おとといから、急に咳き込みだした娘。
変な咳とは、肺の奥から出るような、ケンケン!と吠えるような、ちょっと真似することができない咳。
熱が出て咳がひどく眠れない夜は今までもあったのだけど、
今回は、咳の発作で一瞬呼吸が止まりそうになり、娘がパニックに陥った。
咳発作の途中で息を吸い込むことができなくなり、唇や目の周りが青白くなっていく。
私も焦り、鼻から息を吸うように伝えるも、一瞬息を吸ったのちに、また激しく咳き込むといった感じ。
時間は夜中の2時。
こんな感じで夜通し、1時間に数回の咳発作が続く。
そのたびに喉のリンパあたりが焼けるように痛いと起き上がり暴れまわる。
ハチミツウォーターとへパサルファーというレメディーをあげると少しの間は落ち着き、その後またぶり返すの繰り返し。
それが朝まで続いた。
私も娘も眠れずに夜を明かし、咳発作も今までよりも激しいので、翌日の午後に予約を取り病院に連れていくことにした。
ファミリードクターに診てもらうと、娘はクループ症候群になっていて、その上、肺炎の可能性があると言われ、すぐにERに行くようにと言われる。
どうやらクループと肺炎だと投与する薬の種類が違うようで、間違ったものをあげるとそれぞれの症状が悪化してしまうため、慎重に見極めなければならないらしい。
肺炎だとしたら、ここからどんどん悪くなるから放っておけない。と言われる。汗
この時クリニックで熱を測ると39.5分もあった。
息子は熱が出るとこの世の終わりかのように泣きぐずるのだけど、
娘は高熱でもケロっとして、情緒も変わらず普通に歩ける子なので全然気がつかなかった。汗汗
ちなみに、クループ症候群は、ひどい時は救急に駆け込んでも良いとされる症例の1つで、クループで呼吸困難を起こすと窒息して死んでしまうこともあるらしい。汗汗汗
昨日、呼吸止まりかけたよ。。。
確かに、娘よりもっと咳が酷くて、さらに小さい子だったら窒息しちゃうかも。。
あーー怖い!!
その後ERに駆け込み、レントゲン診断するも肺炎の可能性も捨てきれないようで、とりあえず気道を開くスチームを吸い込み、クループ用の微量の薬を飲んでひとまず帰宅することに。
薬は持たされなかったけれど、
窓を全開にして部屋を冷やし、コールドスチームをマックスにして寝るか、
寝袋にくるまってベランダで寝るようにとドクターに指示される。(クループは冷たい空気と冷たい蒸気で改善されるらしい)
まじか、もう外気温5度前後なのに熱のある娘とベランダで寝ろって、、、。笑。
たとえ娘が治っても私が風邪ひくっつーの!
こういうところがすごくカナダっぽいなあーといつも思う。
でも、もし悪化したらすぐに、必ず、戻ってくるようにと念を押される。
家路につき、娘も私もクタクタなので、気持ち的には寝る準備万端。
へパサルファーをあげ、スチームをマックスにし、窓は開けなかったけど暖房を切り、明日には良くなるようにと祈りながら寝ると、、、、朝になっていた。
よかったあ!
即回復するわけではないけれど、私も娘もへパサルファーはクループに効くなと実感。
長引かなかったのはへパサルファーのおかげかも。
あと、コールドスチームとユズ&ハチミツウォーター。これも効果的でした。
枕を高くして上半身を起こすのも大事。
でも、お子さんがクループになったら、呼吸困難に陥る事があるから躊躇せずに病院行ってくださいね。
犬が吠えるような、オットセイが泣くような変な咳はクループ症候群の可能性大ですよ。
たかが咳、されど咳。
今日一日、娘は順調に回復してるのでホッとしました。
さて、私が風邪をもらってないかどうかここ数日間が勝負だなー。
これから風邪の季節、皆さんもお体お気をつけくださいませ。
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