2017年7月11日火曜日

バンフジャスパー国立公園の住人たち 

旅中に出会った、Canadian Rockiesの住人たちをご紹介。

そこら中にいるわけではないけれど、
朝と夕方、ひょっこり道路脇で姿を見ることができます。

当たり前のことだけど、本当に、森の中で生きているんだなあ。って感動する。

自然しかない、広大な国立公園のなかにいると、
動物のテリトリーに、人間がお邪魔している気持ちになる。

ただ見るだけだから、静かにしてるね。って。

人間がアクセスできるエリアを今以上増やさずに、
動物たちがあるがままに暮らせる環境をずっとずっと保って欲しいな。

さてさて、



エルク

夕方になると群れで現れるエルク。
穏やかでのんびり、しかし警戒しているところが鹿らしい。
主にジャスパー周辺で生息。バンフでは見かけなかった。



 メス 小さな馬くらいの大きさ


若いオス ツノがまだフワフワの毛で覆われてる






グリズリーベア

グリズリーに初めて出会った。
この子は、ミディアムサイズのブラックベアと同じくらいだった。
草を食む姿からは、アグレッシブには思えなかった。
実はブラックベアよりも臆病らしい。
ブラックベアもいたけれど、たくさんいるので割愛。



背中のでっぱりがグリズリーの特徴


Raven

カラスと比べて大きくて、威厳がある。
Eagleのような優雅さに、どことなく狡猾さが混じっていて、堂々としている。
飛べるくせに、車が近付こうが人が近付こうが飛ばない。
(足でジャンプしながら移動する)










Big Horn Sheep

ツノを巻いている大人の羊には会えなかったけど、赤ちゃんをたくさん連れた群れに遭遇。かなり近づいても逃げず、のんびり屋さん。
Mountain Goatとの違いは、毛がブラウンがかっていて、
群れにいると強気で、人見知りせず好奇心旺盛だそう。
そういえば、動物占いの”ひつじ”もそんな性格だったはず。










Mountain Goat

私の大好きな動物です。
もしかしたら、見たことがある野生動物の中で一番好きかもしれない。

”足を踏み外したら死ぬな”という断崖絶壁に、Mountain Goatあり。

と言っても過言ではない。

足場が崩れそうな急斜面の岩や、断崖絶壁に暮らしている。
それなのに、のんびりとしている様や、
悟ったような優しいお顔が、
選ばれし者というか、なんというか、山の神様のよう。
見かけも仙人のようだしね。

Mountain Goatに出会うと、
煩悩にまみれた頭の中を洗ってくれる気がする。ありがたや。













こういう崖にいる。



Mountain Goatの天敵は、Eagle。
空から、赤ちゃんを狙って、崖の下まで落とすのだ。
Mountain Goatもすごいけど、Eagleもすごい。
だからか、大人- Baby -大人 というふうに、赤ちゃんを守りながら崖を歩いている姿を見かけます。

そういえば、ハワイの森の中でも、野生のヤギに遭遇し、
崖から崖に飛び移るわ、
360回転しながら3m級の崖をジャンプするわで、
ヤギの身体能力の高さに驚いたことがありました。

手紙を書いては食べて、食べては書いて なんていう歌ありましたが、
決して、そんな呑気な生き物ではない ということをヤギの名誉にかけてお伝えしておきます。

Mountain GoatはBC州でも割と見かけることができるので、
崖があったら上を見上げて見てくださいね。


Mountain Goat推しで締めくってしまいましたが、
Wildlife達をみていると、人間も動物も共に地球をシェアしている生き物だってことを改めて感じます。

彼らと同様、人間も自然がないと生きれらないってことも。

ぜひぜひ、チャンスがあったら、カナディアンロッキー訪れてみてくださいね。

楽しかったあー!


おまけ 絶壁好きなMountain Goatの動画。









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