誰からも好かれてて、
人に合わせることができて、
いつもたくさん与えてくれて、
遊ぶときには欠かせない、数少ない大事な友達。
太陽が生まれた時から、そばにいてくれた。
幼児を抱えて夫婦で乗り切るしかない2人目の出産の時も、彼女は快く、「手伝うからね!」と言ってくれた。
実際、陣痛が始まったら、ウィスラーからすぐに駆けつけてくれて、大泣きして私から離れようとしない太陽の面倒を見てくれた。
へその緒が繋がったままのルナを見たのも彼女ぐらいしかいない。
彼女にとってもそんな産まれたての人間を見たのも初めてだったと思う。
それから、私の怒涛の幼児子育てが始まった。
今まで遊んでいた時とは流れも違って、自分と子供のことでいっぱいいっぱいで、
気も回らず、人として足りてないこともたくさんあったと思う。
でも、そんな私の状況を思い計って、
うちに来た時は、洗濯物を一緒に畳んでくれて、子供を散歩に連れて行ってくれて、ご飯の準備や後片付けの手伝いをしてくれたりした。
お互い話し相手になって、聞いたり、聞いてもらったり。
大事な友達。
そんな彼女が妊娠したと打ち明けてくれたのは、
夏にブラッコムトレイルを一緒に歩いている時だった。
小さくて美しい高山植物が満開で、反対側にブラックタスクが見えて、、、。
たくさんの思い出が詰まった山の上。
感慨深かったなあーーー。
それから10ヶ月、ついに赤ちゃんが産まれた。
自分でも「泣けよ!」って思うほど、ここぞという場面で涙が出ない私だけど、
彼女のお腹に入っていた、小さな小さな赤ちゃんを見た時、この私でも涙が出た。
無事に生まれてよかったあって。
私たち夫婦は、カナダに家族はいない。
だから、いざという時に頼るのは友達しかいない。
他人だった人が、カナダという土地を通して友達になり、
ビザや永住権やらを乗り越えて
この土地で暮らし、5年10年と時を経て紡いだ関係は、
限りなく「家族」に近いと感じる。
だから、余計に、嬉しかったよ。
さて、
なみちゃん
出産本当におめでとう!
これから、幸せなこと、大変なこと、一緒におとずれると思うけど、
どんなことあってもサポートするぜっ!
って、同じようなこと思っているたくさんの顔が浮かぶ笑
そういう風に、たくさんの人に愛されているあなたが、私の大事な友人であることも誇りに思うよ。
あーー、叔母の気分だよ。
誰かの幸せを、自分の幸せに感じられるという、幸せ。
そういう存在でいてくれること。
ありがたい。
数は多くないけど、ありがたいことに、私にはなみちゃんみたいな友人が何人かいる。
こんな風に、誰かと繋がっていけていることは、来世まで持っていける宝物だと思う。
いつも、ありがとうね。
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