2011年6月30日木曜日

カナダの電力消費量は世界一!?

日本のみなさまが節電でがんばっている中、こんな記事を見つけました。

一人当たりの電力消費量が世界で一番多いのは、なんとカナダです!

この事実を知った時、「んなまさか!!」と思った。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/shuyoukoku/index.html

なぜなら、夏はたいして暑くないので、各家庭にエアコンもなく、日が長いから照明をつける時間も短いし、ネオンピカピカという光景もそんなにない。(あーでもクリスマスはすごいかなー)
冬は寒いから暖房費がえらくかさむのは事実。家も大きいしね。
でも、たいして便利でもないこの国が世界一になるほどだろうか?

まあでも、先進国として電気に不自由ない暮らしをして、無駄もたあーーーくさんあるだろうし、ジャンジャカ使ってるのは間違いないとも思う。1年でみたら半分以上が冬気候だしなあ。

気になって調べてみたらこういうことらしい。

*カナダはエネルギーを輸出できるほど、自国でのエネルギー自給率が高い。
*電力の6割が水力発電 (他の州は知らないけどBC州は水がとても豊富です)
*国土に対して人口の割合が少ないので、土地から土地へ送電する電力を含めると、一人当たりの消費量が高くなる。
*エネルギー資源国なので、資源をエネルギーに替えるまでにかかる膨大な電力を担っている
*エネルギー自給率が高く、世界で最も電気料金が安いのでたくさん電力が消費される(らしい)
*冬が長い

なんにせよ、自国での自給率が高く、電気料金も安いので節電節電と叫ぶ必要がなく、さらに電力不足にもならないということらしい。

国土と人口がバラバラの国単位の計算で、カナダが一番”無駄に”電力を使っているという結論に至るのかどうかわからないけど、ちょっとびっくりしました。

一番最後の”世界で最も電気料金が安い”というくだりについては、「あれで?!」と一言モノ申したいですけれどね。家の質もあるけど、冬なんてヒドイですぜ~。

「日本の夏が暑くて、分かっていても節電がつらい」という声を見聞きしますが、
カナダで冬に節電しろって言われるのと同じようにしんどいだろうなあ~とお察しします。
暖房は薪ストーブでなんとかなりそうだけど、暑さはしのぎようがないですしね。


日本の夏、暑いだろうなあ~。。。
ガンバレニッポン!

2011年6月28日火曜日

にんぷらいふ 2 ~自宅出産にむけて~

はやいもので出産まで3ヶ月を切りました。

おなかおおきくなってきたなあ~ よく張るしなあ~
寝る位置がうまくきまらなくて、足やら腰やらつりそうになる。
あたし、にんぷだなあ~ と実感する。

実感がわくにつれ、名前や出産のこと、リアルに考えるようになってきました。

お産は今のところ自宅出産でいくつもりです。

自宅のお産に対する不安は特になく、なんかあったら10分で病院につくしなあ~

とか、

結局24時間で帰らされるなら最初から家にいたほうがいいや

とか

慣れない病院に太陽をつれてくるよりも、家でふつうどうり遊ぶなり寝るなりしてくれた方がいいなあ

と、「自宅出産の方が気が楽」というイメージが強いので、わたしにはこっちが合ってるのかなと思ってます。

前回のお産のときは、ミッドワイフとナースがつねにつきそっててくれました。
ミッドワイフのサポートはメンタル、フィジカルともに素晴らしかったのだけど、病院のナースのサポートはイマイチ。

めちゃくちゃ痛いさなか、薬なしでがんばろうとしてるとこに、「ほんとに薬いらないの?」「ねえ、ドラック使ったっていいのよ」と何度も何度も言ってくる。
あれは、ほんとうにやめてほしかった。
そして、シフトがおわると別のナースに交代。それは当たり前なのだけど来るナースみな、なんか荒いというか、微妙な感じで。
病院で出産する人の多くは無痛分娩を選ぶようだし、帝王切開も多い。
ガス程度の鎮静剤はしょっちゅう使うみたい。
ナースが医療サポートの多い光景に慣れているのはわかる。
でも、妊婦それぞれお産には考え方があるわけで、それを、たまたまわたしのお産日に働いていたナース達に、理解してもらおうってのも無理だろうけど、でもねえ、正直気が散ったわ。

自宅出産にしようと思ったのに、そんな理由もあるかな~。

さて、こちらの自宅出産は、ミッドワイフと2nd Attendant(たいていナース/ラッキーならファミリードクター)の付き添いが必要です。
わたしはタイヨウマンがいるので、太陽をみててくれる人も必要。(なみちゃんに頼みました)

ミッドワイフは麻酔や薬は使えないものの、会陰縫合まではできるので、経膣分娩が順調ならばミッドワイフで全てできるようになっています。費用は健康保険でカバーできるのでタダです。
また、ミッドワイフを使うと、提携している病院か自宅か産む場所を選べます。
帝王切開や産婦、赤ちゃんへの医療介助が必要になった場合は、その時点でドクターに引き継ぎますが、プロセスが順調ならばドクターの出番はありません。

わたしが診てもらっているLydiaは、この街の唯一のミッドワイフ。
月に4人診てるそうなんで、単純に計算しても、週に1度分娩に立ち会っていることになる。
旅行なんて絶対に無理だし、ちょっとバンクーバーに行くなんてのもしにくいだろうな。休みという休みがないだろうなあ。

彼女はとても評判がよく、おなかの張りが強くて歩けない時も、すぐすっとんで来てチェックしてくれたり、気になることがあればしっかり説明してくれる。
わたしの彼女の印象は、自然派だけれどもアンチ医療介助に傾きすぎず、病院スタッフの評判もよく先生との提携もよさそうなこともよいなと思った。
仕事に真摯な彼女の姿をみていて「彼女にお願いしよう。」ってどんどん信頼が湧いてきました。
でも、さすがに1人ではきついみたいで、10月になって新しく2人ミッドワイフがくるまでがんばるわ!って言ってました。

ミッドワイフと妊婦は、ドクターと患者というよりも、「女性 対 女性」という色が強い。
わたしはそこが好き。

お産は赤ちゃんが無事に産まれる事が何より。できる人、大好きな人が付き添ってくれることは、納得出きるいいお産へのキーポイントだと思います。

「自然分娩」という言葉が持つ”自然”は、産婦が産婦らしくいれるっていう意味もあるんでしょうね。
そういう意味も込めて、自然分娩目指していきたいです。

Squamishでも4月末に、MidwifeによるはじめてのHome birthがありましたよん。
わたしはHome Birth第2号になりそうだわ~!

追記:自宅出産のリスクも調べてみました。確かにリスクはありますね。今度の検診でLydiaに聞いてみて、そこらへんもまたアップします。

2011年6月24日金曜日

旅のおわりにきづいたこと。

国立公園の美しさや巨木や海さいこーでした。
��年ぶりの旅行でほんとーにリフレッシュできた!!うまれかわりました。

しかし、これが一番の収穫だったかもしれない。

改めて実感いたしました。

Squamish、Sea to sky & Sunshine Coast、and Vancouver Island,,,

Beautiful British Columbia

だいすきだーー!!

”あたりまえ”の豊かさに気づけて良かった♪

2011年6月21日火曜日

カリフォルニアの旅 4 ~Organic and Agri-farm in California そしてBC~

カリフォルニアといえば、LOHAS = Lifestyle of Health and sustainable の代名詞的エリアであり、
BCで手に入るオーガニック野菜の多くはカリフォルニアからやってきているので、どんな出会いがあるのかと楽しみでした。

まず出会ったのがコチラ
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Earthbound Organic Farm
BCのスーパーでOrganic サラダミックスとかキャロットとか、よくみかけませんか?
アノ、Earthbound FarmのFarm Standに偶然出会いました。
ここはFarm Standなんで農場は別にあるみたいだけど、いいところだった~。
食と意識が繋がって嬉しかったな~
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Monterey →Santa Cruz→San Franciscoにかけてざーっと通っただけだけど、海岸線はオーガニック文化が濃そうな雰囲気してましたね~。
食べ物もおいしかった~♪








と、同時に、アメリカチックな光景もたくさん見ました。
東カリフォルニアは、ジャイアントファームだかデルモンテだかわからないけど、見渡す限りの巨大農場が地平線の果てまで続いてました。
ちょうど野菜か果物が収穫の時期で、大人数で収穫してるのだけど、そのほとんどがヒスパニックかチャイニーズの有色人種の人たち。そこに白人の姿は無い。

肉牛のファームもたーーーくさんあって、50cmほどの柵に牛が何千頭と並べられて、ひたすらエサを食べている。その姿はマシーンのようだ。
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黄金色の畑まで続くこの点は全部牛です。










自分が口にしている野菜や肉、こういうところからきているんだなー。って考えさせられました。
��ちょっと過激だけど、「大規模農場が世界を滅ぼす」 「大規模農業は自給率改善に繋がるのか?」地下水枯渇の話は聞いた事がある)

このエリアはファーミングがさかんなので、ローカルフードとかスーパーにあるのかなーと思いきやこれが全くない。
街にあるのはほとんどがチェーン店で、ディズニーランドか?!と思うほどの広さのウォールマートが24時間営業してる。特にお酒類は激安。こりゃー消費してしまうわなー。医療費も増えるだろうよ。
食にはちと困ったなー。ベジタリアンもきびしいだろうな~。 
��話は飛ぶけど、TPP。うーん やっぱりアメリカの巨大ビジネスに飲み込まれちゃう気がするなー。法律も変えさせられちゃうかもね。)

カリフォルニアは、こういう背景があるからこそ、疑問をもった一部の人たちのあいだでLOHAS思想が広がったのかなーとも思いました。

今回は通りすがっただけなので、カナダだってアルバータにいけば同じ光景が広がっているのでしょうし、わたしは大規模ビジネスに疑問を感じてるわけなので、アメリカ在住の方はどうぞ気を悪くしないでくださいね!
なんにせよ、もっとゆっくりカリフォルニアを堪能できたらよかったな!

それと、オーガニックやLOHAS思想でいえば、BCもかーなーり意識高いと感じましたよ~。
その意識の高さは圧倒的な自然に囲まれているからではないかと勝手に想像するのですが。

BCはお酒も高く、アメリカや日本ほど物の種類が豊富ではないし、安くもない。
アメリカと比べれば購買力も弱い。
そのうえモノの質やデザインがたいしてよくないから、個人的には購買欲もあまりおこらない。
カナダ人の方がケチだね。
カナダ人がアメリカ人からからかわれて”eh!"とか、田舎者と言われる所以もよくわかりました。

わたしはそんなBCが好きだけどねー!
どこにいても、なるべくEat & Support Localしてきましょう~

頭で考えてた事を 目で見て感じられて、またひとつみえてきたな。

2011年6月20日月曜日

カリフォルニアの旅 3 ~2歳児と楽しむキャンプのコツ~

この次は、LOHASの発祥地カリフォルニアを探る「Organic California!」をupします
子供のことはいいわ~ ってな方は次回をお楽しみに!

さて、太陽君とのキャンプも5回目になりました。
子供とのキャンプはちょー楽しいです。

はっきりいってキャンプでは、四六時中子供を追いかけ回してるうえに、太陽は自然パワーでスイッチはいっちゃって、制御装置は壊れてネジはとんでくわ、テンション振り切れんばかりで大変です。
そのうえ、「エネルギー切れ」ということがないので常にマックス。。。
足も速くなってきて、逃げられると妊婦のわたしにはおっかけられない。
��今回は、妊婦を理由にゆうじにキャンプと太陽を丸投げしたので私的には楽だった~♪)

でも、楽しい!
振り切れたテンションを上手に使って楽々キャンピング~♪

誰かの役に立つのか定かではないけど、以下、カマタ家の2歳児キャンプの極意をご紹介しまーす。

1.どんどん手伝いをさせるべし!

ゆうじもわたしも手が離せない時、タイヨウマンをフリーランにするのは怖い。
また、どっかへ行きたがる太陽を抑えつけていやいやー!ってなる前に、そんなときの「お手伝いして~」です。
枝拾い、お皿拭き、テント設営、ご飯の用意、物運びなんでもいいからお仕事をあげると満たされます。

正直、手伝いどころか、二度手間になるし、すぐ飽きたりするけど、まーいいでしょ!

2.「ダメ」「あぶない」はなるべく言わず、まず親が手本を見せるべし!

これ、けっこう重要だと思います。火おこしとか、ご飯つくってるときとか、チョロチョロされると正直ハラハラします。
枝拾いにいっても、車道にでそうになることもあるし、石にけつまづいてころんだりもします。

太陽の場合、キャンプファイヤーは熱いからさわっちゃダメということはわかっています。
子供は親のやってることをよおーく見てます。
ただ自分も薪をくべてみたい、父ちゃんや母ちゃんと同じ事をやってみたいのです。
なので、薪くべも、火を棒でつっつくこともやらせました。
その他、テントのポールたたんだり、お水を運んだり、お皿を拭いたり、、、満足気でしたよ~。
そのために、ちょっとぐらい熱かったり、痛い思いもするけど予防しすぎるよりいいのでは?と個人的には思ってます。
うちは、まずどの程度理解してるかチェックしてから声かけるようにしました。

4.気を引くおもちゃなどは必要なし!

親が料理してる間に、おもちゃで遊ばせるのではなく、料理なら料理と自分がやってることの手伝いをしてもらうべし。手伝いといっても、野菜触らせておくだけでいいんです。
ボールやら手押し車やらおもちゃいっぱい持ってきてた子供もいたけれどね~。
せっかく森にいるなら、枝やら石やら葉っぱやらそのシチュエーションで遊んだらいいよね。
まー年齢にもよるのかな。

3.着替えはたくさんもっていくべし!

着替えまくりです。2泊3日のキャンプで、上5枚、下3枚、パジャマ全部使いました。

4.寝るときのコツ!

うちは、キャンプ用のスリーピングマットを3枚敷いて、寝袋2枚を繋げて掛け布団にして寝てます。
暗くなったら勝手に眠くなるので、星が瞬くころにテントに連れて行って、添い寝トントンでおやすみなさいでした。そのあと、そーっとテントを出て、静かな星空ナイトのはじまりです。

6.ゆるく構えて、父ちゃんに任せる

私の感覚では、お母さんの方が目が行き届きすぎてしまうので、「あぶないかも」&「いつもはこんなことしない/食べないのに」スイッチが父親よりも相当早く入ります。
キャンプのときは、父ちゃんの出番です。キャンプのときは父ちゃんのペースでよさそう。
とはいえ、「ちょっとー!見てなさいよー!」とか言っちゃうけどね。

でもね、父ちゃんをおっかけてる子供の姿は微笑ましいものです。
そこには、母親の言葉以上に伝わるものがあると感じました。

いつもはジュースもチョコレートもあげないかもしれない
汚れたのにお風呂にいれられないかもしれない
いつもどおり8時には寝ないかもしれない

オトナだって昼からビール飲んだりするし、いつものルーティーン通りいかなくったって良しとすることも大事でしたよ~。

以上、子供も性格それぞれなんで、うちには当てはまらないって方も多いでしょうが、カマタ家はこんな感じでした。
��日間でどうにも手がつけられなかったことが3回ありましたが、3回だからよしとしよう~。

最後に、蚊にさされまくりのタイヨウマン。
オデコに3カ所、まぶたはブラックフライ(ブヨみたいなやつ)にやられました。
血なら少しぐらいくれてやるが、かわいい我が子に毒まで盛るこたなかろうが~!!
��日ほどで腫れもひいてよかったよかった。

最近覚えたことば「あっちいってヨ!」
母ちゃん、ゆうじに言った記憶があります。気をつけよーっと。

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みなさまもENJOY CAMPING!

2011年6月19日日曜日

カリフォルニアの旅 1 ~ヨセミテナショナルパーク~ 

わたしの目標

��死ぬまでに地球上の美しい自然をたくさん見て、歩いて、感じたい。~

今回の行き先は、ヨセミテナショナルパーク&セコイアナショナルパーク
妊婦&2歳児がゆくファミリートリップ キャンプとモーテルの旅 1週間。
はじまりはじまり~

まずは、Yosemite National Park!

赤土色の乾いた大地を抜け、標高1500mまで高度をあげると、景色が一変した。
写真にすると「ほー、こういうとこかあー」って感じなんだけども、
実際間近で、渓谷が織りなす絶景を目にすると、「さすがナショナルパークだな」と感動する。

そして、ヨセミテといえば、「岩」らしい。
「岩の街スコーミッシュから、別のクライマーの聖地にいくんだね」なんてロッククライマーの友人数名に言われて知った。なんか岩づいてるなー。

たしかに、スコーミッシュも岩の街なんだけれども、ヨセミテは格段に違った。
どうすごい?ときかれたら、すべてにおいてスケールが壮大で、そこに満ちている氣も特別。
スコーミッシュの岩のパワーは男性的で「大地に足をつけて、現実を見る」分、うっかりすると物質的なことに気持ちを持ってかれてしまったりする。
ヨセミテは、そんな「うっかり」も全部包み込んでしまう優しさがあった。
岩々しいのに母性がある、神社みたいな場所だった。

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土曜日ともあって、ヨセミテはものすごい人でゴッタがえしていた。
あれだけの人と車が押し寄せているというのに、神聖な優しい氣があたりを包んでいる。
その雰囲気は、伊勢神宮や屋久島と通じるものがあった。

今年は雪解けが遅かったらしい。
先週から気温がグンっとあがり、川も滝も一気に水量が増えた。去年の3倍だそう。
滝の近くまでいくと、滝壺の強風にのって水が舞い、台風にでも逢ったみたいにずぶぬれになった。

滝の水しぶきにあたりながら、「聖なるお水だあーありがたやー」と滝で水浴び。
太陽はその数日前にまぶたをブラックフライにさされて、試合後のボクサーみたいな顔になっていたので、「この水にあたってたら治るねー」なんて言いながら台風をたのしんだ。

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��UP!!

この日は、20マイル離れたBass Lakeにてテント泊。
お次ぎは巨木の森として有名なセコイアナショナルパークを目指します。

カリフォルニアの旅 2 ~巨木の森 セコイアナショナルパーク~

わたしとゆうじは、街にでるとケンカになる。
ガス缶一個を探して、知らない街を走り回り、道に迷い、おなかがすいて、けんかになる。

ガス缶を手に入れて、森に入ると、穏やかになる。

おもしろいくらいその繰り返しだった。

セコイアナショナルパーク
世界で一番体積の大きな木を育てている森


わたしは”いい森”に入るとすぐ眠くなってしまう。
このパークも、入り口をこえたところですでに眠気がやってきた。
森のにおいや鳥の声も重なって、すでにいい気分

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不思議な写真が撮れたよ。
根っこの写真は日陰で暗かったのだけど、光がたくさん入り込んだ。
カメラが勝手に露出調整したのかもしれないし、そうじゃないかもしれない??

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やたら光が撮れる~。
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ヨセミテは触れたり歩いたりというより、絶景を楽しむっていう感じだったけど、セコイアは、触れて、かいで、歩いて、感じられてとてもよかった。人が少ないのもよかった。

かーなーりー 癒されます。
樹液の香りにさらに癒される~~。

この森大好き!!

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ドライで砂漠みたいな場所が好きだと言う人もいるけれど、
わたしは山、森、木が好き。

なぜなら、山を見上げていると謙虚でいられるから
     森を歩いていると水や太陽の大切さ、命と季節のサイクルを無意識に感じられるから
     木の温もりがすきだから。

この日は、ラッキーなことにパーク内のキャンプ場に泊まれたので(もう数ヶ月先まで予約でいっぱい!)、火をおこして、月夜をたのしんだ。

夜は暗くなったら寝るし、朝は太陽が昇れば起きる。
朝はいきなり目覚めるのではなく、夜明けに鳥達が朝を告げる歌でうつらうつら起きだす。
おひさまが昇る頃には頭も身体も起きれるようになっている。
気温の調節が難しいホテルのベットより、テントの方がよく眠れた。

この森に自生する、巨木セコイアは、最大のもので直径13m、樹齢2200年だそう。
何百年という単位の気候の変化、ドライとウエットを繰り返し、さらに山火事にあい、
その全てに順応してここまで育ったということだった。

わたしがあと5回くらい生まれ変わったら、今はまだ若いセコイヤの樹々も、巨木になっているのかもと思うと、悠久の地球の年月を想って果てない気持ちになった。

次は、「2歳児と楽しむキャンプのコツ?」を書きますね~

2011年6月4日土曜日

サンシャインコーストキャンプトリップ ~新・タイヨウマン現る。~

サンシャインコーストにキャンプにいってきました。

フェリーのなかでフレンチフライをかじってる間に到着。
スコーミッシュ側からたった40分のクルーズ。
アイランドタイムが流れてます。

ネンさんが働いていたHenry Reed Organic Farmで野菜を少し調達して、
静かなinlet沿いのporpoise provincial park に2日間お世話になることにしました。

まだまだ人もまばらでとても静か~。
��年ぶりのキャンプだあ~。

太陽はおおはしゃぎ!
砂浜を裸足で歩く気持よさを知ってしまったね。
靴をはいてくれなくなった。

「うみ、うみ!」「とり、とり!」と大興奮。

夕日にむかって、キーック!
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前回の日記にも書いたのですが、来週から1週間ヨセミテ&セコイア国立公園にいってきます。
こちらも、半分はキャンプの予定。
よって、今回のキャンプは、その予行練習ってところです。

一日目はお天気がよかったのだけど、2日目は雨音で目覚めました。
雨の日はまだ肌寒いBCコースト。
町の図書館で温まりながら作戦を練る。
寒い中外にいると結構体力を消耗します。

旅の行き先をアラスカにしないでよかったあ~。
かみさまが、今回はアラスカじゃないよってうちらをとめてくれたんだね~。
今回の旅は、力を抜いていればいるほどするする~とコトが運んだり、よい知らせがきたり、目に見えないけどいい流れが来てるのがわかる。
あーこれ”ご褒美”なんだーってありがたく楽しみました。

��日目の夕方から天気が回復して、久しぶりに海に沈む夕日をおがみました。
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さて、この旅でのおおきな収穫は、タイヨウマンの変化でした。
外遊びに大興奮のご様子で、昼寝もなしでぶっとおしで夜の10時まで動き回ってました。
どうやらこの旅で、タイヨウマンのエネルギーを制御していたネジが3本くらい吹き飛んでいったみたい。

一日中動き回っているのに、常にテンションマックス。
よっぽど楽しいんだなあ~ なーんて見守っていたのだけど、母ちゃん気づきました。
いままでのある程度ルーティーン化された日々の中では、太陽は抑制されていたのかも? と。

テンションマックスなのと同時に、自己主張も激しくなりました。
外で遊びまわることで、潜んでいたパーソナリティーが引き出されたみたいです。
いままでも自己主張はあったけど、ボリュームのつまみをぐるっと右にひねったかのように、かなりLoudになりました。
例えば、地面に転がって泣き叫んで暴れたり。(よくいるでしょ~そういう子。)
さあて、本格的にイヤイヤ期突入か~!?
ちょっとてこずりましたな~。

まあ、でもスイッチの入り方が森や海でめいっぱい遊んだことだったから、自然の成長なのでしょう。

もしこのまま毎日のルーティーンに当てはめないで、ノビノビ育てたらどこまでポテンシャルがのびていくのかなあ~。
爆発的に成長していきそうだー。
楽しみでもあり、おそろしい~。

自然は人間を育ててくれるんだな と実感した3日間でした。

来週もタイヨウマンの新しい引き出したくさんあけてきまーす!
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