2018年5月20日日曜日

日本の小学校体験入学 その3

というわけで、小学校の体験入学は無事に終了。

体験入学を通して私もたくさん成長した。


最初は、東京の団地は環境が全然違うから通わせたくないなあとも思っていた。

どこか田舎に家を借りて、そこから体験入学に、、。とかって。

でもね、そんな風に無理して作り上げた環境で得られるのは私の自己満だけだったと思う。

子供に必要なことは、都会でも田舎でもいろんな環境を知ること、じじばばの側で過ごすこと。
どんなところでも、家族が一緒にいて、元気で、愛があればそれでいいのよね。


それを確認するかのように、最終日に校長先生との会話が心に残る。


私が校長先生に、感謝と日本の学校の素敵なところを伝えると、


”うん、それぞれのいいとこどりしていくといいですよね”って。


太陽とルナにも、


”カナダのいいところ、日本のいいところ、いいとこ取りして、素敵な国際人になってね!” って。


すごくいい言葉だと思った。


私たちは批判の世界に慣れ過ぎている。


あれはダメこれはダメって言い過ぎてる。


目の前に素敵なことがあるのに、当たり前すぎていつしか不満に変わっちゃったり。

私自身そういうこと多々あるから、これからは”いいとこ取り”をおまじないがわりに、この気持ちに戻ってきたい。

そうそうカナダで暮らす日系人の子供を見ていると、義務教育が終わった頃から20代初めにアイデンティーを探しに行くのか、日本の大学に行ったり、一人で日本滞在してみたり、日本に興味を持つようだ。

多分、今回の経験は、アイデンティティーの形成に役立ったんじゃないかなー、、、なんて親としては期待したいところだなー。親の欲目かもしれないけど。


先日、お世話になったお礼の手紙を子供達と書いて学校に送った。


色々話しながら、5時になると鳴る、ゆうやけこやけの歌を一緒に思い出した。

それと一緒に、目の前の公園や、小さなスーパーや、子供を乗せて自転車をこぐお母さん。友達とバイバイ!したときのことが、わあーって頭に広がる。


いつかまた会えるといいな。


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