��祝島島民の会ブログに詳細が載っています)
祝島だけではなく、宮崎県の串間市でも、町は誘致を決定、住民は反対という状態になっていると知りました。
素朴な疑問。
日本は、なぜそんなに原子力発電にコダワるのでしょうか?
設置は、コストが非常に高いと聞くし、お金では払えないコストも相当、未来に残してしまう核廃棄物も相当でしょう。
住民が猛反発しているのに、なんで強行しちゃうんだろう?
と、思って、こちらのサイトで勉強させてもらいました。
よくわかる原子力 持続可能な社会を目指して
��008年の時点で、中国、インド、日本以外の国は、原子力発電所の設置を新たに計画している国はありませんでした。(wikipediaより)
そんな中、日本は新たに11基計画中だそうです。
原子力発電所だけじゃなくても、自然を守りたい住民と、背に腹は代えられないと過疎化する町を守るために、自然を壊して道路やトンネルを新設して、雇用とお金を増やす自治体。
どちらがいいとか、悪いとかは、感情だけでは言えないですし、だからこそ、モンモンとします。
そして、こういう話って、ニュースにはならないのですね。
カナダに住みながら日本を見ていると、「大丈夫かぁ、日本!?」って思ってしまうことがちょくちょくあります。
もちろん、素晴らしい人たち、素晴らしい活動はたくさんあります。日本人の気質だからこそできる、思いやりの詰まったアイディアがかたちになっているところも大好き。
でも、日本は便利すぎるんじゃないかなあ~。
カナダは国民一人当たりのエネルギーの使用量も多いでしょうし、ものすごく便利が行き届いている国のひとつです。
それでも、日本ほどは便利じゃないです。
��カナダの人口は日本の人口の1/4で、面積は25倍なので比べること自体おかしいかもしれないけれど。)
悪天候だと停電することもあるし、インターネットサーバーも落ちる。
急に水道から泥水でてきて、数日水が使えなくなったこともあった。間接照明がほとんどなので、部屋は基本的にうす暗い。
薪の暖炉率も高い方かな。
郵便はやたら高いし、宅急便なんて高い割に遅い。
日本ほど気の利いたサービスはないので、アテにせず自分でやるしかない。っていうことも多々あります。
わたしは、カナダが素晴らしい!と言ってるのではありません。
まだまだ個人レベルでやるべきエネルギー対策はたくさんあります。
ゴミの仕分けとかね。
でも、カナダの感覚で東京に帰ると、便利すぎてびっくりして、ついでにそちこちシゲキテキな照明に目が回ります。
恋愛もそうですけど、「慣れ」と「~過ぎ」はよくないですね。「求める気持ち」がどんどん増幅していきます。
新しいものを設置するよりも、「すでに、今あることを減らすことは無理でしょう」とはいわずに、今の便利さを見直していくことも「アリなんだ。」となってほしい。
だって、その対価は、たいてい、かけがけのない声なき遺産と、人の心と、未来の子供達なのですから。
またもや論文チックですいません。
読んでくれてありがとうございました。
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今回の原発の問題が
日本だけでなく世界へのwake-up callに
なる事を心から祈ります
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ネンさん
このブログを書いた後に奇しくも地震と原発問題が起きました。
起きてしまったことや過去をせめるのではなく、今、そして未来のために、考え直し、新たにつくりあげる良い機会になることを全身全霊で祈ってます。
わたしももっと節電しよう。