どうもこんにちは!(照)
実はこの1年の間も、書いては消してと逡巡しながら
結局アップロードしなかった記事が何本もありました。
なるべく、読んでくれる人のためになることを書きたいと思いつつ、
そんなに価値のあるものが書けるだろうか?と手が止まったり、
「伝えたい」という欲求が小さくなってしまったり。
昔に比べて感受性が減って、さらに日本語が退化していることにまざまざと思い知らされたり、そんな風にして、筆が止まり、口数の減った1年でした。
ちょっと話は変わりますが、
同じ街で長いこと暮らしていると、当然ながらいろんな人に出会います。
その中でも、「この人は!」と思う素敵な人たちがいます。
そういう人は、私が素敵だなと10年前に思った時から変わらずに、
自分が探求する道なり、ビジネスなりをずっと続けて、
今もなお進化し続けている人達であることに気づきました。
観察していると、その人たちの共通点がわかってきました。
長い間1つのことを続けるというのは、当然ながらいい時ばかりではないわけで。
私が素敵だなと思っている人たちは、そういう時の葛藤をも見せてくれた人でもあります。
謙虚でありながら自信があり、
包容力がありながらバウンダリーがある。
無理はしないが、怠惰ではない。
感想はいうけど、悪口や愚痴はいわない。
苦労を知っている。
同じことを続けながら、停滞するのでも、過去を美化するのでもなく、進化し続けている。
そして、山や森にどんどん入っていくアクティブな人たちでもある。
なんていうか、人生に対して腹括ってるのに、軽やか。
人間だから、もちろんどこか偏りがでたり、アップダウンはあったりするけど、
最近はこういう方達から、学ぶことがたくさんあります。
比べて私は、、、と思うと、気分が落ちていく一方ですが(笑)、
私が続けていることはなんだろうと自分に問うた時に、
「書くこと」だなと、やはりここにたどり着きました。
人間は、自分の内側に取り入れ、吟味し消化したものを、
外に出していくというのが生き物としての普遍的な在り方ですよね。
だけど昨今の上っ面だけさっと取り入れて、
「汗もかかずに外に吐き出すという行為」が溢れすぎている今の情報社会では、
情報や想いを文字に載せることが毒にすらなりうる。
それに、もう必要十分の情報が溢れている世の中に、またアウトプットを増やすことに対して、自分でも辟易しているのもあるかもしれない。
承認欲求というものと戦っているのかもしれない。
なんて想いを逡巡させた1年であったけれど、
上記のように
やっぱり私の周りにいる素敵な人や、自然から得たことを、
アウトプットしないなんてもったいなさすぎる!
という思いに駆られ、
そして私の中で、体験したことを言葉に紡いで、アウトプットしていくことは、
やめられない衝動の一部でもあるので(父親が昔ジャーナリストだったので、その血を受け継いでいるのかもしれない)人様の害にならない程度に、堂々と、これからも書き記していこうと思います。
2007年から始まったこのブログも13年目に突入です。
とまあ、おそばせながら2020年のブログスタート。
今年もよろしくお願いいたします。
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