といっても、週に2回、午前中だけ。
ルナはものすごいシャイで、私から離れられなかった。
子供達がみんなきゃっきゃ遊んでいても、私の膝にのってじっとしていたルナ。
3歳のときにPreschoolを試そうかと試みたけど明らかにreadyじゃなかった。
今年4歳になって、この1年で何をしたわけでもないけど、自分に自信がでてきたのか
母親という安全地帯から少しだけ離れて冒険する気になったのか、驚くほどすんなりPreschoolにとけ込んでしまった。今では、毎日行きたくていきたくてしかたないくらい。
太陽とルナの学校は同じ敷地にある。
お互い学校内でみかけることもあり、2人の共通のお友達もいるし、先生方もルナにも声をかけてくれるので、彼女の中で「学校=安全なところ」という方程式がなりたったのだろう。
それぞれ子どもには「Readyなタイミング」というのが必ずある。
Readyでなくても、無理を通せば子どもはやがて慣れていくものだと思うけど、
できればタイミングが来るのを待ってあげるのがベストだと思う。
これはアカデミックなことにも言える。
そういう意味で、太陽をGrade1にあげず、2年目のキンダーにしたのも良かったんだなあと学校が始まってみてから再確認した。(Waldorfは生まれた月と子どもの個性によってキンダーを2年やります。)
今年、クラスの中で一番年上になった太陽は、去年よりも自分に自信もついたみたいで、「自分の軸」が育った感じがする。
去年まではたくさんの子どもに交じって、自分の安全な場所を確保するのに必死だった。
今年は、大勢のなかの1人でいることに自信を持っている。
自分の安全な場所は、みんながいるこのクラスなんだと認識したみたいだ。
自分の軸もなく、自分の中の判断も育っていないぐらぐらの状態で、無理してGrade1にあげていたら、周りの子にかなり影響されてしまったと思うし、自分の言いたいことや好きなことを自信を持って周りに伝えられなかったと思う。
親はどこまでも「見守り」なんだなあ。
そして、安全な場所はいつでもここにあるよ。と伝えていくことが大事なんだろうな。
私的には、アカデミックなことよりも、大事にしてほしいことだったので本当によかったなあと思うし、そういう環境を作って、見守ってくれている先生達にも感謝です。
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時期を早めて野菜を植えても、たくさん実るわけではない。 植えるのにもベストなタイミングを待ってあげることで最大の実りを引き出せる。 |
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