いつもはバックパックをそこらへんにほっぽらかしてどこかへいってしまうのに、
今日は開口一番、
「ただいま。太陽かばんかたづけてくる。」
といって部屋に向かおうとする。
んんー?
「ねえ、連絡帳みせて。」
といつもように、私がかばんをあけようとすると、
「さきにかばん片付けてからね。」という。
んんんんーーーー?怪しすぎる。というか、わかりやすぎる 笑
母は、”家政婦はみた”よろしく、こっそり太陽のあとをつけていって、柱の陰からのぞく。
そんな私を見つけて憤慨する息子。
そんなに怒るなんて、
ま、ま、まさか、7歳児にしてエロ本か!?(←今はネットの時代かね?)
それは冗談だとしても、考えられるのはポケモンカード。
最近毎日学校に持っていって友達とトレードしている様子で、一応家のルールを守って遊んでいるはずだけど、最近コソコソしてることも多いので、一番ありうる線かと。
どうやら、おやつをいれていたプラスティックの箱が秘密を握っているようだ。
男の子には、自分の空間が必要だというし、親があまり立ち入るのもなんだけれど、、、
と思ったのは一瞬で、結局、
鬼の声で「なに隠してんのよ。」と追求。
「お母さん、おこるもん。」と泣きそうな太陽。
すると、苦し紛れに、おやつをいれていたプラスティックの箱の中身をタンスの裏側にぶちまけた。
なんだ!?とかけよる私。
しかし・・・なんてことない、中身は、木切れの塊だった。
安堵したのと同時に、なぜこんなものを隠す必要があるのだろう??
わたしだって、いくらなんでも木の枝を持って帰ったくらいで怒るような親でもない。
ぶちまけた中身を掃除してるあいだに、太陽はそそくさと庭に出て行ってしまった。
その後わかったことだけど、太陽が隠し持っていたのは、トカゲだった。
父ちゃんと学校帰りに薪取りに行ったときに森で見つけてきたそうだ。
たんすの裏に、トカゲと一緒にいれた木切れだけをぶちまけ、
そのすきにトカゲを捕まえて庭に走っていったというのが事の顛末だった。
エロ本でも、出所不明の高級ポケモンケードでもなくてよかった。
トカゲぐらいで、怒らないわよ、、、、、。
ねえ!
・・・たぶん。。。
私もガーデニングやら、薪取りやら、森遊びを通して、苦手の多くを克服したので、
トカゲなんて、もはや「かわいいカテゴリー」に入る生き物になった。
というわけで、宇宙人みたいなトカゲ(厳密にいうとサラマンダーなのかな)が一日でも長生きできるよう、住環境を整えて観察することになりました。
トカゲって宇宙人の仲間で、「ワレワレハウチュウジンデアル」と交信してきそうな気がするんだよなー。
苦手な人いたらごめんなさいね。でも、かわいくない? |
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