2020年6月24日水曜日

学校が始まり、そして終わる

BC州は6月1日よりパートタイムで自主登校が始まりました。
そして早いものでもう終わりました〜。

たった1ヶ月だったけど、学校行けてよかった!!

子供や家庭によって考えや性格は違うと思うのですが、
特にうちの息子は、ずっと家族だけで家にいる状態が続いて、
メンタルにかなりダメージが来ていたのを感じていました。

この下の動画は、カナディアンのティーンの子が作ったショートフィルムなんですが、
まさに、息子のメンタルもこんな感じでした。

はじめのうちは、状況も理解してすっごい頑張ってたのよ。でもね、、、長引くにつれて。





特に最後の方は、神経が繊細になっていて、
妹との喧嘩が、別れ寸前の傷つけ合うカップルみたいに。
どうしたらそんなにドラマチックになる?!という、エモーショナルな喧嘩ばかり。
それも、このショートフィルムのタイトルのように「感覚が麻痺していく自分」への抵抗だったのかもしれないな、なんて今になって思います。

そんな頃に学校に行けるようになったことで、
初日からメンタルのストレスがかなり緩和されたのが、一目瞭然でした。

クラス自体は、多くて7人、少ない時は2人という超少人数制みたいだったけど、
仲の良い、外で遊ぶのが好きな子はほとんど来ていたので息子的にはよかったです。
こちらは、日本みたいに、マスク着用とか、衝立があるという感じではないので、
子供もそんなに違いに戸惑うこともありませんでした。
先生も子供たちを温かく迎えてくれて、勉強はほとんどしていないけれど、先生ともいっぱい話ができてよかったみたい。先生にも感謝です。

そして、学校が終わってからは、
3時になると友達同士で自転車にのって、
近所のPump Trackに行ったり、学校の校庭で遊んだり、
Screen Free且つFree Range Kidsとして、
適当に遊びにいって5時位に迎えに行くといくといつも汗びっしょり。

ソーシャルディスタンスを守るという意味で、人の家には殆どいかず、自転車が基本。

下の動画は、同じ女の子が作った別のショートフィルム。
息子もほんと、こんな感じ。よくわかるわ。





という超健康的な日々が続いた1ヶ月。

Covid19の前は、実はあんまりそういう機会がなくて、習い事で遊べなかったり、
遊ぶときも親同士でアレンジして、結局ビデオゲームして遊ぶ的な流れになったり、
はたまた、プールとかトランポリンの施設に連れて行ったりしていたので、

今のように何もできない、何も開いていないことで、
外でしか遊べず、自由が増えた。という結果に。

私は子供の学校の学区域からはだいぶ離れたところに暮らしているから、
毎回好きな時にぴゅっと遊びに行くということはできないのだけど、
この1ヶ月で、息子や息子の友だちを信じることをお互い育てられた気がします。

まあ、でも10歳そこらの男子のことだから、
人様に迷惑をかけないようにと、信じながらも、
何かあったらすぐ飛んでいく準備だけはして。
(実際、もうちょっと上のティーン達の行動でアウトなものも目撃されてたりも)

そこらへんも、子供だけじゃなくて、親同士の絆も育ってきているので、
みんながみんなを見ている、という安心感もあるのがすごく心強かった。

Covid19がなかったら、こんな単純な幸せが目の前にあるのに、
忙しさの中に紛れて、体験できなかったのかもしれない。

とすら思います。不思議なもので。

娘の方は家に居てもいいと言っていたけど、結局学校行き始めたら
毎日楽しくて、終わっちゃってがっかり。と良い気分転換になった様子でした。

いまのところ、私の周りでは誰もCovid19にはかからず、
スッキリとした気持ちで夏休みに突入できて本当によかった。

私達家族の結論としては、
オンラインも素晴らしいけど、
人と直接会うことの大切さ、それも教育の一部だと痛感した自粛期間だったな。

どうなるかわからないけど、9月からは学校がフルタイムで始まるといいなあ。

実はうちの家族は3月の時点でコロナウイルスにかかった可能性があるので、
これにてご免となってほしい!と、またその話は別の記事で〜。

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