2013年5月12日日曜日

5 Years in Squamish

4年前のいまごろ、長年住んだウィスラーからスコーミッシュに引っ越してきました。
そのときも、新緑がまぶしかった。

この時期のスコーミッシュは本当に美しい。
雨が多い街だけあって、雨が育てた森の命がいっせいに芽吹きだす。

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この街で親になり、ゆうじもこの街で仕事をはじめた。
わたしの新しい冒険は、この街を舞台にはじまったといえる。

この街のエネルギーは、優しいとか、ふんわりという感じではなくて、どこか荒々しくて、バイタリティーがあって、足が地に吸い付けられるような力強さがある。
裸足で大地を踏みならして踊っているような、言うなればグラウンディングの街!
それも、岩の影響なのかな~ なんて思う。

年々、街自体のローカルスピリットが熱くなっていて、人々もコアにアクティブなので、いい刺激をもらえるかな。

そういう意味でも、半田舎なのに、のんび~りした街ではない。

かと思えば、森がとても美しくて穏やかだったりする。
雨が育てた森は深く、びっしりと緑で覆い尽くされている。
目線を空にあげると、ハクトウワシが舞い、山々が自然の雄大さを教えてくれる。
その山を流れる水が、大きな川となり、海となり、サーモンが命を繰り返す場所となる。

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前にも書いたことがあるけれど、わたし、はじめはスコーミッシュが好きではありませんでした。
ハイウェイで通りすがるスコーミッシュは、大型店舗と開発途中の空き地が目立っていて、素敵な街にみえなかった。
そのうえわたしは、Pembertonみたいなのどかな小さな村に住みたかったので、walmartがある街なんて無理!と、半ば泣く泣く引っ越したところがあった。

そんなわたしの4年間は、
1年目 ウィスラーに未練あり 初めての出産&子育て&友達もなく凹むこと多々の日々
2年目 なんとかスコーミッシュを好きになろうと努力するも、泥棒に入られたりして心のなかで毒づいた日々
3年目 なんやかんや言ってもいいところかなあ~ スコーミッシュの美しさに気づき始める日々
4年目 町や近所の人たちとの交流が急に増えて、人も街も自然も「いいところだ~」って思えるようになった日々

結論 スコーミッシュの良さは、ハイウェイ上からはわからない!

それと、丸4年が過ぎて、家族の目線、わたし個人の目線から、
「人生のこの時期にこの街にいる意味」
「わたしがここでできること」が、わりとハッキリみえるようになってきた。

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誰もがみな、そのとき、そのタイミングで その場所にいる意味がある。

その意味を探ってみて、じぶんなりに答えが出たら、目の前のことと向き合ってゆくことが一番大事だな。
あんまり自分にコダワリをつけすぎないことも大切なのかなと思う。

Squamishは、つねに「何かをやっていたい」と思わせてくれる場所なのかもしれない。

さて5年目にはいりました。今年はどんな成長が待ってるかな?

楽しみです。

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