2010年10月23日土曜日

No title

あれから3日が経ちました。

おっぱいバイバイした当日はそうでもなかったのだけど、翌日のタイヨウマンはひどく落ち込んでいました。
いつもニコニコ元気マンの太陽から、笑顔が消えてしまいました。
わたしから1mと離れられないし、病気?と思うほど、意気消沈。

こんな太陽みたことない。。。かわいそうだ。

さて、わたしの設定では、「おっぱいはお花になっちゃった」だったので、おっぱいにお花の絵を描きました。
タイヨウマンは何度かひどくほしがり、そのたび洋服をめくりあげ、お花の絵をみると、ほおずりをしてそのまま洋服をさげるました。
その姿が、けなげで、、、。胸が熱くなり、切なかった。

でも、2日目の夜、ベッドに入ってから「欲しい」モードが加熱し、おっぱいをさがしては、ほおずりをし、飲ませてもらえず、仕方なくあきらめることを永遠と繰り返していました。
そして、ついに「おっぱいバイバイ ぎゃあーー(イヤー!)」と叫びだしました。

そこで、ようやく 言い聞かせてきたけどタイヨウマンはちゃんと理解してなかった。
このまま辞めたら、私の都合で無理矢理やめることになり、太陽は納得しないまま受け止めざるをえない。

ということがわかりました。

母ちゃん悩みました。

飲ませるべきか、飲ませないべきか。

断乳について調べていると、「どんなに泣いても叫んでもあげないこと」というのが主流で、可愛そうだからとあげてしまうといつまでたっても断乳できない。
それは子供にとって余計かわいそうであり、お母さんにとっても大変。

経験していない人にはわかりずらいですが、たくさんでているおっぱいを急に止めるというのは、赤ちゃんだけじゃなく、お母さんもとーーーーっても大変なんです。
というのも、でどこを失ったおっぱいが溜まって、そりゃあもう痛い痛い!寝れません!
強いて言うなら、、、生理痛と陣痛の間くらい痛いです。
がんばっている子供に100%全力でかまってあげたいけど、寝不足&痛すぎて抱っこしてあげられないのです。2日目が一番つらいと言われています。

いちばんしんどい一日を乗り越えたのに、もう一度あげるのかあ~。。。

はっ!!!
わたし、自分の都合ばっか考えてる。

お母ちゃんは、太陽にもちゃん納得できるバイバイがしたいんだ。

いいじゃん、失敗しても。
飲みたかったらもう一度飲ませてあげようよ。
太陽は、「おっぱいバイバイ」がどういうことか、わかってなかったんだよ。
そして、母ちゃんもわかってなかったよ。
断乳まで何日かかってもいいじゃないか。

そして、夜が明けた今日。
お昼頃外から帰って来ると、さっそく太陽は洋服をめくりあげパクッとしようとします。
ダメだとわかると、号泣。

決意しました。あげよう。

「おっぱい大好きだよね。これが最後のおっぱいだよ。ゆっくりたくさん飲んでいいよ。
 飲みたかったんだよね。こないだのが最後だなんてわからなかったんだよね。ごめんね。」

と、言うと、あきらめのような、なにかを決意したような表情で、静かにおっぱいを飲みました。

「これでおっぱいお花になれるね。今まで仲良くしてくれてありがとうって言おうね。
 太陽もおかあちゃんに素敵な想い出をつくってくれてありがとうね。バイバイだね。」

と、言いながら、私の方が泣いてしまいました。

しばらくして、飲み終えるといつもみたいにおもちゃ箱をあさりにスタスタ歩き出しました。
洋服をめくる事はなくなりましたが、それいじょうにたーくさんハグハグ。
その後一緒に昼寝をしたあと、私は仕事だったので、夜はゆうじさんに交代。

わたしは、”断乳”っていう言葉の響きが嫌いでした。
お母さんならみんな、できれば自然卒乳したいというのが自然な考えだと思います。

でも”断乳”というカタチでも、親も子も成長できることがわかりました。
今まで、おっぱいを通して繋がっていた絆が、目に見えない絆にかわるのです。
愛って目にみえないでしょう?
愛とか歌とか目にみえないものって、大切でホンモノで、永遠に続いていくもの。
”絆”もそう。
断乳にせよ、自然卒乳にせよ、おっぱい卒業って、ホンモノの絆への最初のステップなのかもしれません。

その過程で、いい意味で、お互いが寂しいとか辛いという経験を通るのが断乳なのかな。
なんて言うと聞こえがいいけど、私の忍耐があれば自然卒乳できるのだけどね。
それが、できなかった、というだけのことでもありますが。

このままバイバイできたらいいなあと思うけど、もしそうじゃなくても
なんにしてもこの3日間は、私と太陽にとって成長するきっかけになったと思っています。

ゆうじさんもたくさんサポートしてくれました。
断乳はパートナーのサポートなしにはできません。
パートナーにとっても、子供のことを考えるいい機会になるのではと思います。

今はスヤスヤ4時間ぶっ通しで眠っています。
どうだろう、これで峠を越えたかな?
明日はどんな一日になるでしょうか?
わたしの痛みは3日目にしてだいぶ引いてきて、今日は昨日よりは眠れそうです。


長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます!

6 件のコメント:

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    そっか…。子供が成長する過程で起こる事は、親にとっても無駄なものは何一つと無いんですね
    クリアする事は絆になる
    断乳に対しての考え、一つ勉強になりました

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    私も卒乳苦労したよ
    1度目はオッパイが欲しくて夜中何時間もなかれて…
    2週間頑張ったけど彼の要求は変わらず、断念しました。
    『今はまだ息子にとってオッパイは必要なんだ』って考えて。
    それから数カ月後、再チャレンジ。
    今度はママの言うことを理解してくれ、あっさり卒業していきました…
    自然に受け入れてくれる卒業のタイミングがあるんだな~って思ったよ
    2歳になった今でもオッパイは大好きで、ネンネの時は触ってます。
    そんなふうにしてくれるのも、彼の長い人生の中で今だけだから、
    いっぱいいっぱい触れて母の愛情と温もりを覚えていて欲しいと思うこの頃です
    長々コメントでごめんね
    色んな経験が出来るママって最高だね

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    プニマーさん
    コメントありがとうございます。
    おっぱいがないぶん、スキンシップがもっと大切になるよ とは聞いていたけどほんとうだなあと思います。
    そういう意味で、絆は深くなるような気がする。
    というか、そう思いたい?!
    断乳はいろーーーんな考えがあるみたいですね。

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    Koyamaxちゃん
    ひさしぶり!!
    そうなんだー山ジュン(もうとっくに”山”ジュンじゃないか)も卒乳苦労したんだねえ。
    一度やめてまたあげたんだね。勇気がいったね~。
    太陽もさー今でもことあるごとに服をまくりあげておっぱいの代わりにヘソを吸うんだよね~。
    これが結構痛くって。。。
    もうちょっと様子見て、どうしても欲しそうだったら戻るのもありかな~って思っていたから、山ジュンの体験談に励まされました。
    その後無事に卒乳していくんだね。
    よおし、母ちゃんがんばるぜ!

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    ゆいちゃんのブログ読んでいると私はそんな辛い経験はしなかったから幸いなのかな。。。
    みんなそれぞれだけど花美はあっさりやめてくれて
    私が寂しかったよ。私はもっとリレイションシップのためにあげていたかったけど。。。
    乳もなんか張らなくなってきていたし。
    そんなに欲しいなら私ならあげてしまうかも。
    あのパンパンにはった乳とか怖いし。。。
    断乳って難しいね。私の友達は欲しがるからっていって花美と同い年で、すでに2人目妊娠しているけど
    まだあげているよ。なんか欲しがるならいつまでもあげるみたいな感じだった。。。それもすごいよね。。。こっちの人って結構3歳までとかあげるよね?
    もう断乳して1年過ぎたけどまだ乳首押すとちょっとミルクでるんだよね~~!不思議~~。
    ちょっと今日は何回か癇癪があって疲れたんだ。
    でも納得ができてないから大泣きするんだよね。
    そっか~~。また勉強させて頂きました!
    いつもありがとう!!

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    猫村さん
    子育てって、ほーんとに子供それぞれで、
    あっさり卒乳できる話を聞くと、いいな~という言葉の奥に私のやり方がいけないのかな~ とか罪悪感?感じちゃったりすることもあるけど、ほーんとみんなそれぞれ苦労して感動してるんだよね。1人目だと自分の子供と自分の日々が100%だから、他がわからない。
    太陽は一応おっぱい大好きレベルが10から5ぐらいまで落ちたけど、そのかわり、おなかを吸われるんだ~。
    おっぱいに執着がなくなっただけで、心が満たされてなかったり、卒乳が早すぎたかもな~って彼の行動をみていて思ったよ。
    戻るべきか戻らないべきか迷うけど、癇癪にしても、甘えにしても、言葉にできない気持ちを彼らはそういう表現にしてるんだよね~きっと。
    と思いながらも、こっちもいっぱいいっぱいだし、どう対応していいか正解なんてないわけで、んんんーーー母ちゃんの苦悩ですな。
    メールありがとね!!
    わたしの体はだいぶ落ち着いたよ!

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