2014年6月14日土曜日

Pender Islandの旅 その1 〜木の家・土の家・藁の家〜

Mayne Islandを後にして、フェリーで15分ほどの隣の島、Pender Islandに向かいました。

Pender Islandでは、Strawbaleの家に住んでいるというTracyのcottageに2泊することにしました。

まず、Pender Islandの印象は、Mayne Islandに比べて針葉樹が多く、”森”の気配が濃いと思いました。
島自体もMayne に比べたら大きく、小さなモールもあり、人口も2500人。
その割に、メインの道路を走っていても人の気配が全然しないのは、ひとつひとつの土地が大きいからなのかな?
ただ、Visitor Infoの矢印につれられて走った先にあったのは、Visitor Centerではなく、各コテージ/ホテルのパンフレットが壁に貼付けられている掲示板 笑
さすが、島!
結局この島の見所とか観光ポイントは全然わからず 笑

まあ、ゆっくりするのが目的だったので、早速コテージを目指すことに。




ここはwoodコテージでStrawbaleではありません。
ですが、色合いやセンスが良く、小さいけど開放感があり、気持ちがいい。
リサイクル素材で作られた階段や、コンポーストトイレットなどエコな工夫がたくさんあります。








このCottageを建てたのは、女性の大工さんだそうです。
わたしが驚いていると、Tracyが、「私たち(女性)は、なんだってできるのよ、そうでしょ?」と一言。




Compost Toilet




















































Cob Cottageに泊まった後に、改めて気づいたこと。
Cob houseのように直線がない造りは、創造的でマジカル感が素晴らしいですが、

こちらのcottageのように木の統一感のある作りは、凛としていて、清々しく、頭が冴えるようなスッキリとした氣が流れていることに気がつきました。


土と木、同じ自然素材でも創りだす雰囲気が全然違います。
もちろん流木と切りそろえられた木でも違う。

わたし的には、木の温もりが醸し出す、自然との一体感の方が心が落ち着くかな。
今回、初めて直線の”美しさ”に気がつくことができました。


さあ、土の家、木の家、ときたら、お次ぎは藁の家。
まるで、”3匹の子豚”のストーリーのようですが、同じ敷地に住むTracyにStrawbaleの家を見せてもらえることになりました。

プライベートのお家なので、写真はないのですが、胸がトキメク素敵なおうち!
参考までにTracyが以前建てたStrawbaleのおうちはコチラ かなりツボ!!
いやー理想だわ。

Strawbaleがいいなとおもう理由は、Strawbaleはあくまでも”壁”の役割なので、素材としてのメリット(断熱性/通気性/環境)が高いし、木との融合も抜群だし(post&beam設計で壁をStrawbaleにする方法が多い)、コーティングとして使うプラスター(漆喰)がCobの様なEarthyな雰囲気を出すので、”見た目、実用性、環境配慮”と全部揃っていうことなし!
Strawbale house、確実に、叶えたい大きな夢のひとつになりました。
この島には他にもStrawbaleの家に住んでいる人たちが数家族いるそう。

今回、実際にNatural Buildingを作って/住んでいる人に話を聞けるだけでなく、Cob house&strawbale界のパイオニアで、大工/アーティスト/ファーマーのTracyに出会えてよかった。

言うまでもなくチャーミングで魅力的な女性です!



そんなTracyにこの島に住む日本人ご家族ーキクチファミリーーを紹介していただいた。
このキクチファミリーのみなさんは、自然農法を実践され、お子さんが5人!もいらして、そしてアンスクーリング(学校にはいかず、敢えて教えない教育)しているという。
興味津々!!

キャンプでは決して味わえない、人と人との繋がりが新しいご縁を結んでくれる旅。
こういうの久しぶりでワクワクしちゃいます。

Tracyにハグをして、キクチファミリーのお家へ向かったのでありました。
長々と読んでくれてありがとうございました。

続きはまた。



Stacy作のステンドグラス



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