2011年12月28日水曜日

教えるよりも得ていくもの ~音の楽しみ~

最近音楽づいてます。

わたしは3歳くらいから10年ほどピアノを習っていました。
はじめは”母に習いにいかされた”習い事でしたが、気がつくととても好きになっていました。

いい先生に出会えたことも幸運でした。
決して上手とはいえないけど、先生のおかげで音を奏でる楽しみはしっかり体に染み込んでいます。
先生元気かな~~?

スコーミッシュはウィスラーとは違って山タウンではないので、いろんな人がやってきます。
今年はギターやジャンベとか音楽好きな人が集まり、その後もバイオリンの先生に出会ったりと、楽器やリズムの話をする機会がバシバシやってきました。

曲やアーティストではなくて、音楽そのものの話をしていると楽しい。
まるで、ずっと開けてなかった、大好きなオルゴールのフタを開けた気分。
頭の中でメロディーが流れ出す。メロディーは風の様に掴めない。
でもわたしの中に確実に存在して、穏やかに、時に激しく、いい気持ちにさせてくれる。

このブログでは、もはやおなじみ、わたくしのパートナーのゆうじくんですが、彼は、音楽をやったことがありません。
そんな彼と、一緒にギターやウクレレをはじめました。
しかし、彼はどうやら”拍”とか”リズムのタイミング”の感覚を得るのが難しいみたい。
わたしもがんばって説明するのですが、感覚で得たことを口で説明するのは難しい。
なんていうか、日本語を教える難しさ に似てます。

その時 身を以て感じたのです。
音楽は小さい時から親しんだ方が絶対いい!
体に刻まれたリズムは決してなくならないから。
和音とか共鳴とか肌と脳みそに響く感覚も好き。
音楽は、言葉も国籍も関係ないので、すぐ繋がれるコミュニケーションにもなるところも好き。

習わせなくても、家の中に本物の楽器があるだけでも違うだろうな。
知能教育とか全然興味ないけれど、”芸術”の分野はなるべく体験させたいな。
うまい下手は別にして、その中に純粋な楽しみをみつけてくれたらいいなと思うのです。

うちの大家さんは陶芸のアーティストで、娘の1人はハーフパイプのゴールドメダリスト、もう1人はミュージシャンです。
形は違えども、芸術家一家です。
やっぱり家庭環境なのかな~?と思わずにはいられません。

これも経験からですが、家の中の楽器のチューニングあわせておくことも大切です。
わたしは調律してないピアノで育ってしまったため、音感がイマイチです 笑

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