今年の群れは大きいそうで、ゆうじは子ども達を連れて、いける日はほぼ毎日釣りにでかけています。
サーモンを釣るには、ライセンスが必要で1人一日2匹まで持ち帰っていいことになっています。
行けばほぼ毎回2匹持って帰ってくるほどよく釣れます。
スポーツフィッシングで釣りを楽しんでいるひともたくさんいるけれど、私たちはもちろん食べるため。
背中がでっぱってて怖い顔しているのがオスで、背中がフラットなのがメス、ということや
釣りの駆け引きとか、釣ったらすぐにとどめをさしてあげること、筋子をほぐしてイクラにすること、
そして味付けして身を食べること。
そういう全てを、太陽とルナは、ごく自然なこととして知ることができる。
��人とも釣りにいくのが大好き。
いつもはママッ子でママから離れないルナも、大雨もなんのその「ルナもいく!」といって笑顔で家をでていく。
生きているサーモンを釣って、殺して、さばいて、調理して、口にするところまで、ごく普通のこととして受け止めている。
太陽は4歳だけど、サーモンを釣り上げることもできるようになったし、筋子をばらしてイクラにするのを手伝ってくれる。
これは、とても、とても、豊かなことだと思う。
人間の言葉なんて、自然がハートに語りかけることばにはとうていかなわない。
実はわたし、偉そうなことをいいながらも、魚をさばいたこともないし、川で泳いでる魚食べて大丈夫なのかな?と内心では思っていた。
でも、さばいてみたら、「ありがたいなあ」と思いながらさばけたし、寄生虫を見つけても過剰な反応をしなくなった。(ちゃんと火を通すか、48時間以上冷凍すれば大丈夫)
虫はいてあたりまえ、だってワイルドなんだもん!
ただ、野生の命を食べる(魚でもきのこでも木の実でも)のって、最初ちょっと勇気がいる!
都会で育てられた、わたしのヤワな精神を横目に、私の子どもたちのたくましいこと!
こういう風景が、いつまでもかわらないように、わたしたちはほんとに、まずは地域の自然を守っていかなければいけないね。
自然を守ることは、必ず、人間の暮らしを守ることになる。
自分の心のおきどころ、信念はどこにあるのか。
もう何度も何度もいわれていることだけど、すべての選択に責任もって意義をみつけていかないと。と、子ども達の無邪気な姿をみていて、改めて思ったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿