2008年5月21日水曜日

No title

湖のほとりに、朽ちた杉の丸太が浮かんでいた。

杉の上に座って、

風の声を聞いた。
鳥の唄を聞いた。
水の流れを聞いた。
昨日の雨が染み込んで生き生きとした、新緑の香りを聞いた。

小さな石を投げる。
靴でちょんちょんと水面を叩く。

きっかけが何であろうと、
水面に映るのは、美しい円の波紋。

「自然界に存在するものは全て曲線で構成されている。」という言葉が頭によぎる。

波紋がどんどん大きくなって、
座っている杉の木の淵までおし寄せてきた。

わたしは、波紋をみているのが好き。
波紋の広がりは、ものごとが、伝わってゆく様そのもの。
円が縁をよび、想いがつたわっていく。事が動く。


波紋3
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迷子になったり、戸惑ったりするときもある。
無力だとと嘆きたくなるときがある。
だけど、自然界に存在するわたしたちだから、”まっすぐ”ってわけにはいかない。
フリーハンドでキャンバスに描かれた”わたしの絵”は、個性があってなかなかよいものさ。
迷子も戸惑いも、色を引き立たたせてくれる、大切なエッセンス。
地球は丸い。波紋は丸い。
自然界に存在する森羅万象すべてのものは、曲線で描かれている。
これは、大切な事を物語ってると思うんだ。
お友達のオータクさんが言った。
「地球が丸いのは、誰も迷子にならないように、歩いていたらまたどこかで再会できるようになっているからなんだよ。」
きっと、誰かが遠くで愛を叫べばその声はこだまする。
きっと、誰かが遠くで助けを求めれば、必ず聞いている人がいる。
円が縁をよんで、縁が円を呼ぶ。輪が和をよぶ。
円い、丸い、縁の広がり。
波紋が広がっていくように、わたしたちは響き合っているんだな。
森をじっと見ていると、思わぬところからメッセージが降ってくる。
風に、鳥の声に、新緑の香りにのって。
お昼前のプチトリップ。
Nita Lakeのほとりにて。
読んでくれてありがとう~。

2008年5月17日土曜日

No title

おひさまにむかって 顔をあげ

宇宙のあまねくところにむかって

わたしのユニークの美しさを歌わせてください

小さいながらも わたしはいつもここで 歌い続けています

内なる神聖さを 表現する喜びを

あなたのもとに 届けるために


Blue Bell
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Bach Flower Essence " Blue Bell"

2008年5月15日木曜日

No title

わたしをシュティカに連れて行ってくれた、キオくんがカナダに帰ってきました。

キオくんは、今もリルワット族(先住民)の村に住んでいます。
しかし今回はいつもと違います。
というのも、かわいい奥さんと、1歳半になる息子と一緒にかえってきたのです。

そういうわけで、キオくんを訪ねにいきました。

キオくんの住む家は、ガーデンがあり、草原があり、リルワット族の聖山マウントカリーが一望でき、そして家の脇をおだやかな川が流れている。という最高のばしょ!

おうちに続くデコボコ道を抜けると、草原に広がるタンポポがのどかでかわいらしい。
とそこに、タンポポを摘むかわいい男の子が。

あれは、もしやキオくんBabyでは?!
目がぐりんぐりんでメヂカラが強い~!
カナダ、日本、アルゼンチンの色が混じり合ったキオBaby。
その大きな目で将来どんなことを見るんでしょうか?

んんー♪しかし、子供ってほんとにかわいいですね!

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みんなで、2日前に生まれたばかりの子馬を見に行きました。
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キオくんと奥さんは、リアルに自然と共生して暮らしています。
��人とも、自給自足の歩みが深い、面白い経歴の持ち主です。
地元フレイザーリバーにあがってきたサーモンを捕り、風の通り道で干す。
スモークする、いくらにする。保存食を作る。無駄なくいただく。
奥さんはアルゼンチンで、藁や粘土を使ったナチュラルビルディングの造り方を教えている。
写真を見せてもらったけど、シンプルでわかりやすかった。
なるほど、なるほど!!やりたい~~!!!
少ないエネルギーで暮らし、畑をして、木を植えて、家を建てる。
人の知恵、自然の知恵を活かし、伝えていく。
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太陽と、風と、水と、土と、宇宙と。
わたしの今の生活は、「自然と共生の暮らし」には、まだまだ遠いと自分で思う。
もっと土に触れたい、粘土を掘ってみたい、実際に手を使ってやりはじめたい。
もっともっと自然と暮らしを近づけていきたい。
キオくんの言葉が胸にひびきました。
「まず土地と繋がらないと、畑はできないんだな。つながれる土地が必要なんだ。」
体と魂と心がしっかり繋がれる土地。
Grounding,Grounding, Grounding 
本当に自給自足で暮らすのは、簡単なことではないと思う。
”一般的”な概念が変わっていくし、今までとは違う時間枠の中で生きることになる。
それは、とっても楽しそうなことだと、今のわたしは思えている。
昔は、アタマで想像して、「いいなあ~」と思うところに留まっていたからなあ。
まあ、ちょっとずつね、ちょっとずつ。
わたしとUGは、ごく近い未来にてガーデンをもつ生活と、自分たちで家を建てたいという夢があります。
ウィスラー大好き!だけど、私たちの描く未来の場所としては、ウィスラーはリアルではなかった。
だからウィスラーを出るってのもあります。
これは、わたしたち「小さな家族」の新しい一歩。
この夏は、日本とカナダでいろいろと勉強したいと思ってます。
��注:BC州では、先住民族の人たちのみ川でサーモンを捕ることができます。それ以外の人は免許がいりますよん。自然はたいせつに♪)

2008年5月12日月曜日

No title

洋子さんちの妖精ちゃん、リキくんと一緒に枝を拾いにいった。
トトロの森みたいな、木立のトンネルを発見。
リキくんはびゅんっ!とトンネルをくぐり抜けていく。速い~。
わたしが枝にひっかかってる間に、枝をささっと拾ってきてくれた。

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��写真:森のトンネル)

こっそりおねがいごとしにいこう
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��写真:森の中でおねがいごとをしよう)

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��写真:クラフトルーム)

洋子さんのブースは、クラフトものがメインで、かわいい手芸がたくさん♪
なかでもBees Waxという、蜜蝋でできた、固まる粘土みたいなアイテムが子供たちに大人気!
Bees Waxはナチュラル&殺菌効果もあって安全で、色も豊富!
洋子さんのクラフトテーブルは、Bees Wax目当ての子供たちでにぎわってました♪
子供の笑顔がめっちゃかわいいよ~~!
おかいものは真剣
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��写真:おかいものは真剣だよ)
sisters!
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��写真:Sisters)
妖精たちと触れていると、いろんなことを教えてもらえる。
妖精たちは、 全身で言葉を放つ、表現する。
ふわふわしてるのに、エネルギッシュで、みてるだけでグラウンディングしてきて、ハートチャクラが開いてくる。
うれしかったら笑う。
想い通りにいかないときは、声をあげる。
シンプルだなあ~。
温泉みたいに自然であったかいものが、身体に流れ込んでくる。
すべて、無理なくあるがままにナチュラルで、やさしい。
おとなもみんな素敵な方々で、簡単でヘルシーな工夫がたくさんあって参考になりました。
とってもいい時間です~。
洋子さん、まさきさん、すてきな体験をさせてくれてどうもありがとうございました。
洋子さんは、Reiki teacher, Flower Essence プラクティショナー、EFT(Emotional Freedom Tapping) Masterという、春の太陽みたいにポカポカした気持ちにさせてくれるHealerさんです。
とってもいーかんじなご夫婦です。
わたしのオススメはFlower Essence!EFTもいいよー。
ウィスラーのみなさん、興味あったらぜひ~♪
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いやー、いやされた~~♪
夢がふくらむ。
まだ見ぬわたしの妖精ちゃんも、きっとこの村の住人になることでしょう♪
きょうもすてきな一日とご縁をありがとうございます。
みんなの木
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(写真下:Waldorfからの贈り物。Waldorfの桜、Wool Soap,Bees Wax, バイオダイナミック農法で作ったアロマオイル)
ウォルドフからの贈り物
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Waldorf Schoolにて癒される その1

お友達でHealerの洋子さんのお誘いで、彼女の子供たちが通っている、”Waldorf Inspired School(Cedar Valley School)”のバザーのお手伝いにいきました。

なんでもこのバザーは、学校の2大イベントのひとつだとか!
親たち主催の食べ物やクラフトのブースと一緒に、地元のナチュラル系のブースもやってくるとか。
洋子さんの担当は、クラフトブースとヒーリングブースで、わたしはそのお手伝いです。

学校は、街から少し離れた静かなところにありました。
洋子さんにクラスルームをひととおり案内してもらうと目がハートなってしまった~。
Cedar Valley Schoolって、妖精さんが住んでいる村のことなんだね~。

新緑に生えるお花がまぶしいよ。
Cedar Valley Schoolには、ふわあ~っとした優しいエネルギーが満ちていて、
きもちよくって、元気いっぱいで、アイディアがわいてくる。
ああ、こういうの大好きだあ~。


おかあさんと赤ちゃん
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��写真:おかあさんのおなか)

��才以下の妖精たちは、ボンヤリとしたやわらかい色の中で過ごす。
まだお母さんとじぶんの世界のなかにいるんだって。
自然界には、まっすぐなものって存在しない。命あるものはみんなカーブがある。
「そうだよ、知らなかったの?」そんな妖精の声が聞こえてきそう。
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��写真:プレスクール)
��年生になると、ちょっと色がついてくる。
みんなのなかに、”わたし”をまぜる。
Line Drawingのクラスでは、いろんな色でまっすぐな線を描く。
自分に向かってまっすぐな線を描くことで、”わたし”と向き合うことを知る。
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��年生になると、色がはっきりしてくる。
”わたしはここにいるよ!”
線も、ちょっと複雑になる。
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(写真:先生の机)
Maple Dance Time!
ひとりづつ紐をもって、たがいちがいに歩くと、
まざれーー!
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みんなが混じり合った模様ができた。
ひとつの色より、いいね。
みんなが色とりどりに絡まった
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つづく。
笑顔をありがとう!
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2008年5月9日金曜日

No title

レイキは、ヒーラーによって色がある。

みんな大元も、効果もだいたい一緒なのに、おもしろいくらい個性がある

レイキに触れた感じが、それぞれ違うのです。

「同じおいしい水でもウィスラーの水と富士山の水では違うように、レイキもそれぞれテイストがでてきます。」

とわたしの先生は言っていました。
なるほど、なるほど~~。

わたしはいつもなるべく色をつけないでレイキを手渡そうと心がけています。
みんなが好きな色をつけられるように、なるべく透明で渡したい。

と、思っているのは私だけで、やっぱりわたし色になってるんでしょうね~


2008年5月6日火曜日

やさしい水

��年前、結婚式までの1ヶ月、毎日泣き続けたことがある。

「このままでは脱水症状になるんじゃないか?」と勘ぐるほど泣いたので、体中の水分が2回は入れ替わったと思う。





��写真: パビリオンレイクの水と光と雲)


マリッジブルーが引き金になって、感情メーターが限界値を振り切ってしまった。
風が吹いても、ミジンコが生きているっていうことでも泣けた。
太陽の光が眩しくても泣けたし、誰かが良いことを言っても泣けた。
けれどそのほとんどは、今まで親、友達、周りの人、森羅万象全てから頂いた「やさしさ」を思い出した時にこみ上げてくるのだった。

心の奥に埋もれていた、人からの「やさしさ」を改めて噛み締めるたびに、ぐしゃぐしゃになった。
まるで今まで、ちゃんと受け止めてなかった私への罰みたいだった。

やさしさがハートを通過するたび、胸がぎゅーっと締め付けられる。
それはまるで、やさしさのエネルギーでハートが絞られて、涙のしずくに替わっていくみたいだった。
「やさしさって痛いんだなぁ。」そう想っては、また泣けた。

しかしどうしたわけか、涙の儀式、結婚式当日は、涙が一滴も出なかった!
涙の新陳代謝が完了して、きれいさっぱりスガスガしくなってしまって、
号泣の母と旦那を尻目に、申し訳ないくらい笑顔のまま終わってしまった。

わたしは、あれからほとんど泣いていない。

ウィスラーにいると、何十回、いや百回以上の出会いと別れがある。
別れを何十回も繰り返していくうちに、別れは決して寂しいことではないなと想うようになった。
なぜなら、別れたうちのほとんどの人と、再会できることがわかったからだ。
もっといえば、実際会えなくても、繋がっていることがわかったから。
この2週間は旅立ちラッシュもあって、ものすごく忙しかった。
いつもと違うのは、今回は私たちが旅立つ側にいるということだった。
このご時世、10年間ずっと文通をしている友達が、ついに遊びにきてくれたこともとても嬉しかった。
彼女が以前私に送ってくれた、高さ50cmはある巨大なキャンドルの灯りが全部消える前にウィスラーで再会できた。



そして昨日は、サムライのみんな(UGの職場)が、UGのために素晴らしいパーティーを開いてくれた。
「俺は今日は泣かない!」と宣言していた涙もろいUGは、やっぱり号泣だった。
そして、わたしはやっぱり泣かなかった。
サムライはたくさんの日本人が働いているのだけど、あんなに素晴らしい職場の雰囲気は、日本でもみたことがない!!!サムライのみんなに宿っているスピリットが素晴らしい!サムライソウルだね。
この模様はまた書きたいと思います。






そのほか、入れ替わり立ち替わり、我が家に友達が遊びにきてくれた。
その一瞬一瞬が、宝石みたいにキラキラしていた。
キラキラから、元気と笑顔をたくさん頂いています~♪
そんな私も、昨日、みんながUGとわたしに創ってくれたDVDを家で見た時に、急に胸が熱くなった。
おかげで、やさしさが痛かったことを、思い出しつつある。
今月末あたりから、「涙予報」が出そうだから、今はまだ涙はとっておこうと思う。
こんな素敵な人たちに囲まれていると、「未来は明るい!」とどうしても思わずにはいられない。
みんな、どうもありがとう!!
(写真;幸せの小鳥 Humming Bird in Pemberton)