日に日に、日差しが、森が、熟成された色になってきましたSquamish BC。
ただいまの気温10度でございます。
BC州の季節は、ある日突然入れ替わります。
数日前まで夏だったのに、今日はもう、空の奥に冬を感じる。
うちには暖炉しか暖房設備がないもので、
薪が少ないという危機感が、急に現実味をおびてきました。
というわけで、ここ最近ちょくちょく薪取りにいっています。
このエリアは、薪をとっていい許可をオンライン申請もらえます。
許可があれば、林業の伐採跡地に落ちて転がっている木を拾って、薪にしていいことになってます。
太陽はやる気満々。
薪と暖炉は俺の仕事。
家では文句ばっかり言っているけど、”俺の仕事”の時は、いい仕事してくれます。
娘の方はというと、足を守るためにジーパンを履かせたい母と、
スカートしか履きたくない娘との、
出発直前のバトルで、号泣のため基本やる気なし。
スカートしか履きたくない娘との、
出発直前のバトルで、号泣のため基本やる気なし。
ロギング跡地って、結構殺伐としています。
そんな中で、おちている木々を使って遊ぶ子供達をみるとほっこりします。
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るな作 こびとの家 |
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太陽:建てるならでかく! |
暖炉のある生活。
憧れていたけど、やっぱりいいですね。
火の暖かさは、電気にはない温もりがあります。
森と近くなれるのも嬉しい。
木のおかげで暖がとれているありがたみを知り、
家族で森にいき、森について話すきっかけをくれる。
木の種類についても少し学びました。
木は3回、人を温めてくれるそうです。
1回目は薪取り
2回目は薪割り
3回目は薪を燃やすとき。
太陽は、薪取りも好きだけど、父ちゃんが薪を割っているのを見ているのも好きです。
小雨の降る中、日がくれても、ずっと見ています。
薪をどう燃やすか考えるのも好き。
森と暮らしが繋がっている暮らしって、やっぱりいいなあと思います。
子供達にとっても、教科書以上の学びがあります。
しかし、気になることも。
今日薪を取りにいったエリアは、長い間スキー場の開発(Garibaldi at Squamish) のターゲットになっている森なのですが、かなり伐採されていました。
スキー場建設には、反対意見も相当数(私もその1人)で、まだオフィシャル着工になっていないはずなのに、森を切り開いて送電線の施設を作ろうとしている形跡があったりして、複雑な気持ちになります。
林業がメインのカナダにおいて、ポジティブに考えれば、
ロギング跡地の薪取りや、材木工場の廃材をもらうことは、
森のリサイクルになるんだなあと思いましたが、
同時に、ロギングや開発に思いめぐらす気持ちもあり、いろいろ考えさせられます。
いろんな気持ちを置いておいて、好きか嫌いかでいえば、暖炉は最高!
暖炉初心者の私たち。
焚き付けの際、新聞紙ではなくて、おがくずでできている着火材が調子いいことを知りました。
私たちの暖になってくれる木々。残さず利用させてもらいます!
その作り方(需要があるかわかんないけど)を、またアップしたいと思います。
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