2012年12月2日日曜日

育自24時

��歳と1歳の子供との生活は、文字通り手一杯。

子供ができるまえは、時間は自分のためにあった。
心持ちを調子のいいところでキープすることができたし、興味の赴くところに足を運び、自分を高めることができた。

そして、今。
わたしの時間は、子供達のためにある。

わたしに与えられている、わずかな時間でこのブログを書き、子供が目を覚ますと、途中だろうが、キリが悪かろうがわたしの作業はそこで終わり。子供達の世話に戻る。

そのうえ、子供達も自我が芽生えはじめ、こちらの事情はおかまいなしに、わめいたり、叫んだりもする。
もちろん、なだめすかしたり、抱きしめたり、育児書にあるような、”お手本”は既に試し済みで、それでも事態を収拾できず、わたしも感情的に怒って、イライラする。

子供が生まれる前に保っていた自制心や平常心はかくも乱され、そんな自分の乱れっぷりにほとほと嫌になったりもする。

しかし塞ぎ込んでいる暇などない。
��人の天使達は、さっきとはうってかわって、2人でキャーキャーいいながらおいかけっこをしたり、ひとつのおかしを分け合いっこしたりしている。その姿は、純粋にかわいく心がほっこりする。

子供の気持ちの切り替えの早さを目の当たりにしていると、わたしもダラダラと気持ちを引きずってはいられない。
これは、どんな時もニュートラルな精神状態を保つための修業なのだ。(笑)

おかげで、小さなことに前ほど、こだわらなくなった。
子供ができるまえはに”正しい”と信じていたことが、”コダワリ”だったのだなあと気づいたりする。

繊細であるからこそ、気づけることもたくさんあるけれど、繊細でコダワリが多いゆえに、世界が狭くなっていたことにも気づいた。
そして、それはちょっと損してるかもなあと今は思う。

母親になってから、”知らなかった自分”にたくさん出会う。
喜怒哀楽フル稼働!

自分の苦手なことと向き合うのもチャレンジだ。
わたしは周りの目を気にしてしまうので、子供達のもつ奔放さを上手にひきだせてやれてないと思う。
しつけと個性伸ばしの境目はいつも微妙で、答えなんていつもわからないけども、わたしも少しずつ自分の価値観を広げる訓練をしてるんだなあ。
苦手だった家事もしかり。1日3食”も”作っている自分に感心します(笑)
育児は、ほんとに 育自です。

毎日は単調に繰り返されながら過ぎているようで、大人の今ではあたりまえすぎて目にもとめないこと、ー1人でトイレできた、スプーンを上手に持てる様になったーに、日々新鮮に感動する。

こういう日々は、子供を持つ前は正直、”退屈そう”と思っていたけど、実際は自分が生きてきた人生もう一個分ぐらいの新しい世界が広がっていて、それは非常に新鮮で深くて、そして自分が子供だったときの気持ちを”思い出す”ような懐かしさもある。

明日もおもちゃの取り合いとか、TVみせろ、おやつが欲しいとかそういう些細なことで、子供と一緒にキーキーして、そのうちまた次の日がやってくるんだなあ~

まあ、それでもいっか!
母ちゃんあしたもがんばりま~す!

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