2014年4月3日木曜日

草木染め雑感 

ああ、もう4月です。

ありがたいことに、Eco moon pad(オーガニックコットン+草木染めの布ナプキン)のEtsy販売分がほぼ売り切れまして、ここ数週間は、Eco moon padの製作に取りかかっています。
そんなタイミングで、生地のサプライヤーさんが引っ越しで休業中。
欲しい生地が手に入らないので、いろんな色で草木染め実験しています。



うえから 茜
まんなか ざくろ
した   LAC











これはコットンヤーンを、
茜とLacとザクロの配合を変えて染めたもの。

全部を使ってストールを編みたいな。

















いろいろやっていたら、緑系や、青系も作ってみたいなとか、
いろんな色を使ってなにか1つ作品を作りたくなって、
コットンキャンバスでエプロンを作ってみました。
ファーマーズマーケットに立つときのユニフォームにしよう〜。

物好きな人のためのinfo。
赤=Madder(茜)/黄色=Osage Orange/オリーブ色=Osage Orangeの鉄媒染/
青紫=Log wood
下処理=ザクロのタンニン染め

草木染めの色はやわらかい。

草木染めのやわらかい色は、命のある植物だからこその色。
染液の濃さは、命のエネルギーと比例する。

芽吹く手前に採った素材(木の皮や枝)の色が一番強く、
逆に、秋の木の実などは、素材どおりの色がでることはあまりないし、
芽吹きの時期にくらべて発色が薄くなったりするそうだ。

それに、たとえば真っ赤なザクロは、染めると黄土色になるし、緑のビワの葉はピンクになったりと、たいていの素材は、見かけの色には染まらない。

それが植物の個性でもあるのかとおもうと、ますます心をくすぐられる。

それに、わたしは、草木染めの色には、”陰”があるように思う。
それは、命で言ったら”成熟し、死していく”というの部分なのかもしれないけれど、
だからこそ、深みとやわらかさが、色としてでるのではないかと思う。

おおざさに言えば、哲学とか、悟りとか、そういったものが草木染めの色には映し出されている気がする。

そういうところも好き、だな。

なんて、思いながらちょこちょこECOMOONPADを作ってます。
そのうち洋服とか自分で作って染めていきたい。

ちょっと宣伝だけど、、、まだFULL LINE UPではないんですが、EtsyのECO MOON PADのショップをぜひぜひのぞいてみてください。
心と体と地球に優しいものをお届けしていきたいです♪
日本にも発送しています♪

そういえば、このブログで、あんまり布ナプの話を書いてないので、また次に書こうと思います。

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