と、雑感を書いてみたいと思います。

ウォルドルフ的哲学では、7年をひとつの区切りとして感情や論理的思考が発達していくと考えています。
7歳まではイマジネーションやファンタジーの世界を広げてやること、「(私の周りの)世界は善であふれている」ことを子どもが理解するような(ウィキペディアより引用)環境で、とにかく遊ぶこと、手仕事をすることに重きを置いています。

パブリックだと、キンダーで文字や数字をを習ったりしはじめますが、ウォルドルフは文字を書き出すのは7歳からとしているので、ウォルドフのキンダーはアカデミックなことは全くやりません(Zero academic emphasize) 。

なので、雨でも雪でも外でどろんこになって遊んで、手仕事(裁縫や料理とか)して、木のログやシンプル極まりない木の車、動物、フェルトのボールなどの”どうにでも遊べる”おもちゃでイマジネーションをふくらませて遊んだり、お話を聞いたり。。。
ただ、その中にビジュアル的に、算数の基本が混じったり、ー例えば、たくさんのナッツをみんなでわけてみよう。とかーすることもあるみたい。
時間も週3日の半日から週5のフルタイムまで選べます。

5歳児といったら日本だったら年長さん。
わたしは保育園育ちだったので、文字や数字なんて一切習いませんでした。
ドリルとかも園ではやらなかったなー。
遊んで、ごはんたべて、昼寝して、遊んで終わりって感じで、楽しかったので、Zero Academic Emphasizeでもいいなって思ってます。
(まあ、でも太陽は最近文字や数字に興味を持っているから、興味が在る分は教えてます。ピュアなウォルドフ哲学でいったらナシだろうけどね。)

さて、イマジネーションと連呼してますが、ウォルドルフらしい一つの例では、

海賊ごっこをしていた時、ある男の子が、”みんな来て!!僕、砂場で金の塊を発見したよ!” と子ども達を呼びにきました。 
その子は、何かを両手の中にいれて、大事そうに持っていました。
他の子ども達が興味津々に”見せて!”というと、その子は手をほどき、、、
その中には、ひとつの石が入っていました。

それを見た、ウォルドフに来たばかりの子供が、”それ、石だよ。金じゃないよ”と一言。

石を金に見立てるなんて、大人からしたら馬鹿げた話に聞こえるかもしれない。
どっちの子が悪いとか、どっちが普通とかではないし、子どもは興味の対象が瞬間で変わるので、執着も悲しみもそんなにないと思う。

ただ、この話って、”サンタクロースはいないよ。サンタクロースってお父さんとお母さんなんだよ”
と言っちゃうのと似ているなあと思った。
わたしとしては、サンタクロースを信じている子ども達の純粋さ、サンタクロースの創りだすマジカルワールドが、年に一度じゃなくて、毎日の中にあったらめっちゃ楽しいだろうなって、思う。
だから、これから通う学校で、”わあ、金を見つけたのね!”って言ってくれる大人たちに囲まれているのはいいなあと思う。(もちろん、パブリックにもいらっしゃると思うけれど、パブリックを知らないので比較できない。)

他にも、パブリックのグレードスクールの子ども達と学力と社交性の面でどんな差があるのかみたいなこともおっしゃってました。これも興味深かった。

なんせ、小学校に入る前まえではたくさん遊んでくれたらいいなと思うのと、プリスクールからのお友達も一緒に上がる子が多いから、週5半日で申し込んできました。
送り迎えがちょっと大変そうだけど、今だけだから、がんばります!

楽しい学校になるといいな☆

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