短くて暑い夏が終わって、あさってから雨の予報。
気温はもう20度を下回るようだ。
規制により、今日をもってピンクサーモンのパブリックフィッシングはおしまい。
河原一面、すごい腐敗臭。
それもそのはず、あたりには使命を全うし、果てたサーモンがたくさん転がっていた。
そのサーモン達に鳥や虫が群がっている。
よく見ると数十本の骨だけになったサーモンが、砂にまじって跡形もなく消えそうに。
もうすぐ果てそうなサーモン達。
川やハクトウワシや熊などの野生動物が、この循環に関わりあい、あと2ヶ月もすれば、この川からサーモンの気配は消え、静かな冬の川へと模様替えをする。
カナダに暮らしていると、”サーモン”というのは、まるでBC州の象徴のように扱われ、そちこちで謳われているのを見聞きする。
ファーストネーションの文化では、サーモンは重要な食糧であり、森や川の変化を教えてくれるメッセンジャーである。
ただぼーーっと川を眺めてみる。
それだけで、なぜサーモンがそれほど象徴的に扱われるのか、理解できた気がする。
サーモンは、川と海と森を繋ぐメッセンジャーなんだな。
自然の放つメッセージのシンプルで強いこと。
さて、ファーマーズマーケット出店も終わり、手と頭がフル回転の時期も終わったので、ひと息できそうです。
雨の季節に入る前に、もう数回、ハイキングやバイクしたいな。
では またまた
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