2017年8月25日金曜日

Strawbale Gardening試してみました。 その2


タネをまき、苗を植えてからしばらく。。。

土で育てている野菜たちにぐんぐん抜かれ、成長もこぶりだなあ、
ウーーム。
と思っていたのだけど、夏が終わりに近づくにつれ勢い盛り返してきました!


こちら、ビーツ、かぶを収穫した後。
かぶ(Parsnip)はことごとく虫にやられました。
巨大なかぶの中に、中にナメクジが丸ごと1匹入っていたということも。。。
ビーツは大丈夫だったけど、かぶ類はあんまり向いてないのかも?

側面にバジルやハーブを差し込むと2面で育てられます。
バジル、トウ立ちしてるから早く収穫しろって話ですねー 
って、これを書いている今もまだ放置しているという。。。
種収穫できちゃいますねー。って、明日にでも収穫しよう。





にんじん
人参はいい感じに収穫できました。
土がくっついてこないから、土汚れもなくツルッとキレイです。
二股にわかれたりしちゃうかな?と思ったけど、藁がコンポストされて柔らかくなっているので大丈夫だったー。





かぼちゃ。
今もグングン成長中。











リークとサラダ菜。
サラダ菜は今年2回目の栽培。







こんな感じで、良い感じに育っております。
どのくらい使える(どのくらい栄養が残っているのか)のかわからないのだけど、
ただいま根菜&葉物の2巡目のタネをまきました。
冬前にもう一度収穫できたらいいなあー。

水さえやっておけばお手入れも特にないし、
耕す必要もなく、
Space savingにもなり、
見た目も良く、
ちゃんと収穫もできるので、プランターよりも育てがいがあるかもしれないです。

葉物、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、トマト、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニあたりは簡単に育つと思います。

しかしね、牧草地にでも住んでないと、Strawbale自体なかなか手に入らないのが難点。
今回はお試しということでやってみましたが、この地域ではOrganic Strawbaleは高いので、(近所の人と50ベール分共同購入したけれど、それでも高い)

来年は、、、、土にかえります!

冬前には、バラバラにして、秋冬野菜の保温マルチとして使うつもりです。


さて。

秋も近づくこの頃。
子供と一緒に、大根、ビーツ、葉物、人参の種まきをアナスタシア風にしてみました。

あま〜くて、おいし〜い玉ねぎWalla Wallaちゃんもたくさん植えました。

たくさん育ちますようにー!



最後は、かぼちゃ推しで!




Strawbale Gardening 試してみました。 その1

日差しが秋に傾いてきたこの頃。晩夏ですね。

この夏は、Strawbale Gardeningに挑戦してみました。




Strawbale Gardeningとは、ブロック状に束ねた藁の塊そのもので野菜を栽培する方法。
藁をマルチがわりに畑に撒くのではなくて、ブロック自体が畑なのです。

ちなみに、StrawbaleとHayは非常によく似ていて、どっちでもいいんじゃん?
と思いがちなんですが、そこはStrawbaleでないとダメだそうです。

理由は、、、調べてみてください 笑

よくわからなかったのだけど、Hayは動物の食べ物となる穀物の栄養素を含んだ干し草で、
Strawbaleは食べ物としての役目は終えた単純な干し草だそうで、
切り口が空洞かどうかとか、そこらへんにヒントがあるみたいです。

さて、Strawbale Gardeningのいいところは、

場所をとらず、好きなところに置けて(道路の上でも)、
耕すことも、草取りも必要なく、追肥の必要もなく、
藁の持つ高い保湿と保温効果を利用して、
簡単に野菜が育てられるというのが特徴の、栽培方法です。

カナダの西海岸の場合、5月中旬に、Strawbaleのブロックを"Ready"な状態にするため、
発酵させます。

発酵させることはとても大事で、
そのおかげで藁の中の微生物たちがActiveになり、
藁自体の温度も上がるので、土壌の保温力が上がり、
栄養豊富な土、ならぬ、藁となるのです。
コンポストする感覚です。

発酵の手順はこんな感じ。



発酵がいい感じに進むと、キノコが出現します。
キノコ育ててるの?っていうくらいキノコが現れます。










ちょうど、苗や種まきのタイミングにキノコだらけになるので、
そこらじゅうからモリモリ飛び出るキノコにと共存できるのか!?と思いましたが、
大丈夫でした。
なので、キノコを気にせず苗や種まきして大丈夫です。

キノコが現れ出すと、固い干し草の塊だったStrawbaleが
スコップがさっくり入るくらい、柔らかくいい感じになります。






2週間ちょっとで晴れてReady!
野菜を植える面に、うすーく土を振りかけて、水のシステム作ってしばし放置します。
私が使ったのはSoaker hose。めっちゃいいです。
土のガーデンにも、Soaker hose這わせたことにより、収穫率も野菜の元気さも◎





種まきしてしばらく経った野菜たち。



2017年8月17日木曜日

熱いビジネスウーマン

今日、Ranyaに会ってきた。
お互いすれ違い続けて3ヶ月。ようやく会えた。

彼女は、Sea to Sky 版のSPUD(=Online Organic grocery shop。 Vancouverが拠点)、LOCAL GOODS COMPANY を運営しはじめたところだ。
彼女のSHOPにぜひ、ECO MOON PADを加えたいと、以前からメッセージをくれていた。

会ってみると、ナチュラルで、まっすぐで、とても熱い女性だった。

彼女が、LOCAL GOODS COMPANYを始めた経緯をかいつまんでいうと、

これからの社会にとって、地産地消を円滑にするためのシステムが必要なこと、

マスコンシューマリズムの中には、
なけなしにされた人権や、犠牲になった環境や、
犠牲になった家族で出できている商品が溢れかえっていること, 
大量販店で安価で売られているもののTrue Costは計り知れない。

お金はパワーだから、それを使う人たちに責任があること、

良い物を作っているlocal crafter/producerが生き残って、
それで生計を立てていけるようになることが大切なこと

Squamishを愛していること。
もう、ここから動く気がないこと。

などなどを、こちらの体温が高くなるような熱量で話してくれ、
私も思わず、最後に拍手してしまった。

彼女が目指し、理想とする地域社会への関わり方は、
私の中にもずっとあることで、信じ続けていることである。
ECO MOON PADを製作する原動力そのものでもある。
ただ、グラスルーツ的に活動していると、時に心が折れそうになるのも事実。

そういう時に、Ranyaのような人に出会うと、
ものすごく元気をもらって、明日への活力が湧き出してくる。

実際、Small crafter/producerにとって、
Ranyaのように、生産者と消費者を、
繋げてくれる人というのは、大変ありがたい存在である。

Ranyaとは熱いハグをして、
PembertonのFarmerが作ったという巨大なオーガニックナスを頂き、

この時代だからこそ、
直接会って話すことって大事だなあ、とmeetingの余韻を味わいながら、
清々しい気持ちで家に帰った。

家に帰ってから、この話をユウジにすると、

”本来、ビジネスとはWin-Winの関係を作り出す方法なんだよ。
 作り手も(staffも)、消費者も 地域社会もハッピーであること。
   そのために、今現時点で、ベストを尽くしている、と自分に言えること。
           それが、幸せなビジネスのあり方だと俺は思うよ” 

と言われ、また気分が高まった。

”ビジネスしてます” という言葉は、とてもポジティブな言葉だと思う。
ある意味、ARTである。
自分を表現する方法でもある。
ビジネスは本来ドライなものではなく、
自分のパッションをかけているから、business(忙しい)なんだと思う。
本気でやってる人は、まっすぐだ。

実際、私もECO MOON PADを通じて、素敵な繋がりを作らせていただいている。
家庭人としての私では成し得なかった関係が生まれ、
地域や社会との関わり方も経験させてもらっている。

ここまでくるのも(といえるほどではないけれど)決して簡単ではないし、
なんだかんだ言って、地道な努力と継続だけが、道の続きを示してくれるように思う。

などど、目を閉じながら唸っていると、聞こえてくるのだ、あの声が、、、

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。

1、 2、 3、 ダーー!!

素晴らしい、アントニオ猪木!!

さて。

夕飯に、
Ranyaにもらったナスと、
友達の庭で採れたピーマンや自家製の野菜に、
Pembee産のひき肉を足して、
バンクーバーで日本人の方が作っている醤油麹を隠し味にして味噌炒めを作った。

Localの人たちの愛が詰まった食材で作る食事。贅沢だよーーー。美味しい!!


というわけで、ECO MOON PAD、間もなくRANYAの運営する、LOCAL GOOD COMPANY  に参加させてもらいます!


お礼 当初からECO MOON PADを理解し、
   サポートしてくれているBE CLEAN NATURALLY(SQUAMISH)さんと、
   TAMA ORGANIC(VANCOUVER)さん、
            HandMade Vancouverさん、
   口コミを広げてくれる友人の皆さん、ワークショップに参加してくれた皆さん、
   気持ちがグラグラになるといつも前向きなアドバイスをくれるわが夫

   いつもありがとうございます。これからも頑張ります!

2017年8月13日日曜日

宇宙からみる自分の存在意義。

自分がこの世に生を受けて、生きている理由とは?
どんな使命があって、どんな特徴があって、それらをどんな風に使っていったらいいのかな。

そういう風に疑問に思ったことありませんか。

以前、ホロスコープをしっかり読んでもらったことから、
西洋占星術にハマり、
それが高じて自分なりに独学で掘り下げたりもしてきました。

西洋占星術は、”地球”を中心として、自分目線で”社会(地球)でどう生きていくか”を、割と細かく教くれる星読みです。

だけど、自分一人のホロスコープにしても、
かなり複雑に星の情報がからまりあい、
まさにこの社会や人間関係を象徴しているかのように感じます。

また、西洋占星術の持つ、宿命感(生まれた時の星の位置は変えられないので)に、
なんだか、絡みとられたような気になって、
”このように生きるしかないのか?”と思ってしまう面もありました。

そんなわけもあって、しばらく占星術からも、タロットからも離れ、
より現実的な目線で、地に足をつけることを鍛え、
自分の見るもの、触れるもの、耳にするものを一番大事に過ごしてきた数年を経て、

また、星読みの世界に戻ってきました。

でも、今回は、ヘリオセントリック占星術。

これは、西洋占星術とは異なり、太陽を中心に、太陽系に存在する自分とは何か、を探る星読みだそう。地球はその中の一つの惑星であるという考え方。

つまり、自分がこの社会でどう生きていくかを探るものではなくて、
宇宙の中で、どのように私は存在しているのか、を知るための方法。

そうだった。

宇宙即我、我即宇宙。

ウチュウ スナワチ ワレデアル。 

なんだか、小さいこと、全部吹っ飛ぶ。


そういう風に、生きていきたかったこと、思い出しました。

ワタシラシクアレ。



さあて、1段階上に進める気がします。
パワーアップ!!