2009年7月8日水曜日

Sacred Balance ズッキーニが教えてくれること

ズッキーニは、「めばな」のおしりに実をつけます。
ズッキーニがちゃんと実るには、「おばな」と「めばな」を人工授粉させなければいけません。

しかし、くる日もくる日も花を咲かせるのは「おばな」ばかり。

何度も咲いては枯れて、咲いては枯れて を繰り返していたズッキーニのお花に、ついに「めばな」が芽生えました。

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観察しててようやくわかりました。

先に、「おばな」たちが先に何度も咲くのは、
少ない「めばな」に確実に受粉して、実をつけるためなんだなあ。

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そのことに気づいて、人間の精子と卵子の仕組みもおんなじだあ。
と、しみじみしてしまった。

今日、David Suzuki氏の、「Sacred Balance(神妙な地球のバランス)」というドキュメンタリーを見ました。
David Suzuki版、ガイヤシンフォニーみたいな内容で、見ていてとても気持ちよくなった。

熊たちは、川にあがってきたサーモンの頭しか食べないこと、知ってますか?
残されたサーモンの胴体は、水鳥やコヨーテや他の野生動物たちが、熊の横から狙っています。

野生動物たちが、熊の食べ残したサーモンを森へ運び、
さらに彼らが食べ残したサーモンの残骸が、森の微生物たちに分解され、土の栄養となるそうです。

その一連の流れで、樹々の年輪の様子から、あがってきたサーモンの数と、森の成長率がわかるそうです。

「これらは、ある側面だけを調べてもわからないことで、全体をみたときに見えてくる繋がりなのです。」
とDavid さんは言っていました。

「全体は繋がっている。」

たくさんの聖人たちによって、何回も言われていることですが、
このことばは、森のことばであり、地球のことば なのですね。

我が家のちいさなガーデンの、ズッキーニの小さな芽からも、
ささやくように地球のことばが聞こえてきます。

「全体は繋がっている。」

この地球のことばは、力強くて、優しく、広くて深い。

わたしにとってこのことばは、これからもずっとずっと、大切な 真実 です。


はじめての実り
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はじめての収穫

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