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この本は、オーストラリアのアボリジニ文明(文化じゃなくてあえて文明と書きます)に招かれ、4ヶ月に渡る裸足の旅に参加することになった著者の体験談です。
フィクションかノンフィクションかでバトルがあるみたいだけど、それを置いといても読む価値のある一冊だと思います。
どこの大陸にも、土地が”国”になるまえからその土地で暮らす先住民(Indigenous People)がいて、そういう方々は自然と共存する叡智を持っています。
日本もアイヌ民族は独特の文化と言葉を持っていますよね。
私も、BC州リルワット族の聖地シュティカをスキー場開発から守る運動をサポートさせていただいたことがあり、その時に、シュティカのリーダーから、”地球に生きる人間として大切なこと”をたくさん学ばせてもらいました。
また、呼ばれるように旅をしたセドナで、ラコタ族のスウェットロッジに参加する機会があり(それもラコタ族の長老達が南北アメリカの先住民達と世界平和を祈るgatheringに旅立つ前日のスエットロッジ)、深い体験をさせていただきました。
世界中の先住民は、それぞれ独特の文化を持っていながらも、叡智の本質は同じなんだなということを体感しました。
私が感じた先住民文化の共通点は、
平和/自然・宇宙との共存/尊敬すること/心をオープンにすること/観察と知恵/祈り
そういうことが、あたりまえに暮らしの中で実践されている。
このミュータントメッセージに書かれていることも、わたしが垣間みた世界と共通することがたくさんありました。
そういう教えや人たちに触れると、メッセージが魂に響いて、自分の中のキラキラした部分、純粋さがそっと顔をだす。
今まで拘ってきたこととか、持っている物とか一切放り投げてもいい、この純粋さこそ人間にとって一番大事なことじゃないかって、本気で思う。
でも、シュティカやスエットロッジで心が洗われたのに、普通の日々に戻るとクリアさがどんどん失われていく。
言葉にすると現実味がなくて、うまく伝えられるか自信がなくなってくる。
便利さと溢れかえる物質という壁に四方を囲まれて、わたしのなかのキラキラした部分はまたひっそりと鳴りを潜めてしまう。。。苦しい。。。
でもそのかわり、魂が喜ぶと、すぐわかるようになった!
ミュータント・メッセージがフィクションでもノンフィクションでもどちらでもいいけど、十分メッセージは伝わってくる。
先住民達の教えは、人間のキラキラしたところを、大切に育ててくれる教えだと思う。
リルワット族の人に教えてもらった素敵な言葉。
”人間は産またときは、だれしもLove、Respect、Compassionで満ちあふれている。
むしろ、Love、Respect、Compassion、その3つしか持っていないのだ。”
いろんな先住民の文化を探ってみると、心の成長と安らぎを助けてくれるかもしれません。
シュティカの記事もまたあとでまとめてアップしてみようと思ってます。
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