ホースライディングだけなら、SquamishでもWhistlerでもできるのだけど、
やるならKeraのところでお願いしたかったので、Pembertonまで1時間半のドライブ。
KeraはもともとSquamishでMountain Horse Schoolを運営していて、子供大人問わず、自閉症など障害を持った子供達に馬と一緒に行うヒーリングワークショップをよくやっていて、ホースセラピーをしているところは他になかったので気になってました。
さて、雄大なMt.Currieの麓にある、Keraのおうちについて、出迎えてくれたのは26歳になるメスのサラ。
乗馬だけならやったことがあるのだけど、ブラッシングをしたりゆっくり触れ合うのは初めて。
サラの体は年の割に美しく、穏やかで、温かかった。
そばにいると、なんだか眠くなってきてしまうような、スローな気分になってくる。
ブラッシングをしながら、なぜ馬が人のヒーリングに向いているのか、犬や猫との違いも興味があったので聞いてみた。
すると、
「馬は人間より体が大きいからエネルギーフィールドも大きい。
心拍数も人間ほど早くないし、動きも歩き方もゆっくりとしていてリズムがある。
だから馬のエネルギーフィールドの中にいると、人の心の動きもスローになる。
頭の中が忙しくても、馬をみたり、触れたり、乗ったりするだけで思考がゆったりになる。
グラウンディングが強くなる。」
とのこと。
こうやって文字に書き出すとうまく伝えられているかわからないのだけど、馬に触れていると確かに、さっきまで考えてた事柄も頭から消えて、「今この瞬間」だけにフォーカスできる。
そして、温もり。なんだろう、これは。包まれている感じがする。
温もりつきのメディテーションと表現したらいいだろうか。
確かに、馬に比べると犬や猫は確かに動きがせわしないから、この感覚にはなりにくい。
そして、馬は人間の心に敏感だから、さっきまで怒っていた人が表面上は取り繕って馬に近づいたりすると、馬にはわかるそうだ。
なんだかね、サラの横にいるだけで、本来の自分に戻ってきたような感じがする。
不思議だよ。
かといって、すべての馬が穏やかで優しいわけではない。
サラはシニアホースだから落ち着いているけれど、前にジャスパーで乗馬したときの馬たちはみんなそれぞれ個性的だった。
人間の言うことは聞かず自分の歩きたいように歩く子。
泥や水が足に付くのが嫌な子。
聞いたら、牝馬は牡馬に比べて気分屋だから、人を乗せるのに向いてないことが多いそうで、なんだ人間と同じじゃない!と笑ってしまった。
サラは牝馬だったけど、とっても穏やかだったな。
子供達も1人ずつ馬に乗せてもらい、最後はリードなしでバーンまで戻ってきた。
今日は恵みの雨もあって、曇り空だったけど、相変わらずMt.Currieは雄大で、ペンバートンに流れる時間には癒された。
自分の真ん中に戻ってきた気がする。
自分と地球を繋いでいるコンセントがいくつか外れてて、それらをまたぱちっと差し込んだ感じ。
太陽も、終始Mt.Currieがかっこいいと言っていて、そう感じてくれて嬉しかった。
1年分のブルーベリーをピッキングして帰ってきた。
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Mt.Currie様 |
BC州内陸も島もあちこちいったけど、やっぱりPembertonだわ。
っていつも思う街。
いつ、とは言えないけど、またいつか住みたい街。
夏の間にもう一度行きたいな。
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