2008年10月7日火曜日

森は本当に必要か、否か?!

生まれて始めて、ラジオリスナーというヤツになりました。
日本のラジオってなかなか面白いんだね。
視覚に頼らず、ことばと音だけで、人なり、風景なりを想像するのが楽しいです。

それでですね、今日も森と環境問題について、現役高校生とタレントが話し合うっていう番組がやってました。

結構びっくりした意見も飛び交ってて、
「街で育ち、木を見ないで育ってきました。森が危機だと言われても、自分は実際木を見ないで生きてきてるし、なにがそんなにマズいのかわからない。」
「森なんていったことない。行こうと思わない。虫がいるからいや。」
「地球の氷河が溶けたら、なんで困るの?」
「1秒に何ヘクタールも地球上から森が消えるとかっていうけど、そんなスピードだったら、地球上にもう森はないはず。だから、実際は大丈夫なんじゃない?」
などなどと、意見が出てました。
環境ビジネス戦略の糸にいいように操られてるとかもあったな。
これらの意見は、高校生だけじゃなくて、オトナから出たものもあったので、はじめ、聞いてて「ええーっ!?」って思ったけど、
まあ確かに、都会でずっと育ってきたら、「森が、木が、何で大切か」なんて、感じる機会もないし、そばで見てないとわかんないよな。
たとえ、頭の中では理解しても、体験なくしては、机上の理論になっちゃうし。
かくゆう私も、森知らずで育った一人ですし。
人ごみはスイスイかわせるくせに、野ションもできない線の細い女だったよ、昔は。
「知らない」ということは、仕方のないことだ。
でも、「知らない」ままでは、やっぱり、ちょっと怖い。
その後、森林のスペシャリスト、登山家が番組を通じて高校生にお話をします。
これが、なかなか興味深かったです。
私も知らなかったことを聞けて、いい勉強になりました。
すごいなあーと思う高校生も。
彼女たちは、学校の給食や会社でゴミになった割り箸を全部集めて、近くの紙工場に持って行って、紙に変えるプロジェクトをやっているそうだ。
素晴らしい。クリエイティブだな~。
わたしもなにか!と背筋がただされますね。
そのうち、みんなの意識が変わっていって、最後には、じゃあどういう意識で森と環境問題と接したらいいのかな?
っていう答えをみんなで出すまでに至ります。ヨカヨカ。
最後に、インディアンの素敵な言葉をひとつ紹介します。
「自然は、子孫に残すものではなく、子孫からの預かりものだ。」
都会にいると、どうしても見えないことがあるけれど、
自然を知っているひとが、森を通して、「こころで見たこと」を、知らない人へも楽しく伝えられたらいいなあと。思いました。
ウシっ!おいらもがんばるぞー。
と、今日のところは、背筋を正すことからはじめてみるUniearthでした。
というわけで、来週は紅葉に出会いに北アルプスへ山登りにいってきます!
森のパワー体感してきます!

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