夜がやってくると、夏の間は使う事がなかったカーテンを閉めた。
冬至に近づく日々に追い打ちをかけるように、ハロウィーンが過ぎると冬時間になる。
4時すぎるともう暗い。
すきま風を感じさせない薪の温かさに体をゆだねる。
氷が溶けるような、薪独特の暖かさ。
一度知ってしまうと、離れられなくなる。
しかし、充分だと思っていた薪がみるみるうちに減っていくようで、
これから無事に真冬を越せるだろうかと少し心配になる。
しとしとと降り続ける雨のおかげで、外にでる機会が減り、こもることが多くなった。
意識が内側へと向かう季節。
大事だなあ。わたしにとって。
この夏もいろんなことがあったなあ。
楽しい事はたくさんあった。
悲しいことも少しだけ。
大人になることは、葛藤を抱えられることだと母が言った。
葛藤しつつ、何があっても幸せだと思える強さを持っている人が大人なのかもしれない。
好きだなあ、こういう時間も。
お庭の桜、全部葉が散りました。
よし、冬くるね。
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